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2023.6.27

今がポケカの始め時! おすすめデッキ紹介 | 週刊きむらのポケ講

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今がポケカの始め時! おすすめデッキ紹介 | 週刊きむらのポケ講

今がポケカの始め時!おすすめデッキ紹介 | 週刊きむらのポケ講

目次

はじめに

こんにちは
きむらです。

前回のロストチオンジェンがちょっと使ってもらえてるみたいで嬉しいです。

BOX争奪戦や自主大会で勝ったという報告をもらいました! みんなすごい!


オフシーズンつらーーーーーい!
WCSに向けて練習してる人たちがいるのになんで僕はオフシーズンなんでしょう…
これがまだ1か月以上続くと思ったらゲェーってなりますね。


この苦しみは勝つことでしか埋まらない! 自主大会とかPTCGLで勝つぞ!

記事概要

今回の記事は「ポケカ始めたいけど全然わからなくてェ…」という方に向けて
今が始めるに適した時期であることの説明やおすすめデッキを紹介します。

(2023/6/26時点)


「今が良いという根拠」
「ポケモンカードの特徴」
「おすすめデッキ」

この順番で紹介していきます。

「おすすめデッキ」は3つのデッキとその特徴、基本的な動きを紹介します。


「このデッキで始めて良かった! ポケカ楽しい!」となって欲しいので
強さ、楽しさ、使いやすさ、この合計が大きくなるようにデッキを考えました!


「難しくても練習する。一番強いデッキどれ」という方向けのもちゃんとアルヨ~

今が良いという根拠

オフシーズン

ポケモンカードにはオンシーズン・オフシーズンがあります。
今はオフシーズン!


WCS(ワールドチャンピオンシップス)という世界大会があり、競技プレイヤーはそこを目指しています。
(今年のWCSは8月8日~14日に日本の横浜で開催)

WCSに参加するには
・CL(チャンピオンズリーグ)で上位入賞する
・シティリーグでCSPというポイントを集めてプレイヤーランキング上位になる
どちらかが必要です。


CL(チャンピオンズリーグ)…優先権or抽選で参加できる1000~2000人規模の大会

シティリーグ…1年を4シーズンに分け、各シーズンにつき各プレイヤーが1回参加できる32~128人規模の大会

CLは一発勝負なのでいつから始めても大丈夫ですが
シティリーグはポイントの積み重ねなのでシーズン途中で始めると厳しいです。

今はこのCLとシティリーグが全部終わって、WCSと9月からの来シーズン待ち!


今始めれば2か月も準備に使えてWCS見て楽しめる! ベストタイミング!
2か月という期間も無理なく頑張れて熱も冷めなさそうなちょうど良い長さです。

面白い環境が続いている

カードゲームは時々ちょっとやらかします!!

具体的なことは書かないので、みなさんの想像にお任せします!!!


「○○一強環境」「○○と△△しかおらん」みたいなことがカードゲームではぼちぼち起きます。
でもSV(スカーレット・バイオレット)に入ってからのポケカはすごく良い!!


いくつかの定番デッキと新しいデッキで7~10種類が環境デッキといえる位置にいます。

しかも難しいのと使いやすいのどっちも複数あるので気に入るデッキが必ずあります!


さらに! SVに入ってからはカードパワーが抑えられているので
「□□出たから○○はもう無理やわ」みたいなことが起きにくいはずです。
(今のところ起きてませんが、未来のことはわからないので「はず」になっています)

ここらへんとかめちゃくちゃ良い調整してます!!
SVに入ってからは「調整うまぁ~~!!」が連発されているので開発部には天才(たち?)がいます。

この人たちがやってくれてる限り、ポケモンカードは安心です。




突然ですがなんとなくカードの画像を並べます! なんとなくです!!

元気なカード達です!

新規プレイヤーが多い

「始めたけどみんな強くて全然勝てなくってェ…」
「大会行っても既にグループができてて疎外感を感じてェ…」

大丈夫! 今のポケモンカードは始めたての人がいっぱいです!
ぼちぼち人が集まるお店なら他にも初心者の人がいるのでそういう心配は無用です。

「最近始めたんですよ~」に「僕も1か月前からなんですよ~」って返ってきて
いつの間にか一緒にラーメン食べてます! たぶん!


しかも今はオフシーズン!
直近で大会があるわけではないので強そうな人も暇してます。
(WCS参加権ある人はレギュレーションが違うのでジムバトルにあんまりいないはず)


「最近始めて強くなりたいんです!」と伝えれば
ジムバトル以外でも練習に付き合ってくれる人もいます! タブンネ!

ポケモンカードの特徴

「ポケカどうなんやろ」と思ってる方向けにどういう特徴があるゲームなのか説明します。


楽しいところだけ説明するのは性格上できない!

苦しいところも説明しちゃう~

デッキ構築が楽しい

ポケモンカードは他のカードゲームと比べてドローとサーチが強力なので
1枚だけ採用したカードでもある程度狙ったタイミングで使うことが可能です。


採用カードを1枚変えるだけで苦手な相手が得意な相手になることもあります。
(例:《ミュウVMAX》対策の《ドラピオンV》


だからデッキを作るのが楽しい!!

《霧の水晶》を削って《ミュウex》を入れる?」
《ドラピオンV》《ミカルゲ》どっちが良い?」
《崩れたスタジアム》より《ボウルタウン》?」

「ミラーの逆転用に《頂への雪道》?」


いくらでも悩めます!
しかも「変更したけど引かんかった」が少ないので変更が勝敗に直結します。
いいね! これが最高です!


作って終わりではなく
「最近はこれが増えたからこれ入れよう」
「〇〇が減ったからこれ抜いてサポートを入れよう」
「もしかしたらこのカードは○○と△△両方に有効では?」

といった変化が何度も起きるので楽しいです。


1枚で相性が大きく変わるので5~10枚変更すれば
同じポケモンでも完全に別デッキで自分の色が出しやすいです!


「既に流行っている型と異なる強い型が後から見つかった」
「使われていなかったポケモンが実は強かった」

みたいなことも良く起きます! ロマンがある!

なんにもできない試合がある

「7枚ドローできるカードがある」ということは
「それらカードを引かなかった場合は相手より使えるカードが7枚少ない」ということです。

しかも「引いた側」は次の「7枚ドローできるカード」を引きやすく
「引けなかった側」は1枚ずつしかドローできないので引きにくいです。


こうなってしまうと一方的に差が広がっていき
「引けなかった側」はなにもできないまま負けてしまいます。

このなにもできない試合がだいたい10回に1,2回発生します。
苦しい~~~~~~!


海外はBO3という2本先取形式なのでかなりマシになっていますが
今のところ日本は極一部の大会を除き1本先取形式なのでこの問題がつきまといます。


いうて1~2割! 16回くらい連続で避ければ良い…?

美しい試合が生まれる

めちゃくちゃ美しい試合がちょこちょこ生まれます!


「一見間違いだが後に正しかったと分かるプレイ」
「どちらのプレイヤーも難しい場面を正解しつづけて最後に運の勝負」
「絶望的な状況からギリギリ繋いでいって逆転」
格ゲーの熱い試合みたいなやつがポケカにもあります。


この前もPTCGL(ポケカのゲーム)でお互いが完璧なプレイをし続けた先で
相手が《ルチャブル》を採用していたので負けた試合がありました。
負けたのに楽しかった! こういう試合があるからポケカはやめられん!

おすすめデッキ

「どうしよう~あ! あれ使えば良いんか!」を体験してもらいたいので
それをちょっと意識した構築になっています。

とはいえみなさんが求めてるのは強いデッキ!
もちろん強さ最優先で組んでます!

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使いやすさ:★★★★★
やりこみ :★★★☆☆

再現性  :★★★★★
爆発力  :★★★☆☆

《アルセウスVSTAR》「スターバース」があるので自分の動きが再現しやすく
《頂への雪道》《ジャッジマン》とやることも明確なので使いやすいデッキです。


「カードゲームが初めて」「とりあえず勝たせてくれ!」という方にオススメです。
めちゃくちゃ使いやすい上に《ジャッジマン》をしてればいつの間にか勝っています。


余裕をもって自分の動きができるので
ポケモンカードの定石や相手デッキへの理解を深めることに集中できるのも偉い!

基本的な動き

1ターン目は「《アルセウスV》にエネルギーをつける」これが目標です。


相手が次のターンにバトル場の《アルセウスV》を倒せそうなデッキなら
ベンチの《アルセウスV》にエネルギーをつけましょう。


エネルギーを引けていない場合は《イキリンコex》「イキリテイク」でエネルギーを探しにいきます。

2ターン目は《アルセウスVSTAR》「トリニティノヴァ」を狙います。


《ダブルターボエネルギー》
・バトル場に出すための《あなぬけのヒモ》
・2体目の《アルセウスV》
《ギラティナV》
《ビッパ》《ビーダル》
これらの内足りていないカードを「スターバース」で加えます。


《ジャッジマン》《頂への雪道》を使えるとさらに良いです。

3ターン目から《ビーダル》でドローして
《ナンジャモ》《ジャッジマン》《頂への雪道》《ナンジャモ》
です。


どこかで相手が止まってくれたらそのまま押し切って勝ちです!

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使いやすさ:★★★★☆
やりこみ :★★★

再現性  :★★★★☆
爆発力  :★★★★★

《キルリア》《サーナイト》でドローができるので進化ができれば動きが再現しやすく
先攻2ターン目に《ふしぎなアメ》から《サーナイトex》が立てば押し切れる爆発力があります。
《ナンジャモ》を何度も使えるので相手の妨害もできて偉い!


ただ手順が多いデッキなので慣れるまではプレイに時間がかかってしまうのがちょっと辛い!


「別のカードゲームをやっていた」「かわいいカードを使いたい」という方にオススメです。
慣れてきたら《ミュウex》も入れてみましょう。

基本的な動き

1ターン目は《ラルトス》をたくさん並べましょう。
《霧の水晶》等で《ミュウ》をサーチしても「ふしぎなしっぽ」で
《バトルVIPパス》が当たれば結果的に《ラルトス》が多く並びます。

後攻なら相手に先攻2ターン目に倒されるのが《ミュウ》になるので
《バトルVIPパス》が当たらず《レベルボール》《霧の水晶》だった場合でも
場に残る《ラルトス》の数が多くなります。


相手が《かがやくゲッコウガ》を動かせそうなデッキなら
「げっこうしゅりけん」対策で《マナフィ》を出すのを忘れずに!

2ターン目は《ふしぎなアメ》《サーナイトex》を立てて
《クレセリア》「ムーンライトリバース」で相手のHP80以下のポケモンを倒すのが理想です。


《キルリア》《サーナイトex》になる《ラルトス》をバトル場に出しておけば
1枚のエネルギーで2体にダメカンを載せることができるので
トラッシュのエネルギーが3枚でも「ムーンライトリバース」で80ダメージが出せます。

3ターン目からは《サーナイト》「ブレインウェーブ」で高いダメージを出していきます。


相手の《ボスの指令》《あなぬけのヒモ》から《ラルトス》《キルリア》が倒されているなら
《すごいつりざお》で山札に戻して再び場に出していきましょう。

最後は《ザシアンV》です。


「ムーンライトリバース」のためにベンチポケモンにつけたエネルギーは
逃げか《崩れたスタジアム》でないとトラッシュに落とせません。
バトル場に出すポケモンは慎重に決めましょう。

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使いやすさ:★★★☆☆
やりこみ :★★★★★

再現性  :★★★★☆
爆発力  :★★★★☆

・山札に残っているエネルギー枚数を把握する必要がある
・「ロストマイン」や「スターレクイエム」には前のターンから準備が必要

・「はなえらび」と《アクロマの実験》で難しい選択を迫られる
・相手デッキによって作りたい場が異なる
と使うのが難しいデッキですが、使いこなせばほとんどの相手に後攻でも勝ちが狙えます。


「難しいデッキたまらねぇ~」「じゃんけんは気楽にしたい」という方にオススメです。

基本的な動き

先攻2ターン目、後攻1ターン目で相手バトル場がHP110以下のポケモンなら
《ウッウ》「おとぼけスピット」が理想です。


「おとぼけスピット」をするには《キュワワー》「はなえらび」2回+《アクロマの実験》が必要です。

毎回できるものではないのでその場合は《ギラティナV》「アビスシーク」を狙いましょう。

どちらの動きも狙えるようにエネルギーを貼る権利は後に残しておく方が良いです。


《かがやくゲッコウガ》対策の《マナフィ》もお忘れなく!

先攻3ターン目、後攻2ターン目からは「おとぼけスピット」に加え
「ロストインパクト」と「げっこうしゅりけん」が使えるようになります。


先攻1ターン目に2枚、2ターン目に6枚、3ターン目に10枚とロストが進めば
《ヤミラミ》「ロストマイン」も可能です。


相手が《マナフィ》を出しておらず、HP90以下のポケモンが複数いるなら「げっこうしゅりけん」
VSTARポケモンがバトル場にいるなら「ロストインパクト」を使います。

先攻4ターン目、後攻3ターン目からは

「スターレクイエム」「ロストマイン」が選択肢に加わります。


「ロストマイン」は1回で考えるのではなく次の「ロストマイン」を意識して使いましょう。


終盤は《ナンジャモ》《ツツジ》と合わせて
相手残りサイドが2枚ならバトル場《ヤミラミ》「ロストマイン」
相手残りサイドが1枚ならバトル場《ギラティナVSTAR》「スターレクイエム」が有効です。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

「お、これ良さそうやん」ってデッキはありましたか?
僕は《サーナイトex》《ギラティナVSTAR》が好きです。

今の環境は《ルギアVSTAR》《パオジアンex》等強いデッキがまだまだあります!
ジムバトルで戦いながらデッキを覚えていって、気になるデッキを組んでみるのも良いと思います。


いずれは自分でデッキを作れたら最高ですね!
デッキ作りがポケカの醍醐味です。

来シーズンに向けて僕も練習しなければ! ポケカはまだまだ深い!


来週はネタ切れでお休み! 次回7月11日(火)更新!

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このコラムのライター

きむら

きむら