真実はいつも一つ!!
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「公式プレビューの時間だよ!」 |
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「うおおおありがとうございます!! 『カルロフ邸殺人事件』、犯人はこのあとすぐ!!」 |
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「唐突な出オチで終わらせないでくれ。はいこれ」 |
どんっ!
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「きみ勢いでごまかして何も考えずに喋っているでしょ」 |
推理開始
それでは探偵さながらに注意深くカードを見ていきましょう。
4マナで瞬速付きのエンチャントで、能力は二つ。
一つ目はこれが戦場に出た時に自分のクリーチャー全員に「偽造カウンター」を置く能力。
そして二つ目は、「偽造カウンター」が置かれた自分のクリーチャーが死亡するたびにそれを追放し、自分の墓地にある他のクリーチャーカードを戦場に戻す能力ですね。
効果を悪用されないように、偽造カウンター参照と死亡したクリーチャーを追放で、二重予防線が張られています。
では、さっそくどんな悪用の仕方ができるのか考えてきましょう!
たった1枚でこれら複数を戦場に戻せるカードは極めて珍しく、その多くはコストが重すぎたり指定の部族しか戻せなかったり相応のライフの支払いが必要だったりと、使うタイミングが難しいものばかりです。
それがわずか4マナで実質インスタントとなれば、《無法の仮面舞踏会》をキーカードにした新デッキが生まれてもおかしくはなさそうですね!
スタンダードであれば《もがく出現/Squirming Emergence》と合わせてリアニメイト戦略の強化も期待できそうです。
統率者戦でもいろいろと悪さができそうな気がしてきました!!!
真犯人
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「それにしても、フレイバーに富んでいて面白いカードだよね。偽造カウンターが仮面を被った状態を表していて、その正体は別人なわけでしょ」 |
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「ゴブリンだと思っていたやつが実はアトラクサだったりするわけか」 |
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「いとをだと思っていたやつが、いとをじゃなかったり、ね」 |
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「・・・・なぜわかった?」 |
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「いとをのアイコンにはいつも、(担当)が付いているからな!! 偽装は見破ったぞ、正体を現せ!!」 |
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「気づかぬふりをしていれば良いものを・・・探偵屋気取りはよほど死にたがりが多いと見える」 |
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「なんだそれは? 独占プレビューカードのデータは集まった。お前はもう、用済みだ。統率者能力、誘発!」 |
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「しまった! 二人しかいないから右隣は自分じゃん!! ってうわあああ!?!?!?」 |
どんっ!
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「・・・ネズミの始末完了。引き続き『カルロフ邸殺人事件』の情報収集を継続する」 |
『カルロフ邸殺人事件』
2024年2月9日発売
―謎を暴け―