はじめに
みなさんこんにちは、せるぷーです。
今回のコラムでは12/13(金)発売の第13弾「暗黒降誕」のカードの紹介をさせていただきます。
紹介するのはニュートラルとナイトメアのカード2種3枚となります。
それでは早速見ていきましょう。
新カードレビュー
虚無ノ哭風・グリームニル
クラス:ニュートラル
カード種類:フォロワー
タイプ:光輝・キラー
コスト:3 攻撃力:3 体力:4
〔ファンファーレ〕相手の場のフォロワー1体を選ぶ。自分のエボルヴデッキの表向きのエボルヴフォロワーが3枚以上なら、それに5ダメージ。それのリーダーに3ダメージ。
アプリ版第20弾カードパック「暗黒のウェルサ」で登場したグリームニル。
このセットでは過去のキャラが「闇へ堕ちた姿」が収録されており
《虚無ノ哭風・グリームニル》もそういった闇堕ちした姿……に見せかけて
他のキャラと違い「闇堕ちカッコいい!」とごっこ遊びをしている姿だったりします。
そんなグリームニルの能力は、進化回数を参照してダメージを与えるアプリ版を踏襲したもの。
「自分のエボルヴデッキの表向きのエボルヴフォロワーが3枚以上」という条件は《リジェネレーター・ラインハルト》などと同じ。
進化しても、そのフォロワーが場を離れないとカードがエボルヴデッキに戻らないこともあって、簡単には達成できない条件です。
その分、ファンファーレ能力は3コストとは思えないほど強力。
相手盤面に干渉しながらリーダーへダメージを与えられ、スタンド状態のフォロワーが残せると
このゲームでやりたいことが詰まった一枚になっています。
フォロワーへの5点ダメージは中堅フォロワーの大部分に対応できますし
リーダーへの3点も《真実の宣告》など3コストで1枚のカードを使って与えるダメージ量と考えるとかなり大きいです。
《均衡の刃・シルヴィア》などを使って条件を早く満たすようにしてもいいですが
終盤のターンでも条件を満たせばしっかり仕事をしてくれる一枚なので
進化を多用するデッキならゲーム後半のフィニッシャー枠として使えるかと思います。
衝動の人狼・リベルテ
クラス:ナイトメア
カード種類:フォロワー
タイプ:獣・キラー
コスト:2 攻撃力:2 体力:2
〔進化〕〔コスト2〕:これは進化する。
〔ファンファーレ〕場の他のフォロワー1体を墓場に置く:このターン、これの〔進化〕コストを-1する。
クラス:ナイトメア
カード種類:エボルヴフォロワー
タイプ:獣・キラー
攻撃力:3 体力:3
【進化時】相手の場のフォロワー1体を選ぶ。それに3ダメージ。このターン、自分のフォロワーが場から墓場に置かれていたなら、代わりに4ダメージ。1枚引く。
第12弾「黒鉄の侵略者」で登場したリベルテ(《幼き人狼・リベルテ》)がまさかの連続収録。
こちらも上のグリームニルと同じくアプリ版「暗黒のウェルサ」で登場したバージョン
ということで闇堕ちした姿となります。
前弾に収録されていた《幼き人狼・リベルテ》の悲壮感あるフレーバーテキストを見ると
何が起こったのか考えると悲しくなってしまいます。
それはともかくカードの能力はアプリ版での能力を踏襲したもの。
ファンファーレ能力で他のフォロワーを犠牲にすることで進化コストを下げ
進化時に相手のフォロワーへのダメージ+(条件付きで)カードを引く能力となっています。
「低コストで能動的にラストワード能力を発動させる手段」を持っているだけでもありがたい存在ですが
特筆すべきはそのフォロワーへのダメージ。
条件付きではあるもののなんと4点、しかもドロー付き。
序盤のフォロワー除去において大きな役目を果たしてくれます。
1ターン目にフォロワーが出せていれば後攻2ターン目から使えるので
《ストレイホロウ・イルガンノ》や《ベルエンジェル》といった相性の良いフォロワーはしっかり用意してあげたいですね。
総じて活躍する場面が多く、ナイトメアの定番2コストになる可能性がありそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回紹介させていただいた2枚のカードは特定のデッキを組むというよりは
色んなデッキに入って強さを底上げするカードという感じがします。
他の紹介されたカードを見てもカード単体で強いのも多く
全体的に底上げされる中でどのデッキが出てくるか
今環境のゴール地点であるGP京都に向けて注目していこうかと思います。
それでは、また次のコラムでお会いしましょう。