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2022.11.2

メタゲーム解析・グランプリ横浜(秋)編 | せるぷーのエボルヴ研究室

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メタゲーム解析・グランプリ横浜(秋)編 | せるぷーのエボルヴ研究室
目次

はじめに

みなさんこんにちは、せるぷーです。


今回のコラムではコラボパック:ウマ娘発売後初の大型大会

Grand Prix 2022 横浜 Autumn」のメタゲームを解析していきたいと思います。


また、今回のグランプリは自分も参加してきましたので、デッキの調整録や大会参加レポートもお届けします。


グランプリ横浜2022秋 メタゲーム解析

クラス・TOP8分布

引用元:

Shadowverse EVOLVE 公式サイト内より「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜 Autumn」のメタゲーム

Shadowverse EVOLVE 公式サイト内より「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜 Autumn」TOP8 プロフィール/デッキ


※デッキのクラス『タイトル構築・ウマ娘 プリティーダービー』は、以下『ウマ娘限定』と表記します。


・クラス別分布

ウマ娘限定:35%
ドラゴン:30%
ロイヤル:12%
ナイトメア:7%
エルフ:7%
ビショップ:6%
ウィッチ:3%


・TOP8デッキ分布

ドラゴン:4名
ウマ娘限定:4名


使用率、TOP8を見れば一目瞭然。
【ドラゴン】&【ウマ娘限定】の2強環境です。


どうしてこのようなことになったかというと

【ウマ娘限定】が《アグネスタキオン》《見習い魔女と長い夜》《おどれ・さわげ・フェスれ!》など

小型フォロワーを処理する能力に長けているため


前環境の3強、【ドラゴン】・【ロイヤル】・【アグロナイトメア】のうち
【ロイヤル】と【アグロナイトメア】を駆逐してしまったことが要因と考えられます。

また、ウマ娘コラボパックからの追加において

【ロイヤル】・【ナイトメア】に比べると
【ドラゴン】は《オグリキャップ》《〔徹底管理主義〕樫本理子》という使いやすいカードを得て、強化されました。


ウマ娘コラボパックによって強化された他のクラスとしては
《ゴールドシチー》《サイレンススズカ》などを有する【エルフ】がありますが

展開力は高いのですが、かなり手札消耗が激しく、うまく対処されてしまうと息切れしてしまう問題があります。


元々のカードパワーが一段低かったこともあり、現段階では【ドラゴン】を凌ぐほどにはなってません。

デッキ解説

【ドラゴン】

3

3

3

3

3

3

2

3

3

3

3

3

3

2

デッキリスト出典元:「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜 Autumn」TOP8 プロフィール/デッキより使用デッキから


グランプリを制したのは、親の顔より見た【ドラゴン】


前環境と比べると《オグリキャップ》など有効なカードが増え

《灼熱の嵐》などの【ウマ娘構築】に有用なカードも多く取れるのですが
その《オグリキャップ》が手札消費が激しいこともあり、かなり手札の枚数がカツカツになります。


そのため、TOP8の他のドラゴンデッキにあるように《ダークエンジェル・オリヴィエ》を入れて

手札の消耗を緩和するついでに、相手の手札も攻めるプランもあります。


また《ドラゴンテイマー》を採用してない、サーチカードもないことから

初手の引きに左右される率が前環境から上がってます。


《竜の託宣》が来るよう日頃からお祈りしましょう。

【ウマ娘限定】

1

3

3

3

3

2

3

2

3

3

3

1

2

3

2

1

1

1

2

デッキリスト出典元:「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜 Autumn」TOP8 プロフィール/デッキより使用デッキから

ウマ娘限定デッキは以前のコラムでも解説しましたが
準優勝に入ったのは《シーキングザパール》まで採用した墓場利用型でした。


墓地利用型のメリットは《7センチの先へ》を早く打てる他

《サクラチヨノオー》が万能サーチに近い働きをしてくれます。


また、《7センチの先へ》を2回も打つ頃にはデッキがかなり少なくなっているので

このように42枚くらいにまでデッキを膨らませる必要があります。


《7センチの先へ》は消耗戦に強いカードではありますが
手札を捨てさせても場に残った《竜巫女の儀式》は壊せず、それだけで【ドラゴン】に負けてしまうことも。


なので、《7センチの先へ》打つことにばかり気を取られないよう
基本戦術である《ダイワスカーレット》《ウオッカ》を軸にした展開をしっかり行って、盤面を対処させ続けるようにしましょう。


TOP8に入った【ウマ娘限定】のうち2つが墓場利用型ですが、残り2つも

《マヤノトップガン》を採用したタイプ

《メジロパーマー》のメジロ家を入れたタイプ

といずれも特徴的なもので、【ウマ娘構築】も細部に関しては色々なパターンを作れそうです。


大会レポート

使用デッキ

メインデッキ

1

2

3

3

3

3

3

1

3

3

2

1

1

3

1

3

2

1

1

エボルヴデッキ

7

3

【ウマ娘限定】と【ドラゴン】、どっちを使うか悩みましたが

ずっと使っている【ウマ娘限定】を使用することにしました。


以下、主なデッキ調整点について。


■負けパターンの一つが「序盤に立ち遅れる」ことだった

・調整点

手札がダブつくことが多かったので《スペシャルウィーク》を外し

2面取りができる《タマモクロス》を採用+《マヤノトップガン》も追加。


・反省点

いかに《ダイワスカーレット》《ウオッカ》を引くかが大事なデッキなので

安定してカードを引けるカードを減らすべきではなかった。


2コストフォロワーは確実に2ターン目に展開したいこともあり、8枚はとるべき。


《スペシャルウィーク》3枚+《タマモクロス》2枚がベターだった。


■やっぱりドラゴンに負ける

・調整点

《マチカネタンホイザ》を1枚採用、《ナリタブライアン》は1枚に変更。

(『ヘルフレイムドドラゴン』2体で倒されてしまうので蓋の役目が果たせない)


・反省点

《竜巫女の儀式》を3ターン目に張ってこないと壊すタイミングがなかったりする。

また、壊すまでの1ターンのラグで負けてしまうことが多い。


とはいえ《サクラチヨノオー》で回収して破壊しまくってなんとかしたゲームもあるので

《竜巫女の儀式》に負けたくない! とするなら2枚とるべき。


なお、ドラゴンをメタるなら《スーパークリーク》まで取ってリーダーの回復をすると楽になる。


対戦レポート

1回戦 ドラゴン 後手 ×


相手に2ターン目《竜の託宣》、こちらの展開を《灼熱の嵐》などでいなしつつ

《竜巫女の儀式》2枚並べての8ターン目《オグリキャップ》


先手のブン回った【ドラゴン】を止めるデッキはまだこの世にありません。


相手の動きのどれか一つがなければ、守護や除去を構えることはできたのですが……。




2回戦 ウマ娘限定 後手 ○


こちらが2ターン目に展開した《アグネスタキオン》が倒されなかったため

3ターン目にも追加した2体の《アグネスタキオン》が相手の場を圧倒し続け

相手が彼女らを頑張って対処した返しに《ダイワスカーレット》《ウオッカ》で制圧。


終始、こちらの盤面が優勢な状態で押し込みました。




3回戦 エルフ 先手 ○


先手2ターン目に出した《アグネスタキオン》が序盤の相手の展開を受け止め

中盤、エルフ側の《ゴールドシチー》《クリスタリアプリンセス・ティア》を絡めた展開も

《アグネスタキオン》を使うと一気に処理出来てしまいます。


そうなってしまうと手札が少ないエルフ側はじり貧になってしまうので

《ウオッカ》たちを並べて、後は大きくなったウマ娘達で押し続けました。




4回戦 ロイヤル 後手 ○


盤面を処理し合った後の5ターン目。

こちらが《ダイワスカーレット》《ウオッカ》を展開した返しにどちらも倒されなかったので

そこからもう1セット《ダイワスカーレット》《ウオッカ》

《マヤノトップガン》《迫る熱に押されて》と上乗せして一気に22点ダメージ。


ここまではまずまず順調にきていたのですが……。




5回戦 ドラゴン 先手 ×


相手に2ターン目《竜の託宣》を打たれ

5ターン目から《ダークドラグーン・フォルテ》の連続攻撃と《竜巫女の儀式》の展開を受け、残りの体力はあっという間に2。


とはいえ今度はこちらが先手。

守護フォロワーを展開しつつ、《マチカネタンホイザ》《サクラチヨノオー》《竜巫女の儀式》を2個破壊。


相手の体力は残り1で手札なし、という状況まで追い詰めたものの

ラストターンの相手のトップデッキが《神龍》、そして引かれる3枚目の《竜巫女の儀式》……。




6回戦 ウマ娘限定 先手 ×


相手4ターン目に出された《ウオッカ》を倒すカードを

《イクノディクタス》含めて探したものの引けませんでした。


【ウマ娘限定】のミラーは《ウオッカ》を倒せなかった時点で敗色濃厚です。




ここで初日落ちが確定したのでドロップ。

5回戦のドラゴン戦で相手にトップデッキされたところで

「今日はダメっぽいなあ」と思ったのが最後、そのまま6回戦での事故につながってしまいました。


とはいえ《スペシャルウィーク》を入れてドローを進める構成だったら回避できた可能性も高く

最後に調整したところがマイナスになってしまったことが悔やまれます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。


今回は2強のグランプリとなりましたが

11月上旬に行われる「Grand Prix 2022 名古屋」では別クラスの研究も進んで

隠し玉が出てくることを期待しています。


次回コラムではグランプリ名古屋の結果……と

今回の2強以外のデッキを何か紹介できればと思います。


それでは、また次回コラムでお会いしましょう。

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このコラムのライター

せるぷー

せるぷー