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2022/05/24(火) 21:00
鍋野カニ丸
遊戯王大好きデュエリスト。キャラクターを意識したデッキ構築が好き。 アニメや漫画をこよなく愛するので、「デッキ構築の参考になるような記事は書けませんけど大丈夫ですか?」とちゃんと確認取ってここにいます。 口癖は「まだウチに《ホルアクティ》届かないんですよ」。 もう10年くらい待ってる気がしますが、きっと気のせい。
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こんにちは、もしくは初めまして。カニ丸です。
5月21日発売、「デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-」は皆様ご購入されたでしょうか?
また、同じく21日より該当店舗で「遊戯王OCG」関連商品を3,000円(税込)購入ごとにスクラッチカードがもらえるというキャンペーンがスタートしております。
「デュエリストパック -輝石のデュエリスト編-」1boxと、同日発売の「デュエリストカードプロテクター 輝石」を合わせて購入すればちょうど3000円くらいになりますから、新弾セット計算なのだと推測しています。
個人的な話ではありますが、筆者・カニ丸はこのようなカードプロテクターは「使用用」「予備用」で2個買うことが多いですね。
今回は70枚入りなので、もし60枚デッキを使用されている方が15枚のエクストラデッキまで同じカードプロテクターを使用したい場合は2点購入が必要になるかと思います。
ところで、キャンペーンのスクラッチカードからはあの《カオス・ソルジャー》のプリズマティックシークレットレアが抽選で当たるというもので、話題になりましたね。
《カオス・ソルジャー》といえば、やはり《闇遊戯》が使用したカードとしても人気が高く、それだけで欲しくなっている方もいることでしょう。
初出はペガサス・J・クロフォードが登場する「決闘者の王国編」での活躍となります。
原作漫画の方では以降登場しませんが、アニメ版のオリジナルシリーズなどで出番が増え、その後遊戯王OCGにて《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》が登場する形となりました。
デュエリストの皆さんからしてみればこちらの方が馴染み深いかもしれません。
そんなわけで、ついついキャンペーンが注目されがちではありますが、今回も「デュエリストパック -輝石のデュエリスト編-」へと前回に引き続きスポットを当てていきたいと思います。
アニメ「遊☆戯☆王5D’s」と言えば、主人公・不動遊星を中心に登場する「シグナー」と呼ばれる存在が活躍する物語ですよね。
私カニ丸が世代なのか、はたまた歴代シリーズでも特色があるためか、「遊☆戯☆王5D'sのアニメ見てました」「作品だと5D’sが好きです」「《遊星》が好きなのでOCG始めました」といった方をよくお見かけします。
「遊☆戯☆王」のテレビアニメシリーズ第三弾として登場した作品。(東映版を除く) 「Dホイール」と呼ばれるバイク型デュエルディスクに乗って対戦する「ライディングデュエル」が主流で、その突飛さから放送当時話題になった。 「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の舞台となった「童実野町(どみのちょう)」から数十年が経過した後、高度に発展しその名を「ネオ童実野シティ」に変更した街が舞台。 「ネオ童実野シティ」はある事件をきっかけに、裕福層を中心とした「シティ」と、貧困層を中心とした「サテライト」で二分されていた。 主人公・不動遊星は「サテライト」で暮らすデュエリストだったが、選ばれし者・「シグナー」の運命に導かれて決死の戦いに身を投じ、最終的に「ネオ童実野シティ」をひとつの街へと戻してゆく。
伝説の存在「赤き竜」によって選ばれた5人の戦士のこと。 腕に証である特殊な痣(あざ)が浮かび上がり、特殊な力を発揮する。 それぞれ選ばれたドラゴンを持っており、5000年ごとに「地縛神」とそれに従う「ダークシグナー」と戦う運命を背負っている。 《スターダスト・ドラゴン》《レッド・デーモンズ・ドラゴン》《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》《ブラック・ローズ・ドラゴン》《ブラックフェザー・ドラゴン》 この5体のドラゴンが当初「シグナーのドラゴン」として登場し、作品タイトルにも由来していたのだと推測できる。
後に《ライフ・ストリーム・ドラゴン》が増え、6人の戦士と6体のドラゴンになる。
「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の数十年後という設定はあるものの、明確な年代についての言及はされていません。 オープニングテーマの中で「2021」と書かれた電光掲示板のような物が登場しますが、あえて触れないことにしているようです。 作品自体は原作者である高橋和希先生によるシナリオや世界観の構想、キャラクターデザインなどが用いられ、「ライディングデュエル」もその一環であるとのこと。 ちなみに「デュエルができるバイク」ではなく、「バイク型デュエルディスク」という扱い。 ガソリンや太陽電池ではなく、「モーメント」という特殊なシステムで稼働しているのが特徴です。
「選ばれしシグナーは5人である」という放送当初からの設定があり、強いデュエリストに憧れがある《龍亞》(るあ)は、その「シグナー」に憧れながらも普通の人間として活躍します。
双子の妹の《龍可》(るか)が「シグナー」であり、身体が弱いながら戦いに巻き込まれるため、双子の兄として彼女を守るため苛烈な状況にも身を投じて行くのですが、幼いながらもその「妹を守りたい」という意志は固く、強敵・アポリアを前に6人目の「シグナー」として覚醒します。
《龍亞》について、前回紹介した記事は【こちら】
元々使用していたのは《パワー・ツール・ドラゴン》で、「ドラゴン」とは名ばかりでこちらは機械族。
じゃあ無理じゃない???
いえいえ、本来であれば決して「シグナー」にはなれないはずなのですが、覚醒後この装甲が取れ、真の姿として《ライフ・ストリーム・ドラゴン》が登場します。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の作中の口ぶりから、何かしらの理由があって封印されていたようです。
それが5000年前なのか、10000年前なのか分かりませんが、そういう内容に触れた外伝や徹底解剖Bookを出して欲しい、と切に願っています。
メタな話と言いますか、《ライフ・ストリーム・ドラゴン》登場前に放映されていたエンディングテーマ「START」(2番目のED)のムービーで《ライフ・ストリーム・ドラゴン》がすでに登場しており、その姿が《パワー・ツール・ドラゴン》に酷似していたため、当初から《龍亞》の覚醒については推測が飛び交っていました。
ですので、彼が覚醒した時は「待ってました!」「忘れられてなくてよかった!」というような視聴者の声が多かったように思います。
「赤き竜」の痣として、彼には「ドラゴンズ・ハート(竜の心臓)」が与えられていますが、妹の痣である「ドラゴン・クロー(竜の腕)」と二つで一つの痣であったことが制作者のコメントで明かされています。
参考:小野勝巳監督のツイート
作中で「ドラゴンズ・ハート」が明かされるのは《龍亞》の覚醒以降ですが、ゲーム版などではとある場所で事前に確認することができたとか。
(カニ丸はニンテンドーDSを持っていないので確認できないのですが、「World Championship 2009」のゴドウィンの部屋で見ることができるそうです)
日本ではこのように「心臓を握った絵」というものはあまり馴染みがありませんが、「プレ・インカ文明(アンデス文明の諸文明を一括りに呼んだもの)」において、このような絵というものは少なくないようです。
これは「遊戯王」といえば話題になる「エジプト文明」などでも見られる人間の臓器に対する宗教的思想が感じられます。
人間の生命における重要な臓器であるからこそ、特別な観点を以って壁画や書物に残っていくのかもしれません。
もちろん、これには優れた解剖学が存在していた可能性も考えられます。
日本における解剖学は701年に成立した大宝律令にて禁止に近い状態にされたこともあり、江戸時代の1754年頃になるまでそのような学問がなかなか認められない時代が続いていました。
解剖学においては、遅れていたという表現は適切ではありませんが、広く周知されていなかったため、日本画などの芸術にも残りにくく、「プレ・インカ文明」や「エジプト文明」のようにそこに強い神聖視はなかったのかもしれません。
今回、新規で「デュエリストパック -輝石のデュエリスト編-」に登場した《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》は《ライフ・ストリーム・ドラゴン》が《パワー・ツール・ドラゴン》のイメージに近い装甲を身にまとった姿となっております。
物語終盤で登場した《ライフ・ストリーム・ドラゴン》よりも、この見慣れた装甲をつけた《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》の方がなんだか懐かしいような気にさせられてしまいますね。
ちなみに、「ブレイバー」が英語の「BRAVE」からきているのであれば、「勇気」という意味を持ちます。
「BRAVE(勇気)」と「POWER(力)」で、まさしく彼の有名な召喚口上「勇気と力をドッキング」ということでしょうか。
ところで、《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》もなかなかいい新規カードではありますが、「遊☆戯☆王5D’s」好きとして外せないのは《D・イヤホン》ではないでしょうか?
ご覧の通り、先ほども触れました《龍亞》《龍可》の双子がそのままカードデザインの元になっているようですね。
遊戯王OCGでキャラクターに関する新規カードが登場する時にたまにみかけるこの「ご本人登場シリーズ」ですが、今回の落とし込みは非常に可愛らしいだけでなく、イヤホンという一対の機械を上手く双子になぞらえた素晴らしいデザインといえるでしょう。
《龍亞》が使用している《ディフォーマー》テーマは身近な家電や文房具などをデザインの基本としています。
「遊☆戯☆王5D’s」放送当時はまだスマートフォンもまだまだ日本では主流ではないような時代、このような丸みを帯びたワイヤレスのイヤホンなども当時では想像できなかったかもしれません。
スマートフォンの元祖ともいうべきiPhoneが2007年1月に発表、日本で発売されたのは2008年7月11日以降ですから、同年4月からスタートしていた「遊☆戯☆王5D’s」の構想段階から考えると当時まだまだ《ディフォーマー》に取り込むには早かったというところでしょう。
今でこそ見かけにくくなりましたが、この時代はガラケー(ガラパゴス携帯電話)が主流だったのもよく覚えています。
こうした時代の流れを遊戯王OCGで感じる日が来ようとは… 当時は全世界で様々な人間とデュエルできる「遊戯王 マスターデュエル」や「遊戯王 デュエルリンクス」なんてものは夢のまた夢、「いつかそんな時代がきたらいいな」に近い状態でした。
「遊☆戯☆王5D’s」10年以上前の作品だということをつきつけられた感じがしますね。
これを機に徹底解剖BOOKとかを発売して制作陣対談などを読みたいものです。
ちなみに、作中の最終回にて8年後の世界が登場しますが、2022年の今はそれよりも先を進んでいるというのも感慨深い限りです。
…ということは、もしかしたら成長し大人になった《龍亞》のデッキには《D・イヤホン》が入っているのかもしれませんね。
5月21日発売、「デュエリストパック-輝石のデュエリスト編-」もですが、先日発表された7月16日発売予定の遊戯王OCG「DARKWING BLAST」もパッケージは「遊☆戯☆王5D’s」に登場する《クロウ》のモンスター《ブラックフェザー・ドラゴン》の新規カード《ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン》ということで、この2022年度頭から「遊☆戯☆王5D’s」がグイグイきております。
当時は私カニ丸もまだまだヒヨっ子で、デュエルの腕も知識も赤ちゃんでした。
まさに当時の《龍亞》くらいの気持ちだったかもしれません。
手から零れ落ちたものも多くあった事と思います。
これが普通のアニメ作品であれば、10年経ってから新しいものが増えるなどという経験や、キャラクターの成長を感じるアイテムに出会うということはなかったことでしょう。
ですので、「遊戯王」というシリーズが2022年になっても尚続いているということが本当にありがたい限りです。
今後とも、KONAMI様には我々遊戯王大好き勢のストライクゾーンをバンバン狙ってきて頂きたい。
あ、でも財布に手加減もよろしく頼むぜ!!
以上、カニ丸でした。
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