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2024.5.25

ポケカを始めるなら今! バトルマスターデッキの紹介と改造アイデア | ミナナセポケカレポート

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ポケカを始めるなら今! バトルマスターデッキの紹介と改造アイデア | ミナナセポケカレポート
目次

はじめに

はじめましての方もそうでない方もこのコラムを読んでくれてありがとうございます。

使う予定はないけどとりあえず買ったスリーブが増え続けて数年。TCG大好きバーチャルYouTuberの三七瀬なくりです。


特に必要ないけど一応買っておくか……みたいなスターターデッキも無限に増え続けるよね。

ということで、今回は5月17日に発売された『バトルマスターデッキ』をご紹介したいと思います。


こちらの構築済みデッキ、往年のポケカプレイヤーから見ても即戦力すぎてびっくりする強力なカードが収録されているので、これからポケカを始めたい人だけでなく、本格的にポケカを練習したい人にもオススメのデッキとなっております。


早速紹介していきましょう!

バトルマスターデッキとは

「バトルマスターデッキ」とは、公式大会でも活躍している、「悪テラスタル」のリザードンexとパオジアンexを中心にした構築済みデッキだ。デッキには、「悪テラスタル」のリザードンexとパオジアンexと相性のいいカードがたくさん入っている。バトルの駆け引きを楽しみたい、強者を目指す方におすすめのデッキ!

(出典:ポケモンカードゲーム公式サイトより引用:バトルマスターデッキ「テラスタル リザードンex」「パオジアンex」)



ということで、今回発売されたバトルマスターデッキは2種類。

それぞれ《リザードンex》《パオジアンex》が主軸になっています。


公式サイトの商品説明のとおり、これらのデッキはチャンピオンズリーグやシティリーグといった公式大会でも数多く入賞実績がある強力なテーマなんですよね。


ここからは実際のデッキリストを見ながら各デッキの基本的な使い方やコンセプトを紹介していきましょう。

バトルマスターデッキ テラスタル リザードンex

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最初は「バトルマスターデッキ テラスタル リザードンex」のデッキリストをご紹介!


登場以来環境トップに君臨し続けてきた《リザードンex》をメインアタッカーに、汎用的なドロー特性を持つ《ビーダル》をメインエンジンに据えた、いわゆるビーダル型リザードンとなっています。


競技シーンでよく使われる同型のデッキを初心者向けに扱いやすくしたような印象ですね!


サブアタッカーには、終盤の決戦火力となる《かがやくリザードン》の他、環境ではあまり見かけない《エンテイ》《ファイヤー》が収録されています。

また、VSTARパワー枠として《アルセウスVSTAR》が採用されており、上手く進化できれば好きなカードを2枚サーチできる強力なVSTARパワー「スターバース」を使うことができます。


トレーナーズは必要なカードが無駄なく揃っており、特に《ネストボール》《ハイパーボール》汎用サーチグッズが4枚ずつ入っているのは嬉しいですね。


エネルギーは基本炎エネが12枚、《ダブルターボエネルギー》が1枚入っています。

一般的なリザードンexデッキは炎エネを6枚程度しか積まないため、それと比べるとエネルギーはかなり余裕のある配分です。


《ダブルターボエネルギー》は一見するとどのポケモンにつければいいのかわかりにくい1枚ですが、基本的には《アルセウスVSTAR》で攻撃する際に貼る想定なのかなと思います。

他にも、早い段階で《かがやくリザードン》のワザを使ったり、《ビーダル》の逃げるためのエネルギーとしても利用できるので覚えておきましょう。


実際にこのデッキを使ってみた感想ですが、初心者が使うには少し難しいポイントはあるものの、高い出力と安定性を両立した完成度の高い60枚だと思います。


一般的なリザードンデッキと比べてエネルギーにかなり余裕があるため、《エンテイ》《ファイヤー》といった普段なかなか見かけないサブアタッカーを使った攻撃手段もあるのが新鮮で奥深いですね。

バトルマスターデッキ パオジアンex

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続いては「バトルマスターデッキ パオジアンex」のリストを見ていきましょう。


《パオジアンex》のデッキは環境においても非常に強力なデッキの一つで、《ビーダル》をドローエンジンに採用するのが一般的です。

バトルマスターデッキにおいてもビーダルの進化ラインが2枚ずつ入っているので、使い勝手はよさそうですね!


基本的な使い方としては、《パオジアンex》をバトル場に置いて特性「わななくれいき」で山札から基本水エネルギーをサーチしつつ、《セグレイブ》の特性「きょくていおん」を使って自由に水エネを加速し、《パオジアンex》《パルキアVSTAR》《かがやくゲッコウガ》と、それぞれ違う特徴を持ったアタッカーで攻撃していくことになります。


VSTARパワー枠として採用されている《パルキアVSTAR》は、280という高いHPと最大260ダメージという高い攻撃力を両立したアタッカーでもあり、様々な場面で活躍することができます。

できるだけ早い段階で《セビエ》《セグレイブ》に進化させたいところですが、多少スタートが遅れても《パルキアVSTAR》の特性「スターポータル」によるエネ加速で最大3エネを場に供給できるので、どちらのポケモンも序盤から積極的に進化を狙っていきたいですね。


また、《かがやくゲッコウガ》は手札からエネルギーをトラッシュすることで山札を2枚引くことができる特性「かくしふだ」を持っており、序盤の安定性に貢献してくれます。


グッズの枠には、リザードンexデッキと同じく《ネストボール》《ハイパーボール》が4枚ずつ採用されている他、パオジアンデッキに必要不可欠な《スーパーエネルギー回収》も4枚入っていますね。

個人的に、この4枚採用はめっちゃポイント高いです。


そしてサポートの枠ですが、水タイプのデッキには何枚入れても強い《カイ》がしっかり4枚採用されているだけでなく、《ナンジャモ》の4枚採用。

カイを4枚採用している時点でもう強い。本気ですよ、このデッキは。


リスト全体の印象ですが、使い方を迷ってしまうようなカードがほとんどありませんね。

必要性の高いカードがシンプルにまとまったスマートなデッキだと思います。

このままジムバトルとかに持っていっても割と勝てそう。何なら優勝を狙えるくらいのポテンシャルを感じます。

更に本格的なデッキに改造するには

さてさて、そんな感じで両デッキともにべた褒めしたわけですが、そうは言っても構築済みデッキ。変更したいポイントがゼロではありません。


リザードン、パオジアン共に環境トップのテーマということもありますので、このバトルマスターデッキをベースにより強力なデッキにするべく、改造案もご提示しましょうね!

リザードンex編

色々(本当に色々……)な事情を考慮して組み上げた、構築難度とプレイ難度が両方ぼちぼち高くなったレベルのリザードンexデッキ案がこちら!

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まずポケモンの枠ですが、《ビーダル》《アルセウスV》の進化ライン、それから使い所の難しかった《エンテイ》《ファイヤー》を削り、空いた枠に《ピジョットex》《ロトムV》《ネオラントV》《マナフィ》を採用しています。


《リザードンex》は単体での攻撃性能が非常に高く、サブアタッカーを増やすよりもデッキの安定性を補強する方が強いんじゃないかなあと。


先攻を取った際は《ロトムV》の特性「そくせきじゅうでん」で手札を増やして番を終えることができますし、後攻を取った場合は《ネオラントV》の特性「ルミナスサイン」を使うことで《ペパー》にアクセスし、《ワザマシン エヴォリューション》を使うことでベンチを育てる動きが可能になります。

《ピジョットex》は毎ターン好きなカードを1枚サーチできるため、必要なカードを見極めて強い動きを選択していきましょう。




続いてグッズの枠ですが、ピジョットexを採用した関係で《ふしぎなアメ》を4枚に増やした他、相手のベンチのポケモンを呼び出す《カウンターキャッチャー》《プライムキャッチャー》を追加しています。

バトルマスターデッキではエーススペックのカードが入っていないので、とりあえずプライムキャッチャーを積むだけでもグッと強くなりますね


次にサポートの枠ですが、《博士の研究》を抜いて《ペパー》を積みました。

このデッキは進化ラインが多いため、手札を全部捨てる《博士の研究》は重要なカードを巻き込みやすく、やや相性が良くないんですよね。


ペパーを積んだ関係で、もともと1枚も入っていなかったポケモンのどうぐも4種類を採用。余ったVSTARパワー権を活用するため《森の封印石》も追加しています。

色々とカードを足した関係でエネルギーは8枚に減っていますが、《リザードンex》は自身の特性で山札からエネルギーを加速できるため、あまり問題にはならないはずです。


欲を言えばあれもこれも採用したい……というカードはあるのですが、構築の難易度が上がってしまうため泣く泣く断念。

余裕があれば《ネストボール》《ヒスイのヘビーボール》の枠をやりくりして《なかよしポフィン》を積みたいところですね。

パオジアンex編

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続いてパオジアンデッキの改造案!

こちらも様々な事情を考慮し、構築難度が上がりすぎないようにパーツを吟味しました。


もともとのリストがかなりスマートなので、ポケモンの枠はほとんど変更していません。


グッズの枠をかなり増強しており、相手のベンチポケモンを呼び出す《カウンターキャッチャー》《プライムキャッチャー》の他、山札から水エネを持ってくるための《大地の器》、トラッシュした水エネを再利用するための《すごいつりざお》など、エネルギーの回転が良くなるように補強しました。


その分サポートの枠を削っていますが、スタジアム《ポケストップ》を新たに搭載したことで、必要なグッズを持ってこれるように工夫しています。

なお、環境の上の方で活躍しているパオジアンデッキには、雷エネと《テツノカイナex》が出張してきたりしているのですが、今回はプレイ難度を鑑みて水エネだけで回せるようなリストにしてみました。


こちらのデッキも可能であれば《なかよしポフィン》を積みたいところですね。

終わりに

ということで、今回はバトルマスターデッキの紹介と改造のアイデアをご紹介させていただきました。


ポケカは大体2年に1回くらいのペースでこうした強力な構築済みデッキを出してくれるのですが、歴代のハイクラスデッキと比較しても今回のバトルマスターデッキはとても使いやすく強力な仕上がりだと思います。

今からポケカを始める人や始めたばかりの人にとっては難しすぎず弱すぎず、これ程入門に適した構築済みデッキもなかなかありませんので、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。


ちなみにミナナセくらいポケカを続けているとこのデッキに入っているカードはもはや全部持っているわけですが、どちらのデッキも2,3個買おうかなと思っています。

なぜかというと、これまで一度も作られていないノンキラ加工のパルキアVSTARとアルセウスVSTARが手に入る超絶貴重な商品だから……。

コレクター気質のポケカプレイヤーにも嬉しい、なんて完璧なデッキなんだ。


それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。

対戦ありがとうございました。

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このコラムのライター

三七瀬
なくり

三七瀬<br />なくり