最速で強くなろう! ポケモンカードRTA! | 週刊きむらのポケ講
はじめに
こんにちは
きむらです。
WCSに行く人はオンシーズン、それ以外の方はオフシーズンですね~
悲しいことに僕はオフシーズンです。
7月1日にPTCGOにも「Pokemon GO」のパックが出たので
《かがやくリザードン》+《インテレオン》で大会に出ようかな~と思っています。
今回は「強くなりたいが、どうすればいいかわからない」という初心者の方に向けた記事です。
「これ読んで短期間で強くなれました!」という人が出てくれると嬉しいなぁ。
記事概要
今回の記事はポケモンカード始めたての状態から
3回戦ジムバトルで4回に1回は全勝できるプレイヤーを目指してもらう内容になっています。
「強くなるために常に意識しておく事」
「効率的に強くなるロードマップ」
これらを紹介します。
ロードマップにはいくつかのステップがあります。
ステップ1ができるようになれば、ステップ1をやめてステップ2に移るのではなく
ステップ1を継続しながら、ステップ2も並行して行っていきます。
日本語と横文字が混ざるとよーわからん! 書いてる僕も何言うてるかわかりません!!
最初は「1人まわし」だけ始めて、十分にできるようになったら
「1人まわし」を継続しながら「ジムバトルに参加する」のステップにも取り掛かる。
そんな感じです!!
文字の割合が多い記事になって読むのに疲れてしまうので
ところどころにかわいいカードの画像を配置しておきます。
常に意識しておく事
考える
なんでも考える癖をつけましょう。
「このターンはなにをしたいのか」
「自分はなぜこのカードを使ったのか」
「相手はなにを狙っているのか」
とにかくなんでも考えましょう。
答えを出すには知識が必要になるので答えを出せないことも多いですが
知識を得た未来に向けて考える力を鍛えておきましょう。
目先の勝ちにこだわらない
目指しているのは「将来、継続して勝てる自分」です。
今勝てるとしても、自分が成長できないならその方法にこだわってはいけません。
例えば
1.「先攻2ターン目《マリィ》で相手が止まれば勝てるので《マリィ》」
2.「手札に揃うかかなり怪しいが、決まれば勝ちの行動を狙う」
3.「有利な相手だったので、フリー対戦を申し込む」
こういった行動をして勝ったとしてもなんの成長もありません。
むしろその成功体験が成長を阻害するでしょう。
求めているのは「今の勝利」ではなく「将来の勝利」です。
今の自分の行動が将来の自分のためになるか考えて行動しましょう。
※例1例2は相手のデッキとの相性や状況によっては正しい場合があります。
その選択が正しいと思って行動したなら問題ありません。
受け入れる
「たねポケモンが1体しか出せず、先攻2ターン目に倒されて負け」
「極端に苦手なデッキと当たって、なにもできないまま負け」
「《博士の研究》で狙っていたカードを引けなかったので負け」
ポケモンカードはそういうことがよくあるゲームです。
そんなもんだと受け入れましょう。
受け入れることができなくて
「過剰なサーチを採用する」「デッキを変更する」「強い場面が少ない確定サーチに変更する」
感情を抜きにして考え、正しいと思えない行動は控えましょう。
自分のミスはしっかりと認めましょう。
「どうせ引きが悪かったから~」
「いやでも~相手の動き強すぎたからな~」
ミスを認めるのは苦しいので逃げたい気持ちもわかりますが
「相手の動きは強かったが、自分の選択も間違っていた」
受け止めて成長につなげましょう。
対戦相手に敬意を払う
強くなるためには練習に付き合ってくれる対戦相手が必要です。
対戦してくれることに感謝し、相手に敬意を払いましょう。
過剰にへりくだるのは健全なコミュニケーションではありません。
自分を大事にしつつ「相手と自分、両者が楽しく笑える」を目指しましょう。
強くなるロードマップ
自宅編
デッキを作る
デッキがなければ対戦ができないので、まずはデッキを作ります。
ここで注意するポイントが1つ!
環境デッキと呼ばれるデッキを作りましょう。
おもしろい動きをするデッキや、好きなポケモンで構成されたデッキを作りたい気持ちはわかります。
ですがそういったデッキは
「特定の動きを決めれば勝ちなのでそのデッキしか上達しない」
「カードパワーが低く、1つのミスが敗北に直結する」
といった理由からポケモンカード上達に適していません。
上手くなってから使いましょう! 今は我慢です!
1人回し
カードゲームにはデッキの動きを確認する「1人回し」という行為が存在します。
その「1人回し」を通して、自分のデッキに入っているカードの効果を覚えます。
条件をいくつか決めておくと1人回しがやりやすいので、挙げておきます。
・自分は先攻
・先攻2ターン目にメインアタッカーでワザを目指す
・後攻2ターン目から毎ターンバトル場のポケモンを倒される
・次のアタッカーを準備しつつ高いダメージを狙える時は狙う
ジムバトル編
ジムバトルに参加する
大会に出たことがない人にはこのハードルが高い!!!
上達するにはこの道を避けて通れません。
色々不安はあると思いますが、思考を止めて突っ込みましょう!
最近はポケモンカードがすごく流行っているので、初心者の方がたくさんいます。
1人じゃないから寂しくない!
持ち物はデッキとダメカンがあれば問題ありません。
ダメカンを忘れても忘れたって言えば貸してくれます! 人の優しさを信じましょう。
「初心者なのでルールミス等あれば指摘していただけると助かります」
こんな感じであらかじめ伝えておけば、なにかルールミスがあっても大丈夫です。
ポケモンカードには「性格が良くて無限に遊んでくれる人」が稀にいます。
なんとなくそういうオーラが出てるので察知しましょう。
仲良くなった人や、「この人との対戦はリラックスしてできた」「この人との対戦は楽しめた」
という人を見つけることができれば、次のステップに進みます。
「怖い人しかいなかった」「内輪ノリが合わなかった」等あれば、別のお店でジムバトルに出ましょう!
お互いに顔を覚えられる規模の方が仲良くなりやすいので、参加者10人前後のジムバトルがオススメです。
フリー対戦をする
ジムバトルだと2~4戦のことが多く、十分な練習ができません。
1つ前のステップで見つけた「優しい人」や「ジムバトル最終戦の対戦相手」にフリー対戦をお願いしましょう。
「もしこの後良ければ、フリー対戦お願いできませんか?」
1戦と言わず可能な限りいくらでも対戦したいので、週末の昼開催ジムバトルが望ましいです。
「こっちは初心者やから相手にメリットがなくて申し訳ない…」と考える人もいるかもしれませんが
自分が協力した人が強くなっていくのを見るのは楽しく、良い刺激にもなるのでたぶん大丈夫です!
相手が困った顔をしていたら撤退しましょう!
フリー対戦ができるようになってきたら、次のステップに進みましょう。
対戦内容を覚える
対戦する環境が整ったので、次はプレイスキル向上を目指します。
プレイスキルを上げるには試合を振り返る必要があり、振り返るためには対戦内容を覚える必要があります。
振り返りは一旦置いておいて、まずは覚えることに集中しましょう。
「覚える」と言ってもなにを覚えたらいいかわからないと思うので決めます。
1:相手のデッキに入っていたポケモン
2:相手に使われて苦しかったカード
3:自分の倒されたポケモン、相手の使ったワザとダメージ
4:各ターンで使われたサポート
5:各ターン終了時の自分の場
6:各ターン終了時の相手の場
7:各ターン開始時と終了時の自分の手札
8:自分の行動ほとんど全て
9:相手の行動ほとんど全て
1を覚えられるようになったら1と2
2を覚えられるようになったら1と2と3、少しずつ覚える量を増やしていきましょう。
数試合前の3まで覚えることができるようになったら次のステップに進みましょう。
最終的には9まで覚えたいですが、6まで覚えればしばらくの間大丈夫だと思います。
対戦を振り返る
プレイスキル向上を目指して、振り返っていきましょう。
振り返りは言語化を意識すると質が高くなります。
「どこが悪かったのかわからない」はゲーム始めたてあるあるです。
僕も新しくゲームを始めたらよく言っています。
「相手にされて辛かった動き」や「自分の弱かった動き」に注目すると振り返りやすいです。
どこでも編
情報を集める
ポケモンカードは対戦前から相手デッキに合わせてプランを立てておくのが重要です。
プランを立てるには相手デッキの情報が必要なので、情報を集めましょう。
文字が好きならnote、企業コラム、ブログ
文字が苦手ならyoutubeや対戦を横で見る
自分に合った方法で集めましょう。
「なにを知ればいいのか?」集めたい情報を明確にします。
・デッキの動き
・採用されているカード
・採用されているポケモンの詳細(弱点、必要なエネルギー、ワザのダメージ、HP)
・デッキの弱いところ
プランを立てる
集めた情報を元に、各デッキと対戦したときのプランを立てましょう。
いきなり複雑なプランは立てられないので、まずは「この動きを狙おう」ぐらいで考えましょう。
1:この動きを狙おう
2:相手に強い動きをさせない
3:目指す場を決める
4:こちらの動きに対応した相手の動きへの対応を決めておく
《ミュウVMAX》や《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》のような
動きが予測しやすい相手の場合はもっと詳細に決めることもあります
「環境デッキの○○が相手の時はどうするの?」という質問に
「○○を狙って、△△を避ける。□□の状況にならないように注意しておく」
という答えが出せるようになれば次のステップに進みましょう。
無限ポケカ編
複数のデッキを作って1人で対戦
情報を集めたりプランを考えているうちに他のデッキにも興味が出てきたと思います。
自分の今使っているデッキと五分に近い相性だと思う環境デッキから2つめのデッキを作りましょう。
自分のデッキが2つになれば、1人で2つのデッキを使った対戦形式で練習ができます。
これにより今までは1人回ししかできなかった自宅練習の質が上がります。
何戦か対戦→振り返り→プラン検討→何戦か対戦
このサイクルをひたすらまわします。
これを繰り返すと、自分の場と手札と相手の場を見ればそのターンのゴールや手順が頭に浮かぶようになります。
あとはそのゴールや手順が正しいか考えて修正をすればポケカマスターです。
ジムバトルはちょちょいのちょい!
オススメデッキ
終わりに