2022.12.6

CL2023京都環境考察+おすすめデッキ | 週刊きむらのポケ講

考察ポケモンカードゲーム

2110 3

CL2023京都環境考察+おすすめデッキ | 週刊きむらのポケ講

はじめに

こんにちは
きむらです。

CL京都は落選ですが、参加する人が周りにいるので考え続けています。
自分のシティリーグシーズン2もあるしね！

そういえば今回のCLはサイドイベントがあるらしいですね！！

今回は大会参加者限定のようですが、サイドイベ完全復活は近づいてる！！！
ん？でも今はプレイヤーが多すぎて、誰でも参加できるようにしたら会場に入りきらない？

記事概要

今回の記事では12月10日、11日に開催される「チャンピオンズリーグ2023 京都」に向けて

「VSTARユニバースでの変化」
「デッキ分布（Tier表）」
「環境デッキ説明」
「採用カードの傾向」
「おすすめデッキ」

以上を紹介します。

使用率の高いデッキはシティリーグの結果から採用カードの傾向が見えてきますが
使用率の低いデッキはサンプル数が少ないので「今このデッキを使うのならこうするだろう」という考えで書きます。

VSTARユニバースでの変化

《かがやくムゲンダイナ》と《空の封印石》が主な変化です。

《かがやくムゲンダイナ》によって、特定のデッキに対して強力な《ジュラルドンVMAX》や《そらをとぶピカチュウVMAX》を今までより少ないデッキ枠で出せるようになりました。

《空の封印石》は
・《インテレオン》+《かがやくリザードン》
・ロストボックス+《ライコウV》

これらのデッキに代表される「非Vポケモン主体でVポケモンをどこかで挟むデッキ」のサイドプランを強化しました。
これからはサイドが1枚残る場面でも《空の封印石》を絡めて取り切られる場合があるので警戒しましょう。

とはいえ、《かがやくムゲンダイナ》と《空の封印石》での変化は環境全体で見ると小さなもので
《ルギアVSTAR》、《ミュウVMAX》、ロストボックス系の3強環境が続いています。

デッキ分布（Tier表）

※このTier表は強さを表すものではなく、使用率（予想）を表すものです。
同一Tier内でも先に書かれているデッキが多いと考えています。

Tier Lugia
「《ルギアVSTAR》+《アーケオス》」

Tier1
「《ミュウVMAX》」

Tier2
「《アルセウスVSTAR》+《ジュラルドンVMAX》」
「《レジギガス》バレット」
「ロストボックス+《かがやくリザードン》」

Tier3
「ロストボックス+《カイオーガ》」
「《ギラティナVSTAR》」
「《ゾロアーク》バレット」
「《クワガノンV》+《レジエレキVMAX》」
「《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》

《ルギアVSTAR》35%、《ミュウVMAX》15％、Tier2が15％、Tier3が15％
合計80％で残りの20％がTier表にないその他デッキだと思っています。

《ルギアVSTAR》と《ミュウVMAX》だけでTier2以下全てと同じくらいの使用率なので
「Tier2,3を気にするよりも《ルギアVSTAR》と《ミュウVMAX》に互角以上のデッキ」
これがデッキ選びのポイントだと思っています。

2デッキに絞れば簡単！と思いきや、どちらも器用なデッキなのであまり簡単ではありません。

Tier Lugia

《ルギアVSTAR》+《アーケオス》

・《かがやくリザードン》《イベルタル》《アーケオス》を絡めた2-1-1-1-1プラン
・《ムーランドV》によるサイド短縮
・《アーケオス》でエネルギーが供給できるため、手札干渉への耐性がある

非Vポケモンを多く使いながら、相手を一撃で倒し続けるというシンプルに強いデッキです。

《フリーザー》や《ジュラルドンVMAX》等の極端な対策をしない限り
綺麗に動いた《ルギアVSTAR》に勝つことは非常に厳しいです。

以前はサブアタッカーにばらつきがありましたが
現在は《かがやくリザードン》《イベルタル》《ムーランドV》に固まりました。

採用カードの傾向

ほとんど全てのリストで
・《ロストスイーパー》1枚
・《ボスの指令》2枚
・《マナフィ》1枚
を採用しています。

《ライコウ》の採用はかなり減ってきています。（25％ぐらい？）
四天王決定戦後に流行った《ウォッシュ水エネルギー》も今はあまり採用されていません。（20％ぐらい？）

・《チェレンの気くばり》や《とりつかい》等のマヒ解除手段
・無色タイプの弱点を無くす《ノコッチ》

最近のシティリーグ結果から見るとどちらも40％ぐらいの採用率です。

Tier1

《ミュウVMAX》

・《森の封印石》で安定感UP＆《頂への雪道》耐性
・《ルギアVSTAR》に後攻1「メロディアスエコー」がある程度有効
という理由で使用率が高いデッキです。

以前はロストボックスより少ない印象でしたが、最近は再び使用率が上がってきています。

パラダイムトリガー発売直後は《ダブルターボエネルギー》型も多かったですが
現在はほとんどが《フュージョンエネルギー》型です。

採用カードの傾向

《マリィ》又は《ツツジ》もしくはその両方がほとんどの構築に採用され
《頂への雪道》1枚が75％ぐらいの構築に採用されています。

《レジギガス》意識で《ロストシティ》2枚
《ルギアVSTAR》への2-2-2プラン用で《やまびこホーン》1枚が採用されています。

Tier2

《アルセウスVSTAR》+《ジュラルドンVMAX》

・《ジュラルドンVMAX》+《ビッグパラソル》で《ルギアVSTAR》対策
・《ダブルターボエネルギー》+《すごいきずぐすり》と《ロストシティ》でロストバレット対策
・プランが明確で分かりやすい
というデッキです。

このデッキ、最初に出てきてからほとんど同じ形でやっていけてますね。

採用カードの傾向

とにかく採用カードが安定しているデッキでどのリストを見ても
ドローサポートや《トレッキングシューズ》の枚数以外はだいたい同じです。
《ビッグパラソル》2枚《ロストシティ》3枚《ボスの指令》4枚です。

相手ベンチの《イベルタル》を呼んで倒したいのが伝わってきますね。

《レジギガス》バレット

・各種レジで弱点をつける相手が多い
・《頂への雪道》+《マリィ》を無理なく採用できる
・理想的な動きができればほとんどのデッキに有利
というデッキです。

理想的な動きをしてくる《レジギガス》バレットは理想的な動きをした《ルギアVSTAR》と同じくらいの脅威です。

採用カードの傾向

《頂への雪道》はほとんどのリストで4枚採用されています。

《コオリッポ》や《ノコッチ》を意識してか《ターゲットボルト》の《レジエレキ》1枚採用を見ます。（40％くらい？）
《レジギガス》バレットへの勝ち筋が《コオリッポ》のデッキはベンチポケモン回収までした方が良さそうです。

ロストボックス+《かがやくリザードン》

・非Vポケモン主体のデッキかつ後攻1ターン目からワザが使えるのでサイドレースに強い
・強力な《かがやくリザードン》を再利用する
・いれかえ札が多く後攻2ターン目から《ヤミラミ》「ロストマイン」を狙える
というデッキです。

有名プレイヤーがシティリーグで使用してから急増し、そこからしばらく経ったので減少傾向です。
《ルギアVSTAR》の《ムーランドV》が増えすぎたからっていうのもある？

採用カードの傾向

後攻2ターン目「ロストマイン」を狙って、いれかえ札は11～12枚採用されています。

《ルギアVSTAR》意識で《ツツジ》2枚《シンオウ神殿》2枚《やまびこホーン》1枚のリストがほとんどです。

《ロストスイーパー》は採用されていません。
決めろ！《ビッグパラソル》《コオリッポ》！

Tier3

ロストボックス+《カイオーガ》

・相手VSTARポケモンを《ウッウ》《カビゴン》で倒して最後に《やまびこホーン》《カイオーガ》
・4回のワザでサイドを取り切れるので、遅れを許容しやすい
というデッキです。

《ネオラントV》を採用していない、いれかえ札の枚数が少なく《キュワワー》「はなえらび」の回数が少ない
と安定感に問題は感じますが、1～2ターンの遅れを許容できる点は他のデッキにはない大きな強みです。

採用カードの傾向

《ルギアVSTAR》の《ムーランドV》対策として《ジガルデ》の採用が多いです。（75％くらい？）

《ルギアVSTAR》を倒すために採用した《ライコウV》をより活かせる《空の封印石》を採用してるリストも少し見られます。
これにより《カイオーガ》に頼らないサイド3枚取りのプランもあるので警戒しておきましょう。

《ルギアVSTAR》側の《ウォッシュ水エネルギー》が減ったので《シンオウ神殿》の採用はかなり減っています。

《ギラティナVSTAR》

・《ネオラントV》と《かがやくゲッコウガ》が採用されているので、他のロスト系デッキより安定しやすい
・《エンペルトV》や《そらをとぶピカチュウVMAX》等のロスト対策カードに強い
というデッキです。

器用なデッキなので大きく苦手なデッキはあまりありませんが《ルギアVSTAR》が少し苦手です。
少しと言えども《ルギアVSTAR》は圧倒的使用率なのでかなりの問題です。

前環境の覇者がなんでTier3に…《ルギアVSTAR》許さんぞ！

採用カードの傾向

《シンオウ神殿》3枚《ツツジ》1枚、《シンオウ神殿》2枚《ツツジ》2枚
のように《シンオウ神殿》と《ツツジ》で合計4枚採用が多いです。

《ルギアVSTAR》の《ライコウ》意識からほとんどのリストに《マナフィ》が採用されています。
《シンオウ神殿》に枠を使っているので《ガラルジグザグマ》は採用されていません。

《ゾロアーク》バレット

・非Vポケモンのみのデッキ+《ヤドラン》でサイドレースに強い
・相手によって使うアタッカーがはっきりしているのでプランがわかりやすい
というデッキです。

《ルギアVSTAR》に《ムーランドV》が標準搭載になった

《ミュウVMAX》は《ロストシティ》、ロストボックスは《ヤミラミ》が厳しすぎる

と、とても辛い環境ですが、わりと使われています。

《ゾロアーク》《チラチーノ》型と《ヒスイウインディ》《ゾロアーク》型がありますが
《ゾロアーク》《チラチーノ》型が主流です。

採用カードの傾向

《かがやくジラーチ》がほとんどのリストに採用されています。
サンプル数が少ないですが《やまびこホーン》と《ボスの指令》の各1枚採用が多く見られました。

《クワガノンV》+《レジエレキVMAX》

・《クワガノンV》「パラライズボルト」によるグッズロック
・《レジエレキVMAX》の特性を重ねて「ちょうでんじほう」280
というデッキです。

とにもかくにもグッズロックです。
相手が《レジエレキV》や《ライコウV》でスタートした場合は警戒してグッズを使っておきましょう。
《ルギアVSTAR》の弱点をつけるので有利かと思いきや、そんなことはなかった…

採用カードの傾向

《タフネスマント》は1～2枚採用されています。

発売してすぐなこともあってか《空の封印石》の採用はあまり見られませんでした。
後攻1ターン目に「パラライズボルト」を使うには必要カードが多く《森の封印石》を頼りたいデッキなのでそれほど増えないと思っています。

《ミルタンク》対策は採用されていませんでした。
「《クワガノンV》に勝ちたい～～」という方は《ミルタンク》+《回収ネット》か《ミルタンク》2枚を採用しましょう。

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》

・《インテレオン》+《かがやくゲッコウガ》で安定した動き
・「あくうのうねり」で高ダメージ、「げっこうしゅりけん」でベンチ狙撃
・《頂への雪道》《ツツジ》で逆転
というデッキです。

《ルギアVSTAR》にデッキパワーで負けている

《ミュウVMAX》が《頂への雪道》耐性を持った
ロストボックスには《ヤミラミ》で《メッソン》《ジメレオン》を倒されてしまう

と、色々な苦しさがあります。

半年前の僕は「《ジメレオン》レギュ落ちまでパルキアは環境上位っすよ！」と言っていたんですが
その考えは《ルギアVSTAR》に破壊されました。

採用カードの傾向

少し前の《オリジンパルキアVSTAR》は《シンオウ神殿》が《ルギアVSTAR》対策でしたが
今は《フリーザー》です。
《フリーザー》2枚《キバナ》2枚《きんきゅうゼリー》1枚が採用されていると思います。

それらの枠を作るために《オリジンパルキアVSTAR》ラインが削られ気味で2-2採用かも？

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

チャンピオンズリーグが2日制になってきましたね！
あとはBO3になるだけ！
両日BO3は厳しそうなので1日目BO1、2日目BO3とかでもいいからやってくれ！

そういえばゲームのダブルバトルが順調です！
マスターボール級になれました！このままゲームも頑張るぞ！

VSTARユニバースで新規カードが少なかったのでネタ切れ！来週はおやすみをもらいます。
次回12月20日（火）更新！

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