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2023.9.13

【第45章】素直が一番 | プラズマの未開地探求録

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【第45章】素直が一番 | プラズマの未開地探求録

革命チェンジ再び

目次

デュエル・マスターズの歴史において、最強格と言われる能力の1つ。


それが「革命チェンジ」だ。


この能力を持つクリーチャーの中からは、既に《時の法皇 ミラダンテⅫ》《蒼き団長 ドギラゴン剣》といったカードが殿堂入りを果たしている。


そのどちらも、出れば一気にゲームを終わらせてしまうほどの性能を誇っており、環境で長らく活躍していた


そして、殿堂入りした今もなお、環境にその姿を見せる、とてもとても強力なカードである


そんな超強力な能力である革命チェンジが、再びデュエル・マスターズへと舞い戻ってきた


その先駆けとして姿を現したのが、水・火で構成されるマジック達だ。

過去の革命チェンジはドラゴンから革命チェンジするものが多かったが、今回は現在主役を担っている種族たちからの革命チェンジとなっている。


そのため、過去のカードと組み合わせるというより、最近のカードと組み合わせて真価を発揮できるものが多い。


また、持っている能力は強力であるものの、過去の強力すぎた点を意識してか、どこか少し控えめな能力となっている。


しかし、それでも余りあるほどに強力であり、ゲームの流れを変えるには十分な性能を持っている。


上に載せた《トリノドミノ》ですら、コモンというレアリティにも関わらず、0コストで3枚引いて2枚すてるという、冷静に考えれば破格すぎる能力を持っている


そして、今回のスタートデッキの目玉である《アメイジン》は、あの《時の秘術師 ミラクルスター》をも上回るほどの呪文回収能力を持っている。


攻撃や防御といった方面とは少し逸れているものの、その能力が強力無比である事は間違いないだろう。


さて、今回は普段と趣向を変えて、スタートデッキに収録されたカードを使ったデッキの案と、その先に出た結論をご紹介しよう。

試行錯誤

なぜ、今回は色々な使い方の紹介になったかというと、それだけ色々な案が浮かんで、そして行きついた結論が「普通に使った方が使いやすく、抜群に強い」だったからである


もちろん、少し斜めに構えた使い方でも、強いデッキが組めない訳では無い。


が、最もシンプルかつ強力なデッキは、結局スタートデッキの強みを伸ばした構築だった、というのが結論なのだ。


このような結論が出てしまったが、試した案を全て闇に葬るのはもったいない。


後に続く人が何かの”きっかけ”を得られる可能性に賭けて、今回は各カードの色々な案を紹介していこう、というのが今回の内容である。


では、早速紹介していこう。

芸魔龍王 アメイジン

コスト5以上のマジックから革命チェンジする、今回のスタートデッキのフィニッシャー格だ。


バトルゾーンに出ると、墓地の呪文を好きなだけ回収したうえ、手札の枚数以下のコストを持つ相手クリーチャーの動きを一時的に封じる能力まで持っている。


ツインパクトを主としていくマジックにとって、序盤は呪文で戦線を整え、後半の戦力増強のために呪文を大量回収するというのは、まさにマジックのフィニッシャーとして申し分ない


そのうえ、一時的とはいえ、相手の攻撃を止めてくれる。


準備を整えた隙に相手が攻め込んでくる、という事も許さないのだ。


このように優れたカードだが、2種類ほどの使い方を考えていた。

インテリエイル型

墓地から大量の呪文を回収する。


この点に着目して考えたコンボが《最高学府 インテリエイル》と組み合わせるデッキだ

デッキ以外の場所から呪文を手札に加えると、それをコストを踏み倒して唱える事ができるクリーチャー。


《神々の逆流》《再誕の聖地》と組み合わせることで、ループを形成する事も可能だ。


このコンボの始点として、あるいは大量の呪文を踏み倒しまくって何か強烈なコンボを叩き込むというのが、このコンセプトだ。


どんな重い呪文の組み合わせも、このコンボの前なら唱えたい放題なのだから、コストなど気にする必要が無い


非常に強力で完璧なデッキに見えるが、このデッキには大きな問題があった。


その問題とは、各カードの噛み合いが致命的に悪い事だ。


まず、《インテリエイル》を出すのが難しい。


そのためにマナ加速を入れたり《ガイアッシュ・カイザー》を入れるわけだが、これらのカードは《アメイジン》となんのシナジーも無い。


まったくの赤の他人である。


そして、ノータイムで《アメイジン》を出すためには、コスト5以上のマジックが必要だ。


そのコスト5以上のマジックは、《インテリエイル》を出す事に何の貢献もしてくれない。


完全に他校の生徒である。共通の部活でもやってない限り、互いに補完しあう事など無いだろう。


このような理由から、この案を使ったデッキはお蔵入りとなった。

コントロール型

かつて、《アメイジン》に非常によく似た能力を持つクリーチャーが居た。


それは《時の秘術師 ミラクルスター》

こちらも革命チェンジで出てくるコスト7のクリーチャーで、墓地からコストが異なる呪文を回収できるという能力を持っている。


回収できる範囲こそ《アメイジン》より狭くなるが、当時は環境で大いに活躍していたカードだ。


《時の秘術師 ミラクルスター》でも強かったのなら、《アメイジン》はもっと強いのではないか?


と思い立って考えたのが、コントロール型のデッキ構築だ。


軽量~中量級の呪文で相手のリソースを削ったり、自分のリソースを確保し、《アメイジン》でそれらを再利用して勝利を掴むのだ。


一見すると非常に理にかなった使い方だが、この案が没になった理由は、革命チェンジ元の性能だ。


《アメイジン》の革命チェンジ元の条件は、コスト5以上のマジックだ。


しかし、コスト5以上のマジックの中には、コントロールデッキと相性が良いと言えるカードがあまり無いのだ


無い事も無いが、コントロールデッキなら他にも優先すべきカードがあるのでは? と思えてしまう。


また、マジックと噛み合いの良い呪文が現状あまり無いという事も向かい風だ。


マジックは呪文を使って戦う種族であるが、マジックという戦略をサポートするものであって、相手の動きを咎めたりするカードが多いわけではない。


《時の秘術師 ミラクルスター》が強力だったのは、噛み合いの良い《ドラゴンズ・サイン》《ミラクル・ストップ》というカードが存在したからである。


特に《ミラクル・ストップ》は、連打する事で相手の動きを著しく制限してくれるという、最高の相棒だった。


これらのようなマジックをより強力にサポートし、そして相手の行動も狭めてくれるような呪文が出てこない限り、この案でデッキを組むのは難しいだろう。


という訳で、こちらのデッキもお蔵入りとなった。

調律師ピーカプ

新能力「メガ・ラスト・バースト」を持つクリーチャー。


このクリーチャーから革命チェンジすると、チェンジ後のクリーチャーをスピードアタッカー化させたうえ、その攻撃の後にアンタップする事が出来てしまう


よって、そのまま攻撃し、より上位の革命チェンジへとつなげる事が可能、というカードだ。


今回収録されたカードの中でも、一際目を引くカードである。


クリーチャー側は平凡だが、呪文側が非常に使い勝手がいいため、今後、色々なところで顔を見る事になるだろう。


そんなカードを使って考えた案が、次のデッキだ。

成長型

かつて革命チェンジが登場した時、”成長バスター”や”成長ダンテ”というデッキが登場した。


どのようなデッキかというと、1ターン目に1コストのアタッカーを用意し、2ターン目にコスト5以上のドラゴンに革命チェンジ、3ターン目にコスト8の最上位の革命チェンジ先へと進んでいくデッキである。


ターンを経るごとにクリーチャーがパワーアップしていく事から、”成長”という名前が付けられている。


このような動きをマジックでも可能にしているのが、この《調律師ピーカプ》なのだ。


ならば、このカードを使って、”成長”デッキを作ろう、というのが全ての発端だ


このカード、マジックという点にばかり注目がいくが、過去の革命チェンジ持ちは、文明さえ合っていれば革命チェンジ出来るものも多かった。


それらのカードと組み合わせても、この《調律師ピーカプ》は十分に強力なのだ。


つまり、4ターン目にいきなり《ドギラゴン剣》などといった、コスト8の革命チェンジ持ちへと到達できるのである。


さて、確かに強力な動きではあるが、この案は根本的な部分を見落としていたため、没となった。


その根本的な部分とは、元々の”成長”デッキが3ターン目に革命チェンジが完了するのに対し、こちらは4ターン目、というところだ


しかも、元の”成長”デッキは、コスト1のクリーチャーで攻撃するという点で、展開次第ではそのままごり押しで勝つ事も狙える。


しかし、《調律師ピーカプ》を使ったタイプでは、コンボパーツを手札に揃えるという事が目標となるため、一気に攻める動きも難しい。


考えれば考えるほど、最も原始的な”成長”には及ばなかったのだ。


《調律師ピーカプ》を使うのなら、無難にマジックの革命チェンジを使う方が良いだろう。


というわけで、こちらの案もお蔵入りとなったのである。

淡いと濃い ケローラ

クリーチャー面こそ平凡なスペックだが、呪文面は、あの《堕呪ゴンパドゥ》を上回る性能を誇る呪文を持つ、それが《淡いと濃い ケローラ》だ。


呪文側がコンボデッキと相性が良いため、今後色々なデッキで姿を見そうなカードだが、このカードも少し使い方を考えてみる事にした。

SC龍飛→SC風流型

《淡いと濃い ケローラ》だけでなく、デッキに新たに追加されたツインパクト達を見て考えたデッキだ。


今回収録されたツインパクトは、クリーチャー面が軽く、呪文側は更に軽い、というカードが多い


そこで《SC龍飛→SC風流》と組み合わせよう、と考えたのだ。


このカードは、世に姿を現した時、明らかに何かが出来そうなカードとして少し騒がれたものだ。


しかし、現在のところ、ほとんど環境には顔を出していない。


そんなカードだが、今回追加されたツインパクトによって、格段に強くなれると考えた。


特に上記した《淡いと濃い ケローラ》《AQsabbath》は、このカードから綺麗に繋がり、強力な能力を発揮してくれる。


これは、凄いデッキが組めるのでは?


と思ってデッキを組んだのだが、このデッキにも問題があった。


その問題とは、フィニッシャー不在である


ツインパクトの片方を使うと、もう片方が付いてくる、というのは非常に強力だ。


特にアドバンテージを稼ぐという点で見ると、破格の性能になってくる。


しかし、アドバンテージを稼ぐだけでは、ゲームに勝つ事はできない。


ゲームに勝つ事が出来ないのでは、それはデッキとは呼べないのだ。


より練り込んだら良いフィニッシャーに出会える可能性はあったが、時間の都合でこのデッキを詰め切る事は出来なかった。

で、出来たデッキがこれってわけ

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色々考えた末に辿り着いた構築が、こちらである


まさに、ザ・シンプル、である。


今回のスタートデッキの戦略が完成されていた事もあって、結局、その戦略を伸ばす方向が一番輝く、という結論だ。


なんと入っているカードの半分近くが、今回のスタートデッキに収録されているカードである


そこにあと少し買い足すだけで、このデッキになるのだ。なんとお手軽だろう。


動かし方は、スタートデッキとほぼ同じという認識で問題ない。


しかし、スタートデッキに入っていないカードもあるので、少しだけテクニックが必要な部分もある。


特に顕著なのが、《アシスター・Mogi林檎》《プラチナ・ワルスラS》の組み合わせだ


《アシスター・Mogi林檎》は、各ターンに使うマジックのコストを1度だけ1少なくしてくれるという能力だ。


つまり、2コストでこれを出したら、そのターン中に2コストで《プラチナ・ワルスラS》を召喚出来る、という事である。


しかも、この方法で出した《プラチナ・ワルスラS》はジャストダイバーを引き継いでいるので、反撃にも強くなれる


選ばれない最後の打点が欲しい場合や、反撃されないクリーチャーで殴りたい場合に使えるので、覚えておこう。




そして、このデッキのフィニッシャーは《轟く革命 レッドギラゾーン》だ。


一見すると《奇天烈シャッフ》《プラチナ・ワルスラS》しか革命チェンジ元が居ないように見えるが、《トリノドミノ》も水または火のコマンドなので、ここから革命チェンジも可能だ。


毎度おなじみの《奇天烈シャッフ》もスピードアタッカー化で攻める事が可能だ。


また、少し忘れがちだが、ファイナル革命でアンタップするのはコマンドだけではない。


コマンドはマッハファイター、スピードアタッカー、ブロックされないという恩恵を追加で受ける事が出来るだけで、ファイナル革命の恩恵は全てのクリーチャーが受ける事が可能だ。


意外と見落としがちだったりするので、ここはしっかり押さえておこう。


このデッキは、とにかく手札リソースが途切れない。


豊富な手札と変則的な攻めで、巧みに相手を追い込もう。

終わりに

今回は、結局シンプルなデッキが強い、という事を改めて思い知った結果となった。


確かに何か複雑なデッキというのは、強力だが扱いが難しいものだ。


そして何より、それ以上の発展が難しい完成度に到達しているも多い。


逆にシンプルな強さというものは、色々な発展性があり、未来に明るいとも言える。


シンプルという事は、それだけ他の戦略とも組み合わせる事が出来るため、拡張性が高いのだ。


今回登場した革命チェンジ含め、週末から新たな革命チェンジが色々と姿を現してくるだろう。


これらのカードが環境にどのような影響を与えてくるか、見ものである。

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このコラムのライター

プラズマ

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