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2024.4.27

おまつりおんど について | 今津の研究

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おまつりおんど について | 今津の研究

おまつりおんど

目次

はじめに

 みなさんこんにちは! 今津です。


 新弾「変幻の仮面」が発売され、気になっているカードがたくさんあり、色々試す日々を送っています。


 今回はその中でも、「変幻の仮面」で新しく登場したデッキである【おまつりおんど】について、いろいろ考えてきたのでコラムに書いていこうと思います。

【おまつりおんど】について

 【おまつりおんど】というデッキは、特性「おまつりおんど」を持つポケモンをメインアタッカーとしたデッキです。


 特性「おまつりおんど」は、《お祭り会場》が場に出ていると持っているワザを2回連続で使うことができるという特性です。

キーカード

《カミッチュ》

特性
おまつりおんど
場に「お祭り会場」が出ているなら、このポケモンは、持っているワザを2回連続で使える。(1回目のワザで相手のバトルポケモンがきぜつしたなら、次のバトルポケモンが出たあと、2回目のワザを使う。)

ワザ
ともだちのわ20×
自分のベンチポケモンの数×20ダメージ。

━━━━━━━━━━

メインアタッカー。
しっかりと準備すれば攻撃するたびサイドを取ってくれる。

倒されてもサイドを1枚しか取られない点とワザに必要なエネルギーが1つで攻撃しやすいのが特徴。
《バチンキー》

特性
ドンドンだいこ
自分のバトルポケモンが特性「おまつりおんど」を持つポケモンなら、自分の番に1回使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。

ワザ
たたく50

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特性「おまつりおんど」を持つポケモンがバトル場にいれば
実質1進化で、複数体いればその数だけ効果が使用できて、倒されてもサイドを1枚しか取られない《ピジョットex》
《お祭り会場》

エネルギーがついているおたがいのポケモン全員は、特殊状態にならず、受けている特殊状態は、すべて回復する。

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「おまつりおんど」を発動させるために必要なスタジアム。

今の環境的には効果を使えるといった場面はあまり多くなさそう。

デッキを組むときに考えること

1.弱点を突けないポケモンに対してどうやって火力を出すか

 《リザードンex》のような草弱点のポケモンに対しては何もしなくても最大で400ダメージを出すことができますが、弱点を突けないと200ダメージしか出すことができません。


 しかし、持っているワザを2回連続で使えるという希少な特性のおかげで他のポケモンよりも打点を上げるカードを上手く使うことができます。


 例えば、《げんきのハチマキ》をつけると通常10ダメージしか上がりませんが、2回攻撃するので合計20ダメージ上げることができます。


 この特徴を活かして大型のポケモンもきぜつさせることができる打点を出していきます。

2.特性ロックに対して

 【おまつりおんど】というコンセプトは、他のデッキよりも特性ロックに対して弱いという特徴があります。


 と言うのも、現環境の特性ロックの代表格といえば【ルギア】や【サーナイト】の《ハバタクカミ》ですが

 《カミッチュ》の「おまつりおんど」がなくなってしまうと、バトル場に「おまつりおんど」をもつポケモンがいないため《バチンキー》の特性も使うことが出来なくなってしまいます。


 そのため、《バチンキー》に頼りきった構築ではなく、他にもデッキを回せるカードが必要になると思われます。

デッキレシピ

4

4

3

3

1

1

1

2

1

4

4

1

2

1

1

1

1

1

2

1

4

2

1

1

2

1

4

6

 新弾のカードをたくさん使って組んでみました。


 《バチンキー》の特性で好きなカードを持ってくることができ、カスタム性も高いだけでなく、見た目以上にパワーも高いため、競技シーンでも見かけることがありそうです。

採用カード解説

ポケモン

《カミッチュ》

 メインアタッカー。

 基本的に《カミッチュ》でしか攻撃しない。


《バチンキー》

 実質1進化の重複する「マッハサーチ」

 今までの非V、exのデッキと違い、場面ごとに欲しいカードを簡単に持ってくることができ、継戦能力が高い。


《ビーダル》

 《ハバタクカミ》を出されてもドローできるポケモン。

 もちろん、その他の対面でも《ピジョットex》《ビーダル》のような使い方ができるため優秀。


《ピィ》

 後攻1ターン目の選択肢。

 逃げエネが2以上のたねポケモンがいないため使いやすい。

グッズ

《むしとりセット》

 草ポケモンと草エネルギーを持ってくることができるグッズ。

 アタッカーとシステムポケモンが草タイプで構成されているため相性がいい。


 このグッズを採用しない場合、《カジッチュ》ドラゴンタイプに変えたほうが良いかも。


《キャンセルコロン》

 《ハバタクカミ》対策。

 《ボスの指令》等でベンチと入れ替えても、1回目のワザできぜつさせた後に出てくると特性が止まってしまい、2回目のワザが使えなくなってしまうので採用。


《改造ハンマー》

 【ルギア】対策カード。

 主に《レガシーエネルギー》をトラッシュするために採用。

ポケモンの道具

《げんきのハチマキ》

 単体で220、《スグリ》と合わせて280ダメージまで出すことができる。


 《ルギアVSTAR》《ギラティナVSTAR》のような《マキシマムベルト》が対象外となるHP280のVポケモンを1回の自分の番できぜつさせられる点が優秀。


《マキシマムベルト》

 単体でexポケモンに対して300ダメージまで出すことができる。


 《スグリ》と合わせることで360まで見ることができ、ほぼすべてのポケモンをきぜつさせられるようになる。

サポート

《スイレンのお世話》

 きぜつさせられたポケモンとエネルギーを簡単に回収できる。

 《すごいつりざお》と違い手札に加わるため、攻撃へのハードルが低い。


《スグリ》

 自分のポケモンを入れ替えたり、相手のV、exポケモンに対してダメージを上げることのできるカード。

 《ビワ》でトラッシュされない入れ替えという役割と打点上昇が2回連続のワザと相性が良い。


《シマボシ》

 運は絡むものの、《マキシマムベルト》《ともだちてちょう》、2回攻撃に欠かせない《お祭り会場》などを山札に戻すことができるカード。

 戻したカードを《バチンキー》《ビーダル》で簡単に手札に加えることができるため使いやすい。

環境デッキへの立ち回り方

リザードン

 このマッチは基本的に《リザードンex》ではなく、《ピジョットex》で攻撃される試合になります。

 (《リザードンex》で攻撃されたらものすごく楽な試合になると思います)


 なので、《ピジョットex》を倒せるように、《げんきのハチマキ》《スグリ》《マキシマムベルト》を使って倒していきます。


 余裕のあるマッチアップですから、しっかりと盤面を作ることを意識しましょう。

ロストバレット

 《マナフィ》《ジラーチ》を置かないといけないので厳しいマッチです。

 さらに最近では《キャンセルコロン》などが入っている早いロストが出てきており、《マナフィ》を置いていても安心できない状態になってしまっています。


 基本的には《カミッチュ》《げんきのハチマキ》をつけて《ウッウ》まできぜつできるようにして攻撃していきます。


 いつ《テツノカイナex》で攻撃されても返せるように《スグリ》《マキシマムベルト》は大事にしましょう。

ルギア

 いかに《ルギアVSTAR》を1ターンで倒せるかが大事なマッチアップです。

 exポケモンではないため、《マキシマムベルト》の打点上昇ができないので《げんきのハチマキ》《スグリ》が必要になります。


 両方準備できないターンはできるだけベンチの《アーケオス》など倒せるポケモンを倒していき、《シマボシ》《ともだちてちょう》《げんきのハチマキ》《スグリ》を2回打てるようにしましょう。


 《ハバタクカミ》がいつ出てきてもいいように《ビーダル》を育てておき、《キャンセルコロン》を使うことを狙います。

サーナイト

 このマッチは《ハバタクカミ》《キャンセルコロン》を当てるゲームになりがちです。


 相手アタッカーのHPが基本的には低いことが多いので、簡単にサイドを進める事ができます。


 《サーナイトex》も1回でも特性を使って攻撃してこようものなら《マキシマムベルト》をつけることで倒すことができ、《ハバタクカミ》をきれいに返すことができれば有利に立ち回ることができます。

ロストギラティナ

 【ロストバレット】と同じく《マナフィ》《ジラーチ》を置くマッチです。


 【ロストバレット】と違い、《キャンセルコロン》が入っていないレシピが多いため、そこまで厳しいイメージではありません。


 最近は《アンフェアスタンプ》が流行っているため、盤面ができていない状態でサイドを取りにいくと取り返しのつかないような事態になる可能性があるので、しっかりと盤面を作ってから戦うことを意識しましょう。

パオジアン

 【パオジアン】に対しては《マナフィ》を2枚出して戦うことで《キャンセルコロン》+「げっこうしゅりけん」を打たせないようにします。


 順当にサイドを取っていけば有利に立ち回ることができますが、《テツノカイナex》を処理できないと一気にサイドを進められてしまうので、いつでも《テツノカイナex》を倒せるように準備しておくと勝ちやすいです。

カビゴンLO

 《シマボシ》《ともだちてちょう》《スグリ》をひたすら使い回すマッチです。

 《シマボシ》《スグリ》《ビワ》《野盗三姉妹》の効果でトラッシュされないことから、時間はかかりますが勝ちやすい相手です。


 《ヒーローマント》《まけんきチョッキ》をつけられると1ターンで倒せなくなるので【カビゴンLO】を厚くみるなら《ロストスイーパー》なども候補に入ってくると思います。

おわりに

 いかがだったでしょうか?


 私自身、非V、exが好きなこともあり、かなり気に入っています。

 厳しいデッキももちろんありますが、それ以上に楽しいデッキですので、この記事を読んで少しでも興味を持たれたら使ってみてもらえると嬉しいです。


 今後もポケモンカードに関する記事を投稿していくのでまた見てもらえると嬉しいです。

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このコラムのライター

今津

今津