ライコポンVSレジドラゴ 徹底研究!
はじめに
こんにちは! 今津です!
少し前、ポケモンカードを練習しているグループでこんな会話がありました。
A「リザードンとテラパゴスってどっちが有利?」
B「リザードンじゃない?」
C「テラパゴスの方が有利じゃない?」
こういうこと、ありませんか?
このように有利不利が真逆になることはレアケースですが、例えば【《タケルライコex》+《オーガポン みどりのめんex》(以下:ライコポン)】と【レジドラゴ】、実際にどのくらいの勝敗差なのか、などのパーセンテージは個人個人で変わってくると思います。
もちろん、それぞれのデッキを使うプレイヤーにも左右されるとは思いますが、この問題を解決するには時間をかけて実際に試してみることが必要になるでしょう。
なので、その環境デッキ同士の対戦の過程や結果からの考察を記事にしていきたいと思います。
【ライコポン】VS【レジドラゴ】
第一弾は【ライコポン】VS【レジドラゴ】です!
おそらく世間一般的にも、僕の中でも【ライコポン】が有利ですが、有名な選手達は、よく【レジドラゴ】でシティリーグを勝ち上がっています。
つまり、【レジドラゴ】側の立ち回り次第では有利とまではいかなくとも、5分くらいになるのではないかと思い、実際に先攻後攻入れ替えて30戦回してみました。
使用レシピ
使用した【ライコポン】のレシピ
使用した【レジドラゴ】のレシピ
対戦結果
まずは大前提となる結果ですが
ライコポン先攻 ライコポン8勝 レジドラゴ7勝
レジドラゴ先攻 ライコポン9勝 レジドラゴ6勝
という戦績に帰結しました。
結果だけを見たときに、思っていたよりも勝率に差が出なかったなというのが正直な感想です。
当然試行回数がまだまだ少ないので偏りはあると思いますが、もっと【ライコポン】が勝つのかなと考えていたので意外でした。
では、次にどういう試合展開のときに【ライコポン】が勝ったか、あるいは【レジドラゴ】が勝ったかを細かく見ていきます。
【ライコポン】目線
【ライコポン】の勝ちパターン
・先にサイド2-2-2を取り切る
これはとても分かりやすく、相手のサイド2のポケモンをこちらが先に3回倒してしまうケースです。
説明するまでもありませんが、一番楽です。
・《かがやくリザードン》を相手にしないプランのときにベンチのポケモンを呼べるようにする
逆に相手のリソースがかなり残っていて、《かがやくリザードン》を相手にしていると先にサイドを取られてしまうときは全力でベンチにいるサイドを2枚取れるポケモンを狙いましょう。
・《ピィ》を避けられないときは無理して攻撃せず、倒されてもサイドを1枚しか取られないポケモンをバトル場に出す
こちらがベンチのポケモンを呼べずに《ピィ》を避けられないシーンも多々あると思いますが
相手もこちらのベンチポケモンを呼びながら《エネルギーつけかえ》を2枚引いて進化するハードルはかなり高いことから、《ピィ》を無理にきぜつさせようとせず、1ターン盤面を作るターンにしたほうが勝ちやすかったです。
もちろん相手が全部持っていて裏目になる可能性もありますが、その場合はそもそも《ピィ》をきぜつさせても先に2-2-2でサイドを取られているため勝っていません。
こうしたケースであれば、こちらもサイドを1枚しか取られないポケモンをバトル場に出してターンを返すことで相手がサイドを2枚取るハードルを上げることができます。
【ライコポン】の負けパターン
・先に攻撃されて2-2-2の進行を取られる
これは単純に《オーリム博士の気迫》を引けず、先に「ロストインパクト」から入られる試合です。
相手が止まらないと基本的に勝てません。
・《ピィ》を避けられず、こちらがサイドを1枚取った返しに「ロストインパクト」→「ロストインパクト」→「かえんばく」でサイドを取られる
これも上記と似ていますが《ピィ》を避けられず、《レジドラゴVSTAR》から入られるとかなり厳しい試合になります。
・《かがやくリザードン》が避けられず、2-2-2でサイドを取れない
途中で挟まれる《かがやくリザードン》を避けることができず、こちらが2-1-2-2あるいは2-2-1-2とサイドをとりきるのに4ターンかかってしまうケースです。
これも先に2-2-2でサイドを取られて負けてしまいます。
・《ナンジャモ》を使われて、何も引けず攻撃できないターンが出来る
山札を作り切る前に《ナンジャモ》を使われて《オーリム博士の気迫》が引けず、攻撃できないままターンを返してしまうタイミングができることです。
単純に相手が2回連続でサイドを2枚ずつ進めるため、サイドレースで勝てなくなってしまいます。
意識することやテクニックなど
では次に、考えていることやちょっとしたテクニックを紹介していこうと思います。
【レジドラゴ】目線
【レジドラゴ】の勝ちパターン
・「トライフロスト」×2ルート
基本的には狙えないが、相手の盤面が「トライフロスト」×2でサイド6を取り切れる盤面なら狙えるルート。
構築的に《崩れたスタジアム》が入っていないことの方が多いため、決められるなら最速でサイドを取り切れる。
ただ、最近はあまり入っていないものの《勇気のおまもり》には注意が必要。
【レジドラゴ】の負けパターン
・《レジドラゴV》スタートで2-2-2を取られる
《レジドラゴV》だけ、サイドを2取られるポケモンかつにげるエネルギーが2個のため、簡単ににげることができません。
スタートしてしまってにげられないと相手にリソースを残されたまま、サイドを2枚取られてしまいます。
意識することやテクニックなど
次に、対戦中考えていたことやちょっとしたプレイングについて解説します。
もしかしたらそういうプランがあったのかとなるケースがあるかもしれません。
・《ピィ》は全力でバトル場に出す
エネルギーの手貼り権を使わなくてもバトル場に出します。
序盤にベンチポケモンを呼ぶことが一番厳しいため、このタイミングで相手にサイド1枚のポケモンを押し付けられるかどうかでかなり勝率が変わります。
さいごに
いかがだったでしょうか?
一つの対戦について書くということが初めてだったのでうまく書けているか分かりませんが、これからも環境デッキについての精査をしていこうと考えています。
とても励みになりますので、ぜひ意見や反応いただけると嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました!