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2022.4.26

環境変化で勝機アリ!?モルペコV+ディアンシー | 週刊きむらのポケ講

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環境変化で勝機アリ!?モルペコV+ディアンシー | 週刊きむらのポケ講

環境変化で勝機アリ!?モルペコV+ディアンシー | 週刊きむらのポケ講

目次

はじめに

落選&デッキ登録忘れ!
こんにちは
きむらです。

チャンピオンズリーグ2022横浜は安定の落選でした。
それよりも! シティリーグでデッキ登録を忘れたのが問題です!
デッキ登録を忘れてしまったので、1回戦不戦敗からの2回戦ドローゴーで予選落ちが決まりました。

原因はチャンピオンズリーグの当落を楽しみ過ぎたからです…
仲間内で「当落を見る会」をして、その中でデッキ登録をする予定だったんですが
想定していないタイミングで落選が判明して予定が壊れました。

朝起きてからデッキ登録ボタンを押した記憶が無くて絶望しましたね~
これでもう二度と忘れない! ヨシ!!

デッキリスト

今回は《モルペコV》+《ディアンシー》デッキを紹介します。

過去の記事 で少しだけ触れたデッキですね。


デッキコード:x4YD88-gat5Um-8YcJYc

3

1

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3

3

1

1

4

4

4

3

1

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4

2

2

2

2

10

2

デッキの使い方

《モルペコV》のワザ「エレキホイール」で《ディアンシー》をバトル場に出します。


《ディアンシー》の特性「プリンセスカーテン」で
ベンチの《モルペコV》《ボスの指令》を受けないので相手はサイドが1枚しか取れません。

《あなぬけのヒモ》を使われても《ディアンシー》をバトル場に出す
・「エレキホイール」のエネルギーを供給する


これらを満たすために
《ディアンシー》2体《モココ》2体《モルペコV》1体
という場を目指します。

「エレキホイール」で消費するエネルギーは《モココ》1体で供給できます。


2体目の《モココ》「エレキダイナモ」や手札からつけるエネルギーが場に増えていくので
最後のターンに《ライチュウV》の「ダイナミックスパーク」で高いダメージを出すことができます。

デッキの長所・短所

長所

現環境は《オリジンパルキアVSTAR》の使用率が30%を超える《オリジンパルキアVSTAR》環境です。


《モルペコV》は雷タイプなので《オリジンパルキアVSTAR》の弱点をついて一撃で倒すことができ
《ディアンシー》をバトル場に出すのでサイドの2:1交換で有利にゲームを進めることができます。

《メリープ》《モココ》《かがやくゲッコウガ》でまとめて倒されないように
《マナフィ》を出す必要があるので1ターン目の要求は少し多いですが
そこを乗り切るためにたねポケモンサーチを多く採用しています。

先攻後攻どちらでも強い

VSTARやVポケモン主体のデッキだと先攻後攻に勝敗がかなり左右されます。


このデッキはアタッカーがVポケモンでありながら
非Vポケモンデッキのようなサイドの取らせ方をするので先攻後攻の影響を受けにくいです。

現代ポケモンカードあるあるの「《ミュウVMAX》に先攻2《ボスの指令》でVポケモンを倒される」も
《ディアンシー》をバトル場に出しておけば防げます。

中盤の要求が少ない

場が完成した中盤は《ディアンシー》1体を出せれば十分というターンが多いです。


ドローサポートが無い場合でも、《レベルボール》《クイックボール》が1枚あれば満たせる要求で安定感があります。

短所

《ガラルマタドガス》の特性「かがくへんかガス」を受けると


《モココ》「エレキダイナモ」が使えず、エネルギーを供給できない
《ディアンシー》「プリンセスカーテン」が無効になり、ベンチの《モルペコV》《ボスの指令》を受ける


とこちらのデッキコンセプトが崩壊します。

《オリジンパルキアVSTAR》《ミュウVMAX》を意識して
《ガラルマタドガス》+《ヒスイダイケンキVSTAR》+《ムゲンダイナVMAX》が流行ってきているので大きな問題です。

安定感が環境トップに劣る

中盤は動きが安定するデッキですが、それでも環境トップに比べると劣ります。

《ミュウVMAX》
《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》


この3デッキの安定感が高すぎるため、これら以外のほとんど全てのデッキに共通することなので、短所と捉えるかは人それぞれです。

非Vポケモンデッキが苦手

非Vポケモン主体のデッキとはサイドが1:1交換になるので、先に動かれてしまうと逆転ができません。


前環境はこれが大きな問題でしたが、現環境は《オリジンパルキアVSTAR》の影響で非Vポケモンデッキが数を減らしました。
苦手だった相手(非Vポケモン)が減って有利な相手(《オリジンパルキアVSTAR》)が増えたので
今は気にしなくて良い短所です。

あと現在のリストだと《ミルタンク》に勝てません。
個人的には割り切って良いと思っていますが、気になる方は《ゼクロム》等を採用して対策しましょう。

環境デッキへのプランと注意点

こちらでは環境デッキと呼ばれるデッキとの対戦でのプラン、注意するポイントを書きたいと思います。

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》
《ミュウVMAX》
《ガラルマタドガス》+《ヒスイダイケンキVSTAR》+《ムゲンダイナVMAX》

《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》
《アルセウスVSTAR》+《ジュラルドンVMAX》

このデッキについて書いていきます。

有利

《ディアンシー》1体《モココ》2体《モルペコV》1体《マナフィ》1体
この場を目指します。


《かがやくゲッコウガ》《メリープ》《モココ》をまとめて倒されると負けてしまいます。
《ディアンシー》よりも《マナフィ》を優先して出しましょう。

《あなぬけのヒモ》《ボスの指令》《クロススイッチャー》《モルペコV》を1度倒されても勝てるので
《ディアンシー》2体目を出すよりは《ネオラントV》《ライチュウV》用にベンチを空けておきたいです。

《ライチュウV》《モルペコV》の両方を場でそだてておけば
《ツツジ》《クロススイッチャー》をされても勝ちが決まっている状態を作れます。

互角

《ディアンシー》2体《モココ》2体《モルペコV》1体
この場を目指します。


《ディアンシー》を継続してバトル場に出すことができれば、相手は6回のワザでサイド取りきりです。
こちらは2回の「エレキホイール」で《メロエッタ》《ミュウV》、又は《ミュウVMAX》を倒して3枚
「ダイナミックスパーク」で《ミュウVMAX》を一撃で倒して3枚の最速3回のワザでサイド取りきりです。

《ミュウVMAX》は後攻でもサイドが取れるのでこちらのリードは2ターンで
相手はその差を《あなぬけのヒモ》《ボスの指令》や「サイコジャンプ」での回復で埋めようとしてきます。


基本的にはこちらが少し有利ですが、《ミュウVMAX》側の練度が高いほどその差は埋められます。

とても不利

《ガラルマタドガス》でこちらのデッキコンセプトが崩壊します。


特にできることはないので、マッチングしないことを祈りましょう。

少し不利

《ディアンシー》2体《モココ》2体《モルペコV》1体
この場を目指します。

《あなぬけのヒモ》《ボスの指令》が決まらない限り相手は6回のワザでサイド取りきりです。
こちらは「エレキホイール」4回と「ダイナミックスパーク」1回の5回のワザでサイド取りきりが最速です。


これだけだとこちらの方が先にサイドを取り切るように見えますが
相手が《チェレンの気くばり》を使うとワザの要求回数が1回増えます。

他にもこちらに2枚2枚1枚とサイドを取らせて、最後のターンに《ボスの指令》を要求し
《ツツジ》《頂への雪道》をする選択肢があるので相手の方が有利です。

不利

《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》と同じように6回5回の関係ですが
《大きなおまもり》《結晶の洞窟》《すごいきずぐすり》を使われるとワザの必要回数が増えていきます。

こちらから相手になにかを要求することもできないので、先攻2ターン目「エレキホイール」が決まらないとかなり厳しいです。
こちらが先行で相手が《アルセウスV》スタートの場合は、先攻2ターン目「ダイナミックスパーク」240を全力で狙いましょう。

有利不利まとめ

《オリジンパルキアVSTAR》+《インテレオン》 有利
《ミュウVMAX》 互角
《ガラルマタドガス》+《ヒスイダイケンキVSTAR》+《ムゲンダイナVMAX》」 とても不利
《アルセウスVSTAR》+《インテレオン》」 少し不利
《アルセウスVSTAR》+《ジュラルドンVMAX》」 不利

これだけ見ると「不利多いから厳しいか~」と思われるかもしれませんがそうではありません。


現環境は《オリジンパルキアVSTAR》《ミュウVMAX》の使用率が圧倒的に高く、
この2デッキだけで50%を超えると言われています。


不利になっている3デッキを合計しても《オリジンパルキアVSTAR》の使用率には及ばないので
「有利な相手の方が多い」が実態です。

各カードの採用理由

ポケモン

《モルペコV》 3枚

このデッキのメインアタッカー。

《クロススイッチャー》4枚採用の《オリジンパルキアVSTAR》には2回倒される可能性があるので3枚採用。
《ディアンシー》 4枚

減らせないことはないが、減らすと《レスキューキャリー》を要求される場面が増える。
スタートしても強く、場に2体出したいので4枚採用。
《マナフィ》 1枚

《かがやくゲッコウガ》対策で必須。

あまりにも《オリジンパルキアVSTAR》の使用率が高いので2枚採用したいが、泣く泣くの1枚採用。
《ネオラントV》 1枚

ドローサポートサーチと狙ったタイミングで《ボスの指令》を使うために採用。

他のデッキだと負け筋になるが、このデッキだと《ディアンシー》に守られるのがヨシ!

グッズ

《バトルVIPパス》 4枚

1ターン目に《メリープ》を2体とバトル場に《ディアンシー》
《オリジンパルキアVSTAR》対面だと《マナフィ》も出したいデッキで1ターン目の要求が多い。

デッキの性質にあっているので4枚採用。
《ふうせん》 3枚

「エレキダイナモ」と「エレキホイール」の性質上、毎ターンバトル場のポケモンを逃がす必要がある。

《ポケモンいれかえ》よりこちらの方がアドバンテージが大きいので、多めの3枚採用。
《レスキューキャリー》 2枚

《ディアンシー》《マナフィ》《モココ》となんでも回収できる。
1枚有効に使えれば《ディアンシー》を5体倒させたり《モココ》ラインも足りるので2枚採用。

サポート

《博士の研究》 4枚

・「エレキダイナモ」はトラッシュからつける
・2ターン目までにエネルギーが3枚必要

《博士の研究》が一番強いドローサポートなので4枚採用。
《シロナの覇気》 2枚

「少しでもエネルギーを探しやすく」という考えから《マリィ》を4枚採用していたが
5枚ドローだと自分が止まってしまうケースがたびたびあった。

毎ターンポケモンが気絶するデッキなので、2枚を《シロナの覇気》に変更。

スタジアム

《嵐の山脈》 2枚

1ターン目に《メリープ》、2ターン目に《モルペコV》と1枚で2体サーチできる。

・複数枚引くと2枚目以降は意味がない
・《モルペコV》が出ていれば他のサーチと同じ
・《頂への雪道》を苦手としていない

これらの理由から少なめの2枚採用。

エネルギー

《キャプチャーエネルギー》 2枚

《基本雷エネルギー》10枚だけだと2ターン目にエネルギーを3枚引くのが安定しなかったので
《ハイパーボール》《嵐の山脈》をこのカードに変更した。

「エレキホイール」の無色エネルギーは1で複数引くと弱いので、少なめの2枚採用。

不採用となったカード

ポケモン

《クワガノンV》

《インテレオン》全般に強くなるので採用を検討したが
《オリジンパルキアVSTAR》相手だと《基本水エネルギー》《オリジンパルキアVSTAR》を相手が持っていれば返されてしまう。

《モルペコV》「エレキホイール」で《メッソン》を倒した場合に比べてサイド1枚分不利になるので不採用。

サポート

《ツツジ》

ドローサポート9枚目兼妨害として採用を検討したが

・《ボスの指令》を受けない
・バトル場のポケモンがワザを耐えない

とデッキとの相性が悪かったので不採用。

スタジアム

《頂への雪道》

とりあえず検討したが、《ツツジ》と同じくデッキとの相性が悪い。
「自分のやりたいことができれば相手はなにもできない」というデッキタイプなので不採用。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

来週はチャンピオンズリーグ直前なので環境考察とそこから立ち位置の良いデッキを考えたいと思います。
《オリジンパルキアVSTAR》《ミュウVMAX》より強いデッキはあるのか…?
今週のシティリーグで新しいデッキとか出てきたら面白いですね!

次回5月3日(火)更新!

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このコラムのライター

きむら

きむら