スタートデッキと運命大戦だけで作れる『無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス』デッキ
はじめに
皆さまこんにちは、宮浦⑨と申します。
私のコラムでは主にこれからヴァンガードをはじめてみたい、あるいは始めたばかりでまだわからないことが多い。
そんな方がもっと楽しくもっと強くなれるような記事をお伝えしていきたいと思っています。
今回紹介するのは「スタートデッキと運命大戦のカードだけで作れる『《無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス》』デッキ」です。
「かっこいいドラゴン達を使ったデッキでヴァンガードを遊んでみたい」
そんな方にピッタリの内容となっています。
デッキレシピ
ライドデッキ
メインデッキ
デッキの概要
このデッキのメインヴァンガード「《無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス》」
zヴァンガード自身をスタンドさせて連続攻撃に繋げる能力を二つも持っており、まずはこの二つのスタンド能力についてそれぞれ解説していきます。
一つ目のスタンド能力は「ヴァンガードにアタックした時、お互いの前列のリアガード全てを退却させてこのユニットのパワーを+10000し、そのバトルの終わりにドライブを-2して自身をスタンドする能力」
こちらはCB1だけでユニットを退却させる通称「除去効果」と「パワー増加効果」そして「ヴァンガードのスタンド効果」の三つの効果を同時に発揮できる非常にコストパフォーマンスが高い能力です。
ですが、その代償として自身の前列ユニットも退却させるデメリットも内蔵しているというのが特徴です。
そのため、一緒に採用するリアガードはこのデメリットを意識して選択していく必要があります。
もう一つはファイト中に一度だけ使える「
ディヴァインスキル
」
「このユニットがグレード3以上にアタックしたバトル終了時、相手のダメージゾーンが4枚以上でこのターン中、このユニットが2回以上アタックしているなら、このユニットをスタンドしてドライブ+2する能力」
一つ目のスタンド能力を使った際に失ったツインドライブを取り戻して三度目の攻撃を繰り出す、まさに「一騎無双」の超攻撃的な能力構成となっています。
そのため《ヴァルガ・ドラグレス》のデッキはあまり長期戦はせず、少ないターン数で一気に相手にダメージを与えていく、そんなデッキであると言えるでしょう。
大まかなデッキの使い方
《ヴァルガ・ドラグレス》はその能力が自己完結しており、基本的には
「ヴァルガ・ドラグレスで相手のリアガードを除去しながらヴァンガードを攻め続ける」
という動きを繰り返していくことになります。
リアガードは《ヴァルガ・ドラグレス》のそんな動きをサポートできるように様々な形で味方が退却してしまう被害を減らす能力を持っています。
採用カード解説
メインデッキ
前列に同名のユニットがいなければカードの効果で退却せず、単体パワー23000になれるリアガード用のG3ユニット。
更にヴァンガードが「ヴァルガ」を含むグレード3以上ならブースト能力を得るため、前列でも後列でも使えるので盤面を埋めるのに一役買ってくれます。
アタック時、EB2で味方リアガードに「このターンに退却した時、ドロップゾーンに行く代わりに手札に戻る」という効果を与え、更に自身はヴァルガの能力で退却した時、CB1でドロップから自力で復活するという二つの能力を持つユニット。
このカード1枚で《ヴァルガ》の味方退却というデメリットを帳消しにし、連続攻撃に変えることができる最重要のリアガードとなります。
ライドのコストとして手札から捨てられた時、またはガードに使用した時、CB1かEB3することで1枚引くことができるカード。
更にペルソナライドしているなら、登場した時にドロップゾーンからG1のユニットを呼び出すことができ、リアガードの数を揃えることができます。
ヴァンガードが《ヴァルガ》ならヴァンガードへのアタック時にパワー+5000し、バトルの後に退却して1枚引くことができる序盤の攻守の要になるユニット。
《ヴァルガ》の効果の前に自分の能力で場を離れるので彼の味方退却デメリットを軽減できます。
この能力は強制効果なので、ヴァンガードが《ヴァルガ》なら必ず退却させなければならないので忘れないように注意しましょう。
ブースト時にヴァンガードが《ヴァルガ》ならパワー13000、ヴァンガードをブーストしているならパワー15000になる強力なブースト用ユニット。
更にヴァンガードをブーストした時はSB1と自身を退却させることで1枚引くことができる効果もついてきます。
このカードは退却するので一見するとプラスマイナスゼロに見えますが、最終的な手札の枚数を減らさずに攻撃に参加できる攻守のバランスに優れたカードなのです。
ヴァンガードが《ヴァルガ》ならパワーとシールドが+5000されるシンプルな能力をもつユニット。
G1ながらも単体でG3と同じパワー13000になれるので《ヴァルガ》の退却効果の対象外となる後列で長くブースト役として活躍させたいカードです。
ライドフェイズの手札コストとして捨てられた時、レスト状態で場に出てくる能力を持つユニット。
《ヴァルガ》は除去は得意ですが、自分の手札を増やすのが苦手なので少しでも損失を減らしていくためにライドフェイズのコストで捨てていきたいカードです。
ブリッツオーダーと呼ばれる防御専用のカード。
「相手のヴァンガードがG3以上なら」という非常に緩い条件で25000シールドになることができ、大事な攻撃用のノーマルユニットを手札に温存しやすくなります。
ライドデッキ
こちらも《ブレイズザンバー》と同じく、《ヴァルガ》にライドされた時にリアガードに飛び出してくるユニット。
リアガードとして登場してからの使い方はメインデッキの項と同じになります。
ファイトの流れ
先行後攻・手札交換
ライドフェイズの手札コスト
序盤
ヴァルガデッキはダメージが1点あれば動き出せるので、序盤はしっかり守っていきましょう。
第1、第2ターンの相手のヴァンガードの攻撃は5000要求ならばクリティカルトリガーを警戒してトリガーの15000シールドでしっかりと守り、後半戦に備えていきます。
逆にこちらは序盤からどんどんリアガードを出して攻めていきましょう。
中盤
第3ターン、《ヴァルガ・ドラグレス》にライドするターンです。
ライドラインの《ボルダーアクス》が自身の能力でリアガードに出てくるので前列を揃えるのは難しくないはずです。
次ターンにディヴァインスキルを使うため、このターンでできるだけ相手のダメージが4点になるように追いつめていくことがヴァルガデッキで勝利を掴むコツになります。
逆にここからは相手の攻撃は5点になるまでガードせず、次ターンのこちらの一斉攻撃のために手札を温存しましょう。
終盤
第4ターンはこのデッキの分水嶺となる大事なターン。
ペルソナライドでパワーを高め、ヴァルガのディヴァインスキルで一気に相手を倒すことを目指します。
《シュウラ》を2体揃え、後列も全て埋めて一斉攻撃がこのデッキの理想の動きとなります。
このターンに倒せなければ負ける。そんな背水の陣の心構えで全てをぶつけましょう。
相性の良い既存のカード
今回は「スタートデッキ」と「運命大戦」に収録されているカードで組めるデッキを紹介しましたが、もっと自分の多くのカードを使ってデッキを改造したくなった時にこのデッキと相性の良いカードも併せて紹介させていただきます。
あなたのユニットが能力でスタンドした時、自身を退却させることで1枚引くことができるカード。
このデッキでは《ヴァルガ》がスタンド能力を持っています。
《インペイルホーン・ドラゴン》と似た能力ですが、ソウルコストが無く、リアガードの後ろでも効果を使えるという違いがあります。
ただ、パワーアップ能力は持たないので攻撃力は《インペイルホーン》に譲ってしまい、好みが別れるカードでもあります。
リアガードにコールされた時には「1枚引く」能力が
ガードに使われた時は「20000のシールドになる」能力が使うことができるカード。
「ソウルかドロップゾーンにあるライドデッキのカードを表向きでライドデッキに戻す」という少し特殊なコストを支払う必要があり、ライドラインのユニットがドロップに行った後に使うと実質ノーコストとなります。
ガードに使ったユニットのシールド値を+10000し、さらにバトルの後にドロップに置く代わりに手札に戻すブリッツオーダーカード。
トリガーユニットを戻せば実質的にこれ1枚で25000シールドになり、オーバートリガーを戻せば50000のシールドを使いまわすことができる非常に高い防御性能を持つ一枚です。
さいごに