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2023.9.28

GP千葉2023秋 メタゲーム解析 | せるぷーのエボルヴ研究室

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GP千葉2023秋 メタゲーム解析 | せるぷーのエボルヴ研究室
目次

はじめに

みなさんこんにちは、せるぷーです。


今回のコラムでは直前に迫ったグランプリ千葉のメタゲーム予想となります。


早速ですが、予想デッキ分布から見ていきましょう。

メタゲーム概要

Tair1(20-30%)  クールデレマス
Tair2(8-15%)  陰陽師ウィッチ
 コンボデレマス
 アマツエルフ
 侮蔑ドラゴン
Tair3(3-7%)  コントロールビショップ
 ニュージェネデレマス
 キュートデレマス
 コントロールナイトメア
 レオニダスロイヤル
 卵童話ビショップ

グランプリのメタについてはクールが頭ひとつ抜け出していますが
それ以下は大きな差はないかなぁと考えています。


アグロ系が上位メタにいて速度優先な環境となっているので

安定して勝ち抜けそうなデッキはちょっと見当たりません。


以下、多いと思うクラス順に各デッキタイプと立ち位置について紹介していきます。

デレマス限定構築

クール・アグロ

2

3

3

3

3

3

3

3

3

3

3

2

1

3

2

メタの中心にいるアグロデッキ。

デレマスの半分以上はクールと思ってよいでしょう。


強みなどは前回紹介した通り
《〔オーバー・ザ・レインボー〕神谷奈緒》など序盤の動きも強烈なのに
4コスト以降のカードが複数フォロワーを並べるので息切れしにくいのが特徴。
最速の動きをすると専用に対策してないデッキは大体押し込みきれます。


6コスト以降の出力は低コストに比べるとまだ対処可能か。
直接ダメージも《渋谷凛》絡み以外はないので
序盤受けたダメージを回復させつつ盤面を押さえつけられるデッキが対クールでは強い、と言えるでしょう。


また、環境の一角を占めるので同型ミラーが問題となりますが
序盤から押し込むアグロでドロー補正が多くない
《島村卯月》などのサーチはあるものの選択肢は広くないこともあり
同型の勝率を上げきることはできず、負ける場合はあっさり負けます

コンボデレマス

3

3

3

3

3

3

1

2

3

2

3

2

3

3

3

《アナスタシア》を中心としたデッキ。


前半は《梅木音葉》なども駆使して盤面を押さえつつ

《アナスタシア》を絡めて中盤一気に展開する。


限定構築では『フェアリー』などは使えないので

《橘ありす》などでコンボパーツを集める手順が必須。
横並び力が強く、序盤からある程度フォロワーを並べて対応できるのが強み。


《覇極》《ジャンヌダルク》などの軽い全体除去で序盤の展開を軽くいなしてきたり
《アナスタシア》で作った盤面を返す《テミスの審判》などはやや苦手。


疾走打点も低いので、対応するデッキを使う場合は場のフォロワーを処理しきることを目標に。

キュート

前回紹介したデッキの一つ。


クール相手には相手が少し立ち遅れてくれるようなら
中盤以降回復&島村の展開力で圧倒できます。


ただ《池袋晶葉》進化時に何を捨てるかなど判断が難しいところが多く
考えすぎていると同型ミラーでは引き分けになってしまうこともあり
勝ちを積み上げるにはしっかりと練習が必要なデッキと言えます。

ニュージェネレーション

キュートの《島村卯月》のリアニメイトだけ採用して
その他は各属性の良いところ、特に除去系を強めたデッキ。


いいとこどりで強いんじゃ? と思うものの
属性ボーナスがあるカードが使えない関係で
単属性デッキに比べると全体的にもっさりしがちなのがネック。


少しずつ後手後手に回ってそのまま押しきられてしまうことも。

ウィッチ

陰陽師

前環境のTOPデッキ。
ただ、今回得たカードが《一ノ瀬志希》だけ、しかも入れるかどうかは好み。


基礎能力は高く、パーフェクトムーブさえできれば最強クラスのデッキではあるのですが
クールが序盤にかなり厳しい対応を要求してきます
余力を残して《カースエンチャンター》でひっくり返せれば勝てるのですが……。


その他はそこまで苦手なデッキもなさそうで
クールをメタった相手には勝ちやすいことから、メタの一角は占めてくると思います。

ビショップ

卵童話

前環境のTOPデッキその2。


今環境では《鷹富士茄子》を1コスト枠に追加で入れ
1コスト4種フォロワーで最序盤からひたすら展開する形と考えてます。


この形にすると序盤フォロワーを多めにすればクールとも十分やり合えるのですが

《アリスの冒険》などを出している暇がなく童話部分の動きの安定性がさらに落ちていることが敬遠されてるのかなという印象です。

コントロール

前々環境の上位デッキ。


《ジャンヌダルク》《テミスの審判》といった全体除去が有効な環境かつ
苦手とするウィッチのシェアが下がっていることで、環境的には浮上してもおかしくないと思ってます。


《安部菜々》《カグヤ》のアミュレット軸も。

ドラゴン

侮蔑(+原初)

フォロワー、特に小型フォロワーが増えると浮上するデッキ。
全体除去《覇極》がかみ合うかどうかが最大のポイントです。


《ドラゴンウォーリア》《ナックルドラゴン・ドラグニル》という

3コスト2面取りフォロワーを2種類積めるのもメリットですね。

コントロール系には《フォルテ》さんに何とかしてもらいましょう。


新戦力《鷺沢文香》《原初の竜使い》《フィルレイン》を持ってくる用です。

盤面はそれなりに取れるのですが、打点が全然上がらないので非常用手段として。

エルフ

アマツ/コンボ

前々環境の優勝デッキ。


《アナスタシア》が入って爆発力アップして一躍人気となりましたが
クール相手に早めに押し込まれるとコンボが間に合わずそのまま負けてしまうことが多いため
全体的に数を減らしています。


とはいえ全力で回ったときの爆発力は最大。
的確なマリガンとドロー力があれば勝ち進む力はあります。

ナイトメア

コントロール

立ち位置はコントロールビショップと同じですが

体力回復が《イスラーフィール》依存なのがやや辛目。


《ギンセツ》はデレマス目線だと《大槻唯》以外の対応が難しいので、クールにとって脅威となります。


クラスとしては真紅ナイトメアもありますが

クールとの真っ向勝負ではだいたい負けてしまうのでメタ的には少なそうです。

ロイヤル

ニュージェネ&レオニダス

ニュージェネ3人組がロイヤルなのですんなり取り込めるメリットはあるのですが
それだけだとクールデレマスとの差別化が図れない。


そこでフォロワー環境となれば《レオニダス》の出番、ということで彼が帰ってきました。
クールより序盤の展開力はいささか劣るものの、疾走打点が高いことが売りになります。


アミュレットへの警戒は下がってるのですが
消滅自体は《〔P.C.S〕島村卯月》の関係で多少環境に残っていることには注意。

最後に

駆け足で一通りのクラスを見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。


ウマ娘のときと違ってデレマス内に複数種類のデッキが存在するため

見た目ほどのデレマスが頭ひとつ抜けたというような環境ではないですね。


他クラスも厳しい状況に置かれているわけではなく

メタゲームにかっちり合わせたデッキがグランプリでお披露目され、全てを持っていってもおかしくないと思ってます。


なんにせよ答え合わせの日はすぐ。

今回のグランプリは自分もプレイヤーとして参加予定ですので、良い成績を残せるよう頑張ります。


それではまた次回コラムでお会いしましょう。

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このコラムのライター

せるぷー

せるぷー