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2024.1.30

「エスパー・ミッドレンジ」 | 黒田正城のスタンDojo!

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「エスパー・ミッドレンジ」 | 黒田正城のスタンDojo!

黒田正城のスタンDojo! 「エスパー・ミッドレンジ」

目次

はじめに

みなさん、こんにちは。BIG MAGIC ELDERの黒田です。

前回紹介したドメインランプについて、「記事読みましたよ、参考になりました!」という反応をたくさんいただきとても嬉しく思います。

最近マジックを始めた人や、これからスタンダードを頑張ってみようかな? と考えている人をメインターゲットと考えて記事を書いていますが、ベテラン層からもこのような意外な反応をもらえてびっくりしました笑


この記事のタイトルに使った「Dojo」というのは太古の昔、まだインターネットが整備されていない時期に存在した、デッキのデータベースです。

今でいうMTGGoldfishのような存在ですね。

そんな、おじ世代の我々が見て育ったWebsiteにあやかって名付けました笑


先日は私も有言実行ということで、ドラスタさんで開催された「どぐら杯」にドメインランプで出場し、めでたく優勝することができました。

最近はアグロ寄りのデッキが若干増えており、《一時的封鎖》がとても強いのでメイン1枚、サイド2枚という体制にしたのがうまくハマったと思います。

最後にとても良い写真が撮れたので大満足です笑

さて、それでは今回のデッキ紹介に入りましょう。

ドメインランプの対抗馬として絶対外すことのできない、「エスパー・ミッドレンジ」です。

メインデッキ

2

3

4

2

1

4

3

3

4

4

2

2

1

1

1

1

2

4

3

4

3

4

2

サイドボード

1

3

2

1

1

1

2

2

1

1

エスパー・ミッドレンジの基本的な動き

青白黒の3色から美味しいところを取り揃えた贅沢なデッキです。


どのマナ域も選択肢が多すぎて、選びきれないぐらいの布陣が揃っています。

2ターン目に優秀なクリーチャーを展開し、3ターン目に《策謀の予見者、ラフィーン》でバックアップ。

打ち消しや除去を構え、相手の動きに柔軟に対応することで勝利を目指します。


インスタント呪文や瞬速持ちのクリーチャーが多く、相手の動きを見てから対応策を打つ、いわゆるクロック・パーミッションに近い動きが強みです。

《かき消し》を構えておいて、相手が何もしてこなかったら《忠義の徳目》をプレイするような展開ですね。


後出しで最適解を出せるので、有利な盤面を維持することができます。

相手からすると「なんでも持ってるやん!」ともやっとした気持ちになることも多々あります笑




エスパー・ミッドレンジの基本戦略は、クリーチャーによる攻撃です。

そのため候補となるクリーチャーを、ゲームの展開をイメージしやすいよう、マナ域別に紹介したいと思います。


2マナで最優先されるのは《大洞窟のコウモリ》です。

サイズこそ頼りないですが、相手が次に展開してくるカードを手札から引っこ抜くことができます。

絆魂も地味に効いてきますし、何らかの強化を受けるとフィニッシャーになることも。

間違いなく『イクサラン:失われし洞窟』最大の収穫で、今はすっかり4枚使うのが定番になっています。


続いて《敬虔な新米、デニック》がよく使われます。

絆魂+タフネス3というスペックが大変心強く、やられても降霊で返ってくる上に燃料補給をするため、いつまでも厄介な存在です。

このカードのおかげで、エスパー・ミッドレンジは長期戦になっても戦える持久力を備えていると思います。


他にも有力候補として《忠義の徳目》があります。

瞬速持ちの2/2警戒だけでも十分すぎる能力ですが、エンチャントとして場に残ると手がつけられません。

2ターン定着すれば、かなりの確率で勝つことができるカードです。


世界選手権王者こと《フェアリーの黒幕》も見逃せない存在です。

《豆の木をのぼれ》に合わせて出すだけで元が取れますし、《かき消し》との相性も抜群。

ただタフネスが1なのでぶつかり合いは苦手で、流行中のダニと触れ合っても倒れてしまいます。

アグロが多い環境だと、採用を見送ることもあります。


3マナはエースの《策謀の予見者、ラフィーン》から始まります。

クリーチャー強化、手札整理、フィニッシャーの役割をすべてこなす万能クリーチャーです。


続いて、擬似的なクリーチャーである《婚礼の発表》です。

最大で3体のクリーチャーが1枚のカードから湧いてきます。

単体除去では効果が薄く、全体強化もあるため必須カードでしたが、《地底のスクーナー船》の直後に出すと大変テンポが悪いです。

またドメインランプに対してはのんびりしすぎており効果が低いことから、不採用になる例も増えてきました。


イクサラン:失われし洞窟』登場後の新鋭として大活躍している《ティシャーナの潮縛り》も見逃せません。

ゲームをしていると想像以上にいろんな誘発能力があって、活躍を実感できると思います。

このカードも瞬速が大変ありがたく、デッキの性格にとてもマッチしています。


他にも、最近人気急上昇中の《ヨーグモスの法務官、ギックス》や、《分派の説教者》もいるので、エスパー・ミッドレンジの3マナ域は本当に贅沢なラインナップです。

目移りしてしまいますが、さすがに全部入れるわけにはいきません。

ちゃんと採用理由を明確にしてデッキを組みましょう。


4マナ域は重いためほとんど使われませんが、最近は《放浪皇》が復権してきました。

今更語る必要もない、強力なカードですね。《婚礼の発表》《放浪皇》《忠義の徳目》という白いカードの3連打は、展開がスムーズで美しいです。


次点として、みんな大好き《黙示録、シェオルドレッド》がいます。

どのフォーマットでも活躍しているとんでもないカードであり、これ一枚でゲームを決める力があるのは周知の事実です。

しかし極力自分のターンに動かず、瞬速を軸に戦うエスパー・ミッドレンジにおいてはやや相性が悪いです。

そのため、不採用のデッキも出てくるようになったのは驚きです。

これらの優秀なクリーチャー陣を構えながら、《かき消し》《喉首狙い》を駆使して勝利を目指しましょう。

《策謀の予見者、ラフィーン》《婚礼の発表》を出すときは自分のターンに土地をタップする必要があり、インスタントを構えられません。
「いつ動くか?」を判断する3~5ターン目が、エスパー・ミッドレンジで一番難しいタイミングだと思います。

デッキ相性

エスパー・ミッドレンジは、手札破壊、打ち消し、除去、優秀なクリーチャーを取り揃えたバランスの良いデッキです。

そのため明確に不利なデッキはなく、どのデッキに対しても良い戦いをすることができます。


前回紹介したドメインランプに対してはメイン戦がやや不利な印象です

《かき消し》のような打ち消し呪文があまり入っていないこと、《切り崩し》のような完全に無駄なカードが入っていることが大きな理由です。

ただしメインが不利でも、サイドボードから《否認》《軽蔑的な一撃》を投入することで相性が改善され、やや有利に転じると思います。


相手もクリーチャーデッキの場合は、明確な相性差は感じません。

ぶっちゃけると、先手を取ってうまく回ったほうが有利です笑

その中で安定した勝率を出すためには「相手は自分のデッキより早いか」という観点で戦局を見ることが大事です。


エスパーよりも早い赤単アグロ、白単アグロ、ボロスアグロ等に対しては《切り崩し》《喉首狙い》といった除去の枚数が足りず、お互い足を止めての殴り合いが想定されます。

そのため、各種絆魂持ちが大変重要な役割を果たします。

マナを立てて打ち消し呪文を構えるヒマはありませんので、メインフェイズにどんどん動いてライフレースを有利にしていきましょう。


同じようなスピードのミッドレンジ(赤黒、緑黒、ミラー等)と戦うときは、もう少しゆったりした展開になりますし、ライフの価値はやや下がります。

むしろマナをいつ使うかが重要になります。

特に《ティシャーナの潮縛り》はハマれば大きな成果を出すことができるので、構えるかどうか、存分に悩んでください笑

さいごに

エスパー・ミッドレンジは、前回紹介したドメインランプに比べて、とてもテクニカルでプレイが難しいデッキだと思います。


マナを使うタイミングにはいつも悩みますし、誘発型能力も多いので混乱しがちです。

また、決して線が太いわけではありませんので、細かくダメージを積み重ねて勝利を目指す展開が多いです。

更地に残った3/3ビーストを適当に5体タップするのとはちょっと違いますね笑


その分、インスタントの応酬や細かいコンバットの計算が楽しめるデッキです。

もし興味を持ったら、最初は代理カードを使って組んでみてもいいでしょうし、お友達にデッキを借りて教えてもらうのも良いでしょう。

最初の土地を置く瞬間から悩んでくださいね!笑

おまけ

前回と同じように、サイドボーディングのTipsを載せておきます。


・ミッドレンジ同士の戦いでは、先手・後手でサイドボーディングが大きく変わります。

先手は場の展開を優先しますので、2マナクリーチャーを多めにして圧力をかけましょう。

反対に後手は受けに回るのでクリーチャーを減らし、除去を多めにします。

2ターン目は何もせずターンエンド。次のターンに《策謀の予見者、ラフィーン》が出てくることを見越して《切り崩し》《かき消し》を構え、出てこなければ瞬速持ちをプレイして盤面をイーブンに保ちたいところです。


・ドメインランプ相手には《婚礼の発表》《黙示録、シェオルドレッド》など、重めのクリーチャーを抜くのが良いと思います。

相手のターンまでマナを使えるようにしておき、《否認》《軽蔑的な一撃》《ティシャーナの潮縛り》を使うためです。


《第三の道のロラン》は、想像以上に汎用性の高いカードです。

《力線の束縛》《豆の木をのぼれ》を壊すだけでなく、流行中のバントポイズンに対しては様々なダニを退治したり、《スクレルブの巣》を駆除したりと大活躍です。

しかも警戒持ちなので、タフネスを1強化することができれば大変頼もしい存在になってくれるでしょう。


・サイドボードのイン・アウトに困ったら、特定のパーツをごっそり抜くのではなく、各種1枚ずつ抜いて枠を作りましょう。

そうするとデッキ全体のバランスが崩れにくく、本来の形を維持することができます。


・サイドボードのネタではありませんが、お互いの場に《黙示録、シェオルドレッド》が出ている場合は攻撃時の謀議に気を付けましょう。

相手(防御側)の誘発が先に解決されますので、大群で殴ってたくさんのカードをドローすると、すごい量のライフを失って負けてしまいます。

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このコラムのライター

黒田正城

黒田正城