盛り沢山のトレカ・イベント情報ならドラゴンスター

総合トップ よくある質問 ご利用ガイド
  • メニュー

    MENU

  • TOP
  • コラム一覧
  • ナイトワンダラー環境を駆け抜けろ! トドロクツキex+ダークライVSTAR! | なかねのポケラボ

2024.7.13

ナイトワンダラー環境を駆け抜けろ! トドロクツキex+ダークライVSTAR! | なかねのポケラボ

1221 2
ナイトワンダラー環境を駆け抜けろ! トドロクツキex+ダークライVSTAR! | なかねのポケラボ
目次

はじめに

アローラ! なかねです。


いきなりですが皆さん、ナイトワンダラー環境楽しんでいますか?


《ヨノワール》《キチキギスex》などの優秀なポケモンに加え、《夜のタンカ》といった汎用的なトレーナーズが収録されたことから様々なデッキタイプが強化されていますよね。

《リザードンex》のデッキはこれまでと戦い方が大きく変化していますし、個人的には発見が尽きない環境として様々なデッキを触って楽しんでいます。


あと、《キチキギスexがほんとうにいい!

ナイトワンダラーで新たに登場した「ともっこ」のうちの1匹。

特性の「さかてにとる」が非常に強力で、前のめりなデッキにありがちな息切れを防止してくれる。
加えてワザも強力ときており、うっかりサイドを取り切ることも少なくない。

最近は大会に出るとみんなが「さかてにとって」いる気がする。

持っていない人はこの機会に検討してみては?

また、8月に開催される世界大会は現在と同じカードプールで開催されるため、競技的な目線ではそちらも目が離せません。

どんなデッキが活躍するか今から楽しみです。


さて、今回のポケラボではそんな「ナイトワンダラー」でひっそりと強化された《トドロクツキex》《ダークライVSTAR》のデッキを紹介したいと思います。


新カードによる強化に加えて、環境的にもちょっぴり立ち位置がいい前のめりなデッキです。

今回は採用カードの解説とデッキのプレイ方針などを中心に、サクッと楽しんでいただけたらと思います!


それではどうぞ!

レジドラゴが強い!?

《トドロクツキex》のデッキ紹介をする前に、ナイトワンダラー」環境で新たに脚光を浴びた《レジドラゴVSTAR》デッキについて軽く紹介をしておきます。


なんでいきなりレジドラゴ? と思ってしまうかもしれませんが、実は今回紹介する《トドロクツキ》仮想敵がこの《レジドラゴVSTAR》なのです。

《レジドラゴVSTAR》自体は《オーガポンみどりのめんex》が登場してからまれに姿を見かけるデッキタイプではありましたが、ナイトワンダラー」で《キュレム》《キチキギスex》が登場したことによってデッキの持つポテンシャルが最大限発揮されています。


《ドラパルトex》のワザ「ファントムダイブ」を序盤から使いつつ、《キュレム》のワザ「トライフロスト」を構えることでこれまでの環境の顔であった《リザードンex》《サーナイトex》と互角以上に戦うことができるようになりました。

また、中盤以降では《キチキギスex》がかなりいい働きをしており、《ミュウex》などと合わせて《エネルギーつけかえ》《ボスの指令》といった要求を満たす手助けをしてくれます。


「ナイトワンダラー」環境では文句なしのTier1デッキです。

サンプルリスト

そんなレジドラゴのサンプルレシピはこちら!


かがやく枠は《かがやくリザードン》だったり《かがやくゲッコウガ》が多い気がします。

3

4

3

2

1

1

1

1

1

1

1

4

4

4

4

2

1

1

1

1

4

3

3

6

3

デッキリスト

それではここからは《レジドラゴVSTAR》の採用カードを解説……


ではなく、本題の《トドロクツキex》《ダークライVSTAR》デッキの紹介です。

まずはデッキリストから!


デッキコード→FVdVkF-lyBSFr-F5bV1f

3

1

1

1

1

1

1

2

1

4

4

4

4

4

2

2

2

1

1

1

4

1

1

3

7

3

上記のリストからも分かる通り、今回のデッキはかなり前のめりな60枚になっています。


というのも、《レジドラゴVSTAR》などのVSTAR系統のデッキは進化をするというステップがあるため、それ以前から攻撃することでサイドを取り進めるテンポで勝負することができるのです。

そのため、今回のデッキではじゃんけんに勝ったら後攻を選択し、1ターン目から《トドロクツキex》で攻撃を仕掛けることを目標にしています。


もちろん先攻を取って2ターン目から攻撃するというアプローチもありますが、そうすると今度は《タケルライコex》などのたねex系統のデッキに競り負けてしまうため、今回は後攻に寄せた構築として以降の解説を読み進めていただければと思います。

採用カード解説

ポケモン

ここからは採用カードの解説です!

まずはアタッカーとなるポケモン達から!


《トドロクツキex》 3枚

《ダークライVSTAR》 1枚

《ダークライV》 1枚

《トドロクツキ》 1枚

《ハバタクカミ》 1枚


基本的には《トドロクツキex》でガンガンサイドを取り進めていくため、それ以外のアタッカーの採用枚数を絞った構成です。

しかし、2進化exやロストギミック中心の対面では《夜のタンカ》を用いて《ハバタクカミ》《トドロクツキ》を複数回押し付け、長いターン数を戦うことを目標にします。


特筆するべき点としてはやはり《ダークライVSTAR》のVSTARパワーがあげられます。

ACE SPECの再利用やアタッカーへのエネルギー供給、《キャンセルコロン》《プライムキャッチャー》の合わせ技などかなり出来ることが多く強力な特性となっています。


《ダークライVSTAR》を採用しない構築もありますが、個人的にはデッキの持つ最大値を伸ばすポケモンとしてとても評価しています。




続いて、デッキを回す上で欠かせないサポートポケモンたちです。

《イキリンコex》 2枚

《ミュウex》1枚

《キチキギスex》 1枚

《かがやくゲッコウガ》 1枚


1ターン目からたくさんの手札を使う都合上、《イキリンコex》の特性からゲームをスタートするパターンがほとんどのため2枚。

その他のポケモンは前のめりデッキ御用達、という感じで中盤以降の手札干渉に対して強い耐性を持たせてくれます。


また、《アンズの秘技》《ダークパッチ》と合わせて《キチキギスex》がワザを使うことも出来るため、選択肢として覚えておきましょう。

グッズ&スタジアム

デッキを回して盤面にエネルギーを供給するグッズはいずれも最大枚数の4枚を採用しています。


欲張っていずれかの枚数を減らしたくなる気持ちもあるのですが、デッキの性質として上から引いたカードをどんどん使っていくため、こういったカードたちは4枚採用するのがオススメです。




《夜のタンカ》 2枚

《ともだちてちょう》 1枚

《ポケギア3.0》 2枚

《ポケストップ》 3枚


新たに登場した《夜のタンカ》は非常に強力で、《ポケストップ》《イキリンコex》トラッシュしたカード達を状況に応じて再利用することができます。


今回は後攻1ターン目から攻撃するためにサポートを使いたいため、《トレッキングシューズ》ではなく《ポケギア3.0》を採用しています。


《ポケストップ》は非常に強力ではあるのですが、《ロストスイーパー》と組み合わせない場合、余剰分が手札でダブつき、《ミュウex》の特性を妨げてしまうことが多々あることから3枚のみの採用です。




グッズ枠の最後は、

《いれかえカート》 2枚

《プライムキャッチャー》 ACE SPECのため1枚

《キャンセルコロン》 1枚

の紹介です。


《いれかえカート》は新弾の《モモワロウex》と比較することが多いのですが、今回はベンチ枠の都合でこちらを採用しています。


ACE SPECは言わずもがな《プライムキャッチャー》で、《キャンセルコロン》《ダークライVSTAR》の特性も絡めて最速でゲームを決めにいく構成です。

サポート

サポートは以下の組み合わせで採用しています。

《オーリム博士の気迫》 4枚

《アンズの秘技》 1枚

《ボスの指令》 1枚


今回は通常のオーリム4枚体制に加え、新たに登場した《アンズの秘技》を採用しています。


カード単体のスペックとしては強力で、トラッシュにエネルギーがなくても使用可能な点はプレイの選択を広げてくれます。

ただやはり《オーリム博士の気迫》と比較すると使い道が限られてしまうため、今回は1枚のみの採用です。

エネルギー

エネルギーは7:3での採用です。


《かがやくゲッコウガ》のワザ「げっこうしゅりけん」を積極的に狙っていくため、サイド落ちを考慮して3枚目の水エネルギーを採用しています。

また、悪エネルギーは複数のアタッカーを育てるギリギリのラインとして7枚分枠を取っています。

先攻を取る場合のチューニング

採用カード解説の補足として、先攻を取る場合のチューニングについても述べておきます。


こういった前のめりなデッキで先攻を取る場合、以下のメリットに着目して構築をするのがオススメです。

・手札からエネルギーを1枚多くつけることができる

・ターン1回の特性を相手より多く使うことができる

・進化ポケモンを相手より早く使うことができる


例えば、《かがやくゲッコウガ》の特性「かくしふだ」や《ポケストップ》の効果は先攻1ターン目から使用することで最大限の価値を得ることが出来ます。

そのため、それらのカードにアクセスする手段として《トレッキングシューズ》の採用を検討してみてください。


一方で、先攻1ターン目にはサポートを使う権利がないため、《ポケギア3.0》などの評価は後攻に寄せた構築と比べると少し下がってしまいます。


ですので、今回の構築を先攻を取る形にカスタマイズする場合は、

 《ポケギア3.0》

 ・《イキリンコex》

の枚数を調整して、

 ・《トレッキングシューズ》

 ・《ポケストップ》

の増量を試してもらえればと思います。

基本的なプレイ方針

最後はこのデッキのプレイ方針について解説をさせてください。


このデッキをプレイする上で意識して欲しいのはベンチ枠の管理になります。

序盤と中盤以降に分けて説明するため、順番に読んでいただければ幸いです。

序盤の展開

まずは後攻1ターン目で目指す盤面になります。

対面は仮想敵として紹介した《レジドラゴVSTAR》デッキとしましょう。


後攻1ターン目からバトル場のポケモンを倒すことが目標のため、《イキリンコex》《かがやくゲッコウガ》の特性を利用しながら《オーリム博士の気迫》などのサポートを探していきます。

※空いた1枠はエネルギー加速先の古代のポケモンであればOK


仮にサポートに触れられなかった場合でも、《ダークパッチ》を複数枚使用することで《トドロクツキex》を作ることが出来るため、こちらのバトル場の理想は逃げるエネルギーが0の《ミュウex》となります。

加えて、次ターン以降の展開を見据え、《ダークライV》まで用意できればバッチリです。

ベンチの価値を保つために

後攻1ターン目にアタッカーを用意し、サイドを取ることができた場合はイージーゲームになることも少なくありません。


しかし、仮にそのままバトル場の《トドロクツキex》が倒されしまった場合はこちらも後続のアタッカーを用意する必要があります。

そこで重宝するのが《ダークライVSTAR》《キチキギスex》の特性です。

特性を使用する順番の一例は以下のイメージです。

《ミュウex》「リスタート」《キチキギスex》「さかてにとる」《かがやくゲッコウガ》「かくしふだ」《ダークライVSTAR》「スターアビス」


《ダークライVSTAR》の特性は非常に強力であり、デッキから引いてきたカードに合わせてグッズを回収することが出来ます。

しかし、闇雲に使用すると、次ターン以降に手札干渉と合わせてアタッカーを倒された場合に置物の《ダークライVSTAR》が出来上がってしまうため、なるべく温存しておくのがベンチの価値の観点でも良いです。


また、このデッキは自分の《ナンジャモ》などによって手札が能動的に減ることが無いため、基本的には《ミュウex》の特性から使い始めて問題ありません。

ここに《オーリム博士の気迫》まで合わさると手札が10枚近く増えるため、とても楽しいことを事前にお伝えしておきます。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!


「ナイトワンダラー」で強化された「トドロクツキ+ダークライ」はいかがだったでしょうか。

《イキリンコex》《ポケストップ》、そして《キチキギスex》を組み合わせたギミックはこういった前のめりなデッキではよく使われるので、お気に入りのデッキにも是非採用を検討してみてください。


次回の更新は拡張パック「ステラミラクル」の新カードをフィーチャーしたデッキ紹介になりそうです。

新カードリストも公開されたので、いいデッキを紹介できるよう準備しておきます。


それでは、次回のポケラボでお会いしましょう!

面白かったらシェアしてね!

いいね数いいね!

このコラムのライター

なかね

なかね