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2024.11.21

その31~ヤクルトスワローズオタク目線で語る『ファウンデーションズ』レビュー~ | ゆるふわマジックであそぼう

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その31~ヤクルトスワローズオタク目線で語る『ファウンデーションズ』レビュー~ | ゆるふわマジックであそぼう
目次

その31~ヤクルトスワローズオタク目線で語る『ファウンデーションズ』レビュー~

●プレイボール!

ファウンデーションズが発売されます!

ひっっっっっっっさしぶりの実質基本セット! 最後に出たのはいつでしたっけ? いや! 計算しなくていいです! 耐えられない。


スタンダードで5年も使えるらしいです。すごい長持ちしますね。パネトーネ種を酵母に使ってるんですかね。

そんな「基礎(foundation)」を意味するエキスパンションである『ファウンデージョンズ』はこれからマジックを始める人久しぶりにスタンダードをやってみようかなと考えている人画面の前のあなた向けて作られた非常にクオリティが高いものに仕上がっており、ドラゴンスターVIP会員向け有料サブスクリプションコンテンツである「めぐすけの赤裸々マジックを語ろう」でもメタスコア98.78という驚異的な数値を叩き出しました。まぁそんなサブスクリプションコンテンツは無いんですが。


そんな『ファウンデーションズ』ですが、みなさんもアレが気になっているはずですよね?


そう、『ファウンデーションズ』のカードで野球チームを組んだらどうなるのかですよね?

※お使いのブラウザは正常です

※書いているライターは正常ではないかもしれません


 
「というわけで今回もゲストとしてその道のプロを呼んできました。生粋のヤクルトスワローズファン、サマーです!」


 
「サマーです。よろしくお願いします」

プロフィール
 
サマー
ヤクルトスワローズファン歴23年生粋のツバメオタク。前シーズン投手陣がイマイチだったため今シーズンは投手陣の強化を図ったら怪我人が続出してむしろ悪化したり、セ・リーグの打撃タイトルで4部門獲得したのにも関わらずリーグ5位で終わったりと納得のいかないことばかり。めぐすけとは保育園からの付き合い。


 
めぐすけ
右投げ右打ち。野球は「とりあえずルールはわかる」程度の理解度。大谷とイチローは知ってる。サマーと空き地でキャッチボールして暴投により窓ガラスを割って怒られるという漫画みたいなムーブを2回くらいやらかしている。最近の野球漫画は『忘却バッテリー』と『球神転生』がお気に入り。





 
「ちなみに最近カードゲームでもヤクルトスワローズグッズが出始めて、サプライを全部ヤクルトスワローズにできるようになったの見てほしい」

 
「おお・・・とある表ルートで仕入れた合法サプライじゃん・・・とびっきりの上物だな・・・」
 
「お店で買った公式サプライって言ってくれ」


●ピッチャー《九生の使い魔》

 
「9回も復活できるしぶとさ、常に怪我のリスクと隣り合わせな投手として重要な要素だ。2008年から2012年まで5年連続2桁勝利した館山昌平選手のようなカードだね」


 
「育成ゲームだったらリセット案件だけど現実はそうもいかんからね」


 
「現役のうちに9回も手術して、そのたびに復活して勝利に貢献したんだ」


 
「手術9回は凄すぎだな・・・もう人間の部分ほとんど残ってないんじゃないの・・・?」


 
「野球選手はサイボーグではない」


 
「クリーチャーでない呪文にブリンクとトークン生成を付与する圧倒的盤面制圧力、史上最強のキャッチャーである古田敦也選手のような性能だ」


 
「知ってる!! さすがに名前知ってる選手だ!!」


 
「入団2年目に首位打者を獲得し、社会人出身ながら2000本安打達成する打撃力を持ち、巧みなリードで投手を引っ張り歴代盗塁阻止率は1位。選手兼任監督も務めた、ヤクルトスワローズで最も有名な選手と言えるね」


 
「選手ですごいのは知ってるけど監督としてはどうだったの?」


 
「ノーコメント」


 
「あっ(察し)」


●ファースト 《原初の飢え、ガルタ》

 
「ファーストといえばパワー! ロベルト・ペタジーニ選手のような凄まじいパワーを持つ《原初の飢え、ガルタ》こそふさわしいね」


 
「ゲッツやる人だっけ」


 
「それは別の外国人選手だ。ペタジーニ選手は来日1年目から本塁打王を獲得。来日1年目の選手として史上初の打率3割・40本塁打以上を達成。2001年にヤクルトが日本一になった時2度目の本塁打王を獲得して優勝に大きく貢献しているよ。あと奥さんが小学校の友達のお母さん(25歳差)であることも話題になったね」


 
「守備範囲広いな」


 
「そうだね。ファーストだけでなく外野手もやっているよ」


 
「ん???」


 
「ん???」


●セカンド 《七つの死の種父》

 
「攻めて良し守って良しの万能クリーチャー、セカンドの山田哲人選手を彷彿とさせるね。2015年に打率3割、ホームラン30本、盗塁30回以上という記録を残して『トリプルスリー』がその年の流行語にも選ばれたんだ」


 
「流行語はすごいな」


 
「でもその後週刊誌にすっぱ抜かれて・・・」


 
「何やらかしたんだ・・・!?」


 
「リーグ優勝でビールかけした後に立ち食いそば行った」


 
「大谷の半袖速報くらいどうでもいい!!!!!」


●サード 《非常識な図体》

 
「ハマッた時の確実にゲームが終わる凄まじい爆発力、サードは村上宗隆選手のような爆発力をもつこのカードにふさわしいね
 ・高卒2年目でセ・リーグ初30本塁打
 ・全試合4番(2020.2021)通算100号、最高出塁率最年少記録
 ・プロ野球史上初5打席連続ホームラン
 ・最年少200号本塁打達成
 ・令和初の三冠(打率、本塁打、打点)
とノッてる時は球界最強のスラッガーなんだ」


 
「なんか微妙にひっかかる評価だな」


 
「ノッてない時はエラーがチームで一番多い」


 
「本当に極端だ・・・」

 
「内野の華であるショートには将来性を考慮して《次元の先駆者、ケラン》に任せよう。ショートといえば自分の最推し長岡秀樹選手が外せない。2019年高卒ドラフト5位で入団。2022年にはショートでレギュラーに定着するとその年に守備の優れた選手に贈られるゴールデングラブ賞を華麗に受賞。2024年シーズンにはセ・リーグ最多安打を獲得。今ヤクルトスワローズの若手ナンバーワンと言っても過言ではない。さらに彼のもうひとつの魅力として、見た目の幼さとは裏腹に声がめっちゃ低いのだ。そのギャップで女性ファンも増えているんだ(サマー調べ)(早口)」


 
「第3弾にもなるとオタクの長文早口にも慣れてきたな」


 
「他にもショートだと阪神2軍の山田脩也選手も高卒1年目ながらなかなか良い守備をしていて注目してるね」


 
「待って待って待って! 阪神の2軍?? ヤクルトファンだよね? 他球団の2軍選手まで把握してんの??」


 
「まぁ、全部じゃないけど野球見てたら将来性ある選手は大体頭に入るもんだよ。むしろ野球選手よりも遥かに種類が多いマジックのカードを大体暗記してるマジックプレイヤーの方がすごいと思うよ」


 
「そうかな・・・そうかな・・・」


●センター 《真面目な身代わり》

 
「出た瞬間にマナ加速、除去されてもアドバンテージを失わない安定感のあるクリーチャー、まさに青木宣親選手みたいだ」


 
「スポーツで安定感ってすごい大事な要素だよね」


 
「4代目ミスタースワローズ。イチローでも成し遂げられなかった日本プロ野球唯一の200本安打複数回達成した選手で、今シーズン惜しまれつつも引退してしまったんだ」


 
「イチローよりすごいってすごいな!(語彙)」


 
「奥さんと結婚する前にデートを何度も誘ったのに断られて、次の試合で『明日ヒット3本打ったらデートしてもいいよ』と言われたので次の試合で見事に3安打達成したんだ」


 
「ずいぶんと煩悩にまみれた安定感だなおい


●ライト 《穿孔芸人》

 
「外――芸人枠といえば三輪正義選手だね」


 
「それ設けないと法人税でも上がるのかってくらいどの業界にもあるな芸人枠」


 
「どこでも守れるユーティリティプレイヤー。独立リーグ出身で球界初のFA権を取得した選手だ。2019年の引退セレモニーの日、試合が中止になるくらいの大雨が降ってしまった。そんな中、三輪お家芸のベースダイブを披露して盛り上げたんだ」


 
「エンタメに体張ってんなぁ」


 
「引退後もヤクルトスワローズの広報としてYouTubeやXで色々と配信しているんだ」


 
「マジで芸人じゃん。ちなみにドラゴンスターの芸人枠は誰にも譲らないからな!」


 
「誰と張り合っているんだ・・・」


●レフト 《全知》

 
「巨大なマナコストと規格外の効果、最後の外野手はバレンティン選手のような規格外の効果をもった《全知》が相応しいね。プロ野球シーズン最多本塁打の王貞治を越えてシーズン60本塁打を達成したスーパースラッガーで、そのシーズン(2013年)は131打点を叩き出したんだ。チームは最下位だったけど」


 
「だめじゃん!!」


 
「あと守備をしている時に近くに生魚が降ってくるハプニングがあったんだ」


 
ファフロツキーズ現象かよ」


 
「このエピソードが後に『ブルームバロウ』の魚を贈呈するメカニズムのベースになったと言われているんだ」


 
「検証班ンンン!!!!」


 
「フェイクでした」


 
「危ねえ!!!!」


●応援スタイル 《親族旗》

 
傘応援じゃん!!」


 
「傘応援?」


 
「観客がいなくてガラガラだったスタンドを彩るために応援団長が観客に傘持ってくるようお願いして、みんなで傘を広げるスタイルが定着したんだ。今ではヤクルトファンにとって傘はなくてはならない神聖なものになったんだ」


 
「ん? 団員じゃなくて観客? どうやって? ヤクルトファンのdiscordチャンネルでもあるん??」


 
「いや、球場でプラカード掲げて『次の試合で傘持ってきて♡』みたいな感じでその場にいた観客にお願いしたんだ」


 
「試合ってそんな毎日行くようなものじゃなくない??」


 
「行くけど・・・」


 
「あれ?? これ自分の認識がおかしいの??」


 
「まぁとにかく傘によって観客を『カサ増し』したんだ(ドヤァ)」


 
「ブルームバロウのカードっぽいしこのくだりカットして大山もく先生に解説してもらうか・・・」


 
「待って!! ちょっと待って!!」

 
「監督といえば野村監督は絶対に外せないね」


 
「野村監督って阪神の監督じゃないんだ(マツイくん世代)」


 
「野村監督は阪神よりもヤクルトの監督歴の方が長いよ。選手としての凄さももちろん球界最高レベルなんだけど、今回は監督としての凄さを評価ポイントにしたんだ」


 
「選手としての凄さが知りたかったらWikiを読んでね!」


 
「野村監督は野村再生工場と呼ばれていて、他球団を自由契約になった選手を獲得し見事に復活させていき、アリーシャのようなリアニメイト戦術でもってヤクルト黄金時代を築いたんだ。」


 
「野球ってリアニメイトの概念あるんだ・・・」

 
「野球チームといえばマスコットは必要だわな」


 
「マスコットといえばつば九郎。1994年から公式マスコットとして活躍し、フリップネタで対戦相手をイジったり、時事ネタのブラックジョークを連発して試合を盛り上げているんだ」


 
「かなりパフォーマンスがラフプレー寄りだなおい」


 
「グッズ売上が1位でどの選手よりも稼いでいるから誰も口を出せないんだ」


 
「プロの世界だから実力至上主義なんだ」


 
「まぁでも大人気キャラだからね。自分も好きすぎてアイコンにつば九郎描いたんだ」


 
「それつば九郎なの!?!?」


 
「どう見てもつば九郎じゃん」


 
「お、おう(!?!?!?!?!?)」

●ゲームセット!

 
「以上が『ファウンデーションズ』のカードレビューになります。エキスパンション全体の感想ですが、どう見てもヤクルトスワローズでとても期待が持てますね」


 
「『ファウンデーションズ』全体の感想が『どう見てもヤクルトスワローズ』なの間違いなく地球上でここだけだわ」


なんにせよこれで『ファウンデージョンズ』最強の野球チームが決定しました。


せっかくなので並べてみましょう。


壮観ですね! このチームなら今シーズン優勝間違いなしでしょう!!


みんなも『ファウンデージョンズ』でさらにマジックと野球を楽しんで、自分だけのベストナインを考えてね!!



どゆこと・・・???


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このコラムのライター

めぐすけ

めぐすけ