はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第199回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週話題となったデッキ
今週話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週話題となったデッキ】
『光と闇が接続するとき、解き放たれるのは』
【4c天門ディスペクター】
組みやすさ:★★★★☆
プレイ難度:★★★★★
構築自由度:★★★★☆
今更【4c天門ディスペクター】? とお思いの方もいらっしゃると思います。
筆者の私も惚れ込んで、ずっと前から使用していますが
最新弾である【王来MAX最終弾 切札! マスターCRYMAX!!】が発売された後
6/25.26の入賞の中で新デッキが登場するのではなく、既存のデッキが強化された環境となりました。
それらの入賞報告でよく目にしたのが、こちらの【4c天門ディスペクター】となります。
理由はもちろん明確。
今回の新弾において強力なメタカードが登場し、更には強力なハンデス呪文も登場。
加えて、フィニッシャーとして登場したキングマスターカード。
それらを無理なく採用できるのが【4c天門ディスペクター】でした。
↓採用されているカードはこちら↓
煌ノ裁徒 ダイヤモン星
【コストは正規で払えよな! 踏み倒しなんて許さねぇ! 現環境に最も刺さりがいい1枚!?】
・コスト:2
・文明:光
・パワー:2500
・種族:メタリカ/サバキスト/レクスターズ
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手のカードを使うコストを少なくする能力は無効になる。(「S・トリガー」など、コストを支払わずにカードを使う能力は使ってもよい)
《飛ベル津バサ 「曲通風」》
【デドダム・カツキング・巨大設計図・進化設計図など環境デッキを一刀両断!】
・コスト:2
・文明:水
・パワー:2000
・種族:アダムユニット/デモニオ/鬼レクスターズ
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■相手が自身の山札を1枚以上見る時または表向きにする時、かわりに相手の山札の上から1枚目を表向きにする。
《若き大長老 アプル》
【フシギバース・邪王門・スコーラーなど現環境にぶっささり! 墓地は絶対離さない!】
・コスト:2
・文明:自然
・パワー:3000
・種族:グランセクト
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)
■相手のカードは、墓地またはマナゾーンを離れない。
■相手は、墓地またはマナゾーンから呪文を唱えられない。
《七王無き宮殿》
【多色環境に物申す! 新規ロスト呪文!】
・コスト:4
・文明:闇
■相手は自身の手札を見せ、その中の多色カードをすべて捨てる。
《CRYMAX ジャオウガ》
【最強の耐性を兼ね備えた最強のジャオウガ!】
・S-MAX進化クリーチャー
・コスト:7
・文明:闇
・パワー:13000
・種族:デモニオ/鬼レクスターズ
■鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のシールドゾーンにあるカードを3枚ずつ選び、残りを墓地に置く。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、その後、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。
様々なメタカードを環境によって使い分けることができるのが【4c天門ディスペクター】
カラーリング的には様々なデッキに入りそうなものですが、なぜ【4c天門ディスペクター】なのか。
それは現環境に置いて
2コストブースト→4コストハンデス→大型クリーチャー
と繋がるデッキが【4c天門ディスペクター】なのです。
今まではブースト→《神徒 メイプル-1》《拷問ロスト・マインド》《絶望と反魂と滅殺の決断》
と繋げていたこの動きに《七王無き宮殿》が追加され
それが現環境の通りがよいハンデスとなれば、そら強いわ! となるのも納得です。
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第199回VDuelCS オリジナル構築戦~
『究極進化は・・・加速する!!』
40名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『究極進化は・・・加速する!!』とは?
【墓地退化】を含め、様々な【マナ退化】など究極進化を用いるデッキが活躍しています。
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓
【5cコントロール】【火単我我我】が最大母数に。
次点は同数で【4c天門ディスペクター】【ドロマー墓地退化】【マナ退化】となりました。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:グルメ墓地ソース/Rikky
準優勝:DAIDORA/ドロマー墓地退化
3位:なかたさん/ロマイオンワンショット
4位:ツミカケ/4c邪王門
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【5cコントロール】【火単我我我】の母数が1位。
・【4c邪王門】【マナ退化】が母数を上げています。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
今週の【注目デッキ・インタビュー】はお休みになります。
続いては今後の【オリジナル】環境について考察していきます。
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
新弾が発売され、様々なメタカードが採用されておりますが
その対象はおそらく【JO退化】【グルメ墓地ソース】ではないでしょうか?
このポイントを意識することが重要になりそうです。
2つのデッキに関係するのが《巨大設計図》《進化設計図》の2大設計図呪文。
双方デッキの上から複数枚を確認し、手札に加えるという能力。
となれば話題となったデッキでキーカードとして解説したこちらのカード。
《飛ベル津バサ 「曲通風」》
【デドダム・カツキング・巨大設計図・進化設計図など環境デッキを一刀両断!】
・コスト:2
・文明:水
・パワー:2000
・種族:アダムユニット/デモニオ/鬼レクスターズ
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
■相手が自身の山札を1枚以上見る時または表向きにする時、かわりに相手の山札の上から1枚目を表向きにする。
《巨大設計図》《進化設計図》と環境で使われているこれらのカードだけでなく
【5cコントロール】の《天災 デドダム》や【ガイアッシュ覇道】の《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》など
今の環境で流行しているカードを一刀両断することができる1枚。
更には【ジャストダイバー】をもっているので、1ターンは必ず仕事をしてくれることから
使う側には頼もしく、使われる側にとっては非常に厄介です。
さらにさらに【G・ストライク】までもっているので【火単我我我】や【JO退化】に対しても一矢報いてくれます。
2コストと非常に軽いことからその他のデッキに採用することができます。
採用できるデッキタイプは以下の通りです。
・アナカラーハンデス
・アナカラームゲンクライム ←おすすめ
・アナカラーデッドダムド
・ラッカ鬼羅.star
特にムゲンクライムではタップしても出た次のターンまで【ジャストダイバー】によって攻撃されない点からも非常に扱いやすい1枚となります。
今後、上記の3つのデッキが活躍すると思われますが
それを見越してメタクリーチャーを破壊するか
メタクリーチャーの範囲外である場の全体にマイナスする呪文やクリーチャーの採用が検討されます。
【火単我我我】も同様に対策することができるので、おすすめかもしれません。
↓対象カード↓
《百鬼の天邪閣》
・コスト:4
・文明:闇
■鬼エンド:クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
■このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
《九番目の旧王》
・コスト:5
・文明:闇
■ S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-12000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
→このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-3000する
これらはS・トリガーもしくは鬼エンドを持っているので能動的だけでなく受動的にも使用することができます。
が、しかしあくまでもメタのメタという状況になるので、使用する際は計画的に。
特に《九番目の旧王》は《キャンベロ <レッゾ.Star>》のみで特攻してきた【JO退化】に対しても有効です。
その他マイナスの範囲では《流星のガイアッシュ・カイザー》も除去できるので
もし破壊系呪文をお探しの際は参考にしていただければと思います。
【火単我我我】を苦手としていた【アナカラーデッドダムド】ですが
このカードを採用しながらの新型【アナカラーデッドダムド】が現れるかもしれません。
なにやら《CRYMAX ジャオウガ》を採用したデッドダムドが入賞したとの情報が!
新しいハンデス呪文である《七王無き宮殿》も採用できるかもしれません!
さらには季節は夏!!!! 夏に活躍するでおなじみのこのデッキ。
流行る前に今試してみませんか!?
【最後に】
いかがでしたしょうか?
いよいよ発売された【王来MAX最終編】!
既存のデッキの強化が目立ちますが、果たして今週はどのような環境になるのか!
もうすぐ殿堂解除も迫っていますので、今後の環境が楽しみです!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
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今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!