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2023.2.15

ついに完結!? 3分で分かる《烙印》シナリオ | カニ丸の遊戯こばなし

コラム 遊戯王
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ついに完結!? 3分で分かる《烙印》シナリオ | カニ丸の遊戯こばなし

ついに完結!?3分で分かる《烙印》シナリオ |カニ丸の遊戯こばなし

目次

■はじめに

こんにちは、もしくは初めまして。カニ丸です。

今回は忙しい方向けのコラムですので、前置きは省略していきましょう。


内容はもちろん、現在遊戯王OCGの中でも話題沸騰中と思われる《烙印》シナリオについてです。

RISE OF THE DUELIST(2020年4月18日発売)」にてスタートした《アルバス》《エクレシア》の壮大な物語は《アルバス》シナリオ、《ドラグマ》シナリオ、《烙印》シナリオなどと呼ばれ、人気を集めました。 今回は《烙印》シナリオという呼称で進めていきたいと思います。


謎の記憶喪失の少年《アルバス》と、《ドラグマ》聖女のひとり《エクレシア》が驚きの出会いからスタートし、互いの絆を深める試練を乗り越え、そして怒涛の決戦へと至るまでの物語です。  


さて、タイトル通り「3分でわかる《烙印》シナリオ」という内容になりますので、さっそく本題に入っていきましょう!

《烙印》シナリオ

シナリオに合わせて、区分をつけてみました。


あくまで筆者・カニ丸の独断と偏見による区分になりますので、読みやすさを考慮し、時系列が多少前後していますので、各章を確認しつつお読み頂ければと思います!

・出会い編

様々な勢力がひしめき合う中、有力なる大国《教導国家ドラグマ》


《教導国家ドラグマ》《鉄獣戦線》と戦いの真っ最中でした。

熾烈を極めた《ドラグマ》《鉄獣戦線》の戦いは「ホール」から現れた謎の竜によって中断されてしまいます。

ホール」とは、先の見えない謎の穴が空間に突如発生し、そこから様々なものが不定期に大陸に落ちてくる現象の総称で

それはこの世界にだけ存在する災厄のようなもので、予測ができない事象でもありました。


しかし、混乱する戦況の中、《ドラグマ》に所属していた聖女《教導の騎士フルルドリス》によってその災厄は撃退され、地面に落下していきます。

《教導の聖女エクレシア》が落下地点に赴くと、そこにいたのは記憶喪失の少年《アルバスの落胤》でした。

傷ついた《アルバスの落胤》をかばった優しい《教導の聖女エクレシア》《ドラグマ》から追放され、2人は命からがら逃げ出すこととなるのです。


・追放編

追放された2人は《鉄獣戦線》の紹介で大砂海ゴールド・ゴルゴンダへ。

そこに住むド派手な一団《スプリガンズ》たち、それから《鉄獣戦線キット》と出会います。

《スプリガンズ》たちと友情を築いた2人は、この地で《ドラグマ》から離反した《教導の騎士フルルドリス》こと《妖眼の相剣師》たちと再会しました。

彼女らいわく、《教導国家ドラグマ》で何か不穏な動きが起きているようですが…

《ドラグマ》の真相編

《教導国家ドラグマ》《教導の大神祇官を筆頭に神に愛された国として強い力を持っていました。


《教導の大神祇官》から選ばれた人間には「聖痕」が与えられ、それによって不思議な「奇跡の力」を使うことができていたのです。

《エクレシア》《フルルドリス》も「聖痕」が刻まれた聖女でした。

2人の聖女が“任を解かれた”ことで、666番目の新しい聖女が就任します。


この聖女は名前こそ出てきませんが、重大な運命を背負っていました。

そして《教導の大神祇官》はついに本来の目的を果たすべく、特別な儀式を行います。

聖痕」だとされていたものの正体は全て《烙印で、儀式によってその力が解き放たれ、《ドラグマ》の人々は皆、邪悪な存在《デスピア》に変貌してしまうのです。

《アルベル》襲来編

一方、《アルバス》《エクレシア》《烙印》の力を封じるために《大霊峰》に向かって旅立ちました。

辿り着いた《大霊峰相剣門》では霊峰を守護する《相剣》たちが立ちふさがります。

どうしても《大霊峰》の奥に住むという《氷水》たちに会わなくてはならない2人は、《相剣》に認められる必要があります。

なんとか認められ、《氷水》に会う許しが出たことで奥へと進む2人。

ようやく辿り着いたその先で、彼らは《相剣》裏切った《相剣大邪-七星龍淵》《デスピア》襲撃を受けます。

襲撃に巻き込まれた2人は《氷水》《相剣》と共に戦うのですが、《アルバス》そっくりな顔をした《デスピアの導化アルベル》が現れ、戦況は悪い方向に傾いていきます。

《アルベル》によって力を奪われた《アルバス》《氷水帝コスモクロア》《相剣大公-承影》の協力で《相剣》の力を覚醒させ、戦いはさらに苛烈を極めていくのです。

2体の竜の戦いは熾烈を極め、激しい戦いのうち2竜の力は交わり、やがて1体の竜へと合体してしまいました。

2体の竜の戦いをよそに《エクレシア》にも大きな敵の影が近づいていました。

かつて《教導の大神祇官》として多くの民衆から敬われていた存在が邪悪な姿で彼女に迫ってきていたのです。


《デスピアの大導劇神》《エクレシア》変わり果てた《フルルドリス》の姿を見せつけ、彼女を追い詰めていきました。

ゆっくりと元聖女2人を包んでゆく闇の力は、これまでの呪われた先代聖女たちの変わり果てた姿でもあります。


《烙印》に呪われた聖女たちの力に飲まれて、《エクレシア》《赫の聖女カルテシア》へと変貌。

《デスピア》の手先となってしまったのでした。

・聖女救出編

《深淵竜アルバ・レナトゥス》から分離することができた《アルバス》


ですが、《エクレシア》はもうどこにもいませんでした

ボロボロになった《アルバス》でしたが、《デスピア》と戦い傷ついた《鉄獣戦線》とも合流し、たったひとりの大切な少女を救う作戦が決行されることとなったのです!

「ホール」から湧き出た《深淵の獣》たちを従え、遠く立ちはだかる《アルベル》の姿も今や変わり果て、《深淵の獣ルベリオン》となり

かつて《ドラグマ》と呼ばれていた国はなく、その場所には《烙印劇城デスピア》がそびえ立っています

絶望的な戦いが始まろうとしていましたが… なんと、ここで増援が到着します。

《スプリガンズ》たちです!


頼もしい仲間を連れた彼らが《アルバス》たちのために駆けつけてくれたのです!

その攻防によって《赫の聖女カルテシア》《エクレシア》を救出することに成功しました。

そして2人はひとつの美しい竜へと姿を変えます。

一方、《赫の聖女カルテシア》を失った《赫焉竜グランギニョル》もう一人の囚われた聖女の姿に変化していきます。

《赫聖の妖騎士》へと変わり果てた《フルルドリス》でしたが、その精神は健在。


戦況は混乱を極め、多くの戦士たち、新たに生まれた奇跡の《真炎竜アルビオン》の力、そして《赫聖の妖騎士》の攻撃でこの一幕を終えることとなります。

■その後

ではこれで、世界は平和になったのか…?


《デスピア》《深淵の獣》、それを率いていた《アルベル》は!?

《アルバス》たちは無事なのか!?


様々な疑問が飛び交う中、『CYBERSTORM ACCESS』(2023年1月14日発売)にはこのようなカードが収録されました。

《アルバス》《エクレシア》《キット》の姿をとらえた1枚です。


発売前に設定画が公開されていて、そこには服装が大きく変わり、旅立ちの姿と思われる2人が描かれています。

2人が載っている飛行機のようなものはおそらく《キット》が制作したようで、目のように見える部分は先の戦いで《赫焉竜グランギニョル》から飛び散ったものを拾ったようです。

確認できる設定文を読むに、こちらは317番目の聖女(の呪いの塊)で

決まった方向をずっと見つめているとのこと。

機械に内蔵されているところから見るに、2人の旅路の羅針盤がわりの様子。  


では、なぜそのような不穏なものを同行させているのか。

2人はどこを目指しているのか。  


皆さまそう思われたかと思います。  

ここで重要なのが、《デスピアの大導劇神》が変貌したと思われる《深淵の神獣ディス・パテル》はシナリオ上消滅したかのように見える《赫聖の相剣》があるのに対し

黒幕とも呼べる《アルベル》が倒された情景がないということです。


それどころか

《デスピアの凶劇》と共に生き延びていることを彷彿とさせるカードが収録されています。  


《アルベル》とは果たして一体何者なのか。

《アルバス》となぜ姿がそっくりなのか。  


未だ明らかになっていない謎も多く、ユーザーの間では「第一部が終わって、第二部が始まるのか」といった予想が飛び交っています。

■おわりに

《烙印》シナリオは長期連載シナリオといってもいいボリュームの内容で、しかもまだまだ続編が来そうな予感もあり、人気を博しています。


しかしながら、同じく長期シナリオとして登場した《星遺物》シナリオの結末がかなり暗かった傾向もあり

《アルバス》たちにも悲惨な最期が待っているのではないかと不安になっていたユーザーも多かったようで、「続きがおそらく存在する」というのは嬉しい反面、ひとつの不安要素でもありますよね。  


たのむ、幸せになってくれ。    


ちなみに今回はざっくりとシナリオをなぞる形でお送りしましたが、細かい詳細や元ネタ、考察などを踏まえた記事も少しづつ掲載していますので、もしこちらでご興味を持って下さった方はそちらもご覧ください。

以上、カニ丸でした!

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このコラムのライター

鍋野カニ丸

鍋野カニ丸