はじめに
みなさんこんにちは、せるぷーです。
気が付けばもう第7弾発売の時期となりました。
11~12月にかけては初のチーム戦グランプリとなる「GP大阪・冬」
また「Japan Championshipエリア予選」など
年末に向けて大きな大会が目白押しの注目すべき環境となります。
さらに、第7弾環境は「オープン8マスターズ」という
Japan Championship予選となるオープン8の大きな大会があります。
今回はそれに合わせた解析もあわせて、新弾解説をしていきたいと思います。
・凡例
《カード名》レアリティ/対象のカードを何枚、どこに出すか
タイミングは記載がなければファンファーレ(またはスペル効果)
レアリティはLがLG、ほかはRを外したもの
どこに出すかは「場」「EX」「場orEX」
・略号
(F)ファンファーレ、(L)ラストワード
概要
アプリ版第13弾「鋼鉄の反逆者」、第14弾「森羅咆哮」を中心としたセット。
弾としては第15弾「アルティメットコロシアム」から後戻り。
・新タイプ「自然」と「機械」が登場
種類がそれなりに多く、二つ合わせるとカードセットの6割程度を占める。
(進化除くと89種だが、それぞれ28種ずつある)
「機械」は機械・カードの参照枚数が多く、これらのデッキを組むときはかなりの比率を第7弾カードで埋める必要がある。
「自然」は『ナテラの大樹』を中心としたものが主。機械ほどは枠を使わないがやはり半分以上は第7弾カードで埋めることになりそう。
また、機械、自然のカードは第6弾以前には登場していない。
公式がサンプルデッキを出してくれているので、ここから自分に合わせて調整するのがよさそう。→特設サイトへ
・それ以外は「童話」などの既存タイプを強化するカードで構成されている。
どのカードも意図がわかりやすいので、使ってみてデッキ強度を確かめていくしかなさそう。
自然&機械
クラスごとにどっちメインか分かれている。
例外はビショップのムニャール関係のみ。
自然は『ナテラの大樹』を参照するカードが多く、タイプ・自然をチェックするカードは少な目。機械はその逆。
自然
クラス:エルフ、ロイヤル、ドラゴン
・『ナテラの大樹』を出すカード
機械
クラス:ウィッチ、ナイトメア、ビショップ
・『リペアモード』を出すカード ※スペルなのですべてEXエリア
強化された既存タイプ
エルフ「童話」
《奇妙な帽子屋》、《チェシャキャット》
とにかく《ビューティ&ビースト》を使えと言ってきている。
ただ、サーチしやすくなったこともあり、2枚でよさそう。
童話カウンターを乗せられる量がかなり増えるので、攻撃力10以上にもできそう。
とはいえ一撃必殺の威力は流石にないので、他のカードで残りをどう削るかがデッキとして成立するカギとなる。
エルフ「妖精」
ロイヤル「暗殺者」
ウィッチ【土の秘術】
ドラゴン「海洋」
ドラゴン「ドラゴニュート」
ナイトメア「吸血鬼」
ビショップ「童話」
オープン8用各情報
「自然」と「機械」のレアリティ別枚数(通常枠)
自然 |
LG |
GR |
SR |
BR |
エルフ |
1 |
2 |
3 |
3 |
ロイヤル |
2 |
1 |
1 |
2 |
ドラゴン |
1 |
2 |
2 |
2 |
ビショップ |
0 |
0 |
0 |
2 |
ニュートラル |
1 |
1 |
1 |
1 |
合計 |
5 |
6 |
7 |
10 |
機械 |
LG |
GR |
SR |
BR |
ウィッチ |
2 |
1 |
2 |
3 |
ナイトメア |
1 |
2 |
2 |
3 |
ビショップ |
1 |
3 |
2 |
2 |
ニュートラル |
1 |
1 |
1 |
1 |
合計 |
5 |
7 |
7 |
9 |
大雑把に3割くらいが自然か機械になるので、オープン8での枚数は平均14~15枚。
フォロワーのスタッツ
全体的に攻撃力<体力のフォロワーが多く、【疾走】も相当少ないため
フォロワー展開が遅れて一気に削りきられてしまう展開は少なそう。
基本我慢比べだが、強力な除去も少ないのでスタンド状態のフォロワーを取り切れないことも。
リーダーが狙われても大丈夫なように体力は先行しておきたい。
・1コスト
4種類しかいないうえ、2/2,2/1,1/2,1/1と小さい。
序盤から一方的に殴られる展開にはならなそう。
・2コスト
体力3、特に2/3が非常に多く、3/2(3/1)はかなり少ない。そのため2/2は活躍しにくい。
・3コスト
いつもなら3/4とかが多いのだが、今回は3/3程度で止まっているのが多い。
とはいえ2コストに攻撃力3が少ないので、2コストを上踏みはできる。
・4コスト以上
《ブラックビショップ》という進化が必要な枠もあってとにかく小粒。
SR以下の最高サイズが《バーサークデーモン》の4/6/6、
さらに5コスト以上は《ギャル天使・アルディス》の5/4/5のみ。
《バーサークデーモン》が全体を見ても相当大きいので、体力回復手段を取りつつ積極的に出したい。
除去カード
記載がなければ1体が対象。カード名太字は確定単体除去。
LG
《母なる君》4/0/4 【突進】【指定攻撃】【必殺】(除去扱いでいいよね……)
《機械神》6/6/6 (F)墓場の機械カード3枚消滅:チョイス【1】フォロワー1体破壊
GR
《月の刃・リオード》2/1/3 エンドフェイズにフォロワーに1ダメージ
《王の一閃》3コスト フォロワーに4ダメージ
《ソニック・フォー》1コスト
クイック フォロワーに2ダメージ
《猛火のティラノサウルス》8/6/6 場の『ナテラの大樹』1つを消滅:相手の場のフォロワーすべてに3ダメージ。
手札から捨てた時1PP:フォロワーに3ダメージ
《影の侵食》3コスト フォロワーに4ダメージ
《マシンエンジェル》3/3/3 アクト:フォロワーに4ダメージ。墓場の機械カード5枚以上で使える
SR
《必中の狙撃士・ワルツ》2/2/3 1PP+アクト:フォロワーに攻撃力分ダメージ
《美麗なる術式》2コスト 3体までに3ダメージ割り振り、エレノアが居れば5ダメージ
《輝ける剣撃》1コスト
クイック フォロワーに2ダメージ、ミストリナが居れば6ダメージ
《禁絶の一撃》2コスト フォロワーに4ダメージ、ニコラが居れば6ダメージ
《ラビッティアアドミニスター》2/2/1 (F)手札以外から出たらフォロワーに3ダメージ
《粛清の一刀》3コスト フォロワー1体を破壊
BR
《チェシャキャット》1/1/2 (F)フォロワーに1点、手札以外から出たら2ダメージ
《ハルバードウルフ》2/2/3 アクト+ナテラの大樹アクト:フォロワーにアクトしたナテラの樹の分ダメージ
《メカニカルソーサラー》2/2/2 アクト+EXエリアの機械カード1枚消滅:EXエリアの機械カードの枚数ダメージ
《慈愛の竜戦士》2/2/2 (F)【覚醒】状態ならフォロワーに2ダメージ
《爆弾フグ》2/3/2 2PP+これを墓場に置く:場のフォロワーすべてと自分のリーダーに3ダメージ
《メカニカルゾンビ》4/2/5【指定攻撃】【必殺】 他に機械が居れば【突進】(これも除去扱いでいいよね……)
《森の参謀・ムニャール》2/1/3【疾走】 【攻撃時】フォロワーかリーダーに1ダメージ
トークン
『プロダクトマシーン』1/1/1 アクト+場の機械フォロワー3体を墓場:フォロワーに5ダメージ
【総括】
5点以上ダメージ与えるカードとなると一気に減る。
進化以外の条件なし確定除去は1枚のみ。
シナジー前提なのも多く、普通にダメージ与えられるカードが少ない。
クイックも(多分)歴代最小の2枚、そしてどちらもエンジェルスナイプ相当のもの。
全体除去は皆無、と言いたいが《爆弾フグ》があることは頭に入れておきたい。
『プロダクトマシーン』の5点与える能力が優秀に見えるが、実はあまり量産できない……。
確定除去と《メカニカルゾンビ》は大事に。体力5以上のフォロワーに使いたい。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
構築では追加カードというよりも
《カースエンチャンター》の殿堂入りの影響が大きく、前環境とメタも様変わりしそうなこと
チーム戦なので3クラスの強いデッキを用意する必要があるので、色んなクラスが発売と同時に研究されていくと思います。
発売から2週間くらいのCSでどんなデッキが台頭していくのか
注視していきたいところですね。
また、オープン8は自分が好きなリミテッドの大会なので
今後も深堀していきたいと思っています。
予選1回しか出られないのが寂しいので、2回くらいやってほしいですね……。
次回はGP大阪前に第7弾環境のまとめを予定しています。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。