はじめに
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は2023/8/14(月)第372回VDuelCS【オリジナル】の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
ビクトリーBEST最後のムーヴメント。
【火水テスタロッサ】
組みやすさ:★★☆☆☆
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★☆☆
『ビクトリーBEST最後の砦』
何かと話題のビクトリーBEST。サムライやアウトレイジ等様々なデッキが登場しています。
・・・このセリフ何回言ってるんですかね・・・(笑)
それほどまでに次々と環境デッキが生まれている収録弾となっています。
今回はサムライやゴッドなどで話題になっている「切札」ではなく
足回りのカードと特殊な裁定により一気に環境入りへ。
まずはその話題のデッキリストを見ていきましょう。
↓サンプルリストはこちら↓
クローシステスタロッサ
《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》
『勝利の連鎖は止まらない! テスタロッサ大行進!』
種類:エグザイル・クリーチャー
文明:火
コスト:7
種族:アウトレイジMAX
■W・ブレイカー
■灼熱ドロン・ゴー:名前に《テスタ・ロッサ》とある自分のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、自分の山札の上から5枚を墓地に置き、その後、その中からエグザイルではない名前に《テスタ・ロッサ》とあるクリーチャーをすべてバトルゾーンに出す。そのクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。自分のターンの終わりにそのクリーチャーを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
■自分の他の、名前に《テスタ・ロッサ》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
今なにかと話題の裁定により注目を浴びているカード。
このデッキを使う上で注目しておきたい裁定とルールをご紹介していきます。
①灼熱ドロン・ゴーの宣言はテスタロッサが破壊された時に他の効果があっても宣言すべし!
こちらは《堕牛の一撃》で破壊した時に先にドローをしてしまうと宣言タイミングを逃してしまうため
破壊した瞬間に宣言だけ行う必要があります。
②灼熱ドロン・ゴーの宣言は複数枚できる!
↓こちらの裁定をご覧ください。↓
引用元:デュエル・マスターズ公式HP内よくある質問より
Q.相手が 《キャンベロ <レッゾ.Star>》を出した次の自分のターンに、自分は《絶望神サガ》Aを出し、
「出た時」の能力でカードを1枚引き、手札を1枚捨てました。
その後、墓地にある《絶望神サガ》Bを出そうとすることはできますか?
また、できる場合、結果的に墓地から《絶望神サガ》Bは出ませんが、《絶望神サガ》Aは破壊されますか?
A.はい、《絶望神サガ》Bを墓地から出そうとすることができます。
また、出そうとした場合、結果的に《絶望神サガ》Bは出ませんが、バトルゾーンの《絶望神サガ》Aは破壊されます。
クリーチャーを出せない状況でも、出そうとすることはできます。
そのため、《絶望神サガ》の能力を使った際、墓地にコスト5以下のゴッドかオリジンがいれば、
結果的にそのクリーチャーを出せない状況だったとしても「そうしたら」以降の効果を解決できます。
という裁定を参照の元そうしたら以降の効果を解決できるため複数枚宣言でき、効果を使用できることから
大量展開だけでなく、大量に墓地肥やしも可能な点が非常に魅力的な要素となっています。
手札要求値が非常に高いものの
最速3キル+EXターンという圧倒的アドバンテージがあるこのデッキタイプの入賞報告が相次いでいます。
今後は自身の効果で破壊しないようにするなど対策が必要となりそうです。
それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。
早速見ていきましょう!
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第375回VDuelCS オリジナル構築戦~
『サガループが終わるとどうなる?
知らんのか。ループが始まる。』
45名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『サガループが終わるとどうなる? 知らんのか。ループが始まる。』とは?
今回はとあるループデッキが大活躍!
・・・あれ? サガループなくなったのでは?
さぁどんなデッキなのでしょうか!
早速見ていきましょう!
↓大会の様子はこちらから↓
最大母数は【火光サムライ】となりました。
殿堂入り後、環境の最初のトレンドはビクトリーBESTから一気に人気に火がついたデッキとなりました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:4c邪王門/レインボー
準優勝:
アナカラーグラスパー
/サクラゴン
3位:4cディスペクター天門/てのりん
4位:5cザーディクリカ/CometLevi9
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
【サガループ】終了につき「群雄割拠の環境」へ。
【火光サムライ】が増加傾向となり、全体的にビートダウンデッキが非常に多くなりました。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】
~特筆点~
・【水魔導具】の勝率
不利対面である【火光サムライ】【アナカラーグラスパー】の増加により
勝率が4割とサガ環境の頃からは考えられない勝率となっています。
・【闇自然テレスコテレス】の勝率
母数2であるもののその勝率は83%と圧倒的なもの。
まだ詳細が分からないものの、今後の活躍に更なる期待が持たれます。
・【アナカラーグラスパー】の勝率
約7割と様々なデッキに勝利を重ねている今再注目のループデッキ。
VDuelCSでも上位入賞を重ねています。
サガ環境ではそのループ速度と再現性が劣っていたもののメタクリーチャーの減少により、通りがよくなっています。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いてはこれからの【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということで競技イベントによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
今後増加傾向になりそうなデッキタイプをご紹介したいと思います。
新殿堂を受けて様々なデッキが蠢く多種多様な環境!
新時代の【ループデッキ】とは!?
アナカラーグラスパー 編
~今後活躍しそうな理由~
【多士済々な環境】に対して有効なループデッキ代表。
「サガさえいなければ・・・」どれだけ聞いた言葉でしょうか。
ループデッキの中でも今まで猛威を奮っていたグラスパーもその被害者でした。
がしかし、サガループがいなくなったことでその脅威が復活!
ある程度の受け性能とクリーチャーループというメタしづらいデッキタイプ
その唯一無二性から今後の活躍が期待されます。
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
雑多環境に強いとされる【火自然アポロ】【アナカラーグラスパー】
その裏で徐々に母数を伸ばしつつある【5cコントロール】
今使うべきデッキは自分の動きを押し通すデッキなのかも!?
それでも好きなデッキで活躍できるこの環境は非常に面白い!
あなただけの「勝ちデッキ」。
見つけてみませんか?
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!