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2023.6.16

Vol.13 一撃アルセウス【シティリーグデッキ】 | てるるのオレンジメール

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Vol.13 一撃アルセウス【シティリーグデッキ】 | てるるのオレンジメール
目次

はじめに

こんにちは! てるるです。


今回はシティリーグで使用したデッキとその理由について書いていきたいと思います。


今シーズンは成績が振るわず、シティリーグ前の時点でのCSPは完走したトレーナーズリーグ分含めて45ポイントでした。
つまるところ、今回のシティリーグで仮に優勝できたとしても、JCSの優先権やWCSの権利には繋がらないということです。


極端な話、勝つためのデッキ選択をする必要はありません。


よって、今回はあえて苦手意識のあるデッキを使ってみることにしました。

デッキ選択の経緯

《アルセウスVSTAR》系統のデッキは以前、《アルセウスVSTAR》 + 《ジュラルドンVMAX》デッキをシティリーグで使ったことがあります。


《アルセウスVSTAR》3枚

《ハイパーボール》4枚

《しんかのおこう》2枚

と比較的《アルセウスVSTAR》に触れられるカードが多い構築でしたが

《博士の研究》から進化できなかった時、このデッキは合わないと悟りました。


とはいえ、《アルセウスVSTAR》自体は強いことが書いてあり

今後追加のポケモンVが収録される可能性は低いとしても十分なスペックを持っていることから

使うという選択肢自体は持つべきと考えました。


昨今活躍している《アルセウスVSTAR》系統のデッキとしては、《ギラティナVSTAR》と組み合わせたものなどがありますが

今回は《ジュラルドンVMAX》《ブラッキーVMAX》と組み合わせたものを選択しました。


この系統のデッキとしては、CL新潟のジュニアリーグで優勝した構築をベースにしたものと、海外で流行っている《かがやくフーディン》《ルチャブル》が採用されたものがあります。






前者に関しては、サイドを2-3-3と押し付けやすい点が強みで
後者は《かがやくフーディン》《ルチャブル》で、効率的にサイドを取っていくことができるのが強みになります。


今回、私は前者をベースとした構築を選ぶことにしました。


理由としては、《かがやくフーディン》《ルチャブル》を活かすために

その場その場で考えていては時間が足りず、事前にどのように使うかを完璧に練習する時間がなかったためです。


また、後者は《ネオラントV》+《冒険家の発見》で、進化元と進化先を両方手札に加えることができる優秀な展開ルートを持っていますが
日本ではどのデッキでも採用しやすい手札干渉の《ナンジャモ》が登場しており
《ナンジャモ》によって手札に加えた進化先が流されることを考えると
ほんの少しだけ弱体化していると判断したこともあります。


デッキ紹介

4

3

2

2

2

2

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2

2

3

1

4

4

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1

1

1

2

2

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5

2

2

ジュニアリーグ優勝デッキとは違う2種の採用カードについて採用理由を説明します。


《あくの塔》
シンプルにデッキを少しでも安定させるために採用しました。
一撃《ルギアVSTAR》デッキ等には逆に利用される可能性がある点だけ注意。


《トレッキングシューズ》

《アルセウスVSTAR》系統のデッキで目指す1ターン目の動きは、《アルセウスV》を出してエネルギーを手張りすることになります。
その動きを目指す時に足りない少しに手を伸ばせるカードとして採用しました。


それ以外にも
・後攻1ターン目に「トリニティチャージ」しないときついマッチアップなのに、《ダブルターボエネルギー》がない。
・ドローサポートを使っても、2ターン目に《アルセウスVSTAR》に触れない。
等、山札をもう少しだけでも引きたい時は多々あります。

試合の結果

1戦目 《サーナイトex》+《ミュウツーVUNION》


先攻2ターン目に「トリニティノヴァ」ができず、「トリニティチャージ」から入る形に。


《ジャッジマン》+《ブラッキーVMAX》の「ダークシグナル」で《キルリア》を1体に減らしたりと相手の要求を高めるようにしていたが
毎ターン攻撃され続け、最終的には2ターン目にサイドを取れなかったことが響く形で、1ターン足りずに敗北。




2戦目 《モココ》《ミライドンex》


《ミライドンex》はもちろん、《こだわりベルト》が入っていないため

《ライコウV》《ライチュウ V》も1発で倒す手段が《ジュラルドンVMAX》の「キョダイフンサイ」しか無く、非常に厳しいマッチアップ。


相手の先攻1ターン目に、3エネ《ミライドンex》を準備されたことで
悠長に進めていては、2ターン目にはバトル場の《アルセウスV》が倒され
返しに「トリニティノヴァ」ができたとしても、《ミライドンex》を倒せないまま

《ライチュウV》《アルセウスVSTAR》が倒されることが明白な盤面。


そのため、後攻1ターン目に「トリニティチャージ」で《ジュラルドンV》を育て

2ターン目から「キョダイフンサイ」でサイドを進めるしか勝機はないと判断。


《アクロマの実験》《トレッキングシューズ》3枚で山を掘り進めるが

《ダブルターボエネルギー》に触れず、そのまま蹂躙され敗北。




3戦目 一撃《ルギアVSTAR》


《ジュラルドンVMAX》を立て、攻撃し続けて勝利。
《やまびこホーン》のケアは一応していました。




3戦目で階段が崩れ、結果として1勝2敗にて今シーズンの競技シーンは終了しました。

終わりに

残念ながら、《アルセウスVSTAR》デッキの苦手意識を克服するという目標は達成できませんでした。
ただ、今後のデッキ選択する時に候補から除外しやすいと考えれば、少しは気が楽になります。


全てのデッキを苦手意識なく回すことができるのが理想ではありますが
苦手なデッキは最初から候補にせず、その分の考察時間を他に使うという時間の使い方も一つの答えだと思います。


また、これからJCSそしてWCSに出場予定の方は、《かがやくフーディン》《ルチャブル》入りの一撃《アルセウスVSTAR》を試してみるのはいいかもしれません。

日本の環境とは、少し異なっていますが、海外で結果を残しているデッキです。

(※編注:コラム執筆時点はJCS開催前でした)


特にWCSに出場する予定の方は、実際に触ってみて、その強さと弱さを知れば

いざ対戦相手となる海外のプレイヤーに使われても明確なプランを持って対戦に挑めることでしょう。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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このコーナーは私が個人的に美味しいと思った麺屋を淡々と紹介するだけです。
過度な期待はしないでください。




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このコラムのライター

てるる

てるる