英語がわからなくても海外で対戦できる! | サーニーゴのポケモン通信
はじめに
皆さんこんにちは
サーニーゴことシマダダイチです。
前回のコラムでは海外の大会と日本の大会の違いに関して書かせていただきました。
今回は海外のプレイヤーと対戦する時のことについて書いていきたいと思います。
海外でポケモンカードをする予定がなくても、言葉が通じないのにどうしてるの? って疑問はあると思いますし、日本にも海外出身のプレイヤーはいます。
僕は過去2019年アメリカのワシントンD.C.で開催された世界大会、2018年韓国のソウル開催の日韓交流戦に参加しています。他にも日本国内で海外出身のプレイヤーと何度か対戦した経験があります。
最初は大丈夫かな? と思っていましたが、これが意外になんとかなります笑
今回は2019年の世界大会に参加した際の経験を元に話していきます。
2019年 ワシントンD.C
2018年ソウル
韓国語はわかりませんが対戦を申し込まれたので、現地のジュニアプレイヤーと対戦しました。
今でも時々連絡を取ります。
カードは世界共通
日本語でカードのテキストさえ覚えていれば、カードを使ってコミュニケーションが取れます。
たとえ海外出身でも、日本に来てポケモンカードがしたいというようなプレイヤー
世界大会に出場するもしくは訪れるようなプレイヤーであれば、ある程度有名なカードテキストは暗記しているので全く問題ありません。
しかし、海外限定カードや未発売カードがあるので、そこは注意が必要です。
初心者の方でもYouTubeの対戦動画を見ていれば、よく目にするカードはなんとなく覚えているはずです。
対戦準備
海外の大会では先攻後攻をジャンケンでは決めません。
サイコロで決めます。
振らない側が振る前に偶数か奇数を言って、当たったら先攻後攻を選ぶ権利が貰えます。
heads or tail ?
表(偶数)と裏(奇数)どっちがいい? と聞かれるのでどちらかを答えます。
トラブルが起こったら?
世界大会ではジャッジ(審判)がいるのですぐに呼びます。
しかし、ジャッジは英語以外の言語を話してはいけないルールになっているので、通訳の人も一緒に呼びます。
通訳の人はTranslaterいう札を首から下げています。
日本語の通訳者の場合は、それに加えてJapanと書かれていたように記憶しています。
日本語の通訳者だけやたらと忙しそうな印象はありましたが、僕は1度もお世話になったことがないので、普通に対戦していれば特にトラブルはないと思います。
マイナーカードを使う時
大会に参加する際も試合の制限時間は限られています。
流石に全カードのテキストを覚えるのは難しいので、マイナーカードを使用するとテキストを確認されます。
通訳の方に訳してもらえますが、心配なら英語版のカードが手に入らない場合はテキストを紙に印刷して持っていくと時間の節約ができます。
もちろん、いきなり出すのではなく、ジャッジと通訳の方を呼んでから持っていった紙などを見せましょう。
僕が世界大会に参加した時は1枚だけデッキにマイナーカードが入っていて、ジェスチャーと気合いでテキスト説明をしました。
学生時代、英語は超苦手教科でしたが、本当に気合いでなんとかなります。
カードの宣言
無言でカードを出しても何をしているか相手には伝わりますが、日本で対戦している時と同様に宣言してプレイした方がいいと思います。
ポケモンやワザの名前は世界共通の呼び方のものもありますが、基本的には異なります。
特にワザや特性を宣言する場合、テキストが書いてある場所を指差したり、相手の反応を確認したりすることが重要です。
僕が韓国で大会に参加した際にあったトラブルで、《ゾロアークGX》の特性とりひきを使ったのか、サポートの《ククイ博士》を使ったのか、お互いに合致していないままゲームが進んだことがありました。
韓国語では流石にコミュニケーションが取れないので、すぐに通訳の方を呼びましたが、対戦相手の方も疑問を感じて一度ゲームを止めてくれたので、言葉はわからなくてもコミュニケーションはとても重要なことだと感じました。
まとめ
というわけで今回は海外のプレイヤーと対戦する際のことをまとめてみました。外国語が苦手でも思ってる以上になんとかなります笑
ポケモンカードが言葉のようにコミュニケーションツールになっているのはとても凄いことですね。
あとごく稀に海外のプレイヤーさんで日本語をペラペラに話せる方もいるので、そんな人達を見ていると大人になってからでも勉強を頑張ろうと思えるいい経験でした。
次回のコラムは最新弾ロストアビス関係になるとは思いますが、世界大会関連の内容は今後も少しずつ更新しようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!