はじめのご挨拶
ハイサイナマステこんにちは!
さけねこでございます!
今回は私が主管のポケモンカード大会「もちポケ杯」で優勝、準優勝したデッキを解説していきます!
現在の環境を導くことができるデッキ構築となりますのでぜひご参照ください!
「もちポケ杯」とはなんぞや?
「さけねことは」どんな人物じゃ?
と気になるなーるな方はぜひ目次より御覧ください!
もちポケ杯とは
さて、私が運営しているもちポケ杯についてご紹介していきたいと思います!
本大会は秋葉原のカードショップビームス様で毎月最終土曜日に行われる、参加者40~50名程のスイスドロー大会です。
ルールは通常のスタンダードルールと基本的には同じです(詳細はもちポケ杯ホームページをご確認ください)
特徴として、主催のもっちさんが色々なポケカを愉しむYoutuberさんなので、参加する選手の皆様もかなり多種多様でオリジナリティあふれるデッキで参戦されているところです。
北海道から沖縄まで、全国から集まってご参加されています。
まさに、強いと面白い。
その両方を兼ね備えたデッキが集まる大会で、参加者の皆様が口を揃えて「雰囲気の良い大会」と仰って頂いています。
興味がある方はぜひTwitterのハッシュタグ #もちポケ杯 で検索してみてください
第25回もちポケ杯入賞特集!!
優勝!! 完成された秘蔵の黒リザデッキ!!
準優勝!! シティリーグも優勝したカビゴンLOデッキ!!
驚くべきことに、準優勝はLOデッキ、すなわちライブラリーアウトデッキでした。
ライブラリーアウトとは、相手の山札が0枚になり、次のターンで山札からカードを引けなくなった場合に勝利が確定する、特殊勝利を狙うデッキ構築です。
今回の大会では《カビゴン》LOという種類が使用されました。
しかし、《やまびこホーン》などのキーカードがレギュレーションから外れたことにより、LOデッキは若干の弱体化を受けています。
そのため、《エリカの招待》を使用して無理やり相手のベンチにポケモンを引き出す戦法が取られましたが、《やまびこホーン》がスタンダードでは使用不可となった現状では、多くの場合システムポケモンは全てトラッシュに送られます。
ライブラリーアウトに対する経験が少ない、または苦手とするプレイヤーにとっては、現状のLOデッキ、特に《カビゴン》LOに対しては、システムポケモンをトラッシュに送る行為だけで勝利できる可能性が高まっており、以前より対処が容易になっています。
かつては《やまびこホーン》により、ベンチからトラッシュへポケモンが無理やり引き出され、その後バトル場に連れ出される戦術で《カビゴン》を使用することで、相手に逃げ場を与えず、交代の選択肢を奪い、山札からカードを引くしかなくなり、結果的にライブラリーアウトへと追い込む戦略でした。
この状況では、相手は勝利する術を完全に失い、手段がなくなります。
しかし、《カビゴン》LOデッキ側は、山札を再構築する方法が豊富にあるため、相手をライブラリーアウトに追い込むことで勝利が見える状況を作り出します。
つまり、相手には勝つ方法がなくなる一方で、自分には勝利への道が残るという状況になり、これがライブラリーアウトが成立する理由です。
今回、はやせんさんは《マンタイン》を採用しなかったため、勝利が難しかったと述べていました。
《マンタイン》とは、相手のトラッシュからたねポケモンをベンチに出すことができるポケモンで、先程ご説明した《やまびこホーン》の能力を技で使用するものです。
これにより《イキリンコex》などのシステムポケモンを呼び出すことが可能です。
この戦略が成功すれば、相手は何もできなくなり、先に述べたように、相手の勝利方法がゼロで自分の勝利方法が1つ存在する状況でライブラリーアウトという特殊勝利が成立します。《マンタイン》は、今後LOデッキにおいて欠かせないカードになるでしょう。
入れるなら《野盗三姉妹》などの枠がいいかもしれませんね!
また、LOデッキには《イダイナキバ》などの新しいポケモンカードが増えてきており、これらのカードは前回、新環境のデッキ特集の記事でも紹介しましたが、ライブラリーアウトの戦略はサイドプランも取れるという他とは異なる特色を持ちます。
次回の大会でこのようなデッキを紹介できることを楽しみにしています!
ヒーローマントの新しい使い道!? 突破不可能な要塞ダイオウドウ!!
最後に新しく登場した《ヒーローマント》と《ヘビーバトン》を活用した興味深いデッキ構築を紹介します。
この構築は《ダイオウドウex》を中心に組まれています。特性「ブロンズボディ」(このポケモンが受けるワザのダメージは「-30」される。)により、そもそも相手の攻撃力が-30される上に、《ヒーローマント》によってHPが100増加するため、実質的な合計HPは430以上も見込めるというわけです。
今回、《ミストエネルギー》が1枚しか採用されていませんでしたが、Twitterのコメントでこのデッキを構築されたなつあかねさんが「もう少し採用すれば良かった」と言及されているように、現在の環境では一撃でポケモンをきぜつさせるワザを持つ《ギラティナVSTAR》や《トドロクツキex》などが環境トップにいるため、このデッキに興味が湧いた方はこれらをカバーするためには《ミストエネルギー》をより多く採用することが良さそうですね!
いずれにせよこのようなオリジナリティあふれるデッキコンセプトは非常に面白く、現状では《ダイオウドウex》に対して《ヘビーバトン》と《ヒーローマント》の効果は素晴らしいシナジーを発揮しています。
《ダイオウドウex》はまさに盲点! とも言えるぐらいにこれらのカードと相性がよく、その特性をフルに利用できるため、非常に強力なコンボと言えます。
皆さんも、この面白いデッキ構築を参考に、ぜひ様々なデッキを作ってみてください!!
今日のポケモン豆知識!
今回ご紹介した《ダイオウドウex》ですがゲーム版のスカーレットの図鑑の説明では
「昔 遠い 土地から 人に 連れられ やって来た。 飛行機を 軽々 引っぱる 力持ち。」とされています。
これはおそらく像と人の史実を表しており、プトレマイオス朝エジプトは、ローマ帝国に対して象を贈り物として送った記録があります。
これは、外交的な贈り物として、またはローマの闘技場での見世物として使われました。
ダイオウドウが初登場したソード&シールドの元ネタの舞台はヨーロッパですのでブリタンニアの歴史からも合致しそうですね!
人間と一緒に長く暮らしてきた象とダイオウドウ、ポケモンカードの世界でもプレイヤーを守る大きな存在として、そんな特性になったのかもしれませんね。
さけねこ自己紹介
基本おなかいたいねこです。
主にTwitterアカウントにてポケカイベントの活動や腸内活動をつぶやいています。
対戦実績
2023年4月12日のシティでベスト8入り
誰でも組みやすく安価なデッキをコンセプトに《アルセウスVSTAR》と《ゼラオラVSTAR》のデッキで挑戦しました。
当日使用したデッキはこちらです。
しかも何と2023年12月28日時点でもこのデッキと似た《そらをとぶピカチュウ》入りの【アルセゼラオラ】が優勝を重ね、再度注目を集めています!!
いつも誰も使ったことが無いような一風変わった面白デッキで参加することが多く、日々精進しています。
その他、リザードンHR争奪戦に優勝したりもしています。
福岡CL当選しました!! 皆様応援よろしくお願いします!!
イベンター実績
オンライン史上初の200名大会「オールフレンズポケカ」
もちポケ杯 毎月行われる和気あいあいとした対戦交流会(32名~250名の大型大会)
ポテンシャルポケカ 勝利数+投票数で優勝が決まるポケカ公認大会
Aぇからエクだ! A~現行レギュレーションで禁止カードなしの公認ポケモンカード大会!
趣味はイベント・脚本製作、映画鑑賞、動画作成、園芸、ChatGPTによるプロントエンジニアリング、自作PC、ボードゲーム製作、ツーリング、旅行、写真、ゲーム、居酒屋めぐり、筋トレ、クワガタのブリード、3Dプリンターの造形など器用貧乏に楽しんでおります。
今年はまた3Dプリンターにハマっていて、VSTARマーカーやUSEDマーカーなど自作してします!!
今年は作詞作曲、小説の執筆もしたいとおもっており模索中ですのでぜひ応援よろしくお願いします!
最近3Dプリンタにてちょっこザップ専用タブレット見ながら走れるマウントを開発しました!!
趣味っていろんなところにつながるので面白いですね!!
最近うれしかったこととしては、前回の記事でチョコザップの招待コードを記載したのですが流石にそれはダメだとしても「招待コード教えるので教えて下さいね~」程度なら良いかも? と話して頂いた編集担当さんのことですね! 個人的に夜中に執筆した過剰なテンションの内容だったため、いつも優しいご対応ありがとうございます!!
(編集:こちらこそいつもありがとうございます!!)
あとは作曲を始める一環として最近YAMAHAさんのSEQTRAKを購入しました!
これが楽しくてポケモンの楽曲をリミックスしたりとりあえず楽しんでおります!!
DTMできる人! ぜひお友達になってください~~!!
そして、映画の感想やレビューを行っているYoutubeの登録者数が1.4万人を超えました!すごい!!もうすぐ1.5万人!!
さけねこの映画チャンネル
ぜひ映画好きな方はチャンネル登録よろしくお願いいたしますー!
本執筆記事ではポケモンカードゲームについてはもちろんのこと、ポケカ以外の内容も含めながらゆるく楽しくお話していきたいと思います。
ちょっと空いた時間で、クスッと笑える面白い記事が書ければ良いですね。