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2023.1.11

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.65 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.65 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


皆様、明けましておめでとうございます。

昨年は記事をご覧いただき本当にありがとうございます。


今年の目標として

「皆様に寄り添った記事」

「ワロタ。と思える内容」

「ためになる情報」

を提供していこうと思いますので今年もどうぞよろしくお願いいたします!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第275回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。

本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。

40枚デッキだけで遊びます。
外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。


目次

今週の注目デッキ


今週は目新しい新デッキではなく今活躍しているとデッキを【2022年を振り返りながら】おさらいしていきたいと思います。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!


『昨年度からの使用率・勝率No.1デッキ!?』


【アナカラーハンデス(ジャオウガ)】


組みやすさ★★★★☆    

プレイ難度★★★★☆    

構築自由度★★★★★


【ハンデス! メタクリーチャー! シールド焼却!】


「序盤のハンデス」

「中盤のメタクリーチャー」

「終盤のシールド焼却」

とどのタイミングを見ても隙がなく、中身の拡張性もある【アナカラージャオウガ】ですが


2022年を振り返ってみると

《Q.Q.QX.》をフィニッシュ+メタクリーチャーとして採用していた【アナカラーハンデス】から始まり

《CRYMAX ジャオウガ》をフィニッシュとして採用し、早々に決着をつけるようになった【アナカラージャオウガ】へと昇華。


その後も環境に合わせて《若き大長老 アプル》を筆頭に様々なメタクリーチャーを引き連れているため

このデッキに対して対策しづらいのに対策はされるという現環境最強とも言えるデッキ。


《CRYMAX ジャオウガ》《若き大長老 アプル》がいる限り、このデッキが環境から消えることはなさそうです。


サンプルリスト

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『4年間環境に君臨し続けた魔物』


【水魔導具】


組みやすさ★★★★☆    

プレイ難度★★★★☆    

構築自由度★★★☆☆



【ハンデス耐性! 呪文ロック耐性! あらゆる耐性持ちデッキ!】


対ハンデス耐性と呪文ロック耐性があり、環境のTier1デッキに対して有利が取れるデッキ。


最近では【水魔導具】対策として入っていた《希望のジョー星》

なぜか【水魔導具】にも採用されることになり、いよいよ手が付けられなくなってきました。


カード指定除去で《卍 新世壊 卍》を除去されることが厳しかった【魔導具】も

《「無月」の頂 $スザーク$》の登場により革命が起きました。


今まで弱点であった《卍 新世壊 卍》の除去ですが

除去されると《卍 新世壊 卍》の下に置かれていた魔導具呪文が墓地に溜まることで

《「無月」の頂 $スザーク$》によるコントロールへと繋がり

対戦相手からすると「え? ほなどうやって対策したらええのん?」という状況に。

今世間では一番殿堂候補に近いデッキとなっていると噂されているとかいないとか…(?)


筆者個人も「なぜ最速4ターン目EXターンが許されるのか」と嘆いており

いつかコラムに愚痴を吐いてしまい、編集担当者さんに怒られそうで心配です。
(編注:大丈夫です、怒りません)

↓サンプルリストはこちら↓

サンプルリスト【めっちゃエアプなんで許してください!】

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『2023年今一番クールでアツいデッキ!』


【闇単アビスロイヤル】


組みやすさ★★★★★    

プレイ難度★★★★☆    

構築自由度★★★★☆


サンプルリスト

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【???「ふーん。ラッシュじゃん」 アビスの帝様!!】


2022年秋。新主人公としてアニメでもデビューしDMGPでも活躍を魅せた【アビスロイヤル】


その後【アナカラージャオウガ】の流行により少しずつ数を減らしていましたが

そこで2022年冬。「轟炎の竜皇」の発売により事態は一変。

そうです。超A級の新人エース《邪龍 ジャブラッド》の登場です。


自身のタマシードとしての除去耐性だけでなく、墓地を戻すことによる除去耐性。

さらには味方の除去耐性まで持っており、加えて過剰なまでの墓地肥やしも持っているため

オリジナル・アドバンス双方で活躍している姿にジャシン様も思わず

「お前がアビスの柱となれ」と言ったそうです。





『全国大会から全国各地の門を開けしその先は』


【4c邪王門】


組みやすさ★★★☆☆    

プレイ難度★★★★★    

構築自由度★★★☆☆


【THEパワーの権化デッキ】


2022年夏。全国大会で華々しい活躍を魅せた【4c邪王門】

全国大会後大流行し、【アナカラージャオウガ】の流行により数を減らした2022年秋。


同じく2022年秋。デュエキングMAXで収録された《龍素記号wD サイクルペディア》の登場で

《百鬼の邪王門》を2連打できることから注目されていましたが2022年冬、ついにその力を解き放たれました。


【4c邪王門】のココがすごい!

《天災 デドダム》《豊潤フォージュン》による安定した初動。

《お清めシャラップ》による初動+墓地メタ。

《勝熱と弾丸と自由の決断》によるメタクリ除去+カード指定除去。

《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》による呪文トリガーメタ。

《百鬼の邪王門》による過剰打点+カウンター。

《一王二命三眼槍》による安定した受け性能。


とまぁ並べるだけでも皆さんもご存じの通り、強い要素が多いです。

その代わり! プレイが繊細なので一つのプレイだけでなく、マナ置きまで慎重にならないと致命傷として自身に返ってきます。


上に挙げた4つのデッキに対してプレイを磨く必要がありそうです。

実際このデッキを使ってプレイを詰めると自身の成長を感じられるのでおススメです!

サンプルリスト

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それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。


今回のイベントでは新年初のオリジナル環境となりました。

上記のデッキはどこまで活躍したのでしょうか。

今回は【水自然の6コストクリーチャー】が活躍したとの噂!

早速見ていきましょう。

大会結果・母数詳細・勝率詳細

【大会結果】

~第275回VDuelCS オリジナル構築戦~

『空色の悪魔


88名で開催されたVDuelCS。

タイトルの『空色の悪魔』とは?


今回は謎のデッキが優勝?


↓大会の様子はこちらから↓




アナカラー ジャオウガ が最大母数に。

続いて闇単アビスとなりました。



以下が上位者のリストになります。【敬称略】

     

優勝:4cアアルカイト/Merry-Rice


準優勝:水魔導具/K00KU


3位:アナカラームゲンクライム/闇天丸


4位:闇単アビスロイヤル/まりもっこり


それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】




~特筆点~

アナカラージャオウガ母数が圧倒的上昇傾向に。【水魔導具】の増加が原因かと思われます。

自然ケンジキングダム】が少なくなってきています。

4c邪王】【闇単アビスロイヤル】の母数が急上昇しています。全対面に約5割以上の勝率があるためかと思われます。



続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。



【勝率一覧】




~特筆点~

水魔導具が「約7割」と圧倒的勝率を叩き出しています。

理由:今回はアナカラージャオウガ】【闇単アビスロイヤルの母数が多く《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》の通りがよくなっているからと思われます。


・少し前から猛威を奮っていた【火単バルガ】の勝率が「3割」と悪くなっています。

理由:闇単アビスロイヤル4邪王水魔導具と環境に受け性能が高いデッキが多いのが原因だと思われます。


・【5cバラモルド】の母数と勝率が上昇中です。

理由:??????? 

いやまじで分からないんですが、なぜか【5cネバー】ではなく【5cバラモルド】の母数も増えています。


特段今の環境メタとして新規カードが採用されている訳ではないのですが

恐らくガードストライクの通りの良さと《S・S・S》が受け札として非常によいからだと思われます。


苦手としている【アナカラーグラスパー】や【ネバーループ】が減少傾向にあるのも追い風になっていると思われます。

このデッキちょっと様子を見る必要があるかもしれません。




以上が【大会結果・母数詳細】になります。


続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。

今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


現在のメタゲームとしては、上でご紹介した4つのデッキタイプとなっています。


上記では強さの理由やその中身について解説していきましたが

ここではそれぞれの相互関係をVDuelCSを見ての個人的な見解で「プレイレベル」ではなく、あくまで「デッキ単位」の観点から紐解いていきたいと思います。

アナカラージャオウガ(ハンデス)編

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~デッキ単位としての見解~

【4c邪王門】 有利 約6~7割以上の勝率

4c邪王門側としては手札に《百鬼の邪王門》をキープするなどの手札の質を求められつつ

《若き大長老 アプル》を除去しながら同時に詰める必要があることから、デッキとしては有利対面となります。


気を付けたいのは【カツキング→革命チェンジ→ミラダンテ】のパッケージで召喚ロックをもらったり

【ブライゼナーガ→カツキングトリガー】でアプルを除去されながらアタックされることに注意しましょう。


【水魔導具】   不利 約3割~4割の勝率

アナカラージャオウガ側としては細かなハンデスが《卍 新世界 卍》によって手札を常時回復されることにより、ハンデスが刺さりづらく

カード指定除去である《勝熱と弾丸と自由の決断》《卍 新世界 卍》を除去した上で詰める必要があるため

手札にもう1枚《卍 新世界 卍》を抱えられていると非常に詰めづらく感じます。


さらに最近オリジナルでも採用されている《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》がジャオウガの効果で墓地に送れなかった

シールドに残っていると盤面が全て吹き飛ぶ可能性があるため慎重に手札を削りながらのプレイとなるためデッキとして不利対面となります。


【アビスロイヤル】 微有利であるがおおよそ5割

普通であれば墓地メタである《若き大長老 アプル》が搭載されているため有利対面となりますが

アビスロイヤル側が豊富な除去手段と除去耐性をもっていることから

アプルが引けていない間に過剰打点と除去耐性を付与されてしまうため

ガードストライクしか受け札がない本デッキは厳しいものとなります。


また覚えておきたい裁定がこちら


《邪侵入》×《流星のガイアッシュ・カイザー》編~

Q.相手のターン中、バトルゾーンにクリーチャーが1体もいない状況で、相手は《灰燼と天門の儀式》を唱えて

墓地から《ドラン・ゴルギーニ》をバトルゾーンに出しました。

そのターンの終わりに、自分は《流星のガイアッシュ・カイザー》をコストを支払わずに召喚できますか?


A.いいえ、召喚できません。

バトルゾーンに出た《ドラン・ゴルギーニ》はクリーチャーになる条件を満たしておりませんので、クリーチャーが出た扱いにならないためです。


つまり、《邪侵入》の効果により《深淵の三咆哮 バウワウジャ》《邪龍 ジャブラッド》を場に出した状況が

クリーチャーになる条件を満たしていない場合、《流星のガイアッシュ・カイザー》が反応しないということです。


こちらは後にクリーチャー化したとしても出した状況を確認するため、気を付けたいポイントとなります。

逆を言えば出した時点でクリーチャー化できる状態であれば反応するので忘れないようにしましょう。




水魔導具 編

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~デッキ単位としての見解~

【4c邪王門】 微有利 約5~6割以上の勝率

【水魔導具】側としてはカード指定除去である《超英雄タイム》《勝熱と弾丸と自由の決断》

《卍 新世界 卍》を除去されないように気を付けたいところですが

4c邪王門側としては【カード指定除去+ラフルルラブ】の同時展開でないと詰めたくないことが分かります。


かといって悠長に待ち構えると《「無月」の頂 $スザーク$》で盤面除去+ハンデスでテンポを取られたり

《ガル・ラガンザーク》の2面展開されるとカツキング1枚では突破できないため、時間を取られます。


気を付けておきたいのは《龍素記号wD サイクルペディア》の効果で《勝熱と弾丸と自由の決断》を詠唱。

カード指定除去で《卍 新世界 卍》を除去されながら、相手プレイヤーを攻撃する効果を付与すると

革命チェンジで《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》となり、受け札が呪文しかないことで詰められやすくなってしまう点に気を付けましょう。


【アビスロイヤル】   有利 約6割~7割の勝率

【水魔導具】側としては上記のデッキの中では唯一カード指定除去が採用されていないため

《卍 新世界 卍》を展開できた時の余裕が生まれます。


また最近では【水魔導具】に《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》が採用されていることにより

99コスト分という大量破壊により、耐性が間に合わないことが多く、過去のデータを参照しても勝率がよいのが分かります。


どうしても次のターンに新世界の無月の門が起動をされそうな場合

今までの自分を振り返り、もし少しでもよくないことをしていたら、そのことを懺悔しながらシールドブレイクしましょう。


【アナカラージャオウガ】 有利 約6割~7割の勝率

見解については アナカラージャオウガ(ハンデス)編 をご確認ください。




いかがでしょうか?


今おススメのデッキは以上の4つになりますが、それぞれの有利不利を理解しつつ

プレイングを磨くことで自分なりの定石を築き上げ、目の前の勝利を強固にしていきましょう。


ただオリジナル環境では上記の4つ以外のデッキも多いため、自分の動きを最大限に生かす手段も身に着けていきましょう!

【最後に】

いかがでしたでしょうか?


今は環境が落ち着き始めているため、非常にメタ読みがしやすい環境となっています。

環境全てに対応できるデッキは少ないことから、週替わり、さらに地域ごとのデータを取得することである程度どのデッキが多いかどうかが分かると思います。


自分なりにまとめたデータを友人と共有するだけでも「今使うべきデッキ」が導き出されるかもしれません!

そのデータの一つに「VDuelCS」を加えていただけると非常に嬉しいです!


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただければ幸いです。


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散をよろしくお願いいたします!

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!

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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ