はじめに
みなさんこんにちは!今津です。
今回は、私が密かに注目している「クリムゾンヘイズ」に収録されているカード、《テツノイバラex》について、強みと弱み、採用したデッキについて考察していこうと思います。
《テツノイバラex》
特性
イニシャライズ
このポケモンがバトル場にいるかぎり、おたがいの場の「ルールを持つポケモン」(「未来」のポケモンをのぞく)の特性は、すべてなくなる。
ワザ
ボルトサイクロン140
このポケモンについているエネルギーを1個選び、ベンチポケモンにつけ替える。
強み
・お互いの場の「ルールを持つポケモン」(「未来」のポケモン以外)の特性をなくす特性「イニシャライズ」を持つ。
環境にルールを持つポケモンの特性に頼っているデッキが多く、《テツノイバラex》を出すだけで数ターン稼げるようなゲーム展開になることがある。
影響を受ける主なポケモン
環境でよくみかけるこれらのポケモンたちの特性を全てなくすことができる。
・ワザを使うためのエネルギーが雷無無と緩く、様々なデッキに採用しやすい。
雷エネルギーが1枚で良く、ロストなどにも採用しやすい。
・環境に雷弱点のHP280のポケモンが多い。
ワザのダメージは140と少々心もとないが、《ルギアVSTAR》や《ピジョットex》など、環境にHP280の雷弱点のポケモンが多く、アタッカーとしても役割を持たせやすい。
弱み
「クリムゾンヘイズ」環境
作成デッキ
テツノイバラ単
《テツノイバラex》の特性を最大限強く使おうとしたレシピ。
【ルギア】と【カビゴンLO】に対して強く出ることができる形になっている。
《テクノレーダー》よりも《ネストボール》を採用している理由としては
・そもそも1匹目が簡単に突破されるデッキには不利なこと
・積極的にトラッシュしたいカードが多くないデッキであること
これらが大きなウェイトを占めております。
【ルギア】
相手は特性「アッセンブルスター」を使うことができず、1ターンに1回ずつしかエネルギーを貼ることができないため《ルギアVSTAR》や《チラチーノ》が高いダメージで攻撃するためには大量のターンが必要になる。
こちらは2回の手張りで攻撃していくことができ、《ルギアV》や《ルギアVSTAR》が雷弱点なこともありサイドを取っていくことができる。
また、《ガチグマ アカツキex》の特性「ろうれんのわざ」を失い、ワザを使うには5つのエネルギーを必要とする。
「アッセンブルスター」が使えない状況では、そもそも《アーケオス》をベンチに出せず、特性「プライマルターボ」による加速なしでは到底間に合わないため、有利に試合を進めることができる。
ロスト+テツノイバラ
既存の強いデッキタイプであり、エネルギーの色の相性が良い【ロストバレット】に《テツノイバラex》を組み込んだ形。
あまり不利なデッキがなく、様々なデッキに対して対等以上に戦える形。
ミライドン+テツノイバラ
さいごに
いかがだったでしょうか?
特性に頼っている環境であることもあり、練習段階からかなり《テツノイバラex》のカードパワーの高さは感じていました。
今後、雷エネルギーが入っているデッキからはいつ飛んで来るかわからないので、詰んでしまうデッキなどは警戒が必要になりそうです。