はじめに
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は2023/6/21(水)第353回VDuelCS【オリジナル】の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週の注目デッキ
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
今週は新たなサガメタ搭載のデッキが大活躍!!
【ラッカ鬼羅.star&ラッカライオネル鬼羅.star】
組みやすさ:★★★★★
プレイ難度:★★★☆☆
構築自由度:★★★★☆
『新たなドローソース兼墓地メタを相棒に環境に返り咲き!』
今も巷を賑わせている【サガループ】
【水闇】【アナカラー】【クローシス】【ドロマー】など様々に形を変え
環境に爪痕を残しているサガループは、いよいよ誰にも止められない最終形態へと変貌を遂げました。
がしかし!
ここで新弾発売により状況が一変。
まさかのコモンカードが大活躍!
まずはサンプルリストをご覧ください。
↓サンプルリストはこちら↓
ラッカライオネル鬼羅.star
ラッカ鬼羅.star
それぞれ新しく採用されたカードにより、《T・T・T》を引けなかった時
どうしても《エヴォ・ルピア》→《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》と繋げることが難しくなってしまいました。
かといって、そのためにドローできるカードを採用すると
どうしても【サガループ】に対するメタや他のデッキに対するメタカードを抜くことになり、安定性が損なわれていました。
しかし、新弾に収録されたこのカードで一変します。
↓そのカードはこちら↓
《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》
【ドローソースと墓地メタ両方兼ね備えた期待の一枚!】
種類:呪文
文明:水
コスト:3
種族:マジック・ソング
■プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地のカードをすべてシャッフルし、山札の下に置く。
■カードを2枚引く。
このカードの登場により、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》などサガに対するメタクリーチャーを並べつつ
3コストドローカードを多く採用してることで、【エヴォ+鬼羅.star】を揃えられやすくなりました。
ただドローするだけでなく、墓地メタもできることからサガに対する特化メタデッキとも言える構築に。
さらに墓地メタだけでなく《奇天烈 シャッフ》を自然に採用することもできているため
少しずつ数を増やしている【5cコントロール】に対しても有効なデッキと言えます。
~ラッカ鬼羅.starとラッカライオネルってどう使い分けたらいいの?~
・豊富なメタが多いのが【ラッカ鬼羅.star】
・回避不能の受け札が搭載され、攻守のバランスが良い【ラッカライオネル】
といった印象を受けます。
サガに対してはメタを繰り広げるため、微有利まで行くと思われますが
その他のデッキ、特に【アナカラー】【火単我我我】【アポロ】【5c】に対しては
出るイベントの母数/大会結果によって、使い分けるのが良いと思います。
【アポロ】【火単我我我】が多ければ受け札を搭載できる【ラッカライオネル鬼羅】
【アナカラー】【5c】が多ければ【ラッカ鬼羅.star】
このように使い分けることで、イベントを勝ち抜く可能性が少しでも上がります!
それでは大会結果・母数・勝率詳細を見ていきます。
早速見ていきましょう!
大会結果・母数詳細・勝率詳細
【大会結果】
~第353回VDuelCS オリジナル構築戦~
『最後の晩餐』
32名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『最後の晩餐』とは?
果たしてタイトルを表したそのカードとは!
↓大会の様子はこちらから↓
最大母数は【水闇ダンタルサガ】となりました。
今回は【水闇ダンタルサガ】だけでなく
【Doom型】も参加しており、合計すると7/32という母数に。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:水魔導具/蕎麦湯
準優勝:
水闇ダンタルサガ
/てのりん
3位:水闇Doomサガ/シルク@デネブログ
4位:水闇ハンデス/宇宙カケル
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
【サガ】が依然として最大母数を維持。
TOP4にも2人がランクインするなど、結果も伴っていることがうかがえます。
続いては今回の母数が多いデッキの勝率を確認してみましょう。
【勝率一覧】
~特筆点~
・【水闇ダンタルサガ】と【水闇Doomサガ】の勝率
環境で猛威を奮っている【水闇ダンタルサガ】ですが
ここにきて呪文メタが流行したことにより勝率を下げる結果に。
呪文メタが【ダンタルサガ】より効きづらい【水闇Doomサガ】が約7割と勝率を伸ばす結果となりました。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
続いてはこれからの【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということで競技イベントによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
今後増加傾向になりそうなデッキタイプをご紹介したいと思います。
本日のコラムでも紹介していた《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》がキーカードとなりそうです!
まずは上記でご紹介した【ラッカライオネル/鬼羅.star】以外で採用できるデッキをご紹介していきたいと思います。
水光ライオネル 編
【最後に】
いかがでしたでしょうか?
新弾発売により、少しずつサガ以外のデッキが活躍しつつある環境。
《なぜ離れ》の登場で採用できるデッキが入賞を続けています。
それらを受けてサガループはどのようにして対処していくのでしょうか!
来月はとうとう超CS!果たしてその運命はいかに!
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!