はじめに
こちらのレポートでは先日行われた超CSⅤに筆者「らふぁにぃ」が参加し
予選抜けを達成した【赤白サムライ】を徹底解説していきたいと思います!
この記事は2023/7/29(土)超CS Ⅴ in大阪(オリジナル)の筆者感想記事です。
使用デッキの感想・動き方・結果を解説していきます。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
筆者の使用デッキ【火光サムライ】ベスト128【65位】
1vs1の時代は終わった!? サムライ艦隊いざ出撃!
【火光サムライ】
組みやすさ:★★★★★
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★★☆
『数多のクリーチャーと数多の作戦はまるで軍師!?』
今、SNSで話題の【火光サムライ】
超CS大阪において予選抜けした【火光サムライ】が多数報告されています。
《オレは決闘者!!》軸
《凰翔竜機バルキリー・ルピア》軸
等様々なデッキタイプが存在する【火光サムライ】
その中には筆者のデッキの姿も!
本日は僭越ながら、筆者が使用したデッキを徹底解説していきたいと思います。
まずは当時使用したリストをご覧ください。
↓リストはこちら↓
火光サムライ【XXDDZ軸】
このリストを見た私は
「呪文へのヘイトえぐすぎてワロタ」
と笑いながら、デッキの動きを想像していたところ
《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》のブレイク効果で
《ドラゴンズ・サイン》が捲れた時のことを考えてみると、ひょっとしてやれるのでは・・・?
と思い直し、超CS2日前という圧倒的に調整時間がない中、このデッキで出場することを決意。
調整していく中であるカードが想像の5倍ぐらい強いことに気付きました。
↓そのカードはこちら↓
キーカード①
《覚醒連結 XXDDZ》
サムライとアーマードの連結によりその力がついに覚醒へ。
種類:クリーチャー
文明:火/光/闇
コスト:7
種族:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/ワールド・コマンド
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。
■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの「EXライフ」シールドを墓地に置いてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。
このカードの役割とは?
①除去されづらいスピードアタッカー付与。
課題となっていたスピードアタッカー付与能力持ちを除去される懸念点の解消。
このカードはEXライフを持っているため、一枚だけでなく二枚の除去札を要求します。
そのため、場持ちのいいスピードアタッカー付与カードとなり、非常に相性が良いです。
さらに《スカイ・ジェット》のようなクロスギアでは打点とならないのですが
こちらはW・ブレイカーを持っており、打点形成としても優秀です。
②《ドラゴンズ・サイン》から出てきたときの出力の高さ。
EXライフを持った状態で場に出てくるため
・シールド
・ブロッカー付与
により、2体の攻撃を受られることから、不利対面としている【火自然アポロ】に対して
《ドラゴンズ・サイン》→《XXDDZ》にブロッカー付与して場に出し
《轟く侵略 レッドゾーン》の効果で破壊されてもEXライフで場に残り
攻撃をブロックすることでスレイヤーのため、破壊しながら受けることができることも魅力の一つになります。
③ついてきた【呪文ロック】
本デッキでは《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》ではないため
他のカードを介して場に出すことが前提となりますが
攻撃時にしていることとしては一緒なのであまり使用感に差はありません。
④種族が【アーマード・ドラゴン】
種族にアーマードドラゴンが付いていることで
《ヴァルキリアス・武者・ムサシ「弐天」》が持つこの効果
「このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札から、自分の手札の枚数以下のコストを持つ進化ではない、サムライまたはアーマードを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。」
によって、手札が7枚の時にコストを支払わずに使用することが可能です。
手札の枚数も《ムサシ「弐天」》の登場時能力で補充できるため、相性がとてもよい1枚となっています。
Q.《ラフルルラブ》の方が使いやすくない?
呪文ロックに条件がなく、革命チェンジも持つため、使いやすさでは軍配が上がります。
が、それを差し引いたとしてもSA付与+呪文ロックは
《XXDDZ》しかできないことなので本デッキではこちらを優先しています。
さらに私のリストでは【XXDDZ】である理由がもう一つあります。
それがこのカードの採用。
↓そのカードとは↓
キーカード②
《ドラゴンズ・サイン》
攻守兼用の旗印。上振れ要素を含んだ踏み倒し呪文!
種類:呪文
文明:光
コスト:5
■ S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■光の、コスト7以下の進化ではないドラゴンを1体、自分の手札から出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。
キーカード③
《ボルシャック・ノブリス・ドラゴン》
Wアーマードメクレイド別名:Wサムライメクレイド
種類:クリーチャー
文明:火
コスト:9
種族:アーマード・ドラゴン
■自分の火のエレメントが3つ以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時、アーマード・W・メクレイド8する。(アーマード・W・メクレイド8:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト8以下のアーマードを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■自分のアーマードすべては、バトル中パワーを+3000する。
ドラサイ型の火光サムライってどう動かすの? ~上振れ編~
デッキの動かし方、やっぱり気になりますよね。
でも、まずはこのデッキが上振れた時の動き方を知ることで
このデッキの動かし方・プレイがより深まると思います。
大きく分けて2種類あるので、まずはこちらから説明させてください。
上振れその①
上振れその②
ドラサイ型の火光サムライってどう動かすの?~プレイ編~
プレイ編ではこのデッキを使用している際に
よく起こる選択肢を前述した上振れを頭に入れた上で
どのプレイが一番上振れに繋がるかを解説していきます。
選択肢その①
選択肢その②
ドラサイ型の火光サムライってどう動かすの?~ちょっと細かいプレイ~
細かなプレイ① メクレイドした時にXXDDZの位置を覚える
このデッキは大量にメクレイドすることで、簡単に山札を1周させることが可能です。
また、フィニッシャーである《XXDDZ》を《弐天》でドローすることが必須となります。
そのため、序盤・中盤でメクレイドした時
どこに《XXDDZ》があるかを把握することで、《弐天》のドロー枚数を調整することが可能です。
細かなプレイ② 9枚以上はドローしない!
このデッキは《弐天》の出た時能力により、大量のドローが可能となっています。
がしかし、ドローし過ぎると山札があっという間に0になる可能性だけでなく
メクレイドしてもなにも出せない、というケースが往々にして起こり得ます。
ドローする基準は《弐天》の攻撃時能力で手札の枚数以下のサムライまたはアーマードを使うことを意識し
この能力で出せる《ノブリス・ドラゴン》のコストである9までが必要な手札の枚数となります。
ただし、手札に追加打点である《XXDDZ》や《弐天》などのアーマードがない場合はその限りではありません。
細かなプレイ③ 攻撃時能力は「サムライまたはアーマード」を「使って」もよい
効果のテキストには
「このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札から、自分の手札の枚数以下のコストを持つ進化ではない、サムライまたはアーマードを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。」
と書かれております。
使うは召喚扱いとなるため
《テスタロッサ》や《オニカマス》、《ルピア炎鬼》などのメタクリーチャーは機能しません。
また「アーマード」も出せるため、《ノブリス・ドラゴン》や《XXDDZ》も使うことが可能です。
さらに《ノブリス・ドラゴン》は召喚時能力ですが、こちらも使う=召喚であることから、召喚時能力を使用できます。
【現在のリスト】
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
サムライは一見連鎖すると考えることが少ないように思えますが
今回の記事でも取り上げたような上振れ要素があることから
・どの能力から使用するか
・どのクリーチャーにクロスするか
・どのクリーチャーから攻撃するか
これらの選択によって、上振れ要素が大きく変化します。
今の環境は不利対面である【火自然アポロ】や【水闇サガ】がいるため
どうしても活躍しづらい部分がありますが、8/4の殿堂発表で大きく躍進を遂げる可能性もあります。
このデッキでは受ける影響が少ないのではないかと考えられますので
今のうちに経験値を積んでおくと、一歩リードできるかもしれません。
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただければ幸いです。
最後にこの発想をくれた「ウィンター」くん。
後押ししてくれた「みれう」くん。
予選抜けを祝ってくれたリスナーの皆さんに心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました!!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散をよろしくお願いいたします!
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!