強くなろう!ポケモンカード攻略メソッド!【初級編】 | 週刊きむらのポケ講
はじめに
みなさんこんにちは!
きむらです。
先日、友人たちと総当たり17回戦の練習会をしました!
11時間もポケモンカードが出来てめちゃくちゃ楽しかったです!!!!
成績は12勝5敗で同率1位でした! 嬉しい! 嬉しい!
使用デッキは《こくばバドレックスVMAX》+《マホイップVMAX》デッキでした。
記事のタイトルで見に来た人はデッキリストを求めていないかもしれないので、記事の下のほうにおまけとしてつけておきます。
記事概要
※この記事は「ポケモンカードをある程度プレイしていて、強くなりたい」というプレイヤーに向けた記事です。
「これからポケモンカードを始める」又は
「ポケモンカードを始めてみたがどうしたらいいかわからない」
というプレイヤーには↓の記事がオススメです。
最速で強くなろう! ポケモンカードRTA! | 週刊きむらのポケ講
(2022/7/15追記)
今回の記事ではポケモンカードで強くなるために大事な考え方を紹介したいと思います。
記事のタイトルにもあるように、今回は【初級編】です。
「そんなん知ってる~」「当たり前のことしか書いてない~」と思う方が多いかもしれませんが、知識の再確認として読んでいただければ幸いです。
「一気に色んなこと言われてもどれからしたらいいかわかんない」を防ぐために各考え方の優先度を高中低の3段階で決めます。
全部大事なので最終的には全部覚えましょう!
1日で一気に読んで全部覚える! はなかなか厳しそうなので軽く全体に目を通して、「今日はこれを意識する!」みたいに1つずつ進めていくことをお勧めします。
「ポケモンカード攻略メソッド!」が誇大広告にならないようにしっかりしたものにします!
優先度:高
デッキの基本的なプランを知る
最大ダメージと条件を把握する
ここでクイズです。
今からいくつかのデッキリストを貼るので各デッキが1ターンに出せる最大ダメージを考えてください。
ワザのダメージ+特性などで乗せるダメカン=最大ダメージ
弱点は考慮しません。
いじわるなひっかけはほとんどないのでパパ~ッと決めて読み進めましょう。
答え
クイズから言いたいこと
「ゴール」を設定する
「デッキの基本的なプラン」を元に、このターンはこれをしてターン終了時にはこんな場を作りたいという「ゴール」を設定してプレイしましょう。
優先度:中
サイドプランを決める
- 非GX,Vを倒して1枚、TAGTEAM,VMAXを倒して3枚、GX,Vを倒して2枚の6枚
- GX,Vを3体倒して6枚
- TAGTEAM,VMAXを2体倒して6枚
- 非GX,Vを3体倒して3枚とVMAX1体を倒して3枚の6枚
サイド6枚の取り方を決めましょう。
2ターン目にはおおよその取り方を決めてゲームの進行に合わせて修正していきます。
ゲームが進むにつれて非GX,VやVMAXやVを、《オドリドリ》《ミュウVMAX》《ゲノセクトV》のように明確にしていきましょう。
サイドの取り方によって最速で終わるターンと《ボスの指令》の要求枚数が変わります。
6枚の取り方を決めた後はプランに沿ったポケモンにだけワザを使いたいです。
サイド落ちを確認する
ポケモンカードにはサイドにカードが行く「サイド落ち」があります。
サイド落ちをしていることを気づかずにプランを立ててしまうとやりたかったことができず敗北に繋がります。
とはいえサイド落ちしたカード全てを把握するのは時間がかかり現実的ではありません。
自分のデッキのカードを
「絶対に確認する」「相手次第で確認する」「確認するべき」「確認できると良い」「確認しない」
に分類しておくと効率よく確認できます。
例としていくつかのデッキリストと分類を示します。
分類の基準
「絶対に確認する」
メインアタッカー、《デデンネGX》《クロバットV》《ワタシラガV》
最大ダメージに影響が大きいカード、デッキの基本的なプランに組み込まれているカード
「相手次第で確認する」
相手デッキによって強さが大きく変わるカード、対策カード
「確認するべき」
《ボスの指令》、サブアタッカー、システムポケモン
「確認できると良い」
サーチ可能なカード、入れ替え札
「確認しない」
4枚採用されているカード、ポケモンをサーチするグッズ
がおおよその分類基準です。
採用枚数が多いほど優先度が低くなりやすいです。
「確認できると良い」にサーチ可能なカードとあるので、「うらこうさく」が採用されているデッキは確認するカードが大幅に増えます。
「絶対に確認する」「相手次第で確認する」は1ターン目の最初のサーチ、「確認するべき」は2回目以降のサーチ、「確認できると良い」は試合展開に応じて少しずつ確認していくことが多いです。
各カードの役割を理解する
《パワータブレット》
1枚「テクノバスター」240でHP220のVポケモンを倒す。
3枚「テクノバスター」300で《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》や「いちげきのほうこう」でダメージを受けている《ゲンガーVMAX》を倒す。
4枚「テクノバスター」330でVMAXポケモンを一撃で倒す。
「サイコジャンプ」の微調整に使うこともあるが基本的には上の3つが主になる。
サイドレースに先行していてVMAXポケモンを一撃で倒す必要もなく、相手VポケモンのHPが210のような状況ならどんどん使って《ゲノセクトV》「フュージョンシステム」を優先する。
このように活躍する相手や状況を決めて採用されているカードがあります。
カードのテキストからは読み取ることができない情報なので
自分で作ったデッキなら「なぜこのカードを入れたんだっけ」
誰かを参考にして作ったデッキなら「この人はなぜこのカードを入れたんだろう」
と考えておくと良いでしょう。
人から答えを聞いたものは忘れやすいので、なるべく自分で考えるのをお勧めします。
優先度:低
カードの使用順序
1ターン目に《メッソン》をたくさん並べたい時も《レベルボール》より先に「しゅんそく」をしましょう。
初手と1ターン目のドローとサイド6枚を引いて山札が46枚だとして、
そのまま「しゅんそく」をした場合4/46で8.69%
《レベルボール》で《メッソン》を手札に加えた場合は3/45で6.66%です。
(《メッソン》はサイドに落ちていない想定です。)
《パワータブレット》を3~4枚まとめて使いたいターンは《ピオニー》を後に使うべき場合が多いです。
山札に4枚《パワータブレット》がある状況から1枚引くより、《ピオニー》で2枚サーチした後の山札に2枚のところから1枚引く方が難しいからです。
この他にも色々あるので、「この順番でカードを使ってもいいのか?」「どちらから使っても変わらないのか?」と一度考えてみましょう。
探せる範囲が狭いカードや対象が限定的なカードほど先に使うべきな場合が多い
とりあえずこれだけ覚えておきましょう。
多いというあやふやな言い方になっているのは進化ポケモンを探したい時の《スーパーボール》《クイックボール》のような例があるからです。
一度止まって考える
安全確認ヨシ!!!!!!!!!
勝った!! と思うとプレイがめちゃくちゃ早くなります。
一定確率でなんらかのミスをして逆転負けをすることがあるので勝ったと思った時ほど、「本当に勝てるのか?」「山札に欲しいカードは残っているのか?」と疑いながら慎重にプレイをしましょう。
エネルギーの手貼りや、サポートの使用をしてしまうと取り返しのつかないことになってしまうことが多いです。
とにかく確認! 1回止まって良く確認をしましょう。
本当は最終ターンだけでなく毎ターンの始めに一度止まって「このターンは何がしたいのか」と考えるべきです。
対戦時間は有限なのでそこに気をつけながらなるべく考えましょう。
後からできる事は後回し
エネルギーの手貼り
逃げる
「クイックシューター」
これら全て今しなければならない理由がない場合は後に回すべきです。
その方が選択肢が多くなります。
今しなければならない理由には
《博士の研究》でエネルギーや《ポケモンいれかえ》をトラッシュするから、《回収ネット》で回収するから等があります。
これらのカードたちの特性を使う前にエネルギーを貼り、ドローしたカードによって別のアタッカーを使う予想外のプランが思い浮かんでも時すでに遅し、エネルギーを貼ることはできません。
逃げるも同様で「進化引くやろ~」とベンチにも《ミュウV》がいるにも関わらず《ポケモンいれかえ》からの逃げるでエネルギーが2枚付いた《ミュウV》を前に出したが進化できず、バトル場にエネルギーが2枚付いたミュウが残るといったシーンを見ます。
ベンチの《ミュウV》を《ポケモンいれかえ》でバトル場に出して、逃げるのを後に残しておけば《メロエッタ》や《オドリドリ》をバトル場に出すという選択肢を選ぶことができました。
今やることにメリットがない行動は後回しにしましょう。
おまけ
おわりに
【初級編】と最初に言っているので来週再来週と【中級編】【上級編】と続くと見せかけて何も決めていません。
かといって強い新デッキが作れているわけでもないので来週は【中級編】になりそうな気がします。
新カードが出なさすぎる! さすがに新デッキを作れない!!!
対戦会らへんからポケモンカードがめちゃくちゃ楽しいです。
楽しめてるときは勝てる時! 今のうちに頑張るぞ!
次回は11月23日(火)更新! ポケモンカード最高!