ドラピオンVもなんとかなる！ ダブルターボ型ミュウVMAX | 週刊きむらのポケ講

ドラピオンVもなんとかなる！ ダブルターボ型ミュウVMAX | 週刊きむらのポケ講

はじめに

なんとかなれーッ！!
きむらです。

皆さん、ちいかわ好きですか？ 僕は好きです。
監修してくれる方との連絡でもちいかわのスタンプを多用します。

それはさておき、今の環境面白い！！！

《オリジンディアルガVSTAR》+ロストギミック
《ヒスイヌメルゴンVSTAR》+ロストギミック
《ダブルターボエネルギー》型《ミュウVMAX》
色んなデッキが増えてきて、しかも結構強い！！！

メタゲームの変化から《アルセウスVSTAR》+《ヒスイヌメルゴンVSTAR》も元気になってきています。

日本では大会があまりないので、CL横浜後から動きが少ないですが
シティリーグが始まるとすごい勢いで動き出しそうですね。

僕は20か所くらい応募したんですが、シティリーグには出られるんでしょうか…？

デッキリスト

今回は「《ダブルターボエネルギー》型《ミュウVMAX》」デッキを紹介します。

デッキコード：yMyyXX-SUak8a-MpMpy3

僕は「後攻1メロディアスエコーできん《ミュウVMAX》ってどうなん？」という考えでしたが

「《ギラティナVSTAR》+ロストギミック」デッキの《ドラピオンV》で《ミュウVMAX》を倒しても
《頂への雪道》《クロススイッチャー》《ツツジ》から負けることが何度かあり、考えを改めました。

※僕は《ドラピオンV》と《ドラパルトV》をかなり打ち間違えます。
《ドラパルトV》を探すゲームだと思って楽しんでください。

デッキの使い方

《ゲノセクトV》特性「フュージョンシステム」で
《クロススイッチャー》《ダブルターボエネルギー》《パワータブレット》を集め
《ミュウVMAX》「クロスフュージョン」「テクノバスター」で2-2-2のサイドプランを狙います。

《クロススイッチャー》があるので《ボスの指令》にサポート権が縛られません。

・《オリジンパルキアVSTAR》には《セイボリー》
・ロストギミックのデッキには《マリィ》
・使えるタイミングは限られるが、強力な《ツツジ》

と相手デッキ・状況に応じて有効なサポートを使いましょう。

デッキの長所・短所

長所

先攻がとんでもなく強い

元々《ミュウVMAX》デッキは「先攻2ターン目に《ボスの指令》を使って相手ベンチVポケモンを呼んで倒す」
という動きができるので先攻がとても強いデッキです。

《ダブルターボエネルギー》型はそこに《マリィ》や《セイボリー》を加えた更に強力な動きができます。
相手がそこを乗り越えてきても最後には《ツツジ》もあります。（《頂への雪道》も一応できる！）

《ドラピオンV》が採用されていないVポケモン主体のデッキとの対戦で先攻を取ることができれば勝ち濃厚！
と言っても過言ではないくらい先攻のデッキパワーがとんでもないです。

《ドラピオンV》をされてもなんとかなる

《ミュウVMAX》対策カードの《ドラピオンV》へ《頂への雪道》《ロストシティ》という対抗策があります。

「《ギラティナVSTAR》+ロストギミック」デッキから《ドラピオンV》が出てきた場合
相手ベンチの《ギラティナV》を《クロススイッチャー》しながら《頂への雪道》《ツツジ》をすれば
相手は次ターンに《ミュウVMAX》を倒すことが難しいです。
（《頂への雪道》を割れるカードは0~1枚の構築がほとんど）

相手ベンチに次ターンで《ミュウVMAX》を倒せるポケモンがいる
→《クロススイッチャー》《頂への雪道》《ツツジ》

相手ベンチに《ミュウVMAX》を倒せるポケモンがいない
→《ロストシティ》を張って《ドラピオンV》を倒し、ワザを1度《ミュウVMAX》で受けてから《モミ》

というプランを狙えば《ドラピオンV》に《ミュウVMAX》を倒されても勝つことができます。

使いやすい

《フュージョンエネルギー》型の《ミュウVMAX》は
・「サイコジャンプ」して《メロエッタ》を前に出すから場はこんな感じで～
・このターンに《パワータブレット》を使う場合はこっちのプランで～
・ここで《ポケモンいれかえ》使って相手に《ボスの指令》されると山札切れ負けが～
という感じでかなりややこしく使うのが難しいデッキでした。

一方《ダブルターボエネルギー》型は
・よっしゃ！ 相手の嫌がるサポート使いつつ《クロススイッチャー》すっか！
・最後にVSTAR倒すように《パワータブレット》2枚残ればええか
・トラッシュしても最後は《シマボシ》がなんとかしてくれる！ ヨシ！
と使いやすいデッキです。

あまり多くありませんが「サイコジャンプ」を使えば強いという場面もあるので
やり込み要素もあって良いバランスです。

《頂への雪道》の解決札に触りやすい

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》デッキに《頂への雪道》《ツツジ》をされても
《ロストスイーパー》2枚《ロストシティ》2枚《ポケストップ》1枚
と解決札が5枚あり、それら解決札に繋がるドローサポートが
《マリィ》2枚《ツツジ》1枚《セレナ》1枚《セイボリー》1枚の合計5枚採用されています。

終盤までどれだけ解決札とドローサポートを残せるかによりますが
今までの《フュージョンエネルギー》型《ミュウVMAX》に比べると《頂への雪道》を解決しやすいです。

短所

後攻が泣き所

後攻で強い動きがありません。

・ロストギミックには《ミュウV》をバトル場に出して「おとぼけスピット」を受ける
・《オリジンパルキアVSTAR》には《オドリドリ》をバトル場に出して2-2-2回避

と相手によってはそれほど大きな不利は取りませんが
《キュレムVMAX》のような先攻が強いデッキ相手だとかなり不利になります。

なんでも上手くいくわけじゃない

《ゲノセクトV》の「フュージョンシステム」は強力ですが、思い通りにいかないことも多々あります。

・序盤に《パワータブレット》を引きすぎてしまう
・《クロススイッチャー》が揃わない
・相手デッキに有効なサポートを引かない
・そもそも《ゲノセクトV》が並ばなくて動けない
・《頂への雪道》を貼った後の自分の《ツツジ》で止まる
・↑を恐れて《ツツジ》を先に使うと《頂への雪道》を引かなかった

1枚積みのサポートが多く「素引きするか《ウッウロボ》が当たってくれるだろう」という考えのもと作られています。
《ウッウロボ》で表が出なければ、思い通りには動けません。

《ツツジ》返しのリスク

先ほど例にした「《ギラティナVSTAR》+ロストギミック」デッキ相手での
《クロススイッチャー》《頂への雪道》《ツツジ》をした返しのターンで
《キュワワー》特性「はなえらび」で《ツツジ》を引いて使われると
自分の《頂への雪道》で止まってしまう場合があります。

《ミュウVMAX》は「テクノバスター」の反動で動けないのでなにもできないままターンを返し
その間に《ギラティナVSTAR》を作られてしまって負けということもあります。

解決札に触りやすいので、なんとかなれーッ！！

環境デッキへのプランと注意点

ここでは環境デッキと呼ばれるデッキとの対戦でのプラン、注意点を書きたいと思います。

「ロストボックス（《ウッウ》+《ヤミラミ》+《かがやくリザードン》）」

「《ギラティナVSTAR》+ロストギミック」 「《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》」

「《キュレムVMAX》+《オリジンパルキアVSTAR》」

「《ミュウVMAX》」

「《ヒスイゾロアークVSTAR》」

「《レジギガス》バレット」

以上のデッキについて書いていきます。

「LTB」「ロストバレット」「ロストボックス」色んな呼び方あってややこしい！

僕は前2つの呼び方に違和感を持っていたので「ロストボックス」って呼びます！

ロストボックス

少し有利～有利

《頂への雪道》型に少し有利、《ポケストップ》型に有利です。

場は《ミュウV》3体《ゲノセクトV》3体にします。
（《オドリドリ》スタートした場合は《ミュウV》3体《ゲノセクトV》2体《オドリドリ》1体）

《ミュウVMAX》が受けたダメージは「サイコジャンプ」や《モミ》
《ゲノセクトV》が受けたダメージは《いれかえカート》で回復します。
（「ロストマイン」3回+「かんしゃくヘッド」2回で《ゲノセクトV》2体気絶を狙われる）
回復にあわせて《マリィ》を何度も使っていれば相手は苦しい展開になります。

相手の《かがやくリザードン》が動きそうなタイミングの「サイコジャンプ」は
ダメージを受けていない《ミュウVMAX》をバトル場に出しましょう。

《マリィ》と回復さえできていれば他にしたいことはないので
無理にデッキをまわさず「サイコジャンプ」後のサーチに使うボールは置いておきましょう。

《ギラティナVSTAR》+ロストギミック

少し不利～有利

《ドラピオンV》が採用されているなら少し不利、採用されていないなら有利です。

場は《ミュウV》3体《ゲノセクトV》3体です。
「おとぼけスピット」を《ミュウV》で受けたいので1ターン目のバトル場はなるべく《ミュウV》で終えましょう。

狙いたいプランを書きます。

先攻：《ミュウVMAX》

先攻1　バトル場《ミュウV》
後攻1　「おとぼけスピット」
　　　　ベンチ　《キュワワー》《ギラティナV》2体
先攻2　ダメージを受けていない《ミュウV》進化　
　　　《ボスの指令》《ギラティナV》「テクノバスター」　残りサイド4枚
後攻2   ベンチ《ギラティナV》進化《ミラージュゲート》
　　　《ドラピオンV》「ダイナミックテール」　残りサイド3枚
先攻3   《クロススイッチャー》《ギラティナVSTAR》《ツツジ》
　　　《頂への雪道》《パワータブレット》2枚《こだわりベルト》「テクノバスター」　残りサイド2枚
後攻3　《頂への雪道》を割るor《ミラージュゲート》を2枚引けなければ
　　　　次ターンで《ドラピオンV》を《ボスの指令》をされて負け

《ギラティナVSTAR》側が途中までかなり理想の動きをしているので先攻3の要求がすごいことになっています。
後攻1の《ギラティナV》が1体だったり後攻2で進化が無ければ要求が下がります。

相手が後攻1ターン目にVポケモンを出さなかった場合はサイド取りきりが先攻5ターン目になります。
《ミュウV》の4枚をトラッシュせずに残しておけば
先攻4《ボスの指令》《キュワワー》《パワータブレット》「サイコジャンプ」で場に《ミュウVMAX》がいない状態を作り
3-3とサイドを取られないようにしつつ《ミュウV》を倒されても大丈夫な場ができます。

相手が「ダイナミックテール」のダメカンを《ウッウ》や《キュワワー》に置いた場合は
「クロスフュージョン」《オドリドリ》「じょうねつのしずく」が選択肢に入ることを覚えておきましょう。
《ミュウVMAX》側が後攻の場合も先攻2が「おとぼけスピット」なら同じような流れになります。

理論上は勝てそうですが
「《頂への雪道》と《ツツジ》が揃わない」
「《ツツジ》返しをされてしまった」
「スタジアムor《ミラージュゲート》2枚を引かれた」

という流れで負けることがあります。

逆に《ギラティナVSTAR》側だと
「《マリィ》をされて《アクロマの実験》が引けない」
「Vポケモンでスタートしてしまった」
「《ギラティナV》と《ドラピオンV》を揃えれない」
みたいなことがあるのでお互い辛い！！！

僕が《ドラピオンV》入り《ギラティナVSTAR》を使っている時は
《頂への雪道》《ダブルターボエネルギー》型《ミュウVMAX》とあまり当たりたくなかったです。

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》

少し有利

主な負けパターンは
・先攻234で2-2-2と取られる
・《頂への雪道》《ツツジ》で止まってしまう

この2つで
前者は後攻1ターン目《オドリドリ》バトル場で終了、《セイボリー》で相手の要求を上げる。
後者は解決札をなるべく温存してお祈りです。

《オドリドリ》をバトル場に出すためなら《ダブルターボエネルギー》を逃げエネに使います。

先攻なら先攻2《セイボリー》《クロススイッチャー》等やりたい放題です。
特に注意する事はありません！

 《セイボリー》！ 《クロススイッチャー》！ 《モミ》も通ると嬉しいね！

《キュレムVMAX》+《オリジンパルキアVSTAR》

少し有利

先攻有利！！！！
先攻を取りましょう。

基本的には先攻有利ですが、こちらには《ツツジ》があります。
しかも《頂への雪道》も有効！ 捲りプランが見えます。

「テクノバスター」1回で《キュレムVMAX》を倒すには《パワータブレット》4枚と《こだわりベルト》必要になります。
《シマボシ》を絡めないとかなり厳しい事を覚えておきましょう。

《オドリドリ》を出すと《ミュウVMAX》を「ダイフロスト」で倒すために必要なエネルギーが1枚増えます。
《ミュウV》2体《ゲノセクトV》3体《オドリドリ》1体という場を作りましょう。

《ミュウVMAX》

少し不利

《ダブルターボエネルギー》型が相手なら先攻有利です。
《頂への雪道》《ツツジ》で捲りを狙いながら流れに身を任せましょう。
相手も同じ狙いなので解決札を温存しておきます。

《フュージョンエネルギー》型が相手だと相手には後攻で強い動きがあり、こちらにはありません。

また《ダブルターボエネルギー》しかないので相手に《オドリドリ》を出されると
《ミュウVMAX》を一撃で倒すには《パワータブレット》4枚《こだわりベルト》1枚が必要になります。

《頂への雪道》《ツツジ》でお祈りしましょう。
雪道ツツジ最高！！

《ヒスイゾロアークVSTAR》

互角

先攻有利！

こちらが先攻なら
場　《ミュウV》2体《ゲノセクトV》3体《オドリドリ》1体

先攻2　《クロススイッチャー》《ヒスイゾロアークV》を倒す　残り4枚
後攻2　「のろいをきざむ」を《ミュウVMAX》に耐えられる
先攻3　ベンチに《ヒスイゾロアークV》がいるなら《ボスの指令》から倒す
　　　　いない場合はバトル場にダメージを与える　
→相手はバトル場を2回のワザで倒されても先にサイドを取り切られるので《チェレンの気くばり》が必要だが
ベンチに《ヒスイゾロアークV》を出すと《ボスの指令》で取られるという状況になります。

《かがやくサーナイト》や《大きなおまもり》《Vガードエネルギー》があるので
《パワータブレット》の管理がシビアになりますが《クロバットV》が出たり
《セイボリー》《やまびこホーン》《クロススイッチャー》があるので基本的に勝ちます。

逆にこちらが後攻だと

先攻2　《クロバットV》を使いながら《ヒスイゾロアークV》2体を進化
　　　　「のろいをきざむ」で《ミュウV》きぜつ　残りサイド4枚
この時点で
・相手がダメカンの置き方を調整していれば《パワータブレット》が足りない
・《セレナ》や《ボスの指令》を使って2-2-2
といった負けルートが見えてきます。

《ツツジ》で逆転したいですが、《ビーダル》の相手をする余裕がないのでそれも厳しいです。

《レジギガス》バレット

少し有利

《ロストシティ》で《レジギガス》2体を飛ばしてヨシ！
《セイボリー》《やまびこホーン》でもヨシ！

《ロストシティ》でロストするのは《レジギガス》です。
他のレジ2回ロストを狙っても相手に《レジギガス》を作られたら無視できないからです。

《レジギガス》2体をロストに送ればほとんど勝ちなのでサイドを急いで取る必要がありません。
《レジギガス》以外のレジを倒した返しに《レジギガス》に《ミュウVMAX》を倒されるぐらいなら
《ロストシティ》と《ボスの指令》が揃うまで《ミュウV》バトル場でターンを終了しましょう。

スーパー上手い《レジギガス》使いに当たると嫌なプレイングがいくつかあります。
それを考慮して少し有利です。

まとめ

「ロストボックス」　少し有利～有利

「《ギラティナVSTAR》+ロストギミック」　少し不利～有利

「《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》」　少し有利

「《キュレムVMAX》+《オリジンパルキアVSTAR》」　少し有利

「《ミュウVMAX》」　少し不利

「《ヒスイゾロアークVSTAR》」　互角

「《レジギガス》バレット」　少し有利

ほんまにこんなに立ち位置良いんかぁ？？？

自分でも疑っていますが、おかしいと感じるところもないです。

練習をしていても負けるのは「1ターン目にポケモンが並ばないまま負け」がほとんどです。

先攻と後攻で差が大きいのはちょっと良くない！ でも後攻でも勝つ！

各カードの採用理由

採用枚数で意見が分かれそうなカードや採用理由が分かりにくいカードについて説明します。

ポケモン

グッズ

サポート

スタジアム

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

強いな～とは思っていましたが予想以上でした。
シティリーグこれで行くのか…？？ 全然ありえそうです。

そもそもシティリーグとルカリオHR争奪戦二次応募は当たるのか！？
当たらなければWCS権利を目指して海外大会に行くのか！？
抽選そろそろ当たってほしい！！

次回は新弾に向けてお休みです。新弾強そうなので出るの楽しみ！ 10月20日（木）更新！