JCSで勝とう!環境考察+オススメデッキ+BO3への準備 | 週刊きむらのポケ講
はじめに
復活!
きむらです。
PTCGOの大会に復帰して2回目の大会で準優勝できました!
1年前ぐらいのバリバリやっていた時は
「2位は嬉しくない」と斜に構えてましたが、全然嬉しいですね!
BO3とデッキ公開性がめちゃくちゃ性に合っています。
BO3得意なのでJCS出たかった…
また来年がありますね。出られる日をゆっくり待つことにします。
記事概要
今回の記事では6月11日、12日に開催される
「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2022 カードゲーム部門」に向けて
「ダークファンタズマでの変化」
「デッキ分布(Tier表)」
「環境デッキ説明」
「採用が分かれるカード」
「有効な対策」
「オススメデッキ」
「BO3への準備」
以上を紹介します。
「環境デッキ説明」~「有効な対策」の中にはCL横浜前に書いた記事と共通するデッキが多くあります。
チャンピオンズリーグ2022横浜環境考察+おすすめデッキ | 週刊きむらのポケ講
共通するデッキについては、CL横浜前との変化を主に記述します。
詳細なデッキ説明や対策については↑の記事から確認してください。
ダークファンタズマでの変化
デッキ分布(Tier表)
Tier1
採用が分かれるカード
有効な対策
採用が分かれるカード
有効な対策
これまで通り、悪タイプ非ルールアタッカーや《頂への雪道》《ツツジ》での対策が有効です。
これ以上の対策をしても、それほど効果が得られないので効率的ではありません。
《ミュウVMAX》はドローが強く、安定感があるように見えるかもしれませんが
各カードに引きたいタイミングと引きたくないタイミングがあります。
なんだかんだ上手くいかない時も多いので、それを祈りましょう。
採用が分かれるカード
有効な対策
Tier2
上振れ界の王です。
先攻で理想的な動きをしたこのデッキに勝てるデッキは非常に少ないです。
プレイングも分岐が少なく分かりやすいので、練習時間を取れないという方にもオススメです。
基本エネルギーと《キバナ》を採用している《ヒスイゾロアークVSTAR》には理想的に動いても負けるのが不安要素です。
採用が分かれるカード
「先攻を取ってやりたいことをしたら勝ち!」というスタイルが変わっていないので、採用カードにもあまり変化がありません。
《オリジンパルキアVSTAR》に後攻でも勝つために《カリンの信念》の採用が増えています。
以前は1枚採用がほとんどでしたが、現在は2枚採用も見るようになってきています。
有効な対策
採用が分かれるカード
有効な対策
Tier3
先攻後攻に依存しない、たねポケモンのみで安定感が高い、イージーウィンが存在する。
これらの理由からかコアな人気があります。
PTCGOの大会で50戦以上データが集まっている中で《オリジンパルキアVSTAR》に勝ち越している数少ないデッキです。
採用が分かれるカード
有効な対策
採用が分かれるカード
有効な対策
《ヒスイウインディ》が「はっぽうやぶれ」160ダメージを出す時は
ベンチに《ゾロアーク》と《ビーダル》で合計2体以上用意しておきたいです。
「はっぽうやぶれ」をした返しのターンに1体しかいない《ゾロアーク》か《ビーダル》を
《ボスの指令》から倒されてしまうと完全に止まってしまうリスクがあるからです。
「ここで《ボスの指令》で呼んで倒したら止まるのでは?」というタイミングを見逃さないようにしましょう。
上記の理由で《ヒスイウインディ》は2ターン目に「はっぽうやぶれ」160ダメージをあまり出せません。
非ルールポケモン主体のデッキで2ターン目からサイドを取ったり
弱点をつかれないVSTARポケモンのデッキなら有利を取れるでしょう。
採用が分かれるカード
有効な対策
ベンチをトラッシュさせる《セイボリー》や
特殊エネルギーの効果をなくす《シンオウ神殿》が有効です。
Tier3のデッキは使用率が低いので、その対策に枠を使うのはあまり効率的ではありません。
構築ではなく、プレイングでの対策が理想的です。
「現物を山札に多く残してドローする確率を上げたい」という考えから
サイド落ちしていて山札に1枚しかいないポケモンが優先的にサーチされます。
1番最初に《クイックボール》や《キャプチャーエネルギー》で呼んできたポケモンが
最もサイド落ちしている確率が高いので、狙っていきましょう。
オススメデッキ
BO3への準備
ジャパンチャンピオンシップスの2日目はBO3(2本先取、制限時間50分)という試合形式です。
これは普段のBO1(1本先取、制限時間25分)とは大きく異なります。
制限時間50分には2本目3本目の対戦準備の時間も含まれるので、実質的には45~46分程度で最大3試合する必要があります。
これがも~忙しい! とにかくなんでも急がないといけないです。
「やったことないけど、急げばいけるやろ」ぐらいで行くと絶対に時間切れが発生します。
あらかじめ練習しておきましょう。
「エンジョイするためにJCSに行くんだ!」という方もできれば練習をお願いしたいです。
あなたは時間切れを許容できても、対戦相手は苦しい思いをします。
お互い良い思い出にするために1度だけでもBO3の練習をしていただけると幸いです。
プレイの効率化
「まだ山触るのでカット大丈夫です」
減らせるシャッフルを減らしましょう。
《クイックボール》を使って山札からカードを加えた後
そのままシャッフルをして相手に何枚下に送るか確認する。
ではなく
《クイックボール》を使って山札からカードを加えた後
手札に他に使うサーチカードがないのを確認し、シャッフルをして相手に何枚下に送るか確認する。
これを徹底しましょう。
普段のBO1ならシャッフルが多くても制限時間内に終わりますが、BO3はそうはいきません。
お互いが考える時間を確保するためにプレイを効率化していきましょう。
100点を目指さない
正解と言える100点のプレイングをしようとすると時間がかかります。
BO3にそんな時間はほとんどありません。
短い時間で出た答えが自分の限界だと割り切って進みましょう。
100点じゃなくても大丈夫! 相手も100点じゃないことが多いです!
大事なのは100点を取るよりも0点を取らないことです。
《ボスの指令》の対象を間違える、宣言するワザを間違える、1ターンにサポートを2回使う等
ポケモンカードには負けに直結するミスが存在します。
そこにだけ注意してあとは「ええ感じやろ!」くらいの気持ちでプレイしましょう。
相手にも急いでもらう
「すみません、ちょっとプレイ急いでもらってもいいですか」
自分だけ急いでプレイをしても、相手のプレイが遅ければ時間切れは発生します。
プレイが遅いと思ったら急いでもらうように伝え、改善が見られなければジャッジを呼びましょう。
逆に重要な場面だと思った場合は相手に少し時間を使って考える旨を伝えましょう。
「すみません、少し考えます」
「相手を急かすようで申し訳なくて言えない」という方もいるかもしれませんが
時間切れでお互い辛い思い出になるよりは全然良いです。
言えるか心配な場合はジムバトルや友人と対戦形式で言う練習をしておくのも良いでしょう。
終わりに
ここまで読んで頂きありがとうございました。
BO3の話で少しおっかないイメージをもったかもしれませんが
JCSのような真剣勝負の場は楽しく良い思い出になると思います。
行けるなら僕も行きたかったです!!!!!!!
大人しくPTCGOとシャドウバースエボルヴをしておきます。
次回は新弾前なので前日の6月16日(木)更新!
たぶんリザードン! 強い!