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2023.11.4

Vol.77「『デュエキングMAX2023』発売! 最新カードデッキ紹介」 | yk800のWeekly Pick Up Deck!!

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Vol.77「『デュエキングMAX2023』発売! 最新カードデッキ紹介」 | yk800のWeekly Pick Up Deck!!
目次

はじめに

 初めましての方は初めまして、『yk800』です。


 今回は新弾恒例となった特集号! 特殊パック「デュエキングMAX2023」の最新カードとデッキを紹介していきます。


 定番化した2021年の「デュエキングMAX」以降リリースのたびに多大な爪痕を残しているデュエキングシリーズですが、今年もオリジナリティあふれるカードが盛りだくさん。


 夏に発売された「ビクトリーBEST」では基幹弾のテーマ強化や環境へのカウンターパート的な側面を持ったカードが多く収録されていたのに比べ、全体として「それ自体がデッキコンセプトになる」「過去に類を見ない、独自の動きをする」カードが多く収録されており、新たなデッキが次々と環境に参入する結果となりました。


 それでは早速大会で活躍している新カードやそのデッキについて見ていきましょう!

 その圧倒的なスペックの高さが発売前から話題となっていた《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》


 《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》をさらに強化したようなロック能力と強烈な除去耐性を持つクリーチャー面だけでも十分以上に強力なうえ、呪文面の《ギャラクシー・チャージャー》《決闘者・チャージャー》の再来とも言うべき手札が減らないどころか増える可能性すらある3マナチャージャー。


 軽量クリーチャーや中継ぎも多い代わりに名称カテゴリ指定で絶対数が少ないボルシャックと、種族カテゴリなため選択肢自体は広いもののどうしても重量級クリーチャーに偏りがちなエンジェル・コマンド。


 どちらがより優秀かは難しいところですが、どちらも長いデュエル・マスターズの歴史の中で最初期からコンセプト。十分デッキとして成立するだけのボキャブラリーを蓄えてきたことだけは確かです。


 近年主流となっている《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》《闘門の精霊ウェルキウス》をかき集められる【ヘブンズ・ゲート】は、最もこのカードを求めていたデッキでしょう。


 手札を減らさず3→5のマナカーブを作れるカードとして再評価の進んでいた《ケンザン・チャージャー》と合わせて、4ターン目の再現性を大いに高めています。

光水【ヘブンズ・ゲート】

4

4

3

4

4

4

3

4

4

4

2


 デュエマ版<<全知>>として情報公開から是非の議論が交わされてきた《完全水中要塞 アカシック3》


 フタを開けてみればリリース初日から複数件の入賞報告、その後もコンスタントに一定の活躍を見せるなど、環境を席巻するほどではないものの、新機軸のコンボフィニッシャーとして一定の存在感を示しています。


 このカードの強さを検討するうえでは、やはりドローソースやサーチ、マナ・墓地回収呪文との相性の良さを考えないわけにはいかないでしょう。「このカードを早出しするために搭載された手札調整用の呪文が着地後はそのままフィニッシャーを探す手段になる」という点はコンボデッキとしてかなり強力なポイントです。


 《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》というデッキとよく噛み合ったフィニッシュ手段の存在も大きく、単体で5枚もドローさせてくれるためフィニッシュコンボに入るためのリソースを稼ぐカードとして強力なうえに、ツインパクトのおかげで《訪れる魔の時刻》2枚を介した単体ループも問題なく可能。クリーチャー側も汎用性の高いエレメントバウンスで隙がありません。


 適当なドローソースやサーチ、回収カードをチェインさせていくだけでフィニッシャーと引き換えられる点、《完全水中要塞 アカシック3》はマナに用意するだけでいい点を考慮すれば、このデッキは事実上《森夢龍 フィオナ・フォレスト》と早出し手段の2枚コンボ。マナ加速が間に合う対面であれば《森夢龍 フィオナ・フォレスト》の1枚コンボになりえます。


 ドローやサーチが1枚もなければ流石に厳しくはあることから、手札の枚数自体は必要になるものの、特定のカードでなくてもいい、と考えればパッと見た際の印象よりもコンボの再現性は高いと考えられるでしょう。


 無限追加ターン+無限《「本日のラッキーナンバー!」》でトリガーを封殺してビートダウンを仕掛けるだけでも十分以上に強力ですが、より安全なフィニッシュを目指すのであれば、筆者のイチオシは《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー/ライブラ・シールド》


 コスト7以上のクリーチャーということで《巨大設計図》から回収でき、《訪れる魔の時刻》2枚と揃えるだけで単体でループできるため証明も簡単で、妨害されづらい山札切れでの勝利を手軽に狙えます。


 シールドに埋まっていれば受けトリガー、手札にあればトリガー《ナウ・オア・ネバー》が確定除去に化けて不安な防御面の底上げにも貢献してくれるなど、色に目を瞑れば何かと便利な一枚です。

水自然【アカシック3ループ】

4

1

4

4

2

4

1

4

3

1

3

3

1

1

1

1

2

 マナ武装に似た条件の自己軽減で他のカードに依存せず早期着地ができ、相手の盤面への干渉に極めて長けた単体性能の鬼。


 自分のパワー(ほとんどの場合では11000)未満のクリーチャーへ除去を飛ばしつつ、次の相手のターンにはクリーチャーを1体しか出せない《キャンベロ<レッゾ.Star>》式のロックを仕掛ける登場時能力が大きな武器。


 あちらほど劇的ではないにせよ、すでに形成された盤面に触りつつ展開を牽制する、という意味では《飛翔龍 5000VT》にも似たスペックを持っています。


 自己軽減によって《キャディ・ビートル》のような一部のカードを除いたコスト踏み倒しメタを貫通し、登場時能力で手軽に相手のクリーチャーを排除しつつ次ターンの展開を牽制して多くのデッキに対してほぼ確実に次のターンを獲得。


 スピードアタッカーとはいえW・ブレイカー。味方のコストを踏み倒せるわけでもなくリソースも広げないため1枚で勝ちにいけるカードではないものの、他の踏み倒しギミックを主軸に据えた構築のサブアタッカー適性が特に高いカードだと言えます。


 EXライフによって革命チェンジギミックとの相性はやや悪いものの、間に《アカシック・ファイナル》の侵略を挟んでEXライフ能力を無効化したり、《ナウ・オア・ネバー》経由で出してEXライフを外すことで革命チェンジも可能。


 一度手札に戻れば次のターンにももう一回ロックを仕掛けることができ、チェンジ先も優秀なものが揃っているため破壊力は抜群です。一手間かけるだけの価値があるコンボだと言えるでしょう。


 アドバンスにおいて【ガイアッシュ覇道】のサブプランに据えられているほか、オリジナル環境では《ギャラクシー・チャージャー》からチェンジ先や《アカシック・ファイナル》をまとめて手札に加えられることにフィーチャーした専用デッキ・【ラッカゾージアダンテ】が登場しています。

光水火【ゾージアダンテ】

4

4

1

4

4

2

4

4

2

3

3

3

1

 マナに光・自然が揃っている状態でダイレクトアタックを受ける際、手札から飛び出してブロッカーとして攻撃を受け止めてくれる待望の新・手札誘発防御カード。


 デッキは選ぶものの、どんな状況でもマナさえあれば手札から防御に貢献する手札誘発能力はやはり破格。これだけでも期待の星といえますが、このカードについては本体スペックの優秀さも目を引きます。


 コスト5で光/自然のドラゴン、マッハファイターとブロッカーを兼ね備えていて、攻撃時にカードを1枚引いたのちコスト4以下のクリーチャーかタマシードを踏み倒し。


 防御手段としてはもちろん手札から召喚してマッハファイターで盤面を叩きながら1ドローでき、文明も主要な革命チェンジ組とは軒並み噛み合う優秀さ。もちろん防御札として相手の攻撃をブロックした際にバトルに勝てば、返しのターンにそのスペックを遺憾無く発揮できます。


 踏み倒し能力は範囲が絶妙に狭いためうまく活かすには構築に少し工夫が必要ですが、対となる《一王二命三眼槍》と違って誘発条件が攻撃時というぐらいしか制限がありません。


 現時点ではドラゴンを主軸としたデッキの受け札として活用されていますが、単なる受け札にとどまらず、このカードを主軸にしたデッキ構築の可能性も十分に広がっているのが面白いところです。

【ガイアッシュ覇道】

4

4

3

4

4

3

4

4

4

2

2

1

1

 コスト99・パワー99000の規格外サイズに、光以外の呪文ロック・ターン終了時の無条件クリーチャー踏み倒しと、ド派手なスペックが目を惹く超大型ディスペクター。


 単体で見た際のゲームへのインパクトは「デュエキングMAX2023」の新カードの中でも群を抜いており、踏み倒し甲斐のあるそのスペックからすでに数多くのコンボデッキでフィニッシャーとして活躍しています。


 特に相性がいい相方として《龍世界 ドラゴ大王》とセットで運用されることが多い印象。


 強烈な広範囲の呪文・クリーチャーロックが揃えば対抗できるデッキはごく限られているうえ、《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》を先に出せばターン終了時の踏み倒しで自動的に両者を揃えることが可能。《龍世界 ドラゴ大王》の登場時能力は自分のクリーチャーと相手のクリーチャーを自由に選んでバトルさせられるため、99000火力≒事実上の確定除去を相手に押し付けて、すでに形成された盤面にも干渉できます。


 どちらも単体で優秀な踏み倒し先ということもあり、「火文明のクリーチャー」や「ドラゴン」が踏み倒し条件になったギミックにおいては是非とも併用したいカードです。


 使い方は無限大ですが、サンプル構築では《ブレードグレンオー・マックス》《白騎士の精霊 HEAVEN・キッド》のカード除去を当てる退化ギミックにフィーチャーした光水火【マナ退化】をピックアップ。


 大量のドローソースで4ターン目にはかなりの再現性で、要求値は高いものの上ブレれば3ターン目で決まる退化コンボは破壊力抜群。マナ進化を咎める手段は非常に限られるためメタにも強く、コンボデッキとしては十分な強度を誇ります。

光水火【マナ退化】

4

4

4

2

3

4

4

4

4

3

1

1

2

 コスト7以下のメタリカを踏み倒せる展開能力に長けた新たなサバキZ呪文。


 《転生ノ正裁Z》を経由すれば最速で3ターン目にビッグアクションが可能で、《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》《サッヴァークDG》に繋げばさらにシールドをブレイクしてもう一度《煌世主ノ正裁Z》を唱えたり、ターン終了時に追加で裁きの紋章を唱えつつ手札から光のドラゴンをなんでも踏み倒したりと展開を連鎖させていけます。


 他にも《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》《無双の縛り 達閃》といったロック性能の高いクリーチャーや、それらに除去耐性を与えて盤石の体制を作る《煌龍 サッヴァーク》が有力な踏み倒し先候補となります。


 【サバキZ】は独特のシールドの残枚数管理や唱えた後の裁きの紋章を重ねるシールドの位置、多くの裁きの紋章が重なったシールドを手札に加える際にサバキZで捨てる裁きの紋章の取捨選択など、他のデッキとは全く異なるリソース管理が必要になる難しいデッキではあるものの、他にはない持ち味のあるデッキとして一定の人気を博しています。

【サバキZ】

4

4

3

4

3

4

1

2

2

3

3

2

2

2

1

 3枚ドローし、手札1枚を超次元ゾーンに置く。


 非常にシンプルなテキストながら、単色の3マナドローソースとしてはこれだけでも十分すぎるほどのスペック。


 ここ2〜3年で出たカードで比較しても《エナジー・Re:ライト》《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》はオマケつきながらあくまでも2ドローですし、《「伝説のサイバーパワー!」》はビビッドローがあるとはいえ多色、かつ先に1枚捨ててからの3ドローです。実質的に3枚引いてから1枚捨てる《パンドラの記憶》は、純粋な手札調整カードとして過去の3マナドローソースの中でもトップクラス。


 そのうえで「手札を超次元ゾーンに置く」ことをメリットに転換できれば、その価値は爆発的に向上します。


 もっともわかりやすく現在でもよく使われているパッケージが、超次元ゾーンに置かれた時に2ドロー1ディスカードできる《超次元の王家》との組み合わせ。3ドロー-1枚超次元+2ドロー-1枚捨て=枚数にして差引き3枚分、山札を見られる数で言えば5枚分のリターンを3マナ呪文1枚から得られます。


 3ドローした後の段階で手札に《超次元の王家》があれば良く、先述した通り《パンドラの記憶》自体がそもそもドローソースとしての質が高いため、コンボが揃っていなくともとりあえずドローソースとして使うリスクがほとんど感じられないのも◎。


 さらに言えば超次元ゾーンに置かれた《超次元の王家》は後々から4マナ払って召喚することも可能。デザイナーズとはいえ2枚で完結しているうえ、それぞれのカードが単体でも活躍できるため、種族シナジーが重視されるようなデッキを除けば水/火のカラーリングのデッキ全般で活躍が期待できるパッケージです。


 4マナで手札を起点にコンボを叩き込めるデッキでは特に有用で、早速光水火【「正義星帝」】などで結果を残しています。


 また、「デュエキングMAX2023」でいくつか登場した「超次元ゾーンからサイキックやドラグハートといった特殊カードタイプの指定なくエレメントを出す」系統のカードをオリジナルでも使えるようにする数少ない手段のひとつ。


 かなり無理のある構成にはならざるをえないものの、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》のようなアドバンス限定で破格のボーナスを得られるよう設計されているカードをオリジナルで無理矢理に使用できてしまうのはワクワクしてしまいますね。

光水火【「正義星帝」】

4

3

4

4

4

4

2

4

3

2

4

2

 《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》の登場時能力は横紙破り。


 現在はプレミアム殿堂入りしている《奇跡の精霊ミルザム》のウルトラ・シールド・プラスを完全再現した能力を持つうえに、EXライフによって自分でシールドを追加できるため、フルスペックを発揮すれば使用が禁止されているカードを上回る強さを発揮します。


 ……が、その条件として、超次元ゾーンからコスト6以下のエレメントを出さなければなりません。アドバンスではほぼ無条件に等しいですが、オリジナルではひと工夫もふた工夫も必要なテキストにすることで事実上アドバンス限定のカードとしてバランスを取っています。


 かつて一世を風靡した「ミルザムエメラルーダ」コンボは現代でも通用するほど強力。1枚のシールドに含まれるカードを6枚に増やしてからそれを《音感の精霊龍 エメラルーダ》で回収することで、膨大なアドバンテージを得られるコンボです。《音感の精霊龍 エメラルーダ》は回収したシールドのS・トリガーまで使えるため、そこから《ヘブンズ・ゲート》《禁呪と聖句の決断》がめくれようものなら、膨大なハンドリソースを元手に大規模な展開を行えます。


 かつては《ヘブンズ・ゲート》で同時に出す必要がありましたが、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》《邪帝斧 ボアロアックス》を出せばマナから、《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》を出せば手札から踏み倒せるため、ひとまずこのクリーチャー1体を出すだけでその先の展開を作れる点が優秀。1体だけを踏み倒す《スターゲイズ・ゲート》での踏み倒しが主流となった現代の【ヘブンズ・ゲート】系のデッキでも活用できるような設計になっています。


 また、コンボに頼らずとも超次元ゾーンを自在に扱えるブロッカーとしても強力……というか、こちらが本体と言ってもよいでしょう。特にマッハファイターを付与してパワーを2倍にする《邪帝斧 デッドアックス》はバトルがトリガーとなる《闘門の精霊ウェルキウス》との相性が非常に良好です。


 小型クリーチャーの攻撃を止められるためアドバンスでも流行中の水火【マジック】に強い《恐龍界樹 ジュダイオウ》、全クリーチャーにスピードアタッカーを付与して大型ブロッカーの大打点を一気に叩き込める《次元のスカイ・ジェット》、置いておくだけで相手の呪文コストを増やしつつ毎ターン《スターゲイズ・ゲート》の効果を使えて龍解後のロック能力も優秀な《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》などなど、文明もカードタイプも問わない超次元ゾーンからの踏み倒しはデッキの自由度を大幅に高めています。


 アドバンス環境における【ヘブンズ・ゲート】系デッキの地位を大幅に向上させる1枚です。

光自然【巨大天門】(アドバンス)

メインデッキ

4

1

4

4

4

4

4

4

4

2

3

2

超次元ゾーン

1

1

1

1

1

1

1

1

 4マナドラグハートの歴史を塗り替える一振り、《邪帝斧 デッドアックス》


 マッハファイターとパワー倍加でバトルゾーンを制圧する能力に長けており、バトルに勝てば負かしたクリーチャーと共通する文明を持った非クリーチャーカードを自分の超次元ゾーンからコストに関わらず(!)出すことができます。基本的にはドラグハート・ウェポン、あるいはドラグハート・フォートレスを出したいところですが、サイキック・クロスギアなども選択肢に入るのはデッキを構築するうえで意識しておきたいポイントです。


 《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》《将龍剣 ガイアール》といった強制バトル系ウェポンとの相性は特に優れており、相手の火のクリーチャーとのバトルに勝てば連鎖的に次のバトルを行なって、さらにもう1枚のドラグハートを……と連鎖的に相手のクリーチャーを殲滅可能。《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》に至っては龍解条件が「ターン中2回目のバトルに勝った時」なので、そのまま即座に龍解まで漕ぎつけられる美しい噛み合いを見せます。


 アドバンスの【ガイアッシュ覇道】では《最終龍覇 ロージア》から装備するウェポンとして非常に有用。単独でもパワー8000ですが、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》にP侵略すれば12000の2倍、パワー24000でバトルできるためほとんどのクリーチャーを打ち取れます。


 自分で使うのはもちろんですが、相手に使われるうえでも《邪帝斧 デッドアックス》ケアは必須になってくるでしょう。的になってしまうクリーチャー初動を出さない、あるいは構築の段階で採用しないことも検討できるなど、このカードが存在するだけで環境に与える影響が大きい1枚です。

【ガイアッシュ覇道】(アドバンス)

メインデッキ

4

4

3

4

4

4

4

4

3

2

1

1

1

1

超次元ゾーン

1

1

1

1

1

1

2

おわりに

 というわけで「デュエキングMAX2023」の新カードとそれを使ったデッキについて紹介していきました。


 今回はかなり独創的で、これまでにないカードがたくさん登場したパックになった印象です。「書いてることは強いもののどう使うのが強いか分かりづらい」カードが多く、現時点では非常に分かりやすい強さを持った《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》や単体でのスペックに秀でる《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》がよく使われています。


 また、踏み倒し甲斐のあるフィニッシャーがドカッと追加されたことでここのところ元気のなかったコンボデッキ界隈がにわかに盛り上がっていますね。光水火【マナ退化】や水闇【卍夜の降凰祭】も楽しそうですが、個人的にはMTGアリーナでよく使っている<<全知>>と似た性質を持った《完全水中要塞 アカシック3》を使ったコンボにワクワクしています。経験上、この手のカードは変に奇をてらうよりもドロソをチェインさせてリソースを稼ぐのが一番強い!


 現時点では環境最上位に居座るデッキたちの牙城を崩すほどではないものの、将来性のあるカードが多い印象です。今のうちに使ってみたいカードは手元に揃えておきたいですね。


 それでは、今回はここまで。お相手はyk800でした! 記事が面白かったらぜひX(旧Twitter)でのシェアをお願いします!

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このコラムのライター

yk800

yk800