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2024.2.29

紫速再臨! 幽契約

デッキ紹介 バトルスピリッツ
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紫速再臨! 幽契約

紫速再臨! 幽契約

目次

はじめに

ご無沙汰しております、ふくちゃんです。


非常に仕事が忙しく、なかなか記事が書けないまま契約編:界も4章まで来てしまいました・・・

相変わらず忙しいのですが、こればかりは記事にせねばなるまい、と筆を執らせていただきます。


そう


紫速が帰ってきました!(*‘∀‘)


わたくし、超速攻が大好物でして、昔は自分で「雑速(※)」と名付けた紫速を大喜びでぶん回しておりました。

※『アタックするための準備をしなくてもいい紫速攻の意味』


ゆえに今回速攻コンセプトのデザイナーズデッキ、幽契約が出て大喜び。

しかしながら、普通にデザイナーコンセプトで組むと今の環境ではかなり厳しかった・・・


そこで今回少し工夫を加え、かなり好みの形に近づいたのでご紹介します。

デッキレシピとコンセプト

まずはデッキレシピを。

3

3

3

3

3

3

3

1

1

1

3

3

3

3

2

2

はい


ネクサスがありません。


足場を置かずに一気に展開して殴る、雑速スタイル。


ネクサスは、足場となる置物であり、恒常的に何らかの効果を発揮しパワーの底上げをしてくれるものです。

足場であるため、維持できている間は展開の加速に寄与し強力ですが、それに頼るデッキはひとたび更地にされてしまうと一気に展開力が落ちるという弱点があります。


それでもスピリットより場持ちがよく維持コストも必要ないので非常に便利なのですが、いま大流行のこのカード

こちらにまとめて焼き払われてしまいます。


そもそも、足場を置くということは、配置にコストがかかるために準備のターンが必要ということです。


雑速スタイルは、その準備を無くしていきなりアタックを仕掛けるというもの。


とはいえ


●高コストのパワーカードが積みづらくデッキパワーの上限が低い

●息切れしやすい


という弱点があり、代わりに


●圧倒的なテンポアドバンテージ

●更地にされても全く問題がない


という強みがあります。


そして


●高コストのパワーカードが積みづらくデッキパワーの上限が低い


これには、さすが新時代のカードたち。

「誘発」「煌臨」という解決策があります。

どちらもコストをほとんど払わずに強力な効果を持つカードを場に出すことができます。


そしてもうひとつの


●息切れしやすい


これは前述の《聖皇ジークフリーデンXV》もありますし、今回の契約カード

こちらが解決。


【血晶】がアタックするごとにカウント+2、これが破格の性能。

自分じゃなくてもいいのはもはやバグなのでは。

そして、そのバトル終了時にワンドローができます。


終了時に、「アタックしたスピリットが生き残っていること」が条件ですが、アタックごとにワンドローがついているのです。

(公式HP内《プチバット》Q&A参照)


極端に言えば、後攻1ターンで3体出し、3回アタックすると


カウント6、3ドロー、相手のライフを3点削る


というもうよく分からないことになります。

このようなコンセプトで組んだレシピですので、幽契約の本筋、【真・呪撃】はオマケ程度になっています。


では、各カードの紹介をしながら、回し方を解説していくことにします。

カード解説

《プチバット》


再掲。


魂状態になってもカウントアップやドローの効果が使える強力な契約カード。

【真・呪撃】のおかげで除去もブロックもされづらいので、本人のアタックが通りやすいです。


さらに契約煌臨すると、そのスピリットも【真・呪撃】を持つようになるので強い。

単純なアタッカーとしても優秀なので余裕の3枚採用です。




《ジェリーム》


《プチバット》の効果の対象となるため、このデッキのアタッカーは【血晶】である必要があります。

中でもこのカードは優秀。


このデッキはトラッシュからスピリットを蘇生させて戦うことが多いので、トラッシュを肥やせるミラージュ効果は便利。

自分のデッキを破棄する《黒衣の騎士ザハク》などを採用していないため、なおさら重要です。


0コストスピリットはネクサスなしデッキでは動きの起点になり、とても重要な役割を持ちます。当然フル投入。




《ガスワロウ》


同じく0コスト【血晶】です。

アタック時に《プチバット》の効果と合わせてカウントを3増やせるのは便利。


後述するフィニッシャーの《騎槍皇キャリバーレ・バット》がカウント6必要なので奇数は意味がないように思えるかもしれませんが

《血呪ノ絆神フラグ・ジャッジメント》のOC条件がカウント5であることに加え

受けで《氷刃血解》を使うことでカウントが1増えることから、大いに意味があります。




《ヴァンピーアヴォルク》


おなじみ、煌臨阻害カード。

フル軽減0コストで出せるため、【血晶】ではないですが採用。ドロー効果も便利。


相手が煌臨しようとアタックしてきたとき、《血呪ノ絆神フラグ・ジャッジメント》で蘇生して思惑を外すなどなにかと使います。




《グリプ・ハンズLT》


【血晶】をもつ、フル軽減1コストの召喚時ワンドロー。


それだけでも強いのですが、軽減シンボルがひとつ虹色のため、聖皇ジークフリーデンXV》《大甲帝デスタウロスXV》など違う色のシンボルでも軽減が取れて非常に便利です。




《ジークヴルム・シックスファクター》


「プチ」シリーズ専用サポート。


フラッシュで出てきて打点になるほか、スピリットもアルティメットも焼け、ネクサスが割れて超便利。


特にこのデッキはいわゆるヘイトネクサスが厄介なので、ネクサスが焼けるカードが欲しい。

なのでこちらを3枚、《聖皇ジークフリーデンXV》3枚で6枚採用しています。




《血呪ノ絆神フラグジャッジメント》


すでに何度も出てきていますが、煌臨/アタック時にトラッシュのスピリットを蘇生させるカード。

デッキ構造上0~1コストで蘇生でき、ゼロカウンターを食らわない点も優秀。


OC時の破壊効果も強力です。




《アルケーガンダム》


みんな大好きアルケーガンダム。

相手のライフ減少誘発がないことを確認してから提示できるルールが強力…というかズルい(笑


このデッキとの相性は抜群ですが、場合によっては《龍面鬼ビランバ》などと差し替えてもいいです。




《骸皇ドヴォルザック》


主にミラージュとして使います。

トラッシュを肥やしつつ、蘇生できるのがかなり強い。


強いですが、ミラージュ運用のため複数枚手札に来ても困るので1枚だけ採用。


まれにダブルシンボルを活かして素で召喚してブレイヴし、3点パンチを敢行することも。




《騎槍皇キャリバーレ・バット》


幽契約の正統フィニッシャー。

相手のリザーブのコアを消し飛ばして受け札を撃つコアを縛りつつ、大量展開で押しつぶす豪快な効果。


【真・呪撃】持ちが除去されると相手のライフを削る効果も押し込みに強い。


アタックステップ終了阻止を持つので、一発で仕留められずに数押しで行くときには効果で2体目を出しておくのが良いです。

除去効果は持たないので、ブレイヴして【真・呪撃】を発射したり《聖皇ジークフリーデンXV》を発動して盤面を破壊し、コアをリザーブに送って縛りましょう。




《聖皇ジークフリーデンXV》


散々触れられた、いま大流行のバースト。

消滅・破壊で発動できるのでチャンプアタックするデッキと非常に相性が良く、相手は常に警戒しながら戦わねばなりません。


2枚ドローが息切れ防止に寄与し、盤面を殲滅してアタックを通しやすくしてくれる、このデッキには欠かせないカード。


《騎槍皇キャリバーレ・バット》《ジーク・クリムゾン》が煌臨すると自前で発動できるのでリザーブにコアを送りやすく相性抜群です。

ブレイヴした【血晶】に《血呪ノ絆神フラグ・ジャッジメント》を煌臨した時も発動できるので注意しましょう。




《大甲帝デスタウロスXV》


同じく消滅・破壊で発動できるバーストで、【血晶】を持っているのが優秀。

発動時にコアが増えるのも、コアの数が打点に直結するこのデッキと好相性です。


ライフ減少時にも発動できるのですが、効果が「疲労破壊」なので後続を止めることはできず、単にブロッカーとして立つことになり受けに使うには少々力不足です。


攻めに使うのが真骨頂で、コアを増やして動ける数を増やしたり、自身がダブルシンボルなので押し込みやすかったり。

【血晶】なので《プチバット》の恩恵を受けられる上にブレイヴも可能です。


前のターンに伏せた《聖皇ジークフリーデンXV》《キャリバーレ・バット》で発動したあと、これを伏せてアタックステップに入るのが極上ムーブです。




《聖邪の契約槍エリュシオーネ》


超強力なブレイヴです。

マジック封殺、【真・呪撃】発射、シンボル追加とてんこ盛り。

スピリット状態だとシンボルがない【血晶】であるのがメリットでもあり、相手のライフを減らさずカウントとドローを得ることができます。


【幽契約】が煌臨したときにトラッシュから召喚できるのですが、《血呪ノ絆神フラグ・ジャッジメント》では条件を満たせないので注意。

このデッキだと《騎槍皇キャリバーレ・バット》のみとなります。


エンゲージを発動する分には《血呪ノ絆神フラグ・ジャッジメント》《ジーク・クリムゾン》でも大丈夫です。

また、アタックしているスピリットに後からつけてもシンボルが増えない点に注意してください。




《極帝龍騎ジーク・クリムゾン》


《エリュシオーネ》と合体しているスピリットに煌臨してトリプルシンボルになれるのがとても優秀。

コストが8なので自前で《聖皇ジークフリーデンXV》を発動することができます。


条件を満たせばライフを減らして煌臨し、《デスタウロスXV》を発動することもできます。

ただし「ソウルコアをトラッシュに置く代わりに」という効果は「ソウルコアをトラッシュに置ける状態」でないと使えません。

つまりトラッシュにソウルコアがある状態では使えないので、若干微妙。


煌臨時効果が強制なこと、対象を選べないこともマイナス要因。

相手に2コアしかなくても《カシウスの槍》でリーサルが瓦解するので、過信は禁物です。




《氷刃血解》


正直なところ、受け札は様々な選択肢があると思います。


今回は、バウンスすることでアタックステップ終了メタをかいくぐることができ、そのバウンスでリザーブにコアを送れるこのカードを採用。


前述のとおり、カウントを1増やせるので《ガスワロウ》《血呪ノ絆神フラグ・ジャッジメント》との相性が良いです。




《白晶防壁》


説明不要・・・と言いたいところですが、このデッキは基本的にコアを消費せずに盤面に残すため、コアに余裕があります。


なので最序盤でも最後の1点の押し込みにこの「回復効果」を使うことができる場合があります。頭に入れておきましょう。

デッキの回し方

雑速スタイルのこのデッキは、基本的に準備ターンがありません。

初手に《グリプ・ハンズ》とバーストがある場合以外は後攻を選択したいところです。


後攻1ターン目から一気に横に並べてアタックするわけですが、何も考えずに仕掛ければいいというものでもありません。

雑速スタイルは常に繊細なプレイングが要求されます。


*バーストは常に伏せたいです


まずは基本パターンをいくつか挙げてみます。

後攻1ターン目または先攻2ターン目のムーブです。


●01を5体並べてアタック


えー、マジでこれで勝てることがあります(笑)

3発目くらいで止められても、2~3ドローしておりリカバリは容易だったりします。


初手が01しかない場合、必ず5枚とも並べてアタックしてください。


途中のドローで引いたカードによっては3発目くらいで止めて構いませんが、3発通るなら5発とも通る可能性が高いです。

また、途中で引いたカードによって押し込みに追加打点が用意できる可能性もあります。


最も良くないのは01を2体とか並べて、01しかない手札を抱えて中途半端に2発アタックしたりすることです。

1ターン目に通らないのなら2ターン目はもっと通りません。

《砲天使カノン》みたいなのを踏んだら合掌しましょう。


当然ですが、バーストがないのに初手《紫の世界》に対して5体並べるとかはダメですよ(笑)

その場合は仕方なく2コアずつ載せて、2体でアタックします。




●小型を3体並べて(バーストをセットし)カウント6、ライフを2まで削る


これで返しをしのいで、《騎槍皇キャリバーレ・バット》でトドメのパターン。

わりと頻繁に起こります。相手が初手に《絶甲氷盾R》などを持っていなければ容易に実現します。


《紫の世界》が置いてあるとき、《聖皇ジークフリーデンXV》を引いていたら伏せて、3~4体並べ、ソウルコア以外を1個ずつのせてアタックします。

消滅させてもらってバーストを開き、《紫の世界》を破壊する要領です。


《プチバット》は魂状態で残したいため、バーストを開くことができませんので2個のせてアタックします。

2枚以上持っていれば1個のせでフルアタックでいいです。


同じく《大甲帝デスタウロスXV》を伏せて1個のせアタックもいい感じです。この場合、1個のせ1体、2個のせ2体、のように編成します。

1個のせが消滅させられたら増えたコアを全部のせて《大甲帝デスタウロスXV》のダブルシンボルを通します。




●小型2体+ブレイヴでカウント6,ライフを3まで削る


初手にブレイヴがある場合、0,1,ブレイヴと出し、合体せずにブレイヴからアタックします。

そうすることで誘発を踏むことなく2アタック目までいけます。

ブレイヴアタック→《ガスワロウ》アタックでカウントを5にし、《氷刃血解》を構えればカウント6への到達は容易です。




●0,1と出し、0アタック→《シックスファクター》


相手が先攻でゴッドシーカーやヘイトネクサスなどを置いた場合に有効。

相手の盤面を更地にしつつ上手くいけばカウント6、ライフ2まで追い込めます。




●0、1、(2)と出して合体しアタック

同じく相手が先攻でスピリット/アルティメットを置いた場合に、ブレイヴを引いていれば《プチバット》に合体してアタックします。

フラッシュを挟まないため、相手が契約カードを初手に置いたときは特に有効です。

中でも、【獄契約】が《相棒魔卿ジャバド》を置いた場合には《シックスファクター》かブレイヴによって確実に焼いて下さい。




●4体並べてバーストセットしフルアタック


だいぶ強い動きです。

途中で引くカードによってはそのまま押し込めますし、相手がうっかりブロックなどで破壊してくればそのまま5点取れたりします。





まだまだパターンはありますが、このように、

「相手がまだ1枚~2枚しかカードを使えない段階で自分は4枚5枚使える」

これが速攻の強みであり、テンポの取り方です。


0コストから動きほとんどコアを消費せず盤面にのせるため、《シックスファクター》《アルケーガンダム》、また《騎槍皇キャリバーレ・バット》の効果をを十全に使えるようになっています。




ちなみに先攻を取らされた場合は


《グリプ・ハンズLT》でドローしてバーストを伏せる


これが最も強い動きとなります。




●0、1と出してバーストを伏せる


次点の動きです。

これは盤面に4コア残っているため、《シックスファクター》を持っていれば相手のアタックに対し(アタック時に破壊されなければ)出せます。


【獄契約】などと戦う時には後攻1ターン目の《相棒魔卿ジャバド》のアタックに対し、カウントを増やさせる前に破壊することができる重要ムーブになります。

相手によっては《グリプ・ハンズLT》スタートより優先されます。




●0、1と出して(バーストを伏せて)《ジェリーム》をセットする


これも【獄契約】とやるときなど重要になります。

【血晶】ヒット率は100%ではありませんが、相手からすればヒットされたら一気に不利になるアタックはしづらいです。

細かいプレイング

このように初動はある程度決まった動きになりますが、そこからはあの手この手で残りライフを削りに行くことになります。

基本となる細かいプレイングを見ていきます。


●蘇生・ブレイヴ召喚などによるアタキャン


2ターン目あたりは相手の盤面にほぼコアがないことが多く、止められるならライフ減少時の誘発札でということが多いです。


よくあるのはまだカウントが4~5で《騎槍皇キャリバーレ・バット》が乗れない状況で相手を詰めに行く場合。

最初のアタックでカウントが6に達しますが、そこでライフを減らすと誘発札やバーストを踏んでしまいそう、ということになります。


このようなとき、《骸皇ドヴォルザック》の蘇生によりアタックしているスピリットを消滅させ、ライフを減らさずにカウントを盛ることで《騎槍皇キャリバーレ・バット》を煌臨、安全にアタックを通すことができます。


同じように、アタックしてから後ろの《プチバット》《騎槍皇キャリバーレ・バット》を煌臨し、効果でトラッシュから《聖邪の契約槍エリュシオーネ》を釣ってダイレクトブレイヴ。

そのときにアタックしているスピリットのコアを使い、消滅させてアタックをキャンセルする、という方法があります。


そのためにメインステップで《エリュシオーネ》を召喚してそのまま消滅させておくことが必要です。

もちろん《エリュシオーネ》を複数引いていればそのまま《エリュシオーネ》でアタックすればライフを減らさずにカウントを盛ることができます。

ただし、相手の盤面のスピリットのブロック時効果が怖いときなどはやはりアタックキャンセルが必要になります。


そして、《シックスファクター》を召喚してアタッカーを消してキャンセルする方法。

これは相手の《ダークタワー》《ヴァンピーアヴォルク》などを破壊して煌臨を可能にしつつアタックキャンセルができ、頻繁に使用することとなります。覚えておくと良いでしょう。




●エンゲージによるマジック封じ


《エリュシオーネ》のエンゲージは、【真・呪撃】持ちのアタック中に紫一色以外のマジックを封殺します。

ゆえにカウントがまだ4でも《プチバット》が2枚ある場合は1枚目でアタックし、フラッシュで後ろの《プチバット》《キャリバーレ・バット》を煌臨、《エリュシオーネ》を釣ってダイレクトブレイヴすることでエンゲージを発揮、《氷刃血解》などを止めることができます。


《絶甲氷盾》は止められませんが、《キャリバーレ・バット》に2コア載せておくことで解決します。




《キャリバーレ・バット》2体での《氷刃血解》封じ


ゲームが進んで、カウントはあるが手札にもトラッシュにもブレイヴがないとき。


破棄などで《キャリバーレ・バット》が1枚トラッシュにあり、手札にもう1枚ある場合

単体で《キャリバーレ・バット》でアタックし、トラッシュのもう1枚の《キャリバーレ・バット》を含め召喚、レベル2を2体用意することでアタックステップ終了を阻止できます。


そしてライフ貫通が重複するため、相手はこの2体を非常に除去しづらくなります。




●トリプルシンボルアタック


主にカウント4しかなく相手のライフがまだ3あり、うまく《キャリバーレ・バット》を煌臨させる手順がないときなど。

合体しているスピリットをアタック、カウントを6にしてシンボル追加、《ジーク・クリムゾン》を煌臨させます。


ついでのようにブロッカーを焼いたり《聖皇ジークフリーデンXV》を発動させたりして3点を通しに行きます。

ただし、上述のとおり、《カシウスの槍》をはじめ様々な誘発やバーストを踏むので注意が必要です。


場合によっては素出ししてブレイヴしてアタックする方がいいこともあります。




●トリプルシンボルアタックその2


《デスタウロスXV》《骸皇ドヴォルザック》も【血晶】持ちかつダブルシンボルなので、《エリュシオーネ》と合体してトリプルシンボルになれます。


カウント4からでも、アタック時にカウントアップ効果から解決することで、シンボルを追加できます。

相手に受けのスピリットもコアもないときに有効です。


先攻2ターン目に相手にスピリットを破壊されて《デスタウロスXV》を開いたときなど、そこそこ実現します。




●複合小技


上述の複合になりますが

《エリュシオーネ》アタックしてカウントを6にし、《ドヴォルザック》で適当なスピリットを蘇生して《エリュシオーネ》を消滅

そこから後ろの《プチバット》《キャリバーレ・バット》を煌臨して、消滅させた《エリュシオーネ》をダイレクトブレイヴ

という動きも覚えておくと便利です。


手札に適当なアタッカーがなく、《エリュシオーネ》しかないようなときに使います。


そういう場合以外は《ドヴォルザック》の蘇生は何かのために残しておきたいので、素直に《エリュシオーネ》をメインステップで消滅させておいて釣った方が得です。

注意点

これらの方法は、相手がフラッシュで《白晶防壁》を先に撃ったり、煌臨で受けられると潰されてしまいます。


コアがないことを確認、または持っていないと読んだときに敢行します。


また煌臨受けは最小限のコアでされるので、《ヴァンピーアヴォルク》をお供に置いておくのが良いです。


《キャリバーレ・バット》でアタックしてしまえばたいがい大丈夫ですが、メインステップで煌臨、《エリュシオーネ》をつけて意気揚々とアタックステップに入った時。

お供に置いた《ヴァンピーアヴォルク》の効果でワンドローして、手札増加時バーストを踏むのは非常に怖いです。


そのようなバーストが予想される場合、《ヴァンピーアヴォルク》のドローはしないようにしてください。

非採用カードと採用候補カード

他にももちろん採用候補カードはあります。

環境によって入る可能性のあるカードの紹介と、非採用カードの理由を解説します。


まずは非採用カードから。

《黒衣の騎士ザハク》


非常にカッコいい【幽契約】の主力カードですが

フル軽減2コストが重いこと、初手で出したとき確実に手札が増えるわけではないことにより非採用としました。


中盤の回収効果の強力さ、トラッシュが肥やせること、そしてもちろん【真・呪撃】関連効果も非常に強いので、雑速スタイルでなくもう少し遅いタイプなら十分主力を張れます。




《バット&エリュシオーネ》


《ザハク》が非採用なので自動的に外れます。


釣れるスピリットの汎用性、合体《プチバット》に煌臨したときに《ジークフリーデンXV》を開けないなど、すべての面で《血呪ノ絆神フラグジャッジメント》に一歩足りないことも厳しいところ




《キャメロット・ビショップ》


《黒衣の騎士ザハク》と同じくフル軽減2コストが重く、非採用。




《キャメロット・ライダー》


効果は強いものの、他の0コスト2種が優秀すぎるがゆえにスタメン落ち。







こんな感じです。

続いて採用候補カード。

《マッハジーLT》


雑速といえば神速スピリット(笑)

最新のこのカードはなんと条件次第でフル軽減0コストで出せる優秀なカード。


当然採用候補ですが、神速はアタックキャンセルに使えませんので、今回は《シックスファクター》《ドヴォルザック》に枠を譲りました。




《龍面鬼ビランバ》


環境ほぼすべてのデッキに通用し、かつこのデッキが苦手な《スピッツァードラゴン》の疑似的な対策にもなります。


初手の速さが最重要のこのデッキにとっては、受け身の面が強く非採用となっていますが、1枚挿すのはありです。




《超星使徒スピッツァードラゴン》

《EVANGELIONMark.06-カシウスの槍-》


《龍面鬼ビランバ》とほぼ同じ。

理由も同じく強いが受け身の面があり、今回は非採用。


どれかを1枚挿すのはありです。




《三賢神ラルヴァンダード》


デッキ圧縮、コアブースト、ライフ貫通すべて優秀ですが、【血晶】ではない(のでカウントを増やせない)こと

また【幽契約】はカウント上限が10と決められており、初手になければ効果召喚のチャンスが2回あるかないかです。

超速攻ゆえにデッキを掘る枚数も少ないため、今回は純度を高めるため非採用。

他のカードと同じく、もう少し遅くするなら採用です。




《冥王女パイモニア》


フル軽減1コスト、アタックすればカウントが《プチバット》の効果と合わせて一気に4増え、回収効果もほぼ外れることがない、限りなく採用に近いカード。

合体効果もわりと優秀。


実際、僕のチューンでも出たり入ったりしています。

ほんの少しでも遅いタイプを組むなら確実に入るカードです。




《血盟十三候ストレッロ》


召喚時にカウントを増やすことができるのでカウント5の時に非常に強力。

もう少し【真・呪撃】に寄せるなら採用できるカードです。




《審判蛇ツイノムシバミ》


破壊消滅時以外のバーストも採用したいとなればこちら

《ジークフリーデンXV》が手に入りにくくなっているので、こちらで代用したい人も多いはず。


基本的には大丈夫ですが、ミラーでこれを開いて【真・呪撃】を巻き込んで除去してしまうと、相手のターンの場合【真・呪撃】を先に処理されてしまいドローができなくなります、ご注意を。




《戦国六武将ムドウ》


最強のソウルドライブを持つアルティメット。


紫のデッキでは常に採用圏内ですが、ライフ条件が超速攻に少し合わない。

とはいえ劣勢を一撃で跳ね返すパワーがあります。1枚なら挿しても可。




《月鬼城》


ネクサスはコンセプト上入りませんが、こちらは別格。

このデッキが苦手な《スピッツァードラゴン》《カシウスの槍》を封じることができます。

さらに焼かれてもトラッシュから再配置できます。


このカードを採用する場合、《禁竜タ・ブー》をお供に据えると良いです。


手札も回転させられて非常に強力なのですが、最速仕様ではなくなります。

おわりに

いやあ、最近ホント忙しくて記事も全然書くヒマ無かったのですが、こればっかりは・・・

ということで仕事の合間を無理やり縫って書きました。


久しぶりの紫速ということでテンションブチアゲですが、昔の紫速同様、速攻とは言っても超高速から中速一歩手前まで様々なタイプがあります。

まあ僕は当然のように超速攻を煮詰めるわけですが( ゚Д゚)


デッキの構造も基本的に縦引きであるために様々なカードが採用でき、非常に優秀なデッキタイプであると言えるでしょう


今回のタイプは超速攻であるために少しテクニカルな雑速スタイルですが、幽契約の楽しさは詰まっていると思います。

ぜひ組んで遊んでみてください。

では今回はこのあたりで。


それではいつもの


バトスピた━━━のし━━━(゚∀゚)━━━!!


今日はここまで
参考になれば~(*´∀`)

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このコラムのライター

ふくちゃん

ふくちゃん