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2024.3.15

Vol.81「殿堂施行! 新環境有力デッキ総まとめ」 | yk800のPick Up Deck!!

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Vol.81「殿堂施行! 新環境有力デッキ総まとめ」 | yk800のPick Up Deck!!
目次

はじめに

 これまで環境トップのデッキとして活躍していた【フィオナアカシック】や水闇【ヴォゲンム】のキーパーツが一気に殿堂入り。


 直近では活躍が落ち着いていた水闇自然【CRYMAX ジャオウガ】も鋭角なフィニッシュ手段を失いました。


 《「本日のラッキーナンバー!」》も水火【マジック】を筆頭に、ループデッキからビートダウンまで様々なデッキの在り方に影響を及ぼす殿堂でした。


 環境3トップと目されたデッキが一挙に2つ脱落し、最強格だった水火【マジック】はダメージを受けつつも根幹部分は存続。


 今回は殿堂入り後に活躍しそうなデッキを、大きく三すくみの相性関係を形成する「ビートダウン」「アンチビートダウン」「コンボ/ロック」の3タイプに分けて紹介していきたいと思います!

ビートダウン

 3〜4ターン目にゲームを決着させうる打点を形成し、押し切りを狙うデッキ群。


 とはいえ、攻め手側に合わせて受け札もインフレの一途を辿る現代デュエル・マスターズでは「単に3ターンリーサルを組める可能性がある」というだけではイマイチ押しが足りません。


 安定して早期に勝利できる速度と再現性の高さはもちろんのこと、ある程度の受け札ケアや妨害手段、継戦能力の高さといったトータルスペックの高さも現代ビートダウンには欠かせない要素になってきています。


 序盤にやりたいことが多く、とにかく動きがタイトなので、メインステップでリソース源となるカードをプレイしてそのまま攻撃ステップに展開を作れる侵略・革命チェンジ戦略が現在の主流。環境でもトップクラスのデッキパワーを持つ水火【マジック】はその集大成ともいえるデッキで、新殿堂後も活躍が期待されています。

水火【マジック】

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 前環境の覇者、水火【マジック】が失った戦力は《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》ただひとつ。


 メインギミックとなる革命チェンジ2種や《瞬閃と疾駆と双撃の決断》といったパーツには一切手が加わっていないためデッキとしての強みはほぼまるまま存続。


 その一方で、呪文の受け札をケアする手段がなくなった点や、「とりあえず《芸魔陰狐 カラクリバーシ》で走り出してみてからトップドローが繋がればそのまま突貫・無理でもナンバーで相手のキーパーツを止めて1ターン様子見」といった柔軟な動きが出来なくなるため、ゲーム展開への影響は見た目以上に小さくないと思われます。


 サンプル構築では次環境で数を戻しそうな《ボン・キゴマイム》を増量しています。通りの悪い水闇【ヴォゲンム】や【フィオナアカシック】が環境から姿を消すため、ミラーも含めて多くのデッキに影響力を発揮できるメタクリーチャーとして注目されています。


 水火【マジック】のカウンターデッキとして有力な闇自然【アビス】や水闇【COMPLEX】対面でも活躍が期待できる1枚です。

水闇火【バイク】

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 水火【マジック】の躍進によりビートダウンデッキが相対的に数を減らす中、最近少しずつ入賞数を増やしているのが水闇火【バイク】。


 現時点では《異端流し オニカマス》《影速 ザ・トリッパー》を絡めてメタビート気味に立ち回りつつ、侵略ギミックを駆使して早期に打点の圧を掛けて相手のトリガーはこちらの《終末の時計 ザ・クロック》《忍蛇の聖沌 c0br4》で受けてケアする、古き良き水火【バイク】に近いプレイ感の構築が主流です。


 《超次元の王家》《絶速 ザ・ヒート》などの手札を減らさない侵略元や、破壊されたメタクリーチャーや4コストに集中する侵略元を蘇生しつつ状況次第で除去役も担う《アーテル・ゴルギーニ》などを駆使して、リソース戦もある程度戦っていけるのは好印象。


 《奇天烈 シャッフ》で呪文を止めながら戦ったり、《偽りの希望 鬼丸「終斗」》で盤面の取り合いもこなせたりと、対応できる相手はかなり広範に渡る印象です。


 水火【マジック】ほど各カード間のシナジーが強くないためややぎこちない印象はあるものの、《アーテル・ゴルギーニ》のおかげでメタクリーチャーを完全に除去できたり、《奇天烈 シャッフ》を無理なく使っていけたりといった要素は水闇火【バイク】が優位を主張できる点でしょう。

アンチビート

 強烈な盤面制圧能力や豊富な防御手段で相手の攻め手を通させない、ビートダウンデッキへの耐性に優れたデッキ群です。


 特に次期環境でもトップクラスのデッキパワーを維持しそうな水火【マジック】へのカウンターパートとして、環境最初期に台頭してくることが予想されるグループでもあります。


 【フィオナアカシック】や水闇【ヴォゲンム】といった苦手な相手が殿堂施行で勢いを落とし、《「本日のラッキーナンバー!」》がプレミアム殿堂入りすることで十把一絡げに受け対策できる手段がなくなるため、カウンター性能に優れたデッキを止める手段が限られるのも大きな追い風となりそうです。

闇自然【アビス】・闇単【アビス】

闇自然【アビス】

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闇単【アビス】

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 対水火【マジック】性能が高いだけでなく、能動的に勝ち手段を押し付けるパワーにも長けているため、次環境でもかなりの有力候補と目されている【アビス】系デッキ2種。


 闇自然【アビス】は最速で3ターン目から大量のアビスを並べられる圧倒的な盤面構築能力が最大の魅力。


 十分に状況を制圧した後はそのまま暴力的な打点で押し切るのはもちろん、ハンデスで相手のリソースを枯らしてからじわじわ追い詰める芸当も難しくありません。


 闇単【アビス】は闇自然ほどの爆発力はないものの、《ブルーム=プルーフ》によるメタを《邪龍 ジャブラッド》で維持したり、《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》で相手のテンポを崩したりといった闇文明らしい立ち回りが持ち味。


 《アビスベル=ジャシン帝》が安着すれば、墓地からのアビスラッシュを無数に繰り出して一気にリーサル打点を組み上げられます。


 どちらも今回の殿堂入りの影響をまったく受けておらず、苦手としていた【フィオナアカシック】や水闇【ヴォゲンム】、火自然【アポロヌス】まで環境から姿を消して一気に立ち位置が良くなると予想されているデッキです。


 どちらが優れているかは微妙なところですが、どちらかといえば早いターンに能動的な展開を形成できる闇自然【アビス】の方が早い段階での活躍が見られそうです。

水闇【COMPLEX】

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 そのトリガー率、驚異の50%超え! まっすぐ殴ってくるだけの相手をたやすく絡め取る、現代版のトリガービートです。


 置いておけば自動的に動き出す生きた時限爆弾・《DARK MATERIAL COMPLEX》はこのデッキにとって理想的なフィニッシャー。


 問答無用のワールド・ブレイクを叩き込みつつ、攻撃時の踏み倒し能力で《奇天烈 シャッフ》《同期の妖精》を添えれば生半可な受け手段では止まりませんし、仮に止められたとしても返しの逆リーサルは豊富なトリガーでバッチリ受け止められます。


 得意と不得意がかなりハッキリしたデッキで、ビートダウンしてくる相手には非常に強く出られる反面、シールドをブレイクしない・あるいは完全にケアして勝利できるコンボデッキはかなりやりづらい対面。《奇天烈 シャッフ》《ボン・キゴマイム》などのメタ手段と《DARK MATERIAL COMPLEX》が噛み合えば十分に戦えますが、基本的には不利な相手と考えてよいでしょう。


 個人的に面白いと感じているのは、《アクア忍者 ライヤ》を採用して水1マナで何度でも《DARK MATERIAL COMPLEX》のカウントを進められるようにしたアプローチ。


 5ターン前後での勝利を狙ってくるゆっくりとしたコンボデッキ相手には、先に打点を押し付けての勝利を狙えるのが最大のウリでしょう。ある種のコンボ的なプランが加わることで、本来の相性関係を変化させたり、相手の意識するゲームレンジからズラすことで対策を機能させなくしたり、といった効果が期待できます。


 とはいえ、《アクア忍者 ライヤ》の使い道は非常に限られます。そもそも低いデッキ内カードパワーの平均値をさらに下げるカードではあるので、扱いはより繊細になりそうです。

光自然【巨大天門】

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 防御性能に優れたコンセプトを有しつつ、《スターゲイズ・ゲート》《闘門の精霊 ウェルキウス》《∞龍 ゲンムエンペラー》の3枚が揃えば最速4ターン目に《∞龍 ゲンムエンペラー》ロックを仕掛けられるコンボギミックも強力な【ヘブンズ・ゲート】系デッキの最有力候補。


 《巨大設計図》とデッキの噛み合いが非常に良く、先述した3種のカードだけでなく、初動ブーストとなる《閃光の神官 ヴェルベット/フェアリー・パワー》《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》まで獲得可能。


 その《フェアリー・パワー》《ギャラクシー・チャージャー》も手札を減らさない・あるいは増やしながらマナを加速できるため、《ヘブンズ・ゲート》を使う際にネックとなるリソース面をバッチリカバーできているのが大きな特徴です。


 また、《∞龍 ゲンムエンペラー》ロックは現環境トップ層の水火【マジック】や【アビス】系のデッキに対して極めて有効。その他にも多くのデッキがこのカード1枚で機能停止してしまうため、「早期に《∞龍 ゲンムエンペラー》ロックを仕掛けられる」という一点だけを見てもこのデッキを使う価値があります。

コンボ・ロック

 特殊な勝利手段を用いる、強烈なロック能力を持つ大型フィニッシャーを早期に踏み倒す、追加ターンを連続で獲得して勝ち切るなど、受け手段を無視・あるいは封殺して勝ち切ることを目指すデッキ群です。


 そのコンセプトからわかるとおり、中低速の受けを主体としたデッキに対して有力なアーキタイプ。速いデッキを止めにきたアンチビートが環境の中心に移行すれば、活躍が期待できるグループと言えるでしょう。


 再現性・速度・防御力の3要素を高い水準で兼ね備えていた【フィオナアカシック】は今回の新殿堂でかなりの痛手を被り、後継となるデッキは現時点で不在。残るデッキはどれもいずれかの要素に不安を持っている印象。果たして次の「代表選手」は現れるのでしょうか。

光水火【ゴスペル】

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 2ターン目、3ターン目と連続で手札を引いて捨てる(ルーター)呪文を使い、墓地に多量の呪文を確保。墓地の呪文枚数に応じて大幅にコスト軽減された《水晶の王 ゴスペル》《キリモミ・ヤマアラシ》でスピードアタッカーにし、アタックトリガーを早期に活用することを目指すコンボデッキです。


 《キリモミ・ヤマアラシ》は1マナを支払い自身の効果で1マナ軽減+墓地に呪文が1枚落ちてもう1マナ軽減されるため、差し引きで1マナ軽減しつつスピードアタッカーを付与可能。


 4ターン目開始時に墓地に4枚の呪文があれば《キリモミ・ヤマアラシ》《水晶の王 ゴスペル》で走り出せるため、2マナルーター+3マナルーターの動きはもちろん、2マナルーター2枚でも間に合うのが嬉しいところです。


 《水晶の王 ゴスペル》で唱える呪文は《クリスタル・ドゥーム》《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》の2パターンありますが、今回のサンプル構築では現時点で入賞例の多い《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》採用型をピックアップしています。


 光水火【ゴスペル】がコンボデッキとして優れているのは、コンボに到達するまでの動きがルーターで完結している点。コンボパーツを集める動きがそのまま下準備に繋がっているうえ、手札枚数が目減りしないため妨害されてもある程度立て直しが効きます。


 次環境のコンボデッキの中では4ターンフィニッシュの再現性が比較的高く、最も注目されているデッキだといえるでしょう。


 その一方で、妨害そのものにはやや弱め。アタックトリガーを介したコンボなので、《奇石 ミクセル》などの「登場してから除去する」タイプのメタクリーチャーでも簡単に止まりますし、《ボン・キゴマイム》をはじめとした「登場したターンに攻撃できない」系のメタにも引っかかってしまいます。


 もちろん呪文ロックや墓地リセットも有効で、額面通りの最速フィニッシュを叩き込めない展開は多数考えられます。


 《バッドドッグ・マニアクス》などの1マナ除去呪文はメタクリーチャーに対する最もスマートな対策。《水晶の王 ゴスペル》のプレイターンに影響を与えずにメタを排除できるためデッキの動きを阻害しませんが、1マナ+1マナ+2マナで動くとなるとマナ色の拘束が重くなる点には要注意です。

水闇【マトリクスループ】

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 《アーテル・ゴルギーニ》2枚と《叡智の聖騎士スクアーロ》《終斗の閃き マトリクス》《緊急再誕》でコスト4以下のクリーチャーの登場時能力を無限にストックし、最終的に《終斗の閃き マトリクス》の能力で墓地の《水晶の祈り》を何度も唱えて相手にカードを引かせて勝利するループコンボデッキです。


 直接的に全てのコンボパーツを揃えるのはそれなりに要求が重いものの、様々な行動の間に《蒼狼の大王 アマテラス》やそれを出し直したり墓地肥やししたりできる《アーテル・ゴルギーニ》を挟むことで、連鎖的にパーツを揃えて異次元の角度からループに突入できるチェインコンボ要素も持っているのが特徴です。


 攻撃する必要がなく、登場時能力で完結していて相手の誘発が割り込むタイミングもないため、ループにさえ入ってしまえばほぼ確実にゲームに勝利できる強度の高いコンボですが、ウィークポイントはスピード感の欠如。


 《緊急再誕》《アーテル・ゴルギーニ》を出さなければコンボが繋がらない都合上、5マナまで伸ばすことは必須。もちろん4ターン目にコンボが成立するパターンもいくつかありますが、基本的に5ターン目にコンボフィニッシュを狙うデッキと考える方がよいでしょう。


 水火【マジック】のような高速ビートダウンが幅を利かせる環境である以上、特に後手で4ターン目フィニッシュが見込みづらいデッキは構造的に厳しいものがあります。


 とはいえ、速度が間に合う環境になれば有力なコンボデッキであることには間違いありません。


 新殿堂直後よりも、環境がアンチビートダウンに傾き切ったあとにこそ注目したいデッキのひとつです。

水闇自然【DOOM・ドラゲリオン】

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 高速墓地肥やしから《超神星DOOM・ドラゲリオン》を出してメテオバーンで大型クリーチャーを踏み倒すコンボ的要素と、《流星のガイアッシュ・カイザー》を用いたビッグマナの2つの要素を併せ持つ、独自性の強い水/闇/自然基盤のデッキです。


 フィニッシャーには高い除去耐性と強烈なロック能力を兼ね備えた《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》を採用し、相手のクリーチャートリガーを封じてから打点を通して勝利するのが主な勝ち筋です。


 このデッキの強みは、墓地肥やしプランとマナ加速プランが密接に絡み合っている点でしょう。


 墓地肥やしのキーカードは《「こっちは甘いぞー」》《アーテル・ゴルギーニ》《アーテル・ゴルギーニ》の汎用性の高さは言わずもがな、《こっちは甘いぞー》も3ターン目にプレイしたいマナ加速や《ボン・キゴマイム》を探す初動安定剤として非常に優秀です。


 マナ加速側もツインパクトや《天災 デドダム》で墓地とマナを同時に増やせ、《流星のガイアッシュ・カイザー》《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》だけでなく《超神星DOOM・ドラゲリオン》のコストも大きく軽減してくれます。


 どちらかのためにもう片方を切り捨てる必要がないため、「墓地プランが通るなら《超神星DOOM・ドラゲリオン》で素早くゲームを畳み、通らないなら《アーテル・ゴルギーニ》《流星のガイアッシュ・カイザー》で盤面を制圧して《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》素出し」と、戦況の変化に合わせてゲームを組み立てられます。


 また、そもそもの話としてデッキの土台を構成している水/闇/自然基盤が非常に強靭であることも強みでしょう。《天災 デドダム》《アーテル・ゴルギーニ》《ボン・キゴマイム》《奇天烈 シャッフ》と、それらだけでも十分に戦い抜けるカードが脇を固めており、まさに盤石の体制です。


 このデッキのネックは、やはり防御面が薄さでしょうか。《ボン・キゴマイム》《流星のガイアッシュ・カイザー》はあるものの、受け札そのものはかなり採用数が切り詰められおり、貫通する時はあっさり貫通してしまいます。

おわりに

 というわけで新殿堂後に筆者が個人的に注目しているデッキを紹介していきました。


 中でも特に気になっているのは水闇自然【DOOM・ドラゲリオン】! カードパワーとロック要素のバランスが良く、カード間の相互作用も美しくてデッキリストを見るだけでも感心してしまいそうな美しいデッキです。今後の活躍に期待ですね。


 今年の日本一決定戦ももう目の前、果たしてどんなデッキがこれから登場してくるのでしょうか。目が離せない2週間になりそうです。


 それでは、また次回お会いしましょう。お相手はyk800でした! 記事が面白かったらぜひX(旧Twitter)でのシェアをお願いします!

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このコラムのライター

yk800

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