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2022.11.28

メタゲーム解析・グランプリ名古屋編&各クラス解析 | せるぷーのエボルヴ研究室

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メタゲーム解析・グランプリ名古屋編&各クラス解析 | せるぷーのエボルヴ研究室
目次

はじめに

みなさんこんにちは、せるぷーです。


11月上旬までイベントが続きましたが、グランプリ名古屋が終わって年内の大型大会は一区切り。

12月16日(金)発売の第3弾が出るまではちょっと一休みといった感じです。


今回は簡単にグランプリ名古屋を振り返った後

第3弾の解析の下準備として各クラスの現状と展望を紹介していきます。

(ドラゴン・ウマ娘については前回までのコラムで色々書いているので今回は割愛します)


グランプリ名古屋 メタゲーム解析

クラス・TOP8分布

引用元:

Shadowverse EVOLVE 公式サイト内より「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 名古屋」のメタゲーム

Shadowverse EVOLVE 公式サイト内より「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 名古屋」TOP8 プロフィール/デッキ


※デッキのクラス『タイトル構築・ウマ娘 プリティーダービー』は、以下『ウマ娘限定』と表記します。


・クラス別分布

ウマ娘限定:42%(+7)
ドラゴン:33%(+3)
エルフ:6%(-1)
ロイヤル:6%(-6)
ナイトメア:5%(-2)
ビショップ:5%(-1)
ウィッチ:3%(+0)
※()はGP横浜からの増減


・TOP8デッキ分布

ウマ娘限定:5名
ドラゴン:2名
ロイヤル:1名


遅くなりましたがグランプリ名古屋の結果を振り返っておきましょう。


横浜に引き続きドラゴン&ウマ娘限定の2強環境

支配率は2つ合わせて75%と、4人に3人はドラゴンかウマ娘限定かという、ちょっと偏りすぎな環境です。
ロイヤルが割合を減らしましたが、3番手の意地で今回はTOP8に1名送り込みました。


デッキパワーが一番高いのはドラゴンですが
今回のグランプリは2日制ゆえ予選ラウンド数が15と多いことを考えると
サーチやキャントリップ(1枚カードを引ける効果を持つカード)が多い、ウマ娘やロイヤルの安定感は捨てがたいですね。

各クラスの展望

ロイヤル

■長所
《メイドリーダー》を筆頭とするサーチの多さによる安定展開
《フローラルフェンサー》の展開力は強力
《レオニダス》からの分かりやすい勝ち筋がある


■弱点

・スタンド状態のフォロワーを倒す手段に乏しい

・サーチのコストがやや重い
・全体除去などの盤面を大きく動かすカードが少ない


これらが合わさって《アレキサンダー》前に盤面を作られるとひっくり返せず負ける

(ウマ娘に先手を取られると展開で対応できないことがやや多くなってしまう)

■第3弾への展望

中堅~フィニッシャーのフォロワーはウマ娘コラボパックでも強化されたのですが

《トウカイテイオー》《ナリタブライアン》など)
2コストフォロワーで採用されているのが《ヴァンガード・レイサム》だけという状態なのがネック。

いくつか選択肢はあるのですが、1コストの《剣豪》のほうが有用なことが多いという……。


比較的穴である4コストと共に補強されると、 アグロロイヤルにする選択肢が取れて良い感じです。


先行公開されている範囲では「ヒーロー」軸があるようですが

兵士・司令官軸のカードを押しのけられるのか気になるところです。

エルフ

■長所
《ゴールドシチー》が入り【コンボ】を絡めた展開力がアップ
《薔薇の一撃》《白銀の矢》などで直接リーダーの体力を狙える


■短所

・カード1枚当たりの性能が控えめなため、展開を捌かれると後続が続かない
・サーチ系が多くないことから、動きが不安定になりがち
・他のクラスと比較して、低コストの除去が泣き所

■第3弾への展望

先行収録組の《ブロッサムウルフ・スレイド》達がドローと体力回復を補ってくれています。

《エンシェントエルフ》と組み合わせるとかなり手札を保持しながら戦えそうです。


その他では4〜5コストくらいで盤面を押さえつけられるカードが欲しいです。
《クリスタリアプリンセス・ティア》の他に有能なのが2種類くらい欲しいですね。
リーダーへの直接火力は増えなさそうなので、コントロール型用に除去の強化にも期待。


エルフについてはかなりカード情報が出ていますが

「童話カウンター」を使ったカード達がどうなるかがまだ見えていないので

リストが出そろったところであらためて評価しようと思います。

ナイトメア

アグロナイトメア

■長所
・環境最速のアグロ性能

・ゴーストや《鋭利な一裂き》でリーダーの体力を狙える


■短所

・ウマ娘構築、特に《アグネスタキオン》《イクノディクタス》が鬼門

 捌かれて最終的に手数で負ける

・2コストフォロワーがまだ力不足




コントロールナイトメア

■長所

・単体の除去性能が高く、体力回復もある程度できる

・手札破壊がある


■短所

・低コスト除去が得意ではない

 3コスト以下で4点以上与えられる有用なスペルがないので《ウオッカ》の対処に苦労する

・全体除去もやや苦手

 これら2つが相まって、横並びされると処理できずに負ける場面が多々ある


■第3弾への展望

アグロにほしいのはウマ娘デッキに負けない2コストフォロワー。
具体的には体力3かアドバンテージを失わないもの。


コントロールでは全体除去がほしいですが、アプリ版であった「黙示録」のような癖のあるものになりそう。


それよりはアグロ・コントロールともに低コスト除去の性能が上がることを期待しています。

【ネクロチャージ】を貯めやすくなって《マルゼンスキー》の運用が楽になる、という線もありです。


先行収録組では『ジャイアントゴースト』が登場していますね。

似たような立ち位置の《メジロアルダン》はあまり採用されていないですが

こちらはどうなるか、他のカードの発表を待ちましょう。


何とかして殴れるようになるとアグロも行けるんですが……


ビショップ

■長所
《ヘヴンリーイージス》の決め手は健在
《ジャンヌダルク》《テミスの審判》といったクラス特有の全体除去

・体力回復の価値が上がっている


■短所

・序盤の除去が弱い
 特に3コスト以下で4点以上のダメージを与えるスペルがないので、複数枚スペルを使って処理することになり、手数負けすることが多い
・【疾走】フォロワー

 特に《ダークドラグーン・フォルテ》《オグリキャップ》の2択がしんどい


■第3弾への展望

全体的に一回りパワーアップしてほしいのですが
コントロールとして一番欲しいのは4点以上を倒せる低コスト除去。


体力4のフォロワーが環境の中心にいるため、《漆黒の法典》《鉄槌の僧侶》がダブついてしまうのが立ち位置を悪くしています。


《エンジェルスナイプ》《ジャンヌダルク》みたいな処理をしていくと

無限にアドバンテージを取ってくるウマ娘相手に息切れしちゃうので、手軽に対応できるカードが欲しいところです。


既に発表されているカードの中に《鉄槌の僧侶》をダメージにしたバージョンがあったので
その他にも処理能力の高いカードが出てくることを期待しましょう。


また、《エイラの祈祷》や【守護】軸も関連カードの種類が増えれば出番が来るので、そちらもチェックしていきたいところです。


ウィッチ

スペル型

■長所

《次元の超越》は相変わらず唯一無二の勝ち筋
・ウマ娘、特に《アグネスタキオン》が入り、序盤の対処能力がアップ
《白霜の風》のおかげで《オグリキャップ》が対応しやすい


■弱点

・【オーラ】持ち大型フォロワーの対処が相当難しい
《ダークドラグーン・フォルテ》はともかく(これも厳しいが)
《ナリタブライアン》は対処するのに《フレイムデストロイヤー》1体以上を差し出す必要がある


秘術型

■長所

・【スタック】関係のカードが噛み合えば展開能力は随一


■短所

・序盤の【スタック】持ちカードが貧弱

・ドローやサーチが少ないので、噛み合わなくて展開が弱くなることがある。息切れもしやすい

・ウマ娘の世界に秘術がなかったことから、1セット分カードが少ない

■第3弾への展望

超越に関しては《ペンギンウィザード》のような継続的に手札を回すカードが何か出て欲しいところ。

現状《ペンギンウィザード》を引けたか引けていないかで動きの差が大きすぎることがネックとなっているため。


あと【オーラ】持ちに対応できるスペルはそろそろ何か欲しいです。

せめて《ダークドラグーン・フォルテ》に対応したいので

攻撃しているフォロワー全てに3点とか……ってこれはビショップっぽいカードですね。


秘術に関してはウマ娘で忘れ去られることなく新カードが出てきているので

低コスト【スタック】持ちで有能なカードが出ることを期待しましょう。


【スタック】関係をサーチできる何かがあるとなお良しですが……

まとめ

いかがでしたでしょうか。


第3弾はアプリ版で一番好きだった「ワンダーランド・ドリームズ」がフィーチャーされるので

どんな悪夢を再度呼び起こされるのか……じゃなく、どんな形でエボルヴに来るか楽しみにしています。


次のコラムは第3弾発売直前にカードセット全体について、前回のウマ娘の時のような感じで解説していく予定です。


それでは、また次のコラムで。

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このコラムのライター

せるぷー

せるぷー