はじめに
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は2023/7/5(水)第359回VDuelCS【オリジナル】の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
邪王門がいよいよハンデスコントロールの時代に!!
【火闇テレスコ邪王門】
組みやすさ:★★★★★
プレイ難度:★★★★☆
構築自由度:★★★★☆
『ビートダウンから盤面制圧、さらなる高みへ』
【邪王門】
それは今まで自分の命を削っての「ビートダウン」
次に4色の煌めきを使いこなした「盤面制圧」
ついに邪王門は新たなる形へと進化し「ハンデス・コントロール」を手に入れました。
まずはサンプルリストをご覧ください。
↓サンプルリストはこちら↓
火闇テレスコ邪王門
デッキレシピをご覧いただきましたが、今まで見たことない形の邪王門デッキ。
まずはその解説をしたいところではありますが
このデッキのキーカードをご紹介していきたいと思います。
↓そのカードはこちら↓
《謀遠 テレスコ=テレス》
『一度に相手と2枚の差をつけるハンデス界のホープ!』
種類:クリーチャー
文明:闇
コスト:5
種族:アビスロイヤル
■ ブロッカー
■パワード・ブレイカー
■相手のターンのはじめに、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
■相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。
■手札が1枚もないプレイヤー1人につき、このクリーチャーのパワーを+5000する。
簡単にまとめるのであればアドバンス環境でよく見る【火闇ドルマゲドン】
《鬼寄せの術》から《謀遠 テレスコ=テレス》と繋げることで
相手のターンのはじめにランダム1ハンデス+1ドローが約束されているため
《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》よりもアドバンテージを取ることができます。
さらに《テレスコ=テレス》は「相手のターンのはじめに」効果を発揮するので
ハンデス対策で採用される《斬隠蒼頭龍バイケン》の効果範囲外のタイミングになることも評価されています。
ただハンデスするだけでなく、相手が手札を捨てるたびにドローできる点も大きな魅力です。
このデッキは早期に《テレスコ=テレス》を着地させてコントロールし
闇文明おなじみのフィニッシャー《CRYMAX ジャオウガ》でのフィニッシュを想定しています。
デッキ内容は踏み倒しを咎めるカードが採用されており
今の環境デッキである
【5cザーディクリカ】【アナカラージャオウガ】
【サガループ】【ラッカライオネル】
これらに対し、非常に相性のいいデッキとなっております。
特に【サガループ】【ラッカライオネル】に相性がよく、今の環境にマッチしていると思われます。
それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。
早速見ていきましょう!
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第359回VDuelCS オリジナル構築戦~
『新たなる弾丸』
59名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『新たなる弾丸』とは?
今回は新弾を使ったデッキが大活躍!!
さらに少しづつ環境に変化が・・・?
↓大会の様子はこちらから↓
最大母数は【ラッカライオネル鬼羅】となりました。
その母数も約1/6と全盛期サガ並みの母数となっています。
前回お話した通り《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》の流行が感じ取れます。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:水闇Doomサガ/シリンダ
準優勝:
火闇テレスコ邪王門
/Kαit0
3位:4c邪王門/てのりん
4位:キリコデリート/コモドモドキ
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
【ラッカライオネル】が最大母数。
ここにきて【水闇サガ】の総数が母数3と非常に母数を減らしています。
その中で【水闇ダンタルサガ】の母数を減らし、【水闇Doomサガ】の母数が上昇。
全体的にコントロールデッキが上昇傾向にあります。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】
~特筆点~
・【ラッカライオネル】の勝率
最大母数である【ラッカライオネル】ですが
【アナカラージャオウガ】に対し勝率が芳しくなく
さらに【サガループ】の母数低下により《なぜ離れ》がシンプルな2ドローになってしまうこともあり、勝率が伸び悩む状況となりました。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いてはこれからの【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということで競技イベントによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
今後増加傾向になりそうなデッキタイプをご紹介したいと思います。
前回のコラムでも紹介していた《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》がキーカードとなりそうです!
まずは上記でご紹介した【ラッカライオネル/鬼羅.star】以外で採用できるデッキをご紹介していきたいと思います。
キリコデリート 編
~今後活躍しそうな理由~
今回4位に輝いた【キリコデリート】
【サガループ】に対して有効札である《空間型無限収納ストラトバッグ》だけでなく
さらには回避不可能な切り札《オールデリ-ト》が採用されており
様々な対面に一定以上の勝率を残しています。
さらに火単が少なくなっているため、不利対面が少なく
今母数を増やしている【アポロ】を受けきれることも活躍できるきっかけとなりそうです。
4cガイアッシュ覇道 編
~今後活躍しそうな理由~
増加傾向にある【ラッカライオネル】に有利が取れるだけでなく
【アポロ】に対しても受けきれるデッキとなっているため、おすすめのデッキとなっています。
また《邪招待》の登場により【水魔導具】へのアクセスも可能となっています。
コストを踏み倒すデッキが多くなっていることから
《流星のガイアッシュ・カイザー》の通りがよくなっており、今後の活躍が期待できます。
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
少しずつ【アポロ】が増加傾向にあり
さらに【サガループ】も【Doom型】へと姿を変えつつあります。
来週はいよいよ「超CS」が開催されます!
果たしてどのような環境になるのか!
【火単】【水魔導具】【5c】【サガループ】【アポロ】
この5つにフォーカスが当たりそうです!
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!