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2023.9.27

【第46章】武装集団 | プラズマの未開地探求録

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【第46章】武装集団 | プラズマの未開地探求録

アーマードの劇的な強化

目次

最新弾の登場により

前回の記事から一週間経たずして、アビス・レボリューションの第3弾「魔覇革命」が発売された。


今回収録されたカードは、ベリーレア以上に目玉となるカードが多いうえ、レア以下のカードにも非常に優秀なカードが多く、近年まれに見るほどの大当たりセットとなっている。


その中でも特に注目なのが、かつて環境を長らく席巻していた”革命チェンジ”の再登場だ。


先代の革命チェンジといえば、《蒼き団長ドギラゴン剣》《時の法皇ミラダンテⅫ》といった、超強力なクリーチャーばかりであった。


前回の記事でも触れたが、今回の革命チェンジ持ちは、先代達に比べれば、どこか少し控えめな印象を受ける。


しかし、《芸魔王将 カクメイジン》《アビスベル=覇=ロード》は、既に環境で活躍するほどの逸材だ


どちらも今回の目玉カードというだけあって、そのスペックは頭一つ飛びぬけている。

もちろん他の革命チェンジも、控えめとはいえ優秀なカードだ。


そもそも、革命チェンジというギミック自体、一度バトルゾーンに出したクリーチャーを手札に回収して使い直す事ができるという、どこを切ってもメリットしかない能力なのだ


特にスピードアタッカーとの相性は抜群で、スピードアタッカーを革命チェンジする事で、次のターンに追撃を構える事ができる。


当然、バトルゾーンに出る事で能力をトリガーさせるクリーチャーとの相性も抜群だ。


そんな革命チェンジの一番の強みは、早期に大型クリーチャーに化けていける点だろう


小型のクリーチャーが、突然大型のクリーチャーとなって襲い掛かってくる。


第2弾で登場した進化クリーチャーと同じようなギミックではあるが、進化元となるカードが手札に戻ってくるという点において、失うアドバンテージが少なく済む。


攻撃時に入れ替わることから、必然的に攻撃が必要という点においては弱点になり得るが、攻撃的に攻め込むという戦略であれば、これもメリットでしかない。


つまり、革命チェンジを組み込んだ攻撃的なデッキは、普通のデッキよりも更に攻撃的と言えるだろう。


そんな中でも、攻撃的なデザインの革命チェンジを有するのが、今が旬のアーマードだ


このカードは特に攻撃面において非常にアグレッシブな1枚となっている。

《飛ぶ革命 ヴァル・ボルシャック》


アーマードから革命チェンジで登場し、他のクリーチャー2体までを選び、タップまたはアンタップするという能力。


相手のクリーチャーをタップして、殴り返すもよし。


自分のクリーチャーをアンタップして、追撃するもよし。


とても器用に動けるクリーチャーだ。


今回はこのカードを使って、新しいアーマードのデッキを考えてみよう。

連撃を目指して

まずは、この《飛ぶ革命 ヴァル・ボルシャック》のスペックを確認しておこう。


デッキ作りが行き詰ってしまった時、あらかじめスペックを確認しておくと、突破口が見つけやすくなるものだ。

《飛ぶ革命、ヴァル・ボルシャック》

コスト5 パワー5500

スピードアタッカーを持つため、とりあえず出すだけで相手にアタックを仕掛ける事が可能となっている。

革命チェンジ条件のアーマードにコスト指定は無いことから、軽いアーマードから革命チェンジするとより効果的。

出た時に自軍のクリーチャーをアンタップする効果を持つので、あの《轟く革命 レッドギラゾーン》のような使い方が出来る。

最後に述べている通り、このカードの使い勝手は《轟く革命 レッドギラゾーン》に近いものがある。


自軍の既に攻撃し終えたクリーチャーをアンタップし、追撃が可能なのだ


見た目より打点が急に増えるため、相手からしてみたら、計算が大幅に狂う事になるだろう。


《レッドギラゾーン》との一番の違いは、相手クリーチャーのタップにも使える点だ


大型ブロッカーを一時的に無力化したり、小型の厄介なクリーチャーをタップして攻撃する、といった使い方も当然出来る。


他にも自身がパワー5500と高めのため、革命チェンジで出さずとも普通に出す事で、大抵のメタクリーチャーなら迎撃できるだろう。


単体のスペックが非常に高いこと、打点形成が非常に楽になる事から、デッキの構築はそこまで難しくはないだろう。


あとは、どうやって他のカードを選出していくか、だ。




《ヴァル・ボルシャック》《レッドギラゾーン》と違い、アンタップ出来るクリーチャーは2体までである。


つまり、例えば1枚ブレイクのクリーチャー2体と、このカード、合計するとシールドは5枚しかブレイクできない。


5枚ブレイク出来れば十分に思えるかもしれないが、そこで止まるということは、相手は手札を豊富に抱えたままターンを迎える事が出来るという事だ。


今のデュエル・マスターズにおいて、これは非常に危険である。


となれば、出来れば《ヴァル・ボルシャック》を含めた3体のクリーチャーだけで、一気にゲームを終わらせられるルートを考える必要が出てくるわけだ


要するに、2体のうち1体はWブレイカー持ちである必要がある、ということになる


連続攻撃でアグレッシブにいこうと思ったが、さっそく問題が発生した。


Wブレイカーを早期に用意するには、軽量でWブレイカー持ちを探す必要がある。


と、ここで先ほどの言葉を思い出す事になる。


早期でWブレイカーを用意するという事は、要は、早期に大型クリーチャーを出すという事なのだ。


この問題を解決するのも、また革命チェンジなのではないだろうか?


しかし、アーマードの革命チェンジは、コスト5以上からチェンジするクリーチャーでなければ、Wブレイカー持ちが居ない。


となると、アーマードを軸にしたデッキと相性が良く、軽量のクリーチャーから革命チェンジで出せ、かつWブレイカー相当の打点を持つクリーチャーを用意する必要があるのだ。


そんな都合の良いクリーチャーが居るのか?

なんと、居るのである。


チェンジ元はアーマードでは無く、ファイアー・バードまたはドラゴンだが、幸いアーマードにはファイアー・バードが豊富に存在しているため、革命チェンジは容易だろう。


それに、万が一《ヴァル・ボルシャック》を引けなかったとしても、《ワルキューレ・ルピア》でファイアー・バードをスピードアタッカーとして運用していくことも可能だ


というわけで、デッキの主軸はアーマードかつファイアー・バードが大半を占めるようにしたい。


候補となるカードはかなり絞り込めるので、そのラインナップを見てから、次の手を考えてみよう。


アーマード・ファイアー・バードの中で、環境で活躍できそうなカードは、これだけある。

十分すぎるな??


コスト軽減、妨害、除去、手札調整、受け札、必要なものが大抵揃ってしまった。


これらに加え、まだ何種類か存在している事を考えると、デッキを組むうえでは十分な枚数と言えるだろう。


パーツは有り余るほどあるので、ひとまずプロトタイプを組んでみよう。

4

4

4

4

3

4

4

4

4

4

1

この段階で、既にそこそこ戦えそうな構築だ。


現環境において最強レベルの攻撃力を持つ【赤緑アポロヌス】に対しても、《「どうだ、明るくなったろう?」》という受け札で対抗する事ができる。


そのうえ、このカードのクリーチャー側は、コスト2のアーマードだ。


《巡鎧者メンドーサ》も、同じくコスト2のアーマードだ。しかも、こちらは大抵の場合、手札を減らす事無くバトルゾーンに展開が可能になっている。


コスト2のアーマードを展開したら、次のターンに更にアーマードを追加し、4ターン目に攻撃を仕掛ける事が可能だ。


《ワルキューレ・ルピア》の能力により、4ターン目に出したアーマードがファイアー・バードであれば、一気に相手を追い込むことが出来るだろう。




が、果たしてこの速度で足りるのだろうか。


現代のデュエル・マスターズでは、【火単我我我】や【赤緑アポロヌス】といった、これが日常だと言わんばかりに3ターン目でゲームを終わらせるデッキが我が物顔で歩いている環境だ


そんな環境で、4ターン目に相手を追い込むという速さが、果たして適切な速度なのだろうか。


確かにこちらには受け札が存在しているため、多少速度を落としても問題は無いだろう。


しかし、やはり速度は速い方が良いに決まっている。


何か、もっと更なる加速装置のようなカードが無いだろうか。


たとえば、2ターン目に革命チェンジが可能なアーマードあたりが居ると、更に完璧なのだが・・・

居た。


ほんと、何でも揃っているな。


これであれば、なんと2ターン目に《ヴァル・ボルシャック》をバトルゾーンに送り込むことが可能となる


やる意味があるかと言われると、2ターン目に5500のアタッカーがバトルゾーンに出てくるという時点で、相手にとっては対処に困る打点となるだろう。


そこから次のターンにも再度《襲撃者「鎧」ドライブ》を繰り出せば、相手のシールドを2枚にまで追い込むことが出来る。


2回目の《襲撃者「鎧」ドライブ》《ヴァル・ボルシャック》に革命チェンジ出来る状況であれば、相手は更に追い込まれる事間違いなしだろう。


おおよそ全ての役者がそろった気がするので、デッキを仕上げよう。

亜音速のデッキリスト

4

4

4

3

4

4

4

4

4

4

1

リストは先ほど載せたプロトタイプと、さほど変わってはいない。


デッキの基本は簡単で、2ターン目にアーマードを展開、3ターン目に革命チェンジしながら攻撃、である


しかし、ただ攻撃一辺倒というわけではなく、シールド・トリガーによる受けや、《ポッピ・冠・ラッキー》といった相手への妨害、《巡鎧者メンドーサ》《ピース・盾・ルピア》で手札を整えたりと、待ち構える事も可能になっている


攻め込むときは一気に攻め込めるので、何も攻め急ぎ過ぎる必要は無いのだ。


盤面と手札を整えたら、革命チェンジで一気に攻め立てよう。


《ヴァル・ボルシャック》によるアンタップ能力のおかげで、打点は見た目よりも多くなるはずだ。


また、相手にブロッカーが居る場合や、厄介なクリーチャーが居る場合にも、《ヴァル・ボルシャック》は大いに活躍してくれる。


自分のアンタップだけでなく、相手のクリーチャーをタップする事も可能なので、まず盤面の対処を迫られているときは、積極的に出して制圧していこう


一度バトルゾーンに送り込んでしまっても、革命チェンジを利用すれば、再び手札に回収する事も可能だ


特に《ワルキューレ・ルピア》との相性は抜群で、《ヴァル・ボルシャック》《ワルキューレ・ルピア》にすると、隣のアーマードの攻撃時に《ヴァル・ボルシャック》へ革命チェンジすることで、《ワルキューレ・ルピア》を再び動かす事が可能になる


相手の盤面を捌きつつ、更に相手のシールドを詰めていく事も可能と、見た目以上に器用な動きが可能なのだ。




非常に稀なケースではあるが、《ヴァル・ボルシャック》が3枚とアタック可能なアーマード3枚があれば、無限攻撃が可能になる


ひたすら《ヴァル・ボルシャック》がもう片方の《ヴァル・ボルシャック》をアンタップし続けてくれるので、相手の反撃が無ければ、それだけで勝ててしまうのだ。


また、《蒼き団長ドギラゴン剣》の相性も抜群である。


《ヴァル・ボルシャック》《ドギラゴン剣》の2枚だけで、なんと7打点もの打点を形成出来てしまう


相手のシールドは5枚なので、一気に攻め切るには十分すぎる打点だ。


状況を見極めながら攻めのタイミングを見計らい、相手が隙を見せたところで、一気にゲームを終わらせる。


豪快、しかし繊細なプレイングが要求されるが、しっかり戦局を見極めれば、相手の意表を突いて勝利をもぎ取れるだろう。

終わりに

今回の「魔覇革命」は、本当に凄いカードが目白押しだ。


正直、組みたいデッキは大量にある。


しかし、ここで紹介出来るデッキは、その中の一握りに過ぎないだろう。


今回のデッキは、知り合いの制作した【赤白アーマード】を使った際に閃いたデッキだ。


コスト軽減から早期にアーマード・メクレイドで展開し、使っている本人が驚くほどの打点形成・決定力を持つこのデッキは、あの【赤白サムライ】を凌駕するほどの展開力を誇る凄まじいデッキである。


その中に《ヴァル・ボルシャック》を入れて使った感覚を元に、今回のデッキが出来上がった。


この《ヴァル・ボルシャック》だが、先に述べた通り、打点を増やすだけでなく、相手の盤面を制圧するのにも非常に貢献してくれるカードだ。


そのうえ、革命チェンジで手札に戻って再利用が可能と、非常に隙が無い。


今回の「魔覇革命」には、今回の《ヴァル・ボルシャック》のように、まだまだ多くの可能性を秘めたカードが大量に収録されている。


GPまで1カ月を切ってはいるが、まだ見ぬ可能性を探し求める価値は大いにあるだろう。

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このコラムのライター

プラズマ

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