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2023.9.23

より良い「時間」の使い方 | せるぷーのエボルヴ研究室

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より良い「時間」の使い方 | せるぷーのエボルヴ研究室
目次

はじめに

みなさんこんにちは、せるぷーです。


今回のコラムのテーマは「対戦時間」について


「このデッキを使っていると時間切れになってしまう」
「カウンターとか置くのに手間取ってしまい、いつも時間ギリギリ」
「制限時間が30分ではとても足りない」
そんな経験があったりはしないでしょうか。


今回は「対戦時間とは何か」というところから

正しい対戦時間に対する認識をいま一度確認するとともに
具体的な「時間を効率よく使う方法」について説明していきたいと思います。

「対戦時間」について

対戦時間は二人のもの

エボルヴの1マッチの基本設定はBO1・対戦時間30分になっています。


さて、1戦に30分も使えるなら、2分くらい長考しても余裕だよね?
と思ってしまうかもしれませんが、本当にそうなのでしょうか。


まず対戦ゲームですから、当然相手がいます。
使える時間は相手と合わせて30分ですので、自分が使えるのはそのうち半分の15分


この時点で2分も考えていたら自分が使える時間の10%以上を使ってますね。


「2分も考えないでしょ?」

という人もいるかもしれませんが
墓地を何度も確認したりと、それ以上に動かない人もたまに見かけます。
そして自分が考えると同様に相手も長考します


また、エボルヴではアプリ版にあるようなエフェクトはないものの
・ドローや攻撃力/防御力の増減は自分で行う必要がある
・サーチが入るとデッキのシャッフルが入る
・クイックがあるので自分のターンの時間がすべて自分で使えるわけではない
などなど、中盤以降の込み入ったターンでは盤面処理するだけでも30秒はかかります。


とにかく自分が思っている以上に時間は消費するものです


エボルヴにおいて、時間切れは両者敗北となりますので
協力して時間内にゲームを終わらせる必要があることを肝に銘じておきましょう。

「長考します」は免罪符にならない

でも盤面ややこしいし、リーサルあるかもしれないし
「長考します」っていったら考えてもいいよね?


そんなことはありません


エボルヴは正解を出すまで考えるゲームではありません
先ほど述べたように「対戦時間内にゲームを終わらせる」必要がある以上
適切な時間でプレイを進める必要があります。

※度が過ぎる長考は「遅いプレイ」として警告の対象になります。


また、長考と言っても「リーサルの計算に時間がかかる」とかではなく
「どうプレイすればいいか迷って決断が付かない」だけのことも。


その場合はいくら悩んでも時間の浪費。

本当に必要なときに計算する時間を残すため

判断に困るところまで考えが進んだらプレイに移りましょう。




もうひとつ

「自分のデッキはコントロールだから時間切れしても仕方ない」と
使用しているデッキに原因を求めてしまう気持ちもわかりますが
そういうデッキを使う場合こそ、素早いプレイが求められます


時間内にプレイする自信がないデッキは使ったら負けるデッキと同義ですので

デッキの中身を工夫して時間内に終わる構成にするか

大会では使わない選択をすることも必要です。


スムーズにゲームを進めるために

ルールや相手の誘発処理などについて、積極的に相手と一緒に解決する

エボルヴはルール上、「対戦相手のルールミス(誘発忘れなど)を指摘する」必要があります。


「このファンファーレ忘れてない?」

「カード引くの忘れてませんか?」
など気づいたものがあったらどんどん相手に聞いて処理を進めていきましょう。


「カード引くの忘れてくれたら有利なんだけどな」と誘発忘れを期待するのはNGです。


対戦相手と力を合わせて、正しいルール上での対戦を楽しむのがエボルヴ流です。

「連続行動における手順の変更」を活用する

グランプリの規約が見つからなかったので、10月度のCSの規約から引用となりますが
以下の条件を満たす場合、処理の順番について前後してもよいと認められています


━━━━━━━━━━

■連続行動における手順の変更について
プレイヤーが円滑にゲームを進行できるよう、連続した行動を行う際に、以下の条件をすべて満たしていれば、本来のルールと異なる手順であっても適正にプレイされたとみなすことができます。


正しい手順のプレイを行った場合と比べて、行動完了後の結果が同一である
手順を変更することで、本来得られない情報を利用できる状況にならない
・対戦相手の了解を得ている。または、ジャッジが明らかに本項に該当すると判断できる。
━━━━━━━━━━


「これは後でまとめてやります」などとしっかり宣言しつつ

対戦相手と協力してスムーズにゲームを進行させていきましょう。


もちろん、後でまとめてやると分からなくなりそうな場合は一つ一つ処理を求めてもかまいません。

 具体例
《ライラ》進化で《岡崎泰葉》をサーチ
《岡崎泰葉》を場に出して2コスト以下フォロワーをサーチ
《ライラ》でフォロワーに攻撃
→デッキをシャッフル


正しくプレイする場合は《ライラ》のサーチの後にシャッフルする必要がありますが

連続してサーチが続く場合、間のシャッフルは行わずそのままサーチを続けても問題ありません。


また、次に述べますがデッキシャッフルは最後に回すと一番効率が良くなります。

自分の盤面処理の一部を相手のターン中に行う

時間を効率よく使うには、早く相手にターンを渡してあげることが大事です。
そうすることで自分の処理の時間と相手の思考時間を並列に使うことができ、時間の短縮につながりま


特に以下の2つは後回しにすると効率が良くなります。


・サーチなどの後のデッキシャッフル
 シャッフル後にデッキに触る要素(ドローなど)がない場合

 サーチ後のゲーム処理(進化した《島村卯月》でフォロワーに攻撃など)を進めた上でターンを返し

 相手に考えてもらっている間にしっかりシャッフルしましょう。


・各フォロワーに攻撃力/防御力の増減を示すためにサイコロやカウンターを置く作業
 《アマツ》などで全体強化する場合

 まとめて1つのサイコロを置いて目印として

 相手のターン中に各カードに乗せなおすと良いでしょう。


 また、そもそも置くのに時間がかかるカウンターを使うのはやめておく

 アマツなどの+1/+1する機会が多いデッキは専用のカウンターを用意するなど

 事前準備の段階で対応できることはしっかりやっておきましょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか。


この中でも「スムーズにゲームを進めるために」の部分

特にシャッフル関係の処理は後回しにするだけでも数分時間短縮できるので

ぜひ頭に入れて実践してください。


このコラムで月末のグランプリ千葉で1卓でも時間切れの両負けが減りますように。


エボルヴではこのようなルール周りに関してのコラムがあまり少ないこともあり

今後も折を見て書いていけたらなと考えています。


それではまた、次回のコラムでお会いしましょう。

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このコラムのライター

せるぷー

せるぷー