追放者たちと小さな出会い
はじめに
こんにちは、もしくははじめまして。カニ丸です。
先日はYUDTも開催されていましたが、皆さんはご参加などされましたでしょうか?
カニ丸は残念ながら抽選に落ちてしまいましたので、会場で遊戯王OCG商品を1000円以上購入し、特典のプロテクターだけもらってきました!
◆前回までのあらすじ
ミサイルに変形し、船から飛び出しては派手に打ちあがる奴ら――それが《スプリガンズ》!
賑やかな外見とは裏腹に、その正体は燃えてはくべられを繰り返してきた「スス(煤)」です。
スス(煤)・・・物が燃えた時に残る炭素の粒子のこと。
煙突や暖炉を黒く汚しているのはこれ。
「スス」が自らの意思を持っているなんて不思議ですよね。
本来の姿は、真っ黒なモヤモヤしたものの集合体です。
映画「となりのトトロ(スタジオジブリ/1988年)」に出てくる「まっくろくろすけ」のようなイメージで思い浮かべて頂けるといいでしょう。
あちらも「ススワタリ」という別称があるので、もしかしたらなにかのインスピレーションを受けているのかもしれません。
尚、「ススワタリ」に関しては「付喪神」(長い間存在することで物に命が宿って妖怪になるもの)に近いものだとされています。
《スプリガンズ》については、「どうして生まれたのか」といった記述はまだありませんが、固有の意思を持ち、理想の”燃え”を求めて自身の国を飛び出した、という事実が明かされています。
放浪の末、《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》へ辿り着き、新天地として住処にしているようです。
広大な砂海とどこまでも広がる空、そしてここには大きなバケモノも暮らしているので、彼らの退屈だった日々はド派手な「爆発」の生活にかわってゆきます。
この世界観に大きく関わる『ホール』という現象によって、様々な機械や素材が見つかるため、それらを繋ぎ合わせ、今の姿になっているようですね。
彼らは《鉄獣戦線
凶鳥のシュライグ》から、とある「預かりもの」をしているのですが
そのおかげで砂海のトレジャーハンターの中でも群を抜く強力な存在へと進化していくのです。
ちなみに我々の世界にも「スプリガン」という言葉がありますが、こちらは妖精の一種で、ドワーフのような姿をしています。
体の大きさを変えることができ、財宝を守っている妖精なのだとか。
◆捕らわれの身になってしまった2人
《スプリガンズ》のデザインが可愛いせいもあって、カードのイラストでは緊張感があまりありませんが、圧倒的ピンチです。
捕まってる二人がかわいいので、この記事の筆者・カニ丸はこのイラストを引き延ばしたクリアファイルとかがものすごく欲しいです。
少し奥の角が生えた《スプリガンズ》がオロオロしているのも、彼らの性格が個性的であることを表わしていていいですね。
《スプリガンズ・ピード》にも似ていますが、何せ色違いもたくさんいるので同じかどうか・・・
おそらくは《スプリガンズ・ブラザーズ》に描かれているモンスターでしょう。
さて、こんな窮地を救ったのは、その後ろの方にちょっぴり顔を出している見慣れない少女でした。
◆怒涛の展開「入団テスト」!
さて、こうして身分も証明された2人でしたが、《スプリガンズ》はまだ納得していません。
彼らには彼らなりの「歓迎」がありました。
ド派手な彼らの手荒な歓迎は、「入団テスト」でした。
おそらくは《鉄獣戦線キット》の発明品であろう《鉄駆竜スプリンド》に乗せられた2人はド派手な「入団テスト」に挑むことになるのです。
こうして《スプリガンズ》の仲間として迎えられた2人だったのですが、なんとそのド派手なテストによって、あるバケモノが呼び寄せられてしまいました!
地中から現れた巨大な生物は凄まじいエネルギーに溢れていました。
その出現によって、《アルバス》は《烙印》の力を抑えられず「竜化」し暴走してしまいます!!
次なる出番に期待!
おわりに
《アルバス》に良く似たこの男の素顔とは!?
他にも書き下ろしとおぼしきトークンはどれも素晴らしいので、是非お手に取って見てくださいませ!
私はコンプリートを目指したいと思います…!!
以上、カニ丸でした🦀