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2023/01/18(水) 19:30

【デッキ紹介】【第29章】全ての太陽の日の出 | プラズマの未開地探求録

【第29章】全ての太陽の日の出 | プラズマの未開地探求録
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プラズマ

プラズマ

人生の半分以上をデュエル・マスターズと共に過ごしてきた、人の形をした何か。
過去にゴースト使いを名乗っていた経歴から、今は霊王とも呼ばれる。
自作のデッキを調整してきた経験を活かし、今は地雷デッキを作る日々を過ごしている。
好きな食べ物は《龍装艦チェンジザ》の活造り。

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新年明けました

目次

また初日の出を拝もう

皆さん、新年明けましておめでとうございます。


今年も未知の可能性を探るべく、色々なカードを色々な角度から色々な使い方で遊んでいこうと思います。


さて、年明けといえば、あれだ。


初日の出


私も過去に何回か拝んだ事があるのだが、新年一発目に見る日の出は、言い表せない感動があるものだ。


ちなみに今年、実家のベランダから初日の出が見える事を親から教えてもらったので、今までの苦労は何だったのだと思いながら初日の出を拝んでいた。


せめて、あと15年くらい早く教えて欲しかったものだ。


そんな感じなので、新年一発目は昨年と同様、初日の出をテーマにデッキを考えてみようと思う。


なお、昨年は《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》をメインに据えた【水火アポロヌス】をご紹介する記事であった。


形は違えど、紹介した半年後から環境の一角を担う存在になるとは、この時は予想していなかったものだ。


そんなわけで、今年フィーチャーする”初日の出”を象徴するカードは、こちらである。

《オールサンライズ》


文字通り、太陽がすべて昇るような名前である。


シールドと山札を入れ替えてしまうという豪快なこのカードは、「デュエパーティ」でも一撃必殺のコンボとして採用される事もあるという。


そんな超強力な呪文なのだが、なぜか構築環境で見る事は全くない。


強力ではあるのだが、それだけ扱いが難しいカードでもあるのだ。


とはいえ、この手の唯一性を持つカードは、必ずどこかで化けるものだ。もしかしたら、既に化ける準備が整っており、誰も気付いていないだけかもしれない。


初日の出どころか、太陽全部が昇ってしまいそうなこのカード。新年一発目としては、これ以上ないほど相応しい一枚だ。


さて、デッキを考えてみるとしよう。

太陽は二度昇る

《オールサンライズ》を使ううえで注目したいのは、大量のカードが一つの束となってシールドになる点である。


すなわち、たった1枚のシールドをブレイクするだけで、大量のカードが手札に加わってくるのである。


要するに、とんでもない枚数を吹き飛ばしてくる《黒神龍ブライゼナーガ》的な何かを、いとも簡単に出来るようになる、という事だ。


この使い方を最も上手く使ったギミックが、《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》を絡めた動きになる。

《オールサンライズ》で重なった束を、《ロストパラダイスワルツ》でブレイクし、コスト8以下のカードであれば全てシールド・トリガーとして使う事ができる、超豪快なコンボだ。


このコンボの面白い点は、《オールサンライズ》もまた、《ロストパラダイスワルツ》で唱える事が出来るコスト8の呪文という点だ。


つまり、《オールサンライズ》をシールドに仕込んだ状態で《ロストパラダイスワルツ》を2発撃てば、確定コンボになるのである。


さすがに2発撃つのは困難に思えるが、アタックチャンスの条件を満たせば、手札から2枚をタダで撃つ事が出来る。思ったよりもコストがかからないコンボなのだ。




とはいえ、《ロストパラダイスワルツ》を2枚手札に揃え、アタックチャンスの条件を満たすディスペクターを出し、シールドにも《オールサンライズ》を入れておくなど、下準備が非常に面倒なコンボでもある。


手撃ちで《オールサンライズ》を唱えた後に《ロストパラダイスワルツ》を唱える事が出来れば一番良いが、さすがに悠長すぎるだろう。


では、どうしたら良いのだろうか。せめて、《ロストパラダイスワルツ》を2発撃つという条件が緩くなれば、ある程度動きを滑らかに出来るのではないだろうか?


幸い、そんな仕事を引き受けてくれる素晴らしいドラゴンが、最近登場しているのだ。

今やお馴染み《龍素記号wD サイクルペディア》である。


オリジナル環境では【4c邪王門】に採用されており、《百鬼の邪王門》を連打するなど、非常に強力な活躍を見せている。


このクリーチャーが居れば、手札から唱えた《ロストパラダイスワルツ》を、再び墓地から唱える事ができる。


つまり、《ロストパラダイスワルツ》を手札に2枚揃える必要も、アタックチャンスの条件を満たしたディスペクターを出す必要もなくなるのだ。


加えて、この《サイクルペディア》が単独でも優秀なカードであるため、デッキ全体のカードパワーを押し上げる役割も担ってくれる。なんて万能なカードなんだ。


さらにさらに、シールド操作で使った呪文を墓地から再び唱えれば、シールドをさらに増やす事も可能である。


これほど相性の良いカードが出ているのであれば、使わない手は無い。




というわけで、おおよその指針は決まった。


《サイクルペディア》《ロストパラダイスワルツ》を2回唱え、1回目で《オールサンライズ》を、2回目で分厚い束になったシールドをブレイクし、コスト8以下のカードを大量に発射する、である。


ほぼ勝ち確になるコンボに見えるが、まだ肝心なところを考えていない事にお気づきだろう。


そう、どうやって勝つか、全く決まっていないのである。


今まで述べたコンボは、あくまで大量のカードを踏み倒す方法に過ぎない。


一番の問題は、何を踏み倒して勝利するか、である。単に大量のカードを踏み倒すだけでは、デュエル・マスターズは勝てないのだ。


では、何を踏み倒せば良いのだろうか。


せっかく大量のカードを一度に踏み倒せるのだから、これを利用しない手は無い。


が、このコンボに必要なパーツを今一度振り返ってみて欲しい。




まず、シールドに《オールサンライズ》を仕込むカード。ここでは《プロテクション・サークル》としておこう。


次に肝心な《オールサンライズ》、そして《ロストパラダイスワルツ》


最後に、《ロストパラダイスワルツ》を2回唱えるための《サイクルペディア》


これらを4枚ずつデッキに入れるとして、すでに16枚ものスペースを埋めてしまうのである。


これに、踏み倒したいコンボを搭載し、デッキの潤滑剤と受け札を搭載する余裕が、果たしてあるだろうか?


残りは24枚もの枠があるが、これは要するに、4枚積みのカードは6種類しか入らない、という事になる。


シールド・トリガーは8枚欲しいとして、残る枠は16枚。


潤滑剤は4~8枚として、残りは・・・8枚。


愚直に考えれば、コンボは2種類で成立させなければならない事になる。

4

4

4

4

2種類のカードだけで成立する強力なコンボであれば、それは容易に成立するコンボであるため、既に環境の第一線で戦えると言って過言ではない。


というより、わざわざ大量の踏み倒しを行うこのデッキで使う必要性も薄いだろう。


どうせなら、何種類かのカードを同時に使う事で成立するコンボを目指したいところである。


目指したいところだが、また最初に戻って、デッキのスペースの問題が持ち上がってくるのだ。


このままでは堂々巡りとなってしまう。新年早々から足踏みしてしまうとは、これはいけない。


何か、別のアプローチで突破口を見つけたいところだ。




そんな中で思い浮かんだ案は、既に採用されているパーツを勝ち筋に組み込むというやり方であった。


確定枠となっている4種類のカードの内、最も勝ち筋へと繋がりそうなカードは《ロストパラダイスワルツ》である。


では、これを連打して相手のシールドを吹き飛ばし、そのまま直接攻撃を決めるデッキを作ってはどうだろうか?


思い出して欲しい。《サイクルペディア》の能力で《ロストパラダイスワルツ》は2回唱える事が出来るのだ。


つまり、1枚の《サイクルペディア》+《ロストパラダイスワルツ》で、相手のシールドがさらに2枚割れるのである。


このコンボの始動の時点で2回唱えているため、あと3回《ロストパラダイスワルツ》を唱えれば、相手のシールドは0になる。


あと1発。あと1発撃てさえすれば、相手にとどめを刺す事が出来る。


もちろん、シールドから複数の《ロストパラダイスワルツ》を引き当てれば良いだけなので、そんなに難しい問題ではない。


だが、万が一《ロストパラダイスワルツ》を引き切ってしまったり、1枚しか撃てなかったとしたら?


新年を祝う花火だというのに、相手のシールドが1枚だけ残ってしまうのは、美しくない。


せっかくなのだから、ドーンと大きな花火を打ち上げようでは無いか。


と、そんな事を考えていたところ、更なる問題が発覚した。


シールドを全てブレイクしても、とどめを刺せるクリーチャーが乏しすぎるのだ。


事前準備として《サイクルペディア》を用意しておくが、相手のシールドを全てブレイクした後、これが残っている保証はどこにもない。


むしろ、除去されたり、ガードストライクで止められている確率は高いと考えて良いだろう。


そうなったら、相手にとどめを刺す事が出来ず、カウンターによる強烈な一撃をお見舞いされる事は目に見えている。


要するに、安全にゲームを終わらせるクリーチャーも必要になってくるわけだ。




なかなか豪快なデッキなのだが、課題が2つも残ってしまった。解決しなければならない問題は、


《ロストパラダイスワルツ》が1枚しか捲れなくても勝てる道筋を組み立てる

・安全に相手にとどめを刺せるクリーチャーを用意する


の2つだ。


一度撃った《ロストパラダイスワルツ》を再度山札から唱え、更に除去耐性を持った状態で相手に攻撃を仕掛けられるカードなんてものが存在していれば一発解決だが、そんな都合の良いクリーチャーは存在

した。


このカードであれば、山札の下に戻った《ロストパラダイスワルツ》を再び唱える事が出来るのだ。


しかも、このクリーチャー、《サイクルペディア》から進化する事が可能なのである。


つまり、出たばかりのジャストダイバーで選ばれない状態で、即座に攻撃が出来るクリーチャーになるのだ。


このカード1枚で、課題であった2つを一気に解決する事が出来てしまった。


更にさらに、このクリーチャーの名前に注目して欲しい。


このクリーチャーの名前は「キリコ3(キュービック)」である。


数字の3と書いて「キュービック」であるが、元をただせば、これの読み方は「さん」である。


「さん」、すなわち「SUN」。


そう、このクリーチャーもまた、初日の出に関連したクリーチャーなのである(暴論


というわけで、このギミックを軸にデッキにしてみよう。

初日の出を拝むリスト

4

4

4

3

3

2

4

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4

4

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少々動きは難しいが、やるべき事は次の通り。


《プロテクション・サークル》《オールサンライズ》をシールドゾーンに仕込んでおく。

《サイクルペディア》を召喚した状態で《ロストパラダイスワルツ》を唱え、仕込んでおいた《オールサンライズ》を唱える。

《オールサンライズ》により、シールドが山札に、山札が1つのシールドになる。

《サイクルペディア》の能力で、墓地から《ロストパラダイスワルツ》を唱える。

⑤分厚い束になった1枚のシールドをブレイクすると、その中にあるコスト8以下のカードは使いたい放題のため、《サイクルペディア》を出してから《ロストパラダイスワルツ》を唱え、相手のシールドを吹き飛ばす。


この流れである。




《ロストパラダイスワルツ》は相手のシールドもブレイクするので、このコンボが決まった段階で、相手のシールドは残り3枚まで減っているはずである。


よって、新たな《サイクルペディア》×1枚と《ロストパラダイスワルツ》×2枚、あるいは《ロストパラダイスワルツ》×3枚で、相手のシールドを吹き飛ばす事が可能だ。


しかし、《ロストパラダイスワルツ》が1枚しか引けないという可能性も十分に考えられる。その場合に使えるカードが、第二の切札である《キリコ3》である。


出た時に手札を好きな順序で山札の下へ戻し、山札の上から呪文が3枚出るまでめくり、それらを唱えるというクリーチャー。


肝心な点は、山札の上に呪文を固めておけば、好きな呪文を狙って唱えらえるという点だ。


ここで、シールドが1枚もブレイクされずにコンボ成立までたどり着けたとしよう。


その場合、《キリコ3》の能力を使う時点での山札の枚数は、ゲーム開始時に並べたシールド5枚+下の《ロストパラダイスワルツ》の計6枚のはずである。


つまり、《ロストパラダイスワルツ》の上に重なっているカードのうち、最低でも3枚を何とかすれば、《ロストパラダイスワルツ》を新たに撃つ事は可能になるのである。


上記の《ロストパラダイスワルツ》で出せるカードの中には、この《キリコ3》などに加えて、搭載されている《オボロカゲロウ》もあるはずだ。


このカードは、マナゾーンにある文明の数だけカードをドローし、同じ枚数を山札の下に戻すというもの。


このデッキは4色のため、残った山札5枚中4枚をドローし、そしてその下に好きな呪文を積み込む事で、手札や元々のシールドに残っていた《ロストパラダイスワルツ》を唱える事が可能となる。


これにより、万が一重なったシールドから《ロストパラダイスワルツ》を1枚しか引けなかったとしても、《ロストパラダイスワルツ》を合計5回唱える事が可能となるのだ。


相当運が悪く《オボロカゲロウ》も無かった場合は、序盤の手札調整役である《T・T・T》でも代用は可能だ。


とはいえ、そこまで不運が重なる事は滅多にないので、これは豆知識として覚えておく程度で良いだろう。




なお、現代デュエル・マスターズには《百鬼の邪王門》という、とんでもない耐久兵器が存在している。


そんな対面に有効なのが、水のドラゴンでありコスト8以下のクリーチャーである《ニコル・ボーラス》だ。


このカードも《ロストパラダイスワルツ》でシールド・トリガーで出す事が出来るため、シールドブレイクによって増えた相手の手札を、容易に吹き飛ばす事が可能である。


1体だと少し不安だが、2体出せれば万全である。


《コッコ・武・ルピア》は、《キリコ3》で唱えたい呪文を山札の下に戻す役割を持っている。


もし、必要なカードが墓地に落ちていたりしたら、このカードで戻しておくと良いだろう。


もちろん、墓地利用への有効札として活用しても、全く問題ない。むしろ、そっちがメインになるだろう。


相手のシールドも手札も吹き飛ばしたら、あとは《サイクルペディア》の上に乗せた《キリコ3》(ジャストダイバーで実質スピードアタッカー)により、安全にゲームを終わらせよう。

終わりに

というわけで、新年一発目は、昨年と同じく初日の出を目指したデッキとなった。


新年早々に体調を崩したため、話題としては少し遅い気もするが、まあ1月なので誤差ということで。


最初の原案の段階では、このコンボで《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の上に《暗黒凰ゼロ・フェニックス》を重ね、メテオバーンで相手のシールドを全て墓地に置こうとしていたが、さすがに無茶苦茶すぎたので没となった。


色々試行錯誤したが、やはりコンパクトにまとめた方が良いだろう、という事でこのデッキである。


このコンボ、《オールサンライズ》を絡ませるとロマン砲だが、《サイクルペディア》+《ロストパラダイスワルツ》は割と面白そうなので、これを軸に考えてみるのも良いだろう。


といったところで、今回のデッキはここまで。


次回も新弾前のカードプールのため、見知っているようで知らない、そんなカードをフィーチャーしてみるとしよう。

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DORASUTA COLUMN コラム