黒田正城のスタンDojo! 「ドメイン・ランプ」
はじめに
みなさん、こんにちは。BIG MAGIC ELDERの黒田です。
このたび縁あって、ドラスタさんのサイトで記事を書かせていただくことになりました。
この連載では主に直近の大会で活躍している、スタンダードのデッキについて定期的に触れていきたいと思います。
最近はスタンダードのイベントが目白押しです。
《ヴェールのリリアナ》でおなじみPWFMを皮切りに、《セラの天使》や《ニコル・ボーラス》の特別なプロモカードがもらえる(かもしれない)FNM、プレイマットが魅力的な年末年始スタンダード。
そしてこれからは、CSの予選フォーマットがいよいよスタンダードになります。
スタンダードは、純粋にとても面白いフォーマットだと思います。
来月には新セットも登場しますし、いよいよ目が離せなくなりますね。
これだけ環境が整っている中、プレイしないのはもったいないですよ!
では、記念すべき第1回目のデッキ紹介に入りましょう。
定番中の定番ですが、今回のお題は「ドメイン・ランプ」です。
サンプルデッキは下記のとおりです。
メインデッキ
サイドボード
ドメイン・ランプの基本的な動き
デッキ相性
《太陽降下》や《集団失踪》など6枚以上の全体除去に加え、《力線の束縛》と《怒りの大天使》が入っていますので、真面目にクリーチャーを展開して攻撃してくるデッキにはとても強いです。
具体的には白単アグロ、白赤アグロ、恐竜などを使う、緑系のミッドレンジなどです。
赤黒ミッドレンジも手札破壊という妨害はありますが、同一カテゴリかなと思います。
いずれも順調にマナを伸ばすことができれば、自然とリソース差がついて勝つことができるでしょう。
一方、このデッキが苦手としているのは、打消し呪文を搭載しているクロックパーミッション系のデッキです。
青白兵士、青黒ミッドレンジ、エスパーミッドレンジが該当します。特に青白兵士は打点が高く、苦戦を強いられるでしょう。
青黒ミッドレンジやエスパーミッドレンジは黒マナが入るため、打ち消しだけでなく《大洞窟のコウモリ》による手札破壊も備えている点が危険です。
《地底のスクーナー船》が全体除去に耐性を持っている点も厄介ですし、このデッキから出てくる《ティシャーナの潮縛り》は悪魔のような存在です。
赤単は純粋なアグロとは別枠で考える必要があって、「手を抜くと負ける」デッキの典型例だと思います。
あまり当たらないからと、サイドボードから《痛烈な一撃》や《強情なベイロス》を抜いた途端に当たって負けた・・・なんてのは非常~~にありがちな展開です笑
上述の2枚は赤単専用のカードなので、他のカードでもいいと思いますが、序盤を乗り切る手段をちゃんと用意しておくことが大事です。
準備を怠らないようにしましょう。
さいごに
以上、第1回目のデッキ紹介でした。
これから、こんな調子で色んなスタンダードのデッキを見ていこうと思います。
気になるデッキがあったら、リクエスト(ドラスタコラムXのDMまでどうぞ!)をいただけると次のネタとして扱えますのでとてもありがたいです!
ドメイン・ランプは非常にパワフルなデッキです。
これからも長期にわたってTier1の座に居続けると思いますので、興味のある方は是非一度試してみてください。
足りないカードはドラスタさんに行って揃えましょう!笑
おまけ