はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第208回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週話題となったデッキ
今週話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週話題となったデッキ】
『メタるなら泣くまでメタろう鬼羅.star』
【ラッカ鬼羅.star】
組みやすさ:★★★★★
プレイ難度:★★★☆☆
構築自由度:★★★★☆
《飛ベル津バサ 「曲通風」》
【デドダム・カツキング・巨大設計図・進化設計図など環境デッキの主要カードを一刀両断!】
・コスト:2
・文明:水
・パワー:2000
・種族:アダムユニット/デモニオ/鬼レクスターズ
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■相手が自身の山札を1枚以上見る時または表向きにする時、かわりに相手の山札の上から1枚目を表向きにする。
《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》
【フシギバースやB・A・D、ササゲール・ガイアッシュ軽減を完全封殺!】
・コスト:2
・文明:光
・パワー:2500
・種族:メタリカ/サバキスト/レクスターズ
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手のカードを使うコストを少なくする能力は無効になる。(「S・トリガー」など、コストを支払わずにカードを使う能力は使ってもよい)
ご覧いただいて分かるようにほとんどが【コスト4以下】で構成されており
《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》からつながる様々な選択肢が増えたことが分かるかと思います。
メタカードを一気に展開することができる【ラッカ鬼羅.star】
今まで以上に強力なメタカードを抱えて、環境に復活!
【アナカラーハンデス】が陰の「メタモルフォーゼ」なら
【ラッカ鬼羅.star】は陽の「メタモルフォーゼ」
その母数を非常に伸ばしつつあります。
【今週話題となったデッキ②】
『新たなる退化のカタチ、その姿災害級』
【ガイアハザード退化】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★☆☆
【墓地退化】【JO退化】【マナ退化】が 使用されている環境で新たなる退化が登場。
それが【ガイアハザード退化】です!
最新弾である【王来MAX最終弾 切札! マスターCRYMAX!!】が発売され、新たなる退化デッキが登場。
レクスターズの中でも重量級である《自然の四君子 ガイアハザード》を使った退化デッキ。
非進化レクスターズは本当にうまく利用されますね・・・(笑)
このデッキは最速で退化できれば、相手のクリーチャーは出る代わりに全てマナに送られてしまいます!
↓採用されているカードはこちら↓
《自然の四君子 ガイアハザード》
【その力、災害級。マナブーストするだけで相手はなにもできなくなる・・・!】
・コスト:11
・文明:自然
・パワー:12000+
・種族:グランセクト/レクスターズ
■マッハファイター
■パワード・ブレイカー
■相手のクリーチャーが出る時、自分のマナゾーンのカードが相手のより多ければ、相手はかわりにそのクリーチャーをマナゾーンに置く。
■自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
■相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
《生魂転霊》
【魂の転生は新たなる生命へ】
・コスト:2
・文明:自然
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーが持っていた文明の数だけ、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第208回VDuelCS オリジナル構築戦~
『災害注意』
63名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『災害注意』とは?
今大会で活躍しているデッキに搭載されている切札は「能力・見た目」も災害級のカードばかり!
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓
【ラッカ鬼羅.star】が最大母数に。
次点は【水魔導具】、続いて【火単我我我】となりました。
【グルメ墓地ソース】を意識したメタゲームになっていると思われます。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:水単ムートピア/ブライトン
準優勝:5cヴァラモルド/青魔
3位:5cヴァラモルド/貴方のための物語
4位:火自然アポロヌス/麻婆白滝
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【ラッカ鬼羅.star】の母数が1位。なんと約1/6という凄まじい母数となりました。
・【JO退化】【火単我我我】が母数が下がってきています。
・上記のデッキが少なくなってきているせいか【水単ムートピア】【火自然アポロヌス】が増加傾向にあります。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
今週の【注目デッキ・インタビュー】はお休みになります。
続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
新弾が発売され、様々なメタカードが採用されており
【アナカラーハンデス】などのハンデスデッキが母数を増やしている今の【オリジナル】環境。
ではどのような対策が必要になるのか、まとめていきたいと思います。
まずは先週のメタ対象はおさらいしていきます。
↓先週のおさらい↓
【水魔導具】
【グルメ墓地ソース】
【アナカラーハンデス】
この3種類を予想していました。
この3つのデッキに対して、注目したいのが【カード指定除去】でした。
【水魔導具】の《卍 新世壊 卍》
【アナカラーハンデス】の各種メタクリーチャーなど
2コスト帯を除去できる【カード指定除去】を搭載できるデッキがあれば非常に戦いやすいと思われます。
まずは【カード指定除去】で有名なカードを挙げていきます。
《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》
【火単・ラッカ鬼羅・水魔導具・アナハンの対策はおまかせ!】
・コスト:4
・文明:火/闇
・パワー:1000
・種族:スピリット・クォーツ/ロスト・クルセイダー
■ S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■このクリーチャーが出た時、相手のコスト4以下のカードを1枚破壊する。
《超英雄タイム》
【ボルシャック復権なるか!? クリーチャー面も優秀なツインパクトカード!】
・コスト:2
・文明:火
■バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
カード指定除去として上記のカードを例に挙げさせていただきましたが、この2枚がどのようなデッキに採用されるのか。
採用できるデッキは以下の通りです。
《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》→【4c邪王門】【5c新世界】【火闇邪王門】
《超英雄タイム》→【ボルシャックワンショット】【シータノヴァ】
が挙げられます。
ここで注目したいのが【ボルシャックワンショット】です。
【火単我我我】に対しては《ボルシャック・ドギラゴン》
【水魔導具】に対しては《超英雄タイム》
【アナカラーハンデス】【グルメ墓地ソース】に対しては《アルカディアス・モモキング》
といった様々なデッキに対して、まさに【パワー】でねじ伏せることができるため
【水魔導具】が多い環境下であれば一定の活躍が見込まれます。
↓サンプルリストはこちら↓
【アナカラーハンデス】に対しても
《決闘者チャージャー》による大量のカード回収
《王来英雄 モモキングRX》のドロー
《超英雄タイム》《ボルシャック・ドギラゴン》などによるメタクリーチャーへの除去性能の高さ
これらで十分に渡り合えるのではないでしょうか。
今の環境では不利がつく【ラッカ天門】がいないことからも、今週使ってみてもいいデッキなのかもしれません。
↑先週のおさらい↑
と先週は予想していましたが、なんと他の地域のCSで見事優勝。
メタゲームとしても非常に通りが良いと思われます。
この中で記載していなかったデッキがあります。
それが【ドロマー墓地退化】
【ドロマー墓地退化】でもカード指定除去が複数枚搭載されています。
《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》
【退化もできるし除去もできるし受けられる一石三鳥の優れもの!】
・コスト:3
・文明:光
・パワー:3500
・種族:エンジェル・ コマンド
■ G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーが出た時、バトルゾーンにある他の、コスト3以下のカードを1枚選び、シールド化してもよい。
《龍脈術 落城の計》
【退化だけがこのカードの価値じゃない! 対「水魔導具」最強の1枚!】
・コスト:3
・文明:水
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■バトルゾーンにあるコスト6以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。
とカード指定除去を多く採用することができ、自身の動きにも組み込めるのが【ドロマー墓地退化】
天敵である【アナカラーハンデス】が少しずつ母数を減らしており
【アナカラー墓地退化】の母数も減っているため
【墓地退化】への意識が少しずつ減りつつある環境では通りがよい状況となります。
また一定層いる【JO退化】に対しても光文明を採用した退化デッキのため
問題なく退化でき、【G・ストライク】や《影世界のシクミ》を採用しているので受けも厚く【火単我我我】に対しても安心できるデッキとなります。
現在では【アナカラー墓地退化】+【ドロマー墓地退化】を併せた【4c墓地退化】というデッキも現れており、本イベントでも3名使用していました。
今週にかけて様々な地域で入賞を重ねていますので【ボルシャックワンショット】と共に今が旬のデッキタイプだと思われます。
【最後に】
いかがでしたしょうか?
いよいよ来週は新弾「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」が発売!
手に入りにくかったあのカード等が再録されたり魅力的な新規カードも収録されているため
環境の変化が凄まじい【オリジナル環境】にどのような変化をもたらすのか非常に楽しみです!
なにやら【デスザーク・サッヴァーク】の影が・・・?
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!