はじめに
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は2024/1/29(月)第429回VDuelCS【オリジナル】の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
新時代のネバーループはフィオナとタッグ!
【アカシックフィオナ】
組みやすさ:★★★☆☆
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★★☆
フィオナアカシック
このデッキの強みはなんといってもその安定性。
初動ブーストの枚数だけでなく《巨大設計図》による大量リソース確保。
並なビートダウンではその受け札の枚数によって圧倒されてしまいます。
ではデュエパデッキでなにが変わったのか?
まずはそのカードを見ていきましょう!
《ブルー・インパルス / 「真実を見極めよ、ジョニー!」》
『相手の多面展開と大量除去! 最先端の衝撃が今ここに!』
種類:クリーチャー/呪文
文明:水
コスト:10/7
~クリーチャー面~
■相手のターンの終わりに、その相手のクリーチャーが自分より4体以上多く、自分の 《ブルー・インパルス》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■T・ブレイカー
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
~呪文面~
■S・トリガー
■クリーチャーを3体まで選び、持ち主の手札に戻す。
《ブルーインパルス》の登場により相手のメタクリーチャーの多面展開や
【火水マジック】のようなビートダウンに対する回答も下面のS・トリガーによって解決。
まさに全DMPに衝撃を与えた一枚となりました。
超CS群馬でもその活躍が期待されています。
では早速今回のイベントをフィーチャーしていきましょう!
果たして【火水マジック】【水闇コンプレックス】【フィオナアカシック】は
どのような勢力図となるのか!!
それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。
早速見ていきましょう!
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第429回VDuelCS オリジナル構築戦~
『ファイナルラスト』
超CSに向けて
【火水マジック】
【水闇コンプレックス】
【フィオナアカシック】
【水闇魔導具】
この4デッキの調整が進む中
緊張感が漂う混戦を一体どのデッキが優勝したのか!
早速見ていきたいと思います!
↓大会の様子はこちらから↓
最大母数は【火水マジック】となりました。
前回と違って約1/3が【火水マジック】とその人気が伺えます。
次点は【水闇コンプレックス】がおよそ1/6を占め
続いて【フィオナアカシック】となり、環境のままの母数となりました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:火水マジック/myau
準優勝:
水闇コンプレックス
/しぐり
3位:水魔導具/引退6回目のRai
4位:火水マジック/れんたん
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
【火水マジック】の「拡張性」・「柔軟性」によりどのデッキに対しても戦えるだけでなく
【水闇コンプレックス】に対しての立ち回り方が開拓され一定の勝率を手に入れました。
そのため構築の幅を「自分流」にすることができることからも人気を獲得し、母数を伸ばしました。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】
~特筆点~
・【火水マジック】の勝率
優勝・4位と入賞をしていますが、全体での勝率は5割をきっています。
理由としては
【水闇コンプレックス】だけでなく
多くのアーキタイプに対して、少し勝ちきれずにいます。
ミラー対面で勝率を落としていることを考慮しても伸び悩んでおり、周囲のマジックに対する意識が伺えます。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いてはこれからの【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということで競技イベントによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
いよいよ超CS群馬間近!
果たして環境で大暴れしている4つのデッキタイプに対して
どのようなメタゲームが生まれるのか!
活躍しそうなカードをご紹介していきたいと思います。
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》
『再び脚光浴びるは唯一無二のメタカード!』
種類:DGフィールド
文明:無色
コスト:2
■このDGフィールドが出た時、カードを1枚引く。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、クリーチャーを3体までしか出せない。
■すべてのプレイヤーは、各ターン、呪文を3枚までしか唱えられない。
~今後活躍しそうな理由~
【フィオナアカシック】→デッキコンセプト全壊クラスの影響特大
【火水マジック】→半壊クラスの影響大
【闇自然アビス】→半壊クラスの影響大
【水闇コンプレックス】→ちょっとやだ
と意識されていないからこその刺さり具合が伺えます。
ただあくまでメタカードであることは間違いないので
デッキパワーとしてはどうしても下がってしまいます。
3~4色のコントロールデッキに2~3枚採用することが望まれます。
例】
・ギャラクシールド
・4c天門
↓続いてはこちら!↓
《鎧機天 シロフェシー》
『手軽な呪文メタ! ラフルルラブに続く期待のエース!』
種類:クリーチャー
文明:光
コスト:4
■革命チェンジ:コスト3以上のアーマードまたはコスト3以上のメカ(自分のコスト3以上のアーマードまたはコスト3以上のメカが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、次の自分のターンのはじめまで、相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
~今後活躍しそうな理由~
【フィオナアカシック】→ブースト・リソースカード使えず半壊クラスの影響大
【火水マジック】→呪文使えず全壊クラスの影響特大
【水闇魔導具】→ループできず半壊クラスの影響大
現在呪文を多く使用するデッキが多いことから
同様に《ラフルルラブ》も刺さりが良いとされますが
使用できるターン数を考慮すると今は《シロフェシー》の方に軍配が上がりそうです。
例】
・火光アーマード
・火光サムライ
↓続いてはこちら!↓
《∞龍 ゲンムエンペラー》
『∞のパワーと∞の可能性!』
種類:クリーチャー
文明:水/闇
コスト:∞
■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
■ブロッカー
■コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。
~今後活躍しそうな理由~
【フィオナアカシック】→微妙に刺さるため速度によっては半壊クラスの影響大
【火水マジック】→コンセプト全壊of全壊クラスの影響特大
【水闇魔導具】→ゼニスザークの有無で半壊クラスの影響大
【水闇コンプレックス】→コンプレックスの耐性がなくなるため半壊クラスの影響大
後ろ寄せのデッキタイプに詰めとして採用するゲンムエンペラーは刺さりがイマイチですが
早期に立てるゲンムエンペラーほど厄介なものはありません。
例】
・アナカラーオービーメイカー
・ドロマー天門
特にドロマー天門は上記のパルテノンも採用できることもあり、オススメのデッキとなりそうです。
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
今週は「超CS群馬」!
果たして優勝デッキはどうなるのか。
それぞれの想いと決意が詰まった大型大会。
出場される方頑張ってください!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただければ幸いです。
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、いいねやSNS等で拡散をよろしくお願いいたします!
以上、らふぁにぃでした!
【ファイナルラスト】
皆様今までご愛読いただきありがとうございました!
タイトルナンバーも100回を超え、約2年にわたって皆様に
「らふぁにぃのデュエマ情報局」としてイベントの結果をお伝えしておりました。
自分のイベントの振り返り、それを自分の武器としている「言葉」ではなく
「文字」にすることの難しさや未熟さを知ることができました。
途中、自分の不甲斐なさやライターとしての自分に自信が持てなかった時期もありました。
それでもこんな私の記事をずっとご覧いただいた皆様と
皆様に見ていただけるような記事に修正していただいたスタッフの方と
機会を設けていただいたドラゴンスター様に深くお礼を申し上げたいと思います。
では最後に!
ご覧いただきましてありがとうございました!!!
またどこかでお会いしましょう!