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2022.8.25

YUDTオススメ!『暗黒界』+『未界域』デッキの紹介 | かっつーの決闘戦略

デッキ紹介 遊戯王
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YUDTオススメ!『暗黒界』+『未界域』デッキの紹介 | かっつーの決闘戦略

YUDTオススメ!『暗黒界』+『未界域』デッキ

目次

はじめに

皆さんおはこんばんにちはかっつーです。

さて、今回は2022/8/28(日)に開催される
Yu-Gi-Oh! UNITED DUEL TOURNAMENT(以後YUDT)に
オススメなデッキの紹介になります。

ちなみに皆さん、お気づきでしょうか?

実は私が初めて執筆した記事もYUDT関係のデッキだったんです。

そんな個人的に思い入れもあるイベントなのですが
すっ〜まぁ...え〜今回も〜〜ゴニョゴニョ
という言うことなので


今回もYUDTに向けたデッキを紹介していこうと思います。

デッキ紹介

まずはレシピになります。

メインデッキ

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エクストラデッキ

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このデッキについて

本記事で紹介するデッキはタイトルからも分かるように【暗黒界】と【未界域】を合わせたデッキとなります。

今回このデッキを持っていこうと考えた理由は2つあります。

1.1デュエル戦が得意なデッキだから


2.先攻、後攻どちらでもある程度の対応ができるから


では、1つずつ説明していきます。

1.1デュエル戦が得意なデッキだから

YUDTは、サイドデッキとのカードチェンジがない1デュエル戦となります。
多くの決闘者がデッキ選択で迷うポイントとして『1本勝負ゆえにどんなデッキと当たっても対応しなければならない』ことです。

例えば《ディメンション・アトラクター》というカードがあります。

このカードはランキングデュエルでは【ティアラメンツ】の対抗カードとしてデッキに入れられることがあります。

しかし【エクソシスター】や【ふわんだりぃず】にはあまり有効ではないカードになります。


こういったカードはその大会の参加者の使用するであろうデッキを推測して入れられることが多く

あまり有効ではなかった時にはサイドデッキとのカード入れ替えが行われます。


そのため、1デュエル戦ではかなりリスクのあるカードになってしまいます。

そこで今回紹介するデッキを見ていただくとなんと!


そういった相手のデッキによって左右されるカードは《三戦の才》のみとなっており

それ以外は『全力でこのデッキを活かすカードのみ』となっています。


ですので、相手に左右されず、常に全力で相手に当たることができることから1デュエル戦にとても向いていると考えます。

2.先攻、後攻どちらでもある程度の対応ができるから

先攻では《暗黒界の軍神シルバ》《暗黒界の導師セルリ》を組み合わせて使うことで相手の手札を2枚デッキの下に戻す効果を狙って戦っていきます。

それでは、この《暗黒界の軍神シルバ》《暗黒界の導師セルリ》を組み合わせて使う動きを解説していきたいと思います。


この動きは少しややこしいところがあるので、それぞれの決闘者を自分対戦相手で色分けします。


自分の手札:《未界域》モンスター+《暗黒界の軍神シルバ》+《暗黒界の導師セルリ》


  1. 自分の《未界域》モンスターの①の効果を発動します。
    ここで《暗黒界の導師セルリ》が捨てられるとコンボ開始です。
  2. 捨てられた《暗黒界の導師セルリ》の①の効果でこのカードを対戦相手のフィールドに守備表示で特殊召喚します
  3. 相手フィールドに特殊召喚された《暗黒界の導師セルリ》の②の効果「相手は自身の手札を1枚を選んで捨てる」が発動します。
    (ここでの相手とは《暗黒界の導師セルリ》から見て相手なので、つまりは自分となります。)
  4. 《暗黒界の導師セルリ》の②の効果で、自身の手札から《暗黒界の軍神シルバ》捨てます
  5. 捨てられた《暗黒界の軍神シルバ》の①の効果が発動し、墓地から《暗黒界の軍神シルバ》を特殊召喚され、更に相手の効果で捨てられているので、対戦相手は手札を2枚デッキの下にもどします





後攻では《暗黒界の龍神グラファ》の②の効果「このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。 その相手のカードを破壊する」を使い、相手が築いたフィールドを突破することを狙います。





更に相手のライフを大きく減らすプランとして

今回は8/6に発売されたSTRUCTURE DECK R - デビルズ・ゲート -に収録された速攻魔法の《暗黒界の登極》を入れています。


これによって、攻撃を終えた《暗黒界の龍神グラファ》に対して、バトルフェイズ中に《暗黒界の登極》を発動することで

《暗黒界の龍神グラファ》を融合素材とし、《暗黒界の龍神王グラファ》を融合召喚、相手にさらなる追撃をかけられます。

今までの《暗黒界》+《未界域》デッキと違う点

チラホラと見られる【暗黒界】+【未界域】デッキですが

これまでは《暗黒界の術師スノウ》の①の効果が【未界域】モンスターの①の効果と噛み合っていたので


  1. 【未界域】モンスターの①の効果を発動し、《暗黒界の術師スノウ》が捨てられ【未界域】モンスターを特殊召喚、その後カードを1枚ドロー
  2. 捨てられた《暗黒界の術師スノウ》の①の効果を発動し、デッキから《暗黒界の門》を手札に加える
  3. 《暗黒界の門》を発動し、墓地の《暗黒界の術師スノウ》を除外し、手札の悪魔族モンスターを捨てて、カードを1枚ドロー




未界域モンスターの①の効果

『手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。
それが「未界域の〇〇」以外だった場合、 さらに手札から「未界域の〇〇」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。』




といった使い方で【暗黒界】はあくまで【未界域】をサポートするという状態でした。


しかし、先ほども紹介したように【暗黒界】をアタッカーとして活用することができるようになり

《暗黒界の軍神シルバ》《暗黒界の導師セルリ》を組み合わせることで相手の手札を2枚、デッキの下に戻す動きも有効です。

《未界域》の注意点

このデッキを活かす上で始点ともなる【未界域】の①の効果を発動する順番はとても重要なので、少し長くなります。


【未界域】の①の効果を発動する時は「捨てられても②の効果を発動しないカードから発動する」を意識してください。


【未界域】モンスターで「捨てられても②の効果を発動しないカードから発動する」ってどれ?
となると思いますので、私個人の意見として簡単なランキング形式で紹介するとこうなります。

優先的
状況による
なるべく温存




さて早速真ん中の所に「状況による」という余計に困惑するようなカードもありますね。

(すみません、本当にこのカードは状況によって順番が変わるのでそうなります)

ですので、まずは原則として

「捨てられても②の効果を発動しないカードから発動する」≒「《未界域》の②の効果を既に使用したものから発動する」

と思ってください。


≒なのはそのままの「捨てられても②の効果を発動しないカードから発動する」の時もあるからです。
《未界域》の①の効果は発動に回数制限はありませんが

②の効果は1ターンに1度しか発動できないので、既に発動したカードはドンドン使用していきましょう。

さて先程「状況による」としたカードの《未界域のチュパカブラ》ですが

理由としては

《未界域のチュパカブラ》の②の効果が「このカードが手札から捨てられた場合、《未界域のチュパカブラ》以外の自分の墓地の【未界域】モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する」となっているため


墓地に《未界域》モンスターがない時は《未界域のビッグフット》などと同じになりますが

墓地に《未界域》モンスターがある時では《未界域のネッシー》などと同じになってしまうため

「状況による」としました。




長々とした説明になってしまいましたので、手札を見ながら例を挙げていきましょう!


まずは手札です。

※注:本来は手札にトークンカードがあることはありませんが、今回は【未界域】カード以外は全てトークンカードとし、手札の状況を分かりやすくするために使用しています。


前提となる状況:自分の先攻 1ターン目

相手プレイヤーの手札にはこちらの効果を無効にするカード及び相手フィールドにカードはないものとします。

まずこの手札で【未界域】モンスターは《未界域のビッグフット》《未界域のネッシー》の2枚になります。

では先程の「捨てられても②の効果を発動しないカードから発動する」を当てはめて考えていきます。


先攻で墓地には他の【未界域】モンスターがいないので『【未界域】の②の効果を既に使用したものから発動する』ではない状況です。
そのため、「捨てられても②の効果を発動しないカードから発動する」をそのままの意味で動いていくことになります。

それぞれの②の効果を確認していきましょう。

《未界域のビッグフット》

「このカードが手札から捨てられた場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する」

《未界域のネッシー》

「このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。デッキから《未界域のネッシー》以外の【未界域】カード1枚を手札に加える」

と、なりますので《未界域のネッシー》は捨てられると他の【未界域】カードを手札に加えることができますが

《未界域のビッグフット》は②の効果を発動しても、自分が先攻であり、相手フィールドにカードがないため


この状況では「捨てられても②の効果を発動しないカードから発動する」に当てはまるカードは《未界域のビッグフット》となります。

それでは、本当にこの判断が正しいのか、それぞれのパターンを確認していきましょう。

パターン1.《未界域のビッグフット》の①の効果を発動し、トークンカードが選ばれた場合

トークンカードが捨てられ、《未界域のビッグフット》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー

パターン2.《未界域のビッグフット》の①の効果を発動し、《未界域のビッグフット》が選ばれた場合

《未界域のビッグフット》が捨てられる。相手フィールドにカードがないので、②の効果は発動しません。

パターン3.《未界域のビッグフット》の①の効果を発動し、《未界域のネッシー》が選ばれた場合

《未界域のネッシー》が捨てられて、《未界域のビッグフット》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー。
その後、捨てられた《未界域のネッシー》の②の効果でデッキから《未界域》カードを手札に加えます。

今回は《未界域のネッシー》の効果で《未界域のツチノコ》を手札に加えています。

パターン4.《未界域のネッシー》の①の効果を発動し、トークンカードが選ばれた場合

トークンカードが捨てられ、《未界域のネッシー》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー


パターン5.《未界域のネッシー》の①の効果を発動し、《未界域のネッシー》が選ばれた場合

《未界域のネッシー》が捨てられる。その後《未界域のネッシー》の②の効果でデッキから《未界域》カードを1枚手札に加えます。

今回は《未界域のネッシー》の効果で《未界域のチュパカブラ》を手札に加えています。

パターン6.《未界域のネッシー》の①の効果を発動し、《未界域のビッグフット》が選ばれた場合

《未界域のビッグフット》が捨てられ、《未界域のネッシー》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー
捨てられた《未界域のビッグフット》は相手フィールドにカードがないので、②の効果は発動しません。

以上のようになります。


結果として6つのパターンの内パターン6が発生してしまうと

《未界域のネッシー》の①の効果のドローするカードによっては

手札に【未界域】モンスターがなくなってしまい、その後動きが続かなくなる可能性があります

そのため、《未界域のビッグフット》から発動した方がいいという結果になるのです。




では続いて手札の《未界域》モンスター全てが②の効果を使用していた場合です。
中盤以降に最も起こりうる状況ですので、ここも手札と合わせて解説していきます。

状況は概ね先程と同じですが、墓地には手札にある《未界域のチュパカブラ》《未界域のツチノコ》が既に②の効果を使用した状態であります。

さて皆さんはどちらから発動しますか?

決闘者考え中・・

私は《未界域のチュパカブラ》から発動します。

理由としては『デッキに残っている《未界域》モンスターの枚数』が関係しています。


この状況では墓地には《未界域のチュパカブラ》が1枚、《未界域のツチノコ》が2枚あります。

更に手札にはそれぞれ1枚ずつあることから、デッキには《未界域のチュパカブラ》が1枚《未界域のツチノコ》が0枚だと分かります。

ではここでまたパターンで考えていきましょう。
今回は既にそれぞれ②の効果を使用しているので、自身が選ばれた場合は省略します。

パターン1.《未界域のツチノコ》の①の効果から発動し、トークンカードが選ばれた場合

トークンカードが捨てられ、《未界域のツチノコ》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー


パターン2.《未界域のツチノコ》の①の効果から発動し、《未界域のチュパカブラ》が選ばれた場合

《未界域のチュパカブラ》が捨てられ、《未界域のツチノコ》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー


パターン3.《未界域のチュパカブラ》の①の効果から発動し、トークンカードが選ばれた場合

トークンカードが捨てられ、《未界域のチュパカブラ》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー


パターン4.《未界域のチュパカブラ》の①の効果から発動し、《未界域のツチノコ》が選ばれた場合

《未界域のツチノコ》が捨てられ、《未界域のチュパカブラ》を特殊召喚、そしてカードを1枚ドロー


となります。

さてパターン1とパターン3、パターン2とパターン4、それぞれカードが違うだけで結果は同じように見えます。

しかし、実はこの状況だとパターン1.ではドローするカードが

まだデッキに残っている《未界域のチュパカブラ》だった場合、手札に《未界域のチュパカブラ》が2枚あるため

その後の《未界域のツチノコ》の①の効果を発動する際に、《未界域のチュパカブラ》が選ばれてしまう可能性が高くなってしまいます。

このように《未界域のツチノコ》から発動すると、続かなくなってしまうリスクがあります。
ですので、この状況だと《未界域のチュパカブラ》から発動する方がいいと考えられます。

最後に

いかがだったでしょうか?


今回は【未界域】の使い方などを含めて、パターンを挙げて細かく書いたので、いつもより考えることが多くなったかと思います。


しかし、その反面このデッキでは、「このカードとあのカードの2枚でこうなる」といった決まった形がなく、その時々で様々な事を考え、使用していく奥深いものです。


更に一人で練習する時はランダム性を出すために下記のようにサイコロを使用し、調整などをしていました。
※【未界域】カードの①の効果を発動した時に選ばれるカードは、右からダイスで出た目とする。




それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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このコラムのライター

かっつー

かっつー