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2023.9.20

Vol.15 マンムー【WCS2010】 | てるるのオレンジメール

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Vol.15 マンムー【WCS2010】 | てるるのオレンジメール
目次

はじめに

こんにちは! てるるです。


今回は8/14に開催された「Classical PTCG Gathering」という過去の公式大会のルールで対戦などができたイベントで行われた

「第9回ニモノ杯クラシック・WCS2010の部」で使用した《マンムー》デッキを紹介したいと思います。


先に明言しておきますと、《マンムー》デッキは環境で流行したデッキではありません。

当時の世界大会で上位には間違いなく入ってないですし、そもそも使っている人がいたかも怪しいです。


手札10枚以上あるのに、解決札も探すためのドロサポもないというような、運の悪さもありましたが

当日の戦績は1勝3敗です。


とはいえ、このようなファンデッキだからこそ、文章として残すことに意味があると思うので

よろしければ、読んでいただけるとうれしいです。

《マンムー》

逃げエネが5であることで、有名なカード。

デッキ紹介

《マンムー》のテキストを見ると一番目を引くのは、高打点を目指せる「みんなでこうしん」ですが
このデッキの主な戦略は、このワザをベースとしていません。


このデッキは《マンムー》の高耐久を活かし

《思い出のみ》経由で《イノムー》の「はっぷん」を使っていくデッキとなります。


《マンムー》の一番の特徴は《レントラーGL LV.X》に対して、圧倒的なまでに強いことです。


雷抵抗を持つため、「フラッシュインパクト」が40ダメージになります。
「はっぷん」の回復で全回復できるため、《レントラーGL LV.X》での攻撃を許しません。

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《モノマネむすめ》及び《ワープエネルギー》は当時使用可能だったバージョンの登録がなかったため再録版を表示しています

《ウリムー》

《イノムー》

《マンムー》/《マンムー》


デッキのメインパーツなので、4枚ずつ採用。
《マンムー》のみ、水タイプのものを1枚採用しているが、「つきすすむ」が主な採用理由になります。


この時代、ベンチ呼び出しは《レントラーGL LV.X》が最も採用されており

次点で《ポケモンリバース》《ポケブロアー+》が採用されるかもしれないという形になります。


《ポケモンリバース》はコイン、《ポケブロアー+》は2枚同時使用と要求が高く
これらを採用せずとも、「つきすすむ」によって、削り残したポケモンを追撃できる点は大きなメリットです。


イノムーに関しては、前述した通り「はっぷん」が非常に強力です。
また、「かけぬける」もベンチ20ダメージとはいえ、宣言する頻度はそこそこあります。


《ウリムー》の「つきたおし」もこのデッキにおいては、見過ごせないワザです。
例えばダメカンが載っていない《思い出のみ》付きの《マンムー》が闘無無のワザを宣言できる時
確定で30ダメージ出せるのは、このワザだけになります。

《ミカルゲ》

グッズロックしながら、盤面を作っていける言わずと知れた有用ポケモン。

進化デッキのお供です。
《レジロック》

《ハードマウンテン》との組み合わせで《マンムー》に対してエネルギー加速します。

場合によっては《レジロック》自身で攻撃する場合もあります。

《ユクシー》

《アグノム》

《アンノーン[Q]》


説明不要各種システムポケモン。


《ポケモンコレクター》《ハマナのリサーチ》などからサーチできるのがとても優秀です。

《ポケモンコレクター》

《ハマナのリサーチ》

《ミズキの検索》


ポケモンサーチサポート。


前者2つは特に初動で使いたいですが

サポートが空いたタイミングには余分になった《ミカルゲ》等のカードを抜いて

《レジロック》でトラッシュすると、 ドロサポを引いた時の圧縮に繋がります。

《オーキド博士の新理論》

《シロナの想い》

《モノマネむすめ》


ドローサポート。


《思い出のみ》を貼り、序盤からきちんと手張りしていくことが大事なデッキのため
条件なしで6枚引ける《オーキド博士の新理論》は最大枚数採用。


相手に対する手札干渉を採用していないことから

特に対ガブレンのようなSPポケモン主体のデッキに対しては、《モノマネむすめ》で10枚以上引けることもあります。

《破れた時空》

《ハードマウンテン》


進化デッキのお供のスタジアムと
《レジロック》との組み合わせで真価を発揮するスタジアム。

《思い出のみ》

デッキコンセプト。

迷わず最大枚数採用。
《ゴージャスボール》

強いことしか書いてないボール。
《夜のメンテナンス》

足りないリソースを補うために1枚。

《たつじんのおび》がついたポケモンを除き、倒してもサイド1枚しか取れない環境のため
6枚サイドを取るためのリソースは相応に必要になります。

《ポケモンいれかえ》

《ワープエネルギー》


《マンムー》自体、殿堂レギュレーションの範囲で唯一の逃げエネが5のポケモンです。
(それより前には《ホエルオーex》,《ゴローニャex》,《ハガネールex》と3種の逃げ5のポケモンがいます)


メインが重いポケモンで構成されているため、入れ替え札は複数枚採用しています。

「みんなでこうしん」はメインではないと言いましたが

余裕がある時は2回程度宣言するので、少しだけ水エネルギーを採用しています。

有利不利

基本的には、「はっぷん」で中打点を受け流しながら戦うデッキのため

高打点デッキのすべてが不利と言っても過言ではありません。


・0エネ90ダメージの《ギャラドス》

・瞬間的に高火力が出せる《エルレイド》

・ベンチに下がってしまうため、アタッカーに圧力がかけづらい《ゲンガー》

・特殊鋼エネルギーで耐久力を上げながら、最終的に100ダメージ出す《ハガネール》

・そもそも弱点と抵抗両方がきつい《ワタッコ》


いくらでも、きついポケモンはいます。


この環境の象徴する1枚でもある《レントラーGL LV.X》に対して、圧倒的に強い。

それだけがこのデッキを使う理由とまで言ってもいいかもしれません。

終わりに

過去の大会のレギュレーションで遊ぶと言っても、いろいろあります。


当時の環境デッキを使ってみたり、思い出のデッキを使ってみたり、等々。


今では、プレイヤーの数も多いため、どんなデッキを組んでも、調べてみると他にも組んでいる人が多くいる場合があります。

しかし、他に使用者がいないであろうデッキを使えるという体験は、当時のプレイヤー数が今ほど多くない時代だからこそできることだと思います。


このような機会自体珍しいかもしれませんが、ぜひ一度体験してほしいと思います。

本日の麺活コーナー

このコーナーは私が個人的に美味しいと思った麺屋を淡々と紹介するだけです。
過度な期待はしないでください。




店名:すごい煮干ラーメン野毛 すし 釣りきん
住所:神奈川県横浜市中区花咲町1丁目46−1 駅前ビル1F


ラーメンも寿司も食べたい、そんな欲張りさんにおすすめのお店。

煮干しの香り漂うスープがちぢれ麺に絡むのが心地よい。

寿司もシャリが赤酢で、味が付いており、ネタが口の中で蕩けます。


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このコラムのライター

てるる

てるる