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2023.5.17

CL新潟の振り返り~新潟旅行記と使用デッキのご紹介~ | イツキ先生のポケモンカード教室

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CL新潟の振り返り~新潟旅行記と使用デッキのご紹介~ | イツキ先生のポケモンカード教室
目次

【ご挨拶】

 最大9連休にもなるゴールデンウイークも終わり、いつもの日常に戻っている方も多くいらっしゃるとは思います🥵


 先日、ポケカCL2023新潟が終了し、四天王でもあるヤマグチヨシユキ選手が優勝しました!😍

 0-2からの全勝で、最後まで諦めない不撓不屈の精神は選手たちの心を燃やしてくれた思います!


 今回のCL新潟で私が使用したデッキは、《アルセウスVSTAR》+《ギラティナVSTAR》を組み合わせた通称「アルギラ」と呼ばれるデッキタイプになります😊

 現環境に合わせて、コントロール要素の強いカードを採用したタイプとなっておりますので、参考にしていただけたら幸いです。

 

 今回も遠征に合わせて、趣味の旅行を楽しませていただきました!

 新潟在住のプレイヤーと接する機会をいただき、新潟県の旅行記もぜひ! とご要望いただいたこともあり、僭越ながら新潟県の魅力を発信させていただこうと思います。


 お付き合いいただけましたら幸いですm(__)m

【新潟の魅力】旅行路

 5月5日(金)の早朝


 今回のCLでは片道500~600㎞の運転からスタートになりました。


 名古屋からですと、長野経由で抜けた方が1時間程度早く到着することができるのですが、岐阜県にある「ひるがの高原」は、のむヨーグルトや牛乳ソフトが有名であり、さらに岐阜から新潟を繋ぐ北陸道は海沿いを通るルートになることから、海の景色を楽しみながらドライブできるとのことで、名古屋⇒岐阜県⇒石川県⇒富山県⇒新潟県の行程としました。

ひるがの高原(岐阜県)

 ひるがの高原は、岐阜県の郡上市にある高原で、夏には避暑地、秋には紅葉、冬にはスキー場として東海圏では楽しまれる場所でもあります。


 今回訪れた際にはチューリップが所狭しと咲いておりました。

 四季折々、様々な花が咲き、その景観を楽しむことができます😆


 オススメのグルメは、岐阜大学と共同開発されたと言われる「のむヨーグルト」、他にも「牛乳ソフト」など牛乳の本来の甘みがしっかりと楽しめます。

 当日は愛知や新潟県も27℃の猛暑日でしたが、ひるがの高原では涼しく過ごすことが出来ました😊

   

ヒスイ海岸(富山県)

 ポケモン好きとして、一度は寄りたい場所「ヒスイ地方」ではなく、「ヒスイ海岸」になります。

 「ヒスイ」のポケモンを見かけることはなかったですが、今後コラボ企画などが行われるかもしれません(笑) 


 ヒスイ海岸は富山県の朝日町に位置する美しいエメラルドグリーンの自然海岸として、「日本の渚百選」、「快水浴場百選」にも選ばれた場所となります😊

 海から「ヒスイ」が打ちあがる珍しい観光スポットでもあります。※通常「ヒスイ」は山でとることができます。


 夏では、海から朝日が昇り沈む情景を楽しめるそうです。以下のリンクをご参照下さい。

 引用(朝日町 ヒスイ海岸 | あさひ暮らし旅〈朝日町観光協会 公式 観光情報サイト〉 (asahi-tabi.com)

  

新潟食事:海鮮編(新潟県)

 北陸地方(新潟県、石川県、富山県など)は、日本海側であり、暖流の対馬海流と寒流のリマン海流が交わっています。

 その特殊な環境により「日本海固有水」と呼ばれる海水で満たされており、暖水性と冷水性の魚類がどちらも存在する海域です😊


 多種多様な魚介類が生息している環境にも恵まれ、海鮮を素材とした料理が非常に盛んとなっております。

 新潟県はお米も有名であり、お寿司にとって大事な「ネタ」と「シャリ」が充実しているからこそ、北陸のお寿司や海鮮丼は絶品です!


 新潟の海鮮グルメを楽しめる観光スポットとして、カニの立ち食いが有名な「寺泊魚市場通り」は様々なメディアで取り上げられていますね!

 その他に新潟の海鮮で有名なものと言えばやはり「ノドグロ」でしょうか。


 その美味しさと希少性から高級魚として名をはせていますが、特に新潟産は脂が多く身はふっくらといわれており、新潟を代表する魚の一つです。

 ちょうど夏ごろから食べごろを迎えるそうです。


  


 4月~6月の新潟は鯛が旬であり、特産の鯛を贅沢に使った「柏崎鯛茶漬け」は、2013年開催の「全国ご当地どんぶり選手権」でグランプリを受賞されており、新潟の鯛は荒波にもまれていることから、大きく身がしまっていることも特徴です。

 また、6月頃では、岩牡蠣が旬になります。


  

新潟食事:新潟の有名な食事(新潟県)

 他にも、新潟で有名な食べ物に「へぎそば」「タレカツ」があります。


 「へぎそば」は、へぎといわれる器に盛りつけた蕎麦であり、つなぎに布海苔という海藻を使用しているため、通常の蕎麦よりも緑色がかっていることが特徴です。

 「タレカツ」はよく見かける卵でとじたかつ丼とは異なり、揚げたカツを甘辛い醤油ダレにくぐらせ、ご飯の上にのせる新潟市民から古く愛されているご当地グルメの一つとなります😆

 




 他にも定番のグルメといえば、「万代シティバスセンター」のカレーは、新潟県民なら誰でも知っているといわれるほどです。

 最近では先に紹介したスポットと同じく、メディアに取り上げられる機会が多く、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?


 ポケカCL2023新潟で対戦した新潟県のプレイヤーにオススメされ、お店にお邪魔させていただきました。

 伝統の立ち食いスタイルでありましたが、大繫盛で並ぶことになるため余裕を持っていくといいでしょう。

 カレーが有名なのですが、実は蕎麦屋なので最初来た時は、どちらを食べるのが本当に正解なのか迷ってしまうかもしれません(笑)


 ちなみに、私はミニサイズ380円を注文しましたが、ボリュームがとにかくしっかりしています😂

 普通量で一般的なカレーの大盛りをイメージしておくと良いでしょう。


 一見すると黄色に近く、甘口なのかな? と思いましたが、スパイスがしっかりと効いています。

 万人受けする辛さであり、ボリュームも多いことから味変にソースをかけるのが通な食べ方だそうです。


 カレーを堪能した後にオススメなのが、隣接する大判焼きのお店です。

 こちらは40年も営業されているそうで、栗が入った餡子は、カレーの辛さの後にとても合うので個人的にはぜひ寄っていただきたいです。

   

せんべい王国(新潟県)

 新潟と言えば、やはり米どころ!

 お米の生産地として日本全国に知られています。


 そうした地域の特色もあり、お米を使った様々なお菓子が新潟県内各地で製造されています。


 その中の一つに全国に流通している人気商品「ばかうけ」を製造・販売する粟山米菓直営のせんべいテーマパーク「新潟せんべい王国」があります。


 


 おせんべいの工場見学ができるだけでなく、自分で焼いたり(おせんべい体験)、味わったりもできます。


  


 おせんべい体験では、おせんべいを焼くことはもちろん、焼いたおせんべいに絵を描いたり、自分好みの味付けを行うこともできます😆


 サンプルに《ホゲータ》を見つけました!


 おせんべいを焼く時は温度が300~400℃に達するそうで、職人さんは700℃を超えておせんべいを焼くそうです🥵

 当然ながら、この季節と言えど汗をかきました😂


  


 絵心がない私は、日付と「ポケカCL2003新潟」を入れました(笑)


 飲食コーナーでは、せんべいソフトやばかうけコロッケなども楽しめます!😍

 この日はひるがの高原ですでに牛乳ソフトを食べていたので、このせんべいソフトで2つ目のソフトクリームとなりました(笑)


 また、お土産屋は日本酒やお米といった新潟の名産をはじめ、せんべい王国限定「ばかうけ」のほか、ばかうけグッズなどバラティ豊富な商品が並びます。


 実は、せんべい王国の従業員の方がポケモンカードのプレイヤーさんであり、お声がけしていただいたことがご縁で訪れさせていただきました😍


 せんべい王国Twitter:新潟せんべい王国【公式】

 せんべい王国HP:新潟せんべい王国 (senbei-oukoku.jp)



 各地でプレイヤーの皆様にお声をかけていただき、嬉しいです!!

 今後も色々な地域に足を運ばせていただければと思います!😉

ポケモン化石博物館(新潟県)※6月25日まで

 ポケカCL2023新潟の会場内に貼付されたポスターで現在「新潟県立自然科学館」にて、「ポケモン化石博物館」が開催されていることを知り、せっかくなのでCL後に見学することに😉


 《プテラ》《カブトプス》などおなじみの化石ポケモンが展示されており、そのモチーフとなった生物の化石も展示されております。


 今では医療職の教員をやっておりますが、医療の世界に飛び込む前は、古生物学者になりたいと思っていたこともあり、恐竜の化石や古生物を前にすっかり童心に帰ってしまいました😆

 やはり化石にはロマンがありますね(笑)


  


 ポケモンたちはさておき、恐竜や化石となった生物が実際に生息して太古の地上を歩いていたと考えると感慨深いです。


 他にも今後発売される「ポケモンカード151」のカードも展示されており、こちらにも興奮しました😆

 化石ポケモンでは《プテラ》《アーマルド》《アーケオス》が好きです😉

 余談ですが、今回のCLでは、《プテラVSTAR》を用いたエネルギー破壊のデッキを使う予定でしたが、今の環境で多く使われているデッキ群に太刀打ちできず、断念してしまいました😭


  


 ポケモン化石博物館は巡回展であるため、来場する際には日程に注意してください。(新潟県立自然科学館では6/25(日)までの開催)


 詳しい内容については、公式ホームページをご参照ください。

 ポケモン化石博物館HP:春の特別展2023 「ポケモン化石博物館」

ポケモンセンターカナザワ(石川県)

 CL2023新潟の帰路に立ち寄った「ポケモンセンターカナザワ」は2020年の11月20日にオープンしました。


 北陸地方の美しさをイメージして《ミロカロス》がメインとしてデザインされております。

 また、「ポケモンセンターカナザワ」では、地域の伝統工芸品とコラボした商品なども取り揃えており、金沢のお土産選びとしてもオススメの店舗となります😊


 個人的には、富山県高岡市の伝統工芸「高岡漆器」とコラボした「螺鈿細工 飾り盆 月明かりのブラッキー」が欲しかったのですが、品切れ中でした😂


 螺鈿(らでん)とは、貝殻の内側の真珠層を薄く切り取って磨き、柄や模様を表現する技法です😉

 1つ1つが職人の手作りとのことです!😂


  


 また、金沢の伝統工芸に「加賀手毬」というものもあります。

 こちらをモチーフにちりばめた着物を着たピカチュウも有名であり、着物の柄や装飾には《ミロカロス》の要素を盛り込んでいるそうです😊

【デッキ紹介】

 さて、旅行記はこれぐらいにしておいて😉


 今回、私が使用したデッキ《アルセウスVSTAR》+《ギラティナVSTAR》をご紹介いたします。

デッキリスト

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まずは、今回のマッチングを紹介します。


1回戦◯《パオジアンex》6-2
2回戦◯ ロスト《ギラティナVSTAR》6-1
3回戦◯《サーナイトex》6-2(四天王シマダ ダイチ選手)
4回戦◯《アルセウスVSTAR》+《レジドラゴVSTAR》6-0
5回戦◯《ミュウVMAX》6-0
6回戦×《アルセウスVSTAR》+《ヒスイヌメルゴンVSTAR》5-6
7回戦×《サーナイトex》+《アヤシシV》6-5
8回戦◯《ルギアVSTAR》6-4
9回戦× ロスト《ギラティナVSTAR》2-6


5回戦までは5-0からの3敗でなかなかメンタルに来る結果となりましたが、現環境では立ち位置が良いデッキであると言えるかと思います。

また、今期は公式戦で四天王や海外のプレイヤーとマッチングしており、我ながらすごい確率を引いているように思えます(笑)


では、デッキ選択理由を合わせながら採用した主要カードをご紹介します😊

【カード採用理由】

 採用枚数3枚に驚いたプレイヤーもいるのではないでしょうか。


 3枚とした理由は、4枚目を使用しない点にあります。

 私個人のプレイスタイルとして、サイド落ちは考慮せず、60枚をフルに活用したデッキを好みます。


 本デッキにおけるサイドの取られ方は「2-2-1-2」と、Vポケモンを最大3体まで活用することから、《アルセウスVSTAR》も3体目までは考慮する必要があります。

 そのため、サイド落ちしなければ、使用されない4枚目を不採用としました。


 また、アルセウス系統では、1ターン目に《アルセウスV》を出して、エネルギーを貼ることが最低限の動きとなります。

 特に《メロン》などが採用されていないため、水型のようにエネルギーを加速しながら攻撃ができません。


 そこで、《アルセウスV》4体目の代わりに採用されたカードが《イキリンコex》となります。

 初手では《ネストボール》がドローソースとなり、《イキリンコex》自身もエネルギーを加速させる効果もあるため、基本エネルギーを《ギラティナV》などにつけることも可能です。


 特性「イキリテイク」でエネルギーをトラッシュしても、それがメリットとして働く他、各種サポートや《アルセウスV》を引きやすく、自分の動きの安定性を高めることができます。


 《ウッウ》の「おとぼけスピット」を1回耐えながら《チェレンの気配り》で回収することもできます。

 現環境では《セイボリー》+《あなぬけのひも》《ミカルゲ》《ピーニャ》《頂への雪道》などのメタカードが通りやすい環境でもあります。


 しかし、《セイボリー》《ピーニャ》などのメタカードはマッチングによっては、使用する可能性が低いカードでもあります。

 そのため、多く採用する事が難しく、これらのカードは手札にあるから使用するのではなく、相手に対して最も有効なタイミングで使用したいカードになります。


 適切なタイミングで、メタカードを手札に加え、使用できる特性「スターバース」は非常に強力であり、《アルセウスVSTAR》の採用を大きく後押ししました。

 採用理由は「ロストインパクト」の280という高いダメージになります。

 この数値は《ルギアVSTAR》《アルセウスVSTAR》などの多くの環境デッキのメインポケモンを1回のワザできぜつさせられます。

 

 しかし、本デッキの構築では《サーナイトex》を1回のワザできぜつさせることはできません。


 《おはらいグローブ》を採用していた時もありますが、《サーナイトex》対面では、《セイボリー》《あなぬけひも》《ボスの指令》などで《キルリア》を倒すことが多く、相手の盤面を崩すことが優先されます。

 あえて枠を取ってまで《サーナイトex》を倒す必要はないと考え、《おはらいグローブ》は不採用としました。


 《ピーニャ》との相性がよく、《Vガードエネルギー》をトラッシュすることで、VSTARのポケモンをしっかりと1回のワザできぜつさせられるようにしていきましょう。

 また、《ヒスイヌメルゴンVSTAR》《あなぬけひも》+《ボスの指令》を使用することで「ロストインパクト」1回できぜつが可能です。

 流行しているデッキにも非常に強力なカードとなります。

 上述した通り、《アルセウスV》の4枚目の部分になります。

 手札にサポートがない場合や《アルセウスV》を置くことができない場合に使用します。


 基本的には、負け筋につながることが多いため、どうしてもまずい時に使用します。


 ワザ「きあいをいれる」は、《アルセウスV》のように基本エネルギーを加速することができます。

 ロスト対面では「おとぼけスピット」を受けたら《チェレンのきくばり》で回収しましょう。


 《アルセウスVSTAR》の「トリニティノヴァ」できぜつさせられてしまうため、Vを用いた対面では絶対にバトル場に置かないようにする事はもちろん、欲を言えば《イキリンコex》《崩れたスタジアム》《ボタン》などで回収できるように工夫をしたいです。

 重要なカードです。

 本カードで救われた場面も多く、重要なサポートをゲーム後半に温存できるため、《アルセウスVSTAR》系統のデッキと非常に相性がいいです。


 もちろん《ビーダル》の特性「はたらくまえば」との相性も良いですが、《ボスの指令》《ピーニャ》《セイボリー》などを山札に戻して、相手に公開情報を与えず、後に温存できるだけでなく、その後《アルセウスVSTAR》の「トリニティノヴァ」で山札を再び、シャッフルするため、戻したカードをドローする確率も高くなります。


 弱点としてはHPが60であることです。


 《ビッパ》も同じくHP60であることから、《ヤミラミ》の「ロストマイン」で、同時に2体倒されてしまうため、ロスト対面では基本的には使用しないゲームプランを立てましょう。

 ベンチは《ビーダル》1体で、VSTARを3体。

 積極的にベンチに立てていきます。


 もし、《ビーダル》がいないと自分が予定していたゲームプランを実行できないため、そのターンに不要なカードは《ハイパーボール》《ロストスイーパー》で手札から減らしつつ、次のターン以降、必要なカードをしっかりとドローできるように準備をします。


 次のアタッカーを次のターンに要求されなければ、まずは《ビッパ》を出して安定させることを意識していきましょう。


 《ホシガリス》との相性が非常に良く、毎ターン4枚ドローできるため、引きたいカードを引く確率が上がります。

 主な用途は《ネオラントV》の特性を止めること。

 ⇒つまりは《パオジアンex》デッキ&《ルギアVSTAR》デッキの展開を遅らせること。


 他にも、《ディアルガVSTAR》デッキや《カビゴン》LOで採用される《ロトムV》を止めることができます。


 《アルセウスVSTAR》デッキは安定性が高く、展開力もありますが、《ルギアVSTAR》のようなスピードやパワーが不足しているため、相手の展開力を妨害する必要があります。

 そのためにも、現環境では《ミカルゲ》の採用は必須と考えられます。


 また、個人的には頭ひとつ抜けた速度とパワーのあるデッキといえば《ミュウVMAX》があります。


 《ミュウVMAX》は決して、軽視してはいけません。

 やりたいことが何もできないままゲームが終了してしまう事が殆どです。

 《ミュウVMAX》《ゲノセクトV》を停止させるためにも《ミカルゲ》が必要になります。


 《ミカルゲ》を置くと、《ミュウVMAX》側は《カミツレのきらめき》《フュージョンエネルギー》《ゲノセクトV》に分散して貼り付けることが多くあります。


 そのタイミングで《アルセウスVSTAR》の特性「スターバース」から《ピーニャ》を取ってきましょう。


 《ミュウVMAX》対面ではサイドを取りに行くよりも取られないように意識します。

 《アルセウスVSTAR》の特性を使うための準備や《ギラティナV》などのVポケモンはうかつに置かないようにします。

 目的は2つあります。

 ・《ルギアVSTAR》の「ストームダイブ」220ダメージからVポケモンを守ること。

 ・《ギラティナVSTAR》の「ロストインパクト」280ダメージからVSTARポケモンを守ること。


 本デッキでは《Vガードエネルギー》が採用されていることもあり、マイナス効果が重複され、相手のダメージ計算に狂いを生じさせる目的もあります。


 また、《頂への雪道》が存在すると特性はなくなってしまいますが、今の環境では《頂への雪道》を別のスタジアムに置き換えられることが多いため、置き換えられた後に《かがやくサーナイト》の特性が働き、相手が見落としてしまう可能性があります。

 こちらが忘れてしまわないようにしっかりと気をつけましょう。


 ほとんどありませんが、《キバナ》を使用することで「サイコキネシス」を使うことも可能なので、エネルギーを多くつけるデッキ(例:《ザシアンV》《サーナイト》など)には使う可能性があることは頭の片隅に置いておきましょう。

 使い方がとても重要なカードです。


 序盤からアバウトに使ってしまうと、結果的に相手の展開力をあげてしまうことにもなりかねません。

 相手の動きや表情から今使うべきか、しっかりと考えてから使いたい1枚です。


 無理に引く必要がなければ、我慢して使わないことも大切であり、ゲーム後半で《頂への雪道》と合わせて一緒に使いたいカードです。
 しっかりと後半に残すことで捲り性能をあげていきます。


 《ホシガリス》の特性を用いて山札に残していきましょう。

 《ナンジャモ》と同じくアバウトに使うことができないサポートであり、入っていることを悟られないように注意しましょう。


 ロスト《ギラティナ》《ヒスイヌメルゴン》デッキ、《ミュウVMAX》デッキ、《サーナイト》デッキが対面のときに使用します。


 当然ですが、相手のベンチポケモンが4体以上いる際に使用します。

 相手の《キュワワー》《ゲノセクトV》《キルリア》などの展開力を高めるカードを削っていきます。


 もちろん、相手はそれらのカードを優先して守ろうとします。
 ここで相手が厳選して残した3体に対して、《あなぬけのヒモ》を使うと絶対に困った顔をします。


 このように《あなぬけのヒモ》は使用するタイミングが重要となります。


 相手が倒されてもいいポケモンをバトル場に出してきたら、《セイボリー》を先に使い、相手に大事なポケモンを厳選させて《あなぬけのヒモ》を使いましょう。


 逆に相手の不要になったシステムポケモンなどがベンチにいる時は、先に《あなぬけのヒモ》を使うことで、そのポケモンが前に出てきます。

 その際には、《あなぬけのヒモ》を使った後に《セイボリー》を使うのがコツです。


 《セイボリー》《アスナ》《カゲツ》に並び、私がよく使うカードの一つです。


 シマダダイチ選手の対面では、2枚ともサイド落ちしていた為、泣きそうになりました(笑)

 《ミュウVMAX》の対面では《ミカルゲ》と組み合わせることで、《フュージョンエネルギー》を分散させて、一気にトラッシュし、リソース切れを狙うこと。


 《ルギアVSTAR》デッキや《アルセウスVSTAR》系統のデッキでは、《ギラティナVSTAR》の「ロストインパクト」を強く使うため、《Vガードエネルギー》をトラッシュすることでしっかりと280のダメージを通していきます。


 《ルギアVSTAR》では、手札が厳しい時は、《アーケオス》の「プライマルターボ」で《ギフトエネルギー》を貼ってくることが多いです。

 相手の手札が少ない時は、《ギフトエネルギー》《ラッキーエネルギー》をトラッシュすることで、相手の展開を妨害しましょう。


 【いちげき《ルギアVSTAR》】では、《いちげきエネルギー》をトラッシュすると《活力の壺》で回収され、再びエネルギを貼られてしまうので《いちげきエネルギー》をトラッシュする場合は、相手の《活力の壺》の枚数に注意しましょう。

 いわゆる水《アルセウスVSTAR》とは異なり、《メロン》による加速ができないことから、手貼りのエネルギーが重要になります。


 手貼りが出来なかったときの捲り手段やミラーで使用することが多く、1枚採用されている《Vガードエネルギー》をサーチして相手の「ロストインパクト」からVSTARポケモンを守ること。

 《頂への雪道》を貼られた際の《ロストスイーパー》をサーチなど、相手から攻撃で先にサイドを先行された場合に使用します。


 当初は不採用にしようと考えたこともありましたが、《ミュウVMAX》《ギラティナVSTAR》にサイドを先行されてしまうと、そのまま押し切られることが多く、絶対に必要なカードとなりました。

 ロスト対面では、絶対に必要なカードと考えており、相手がロスト系統と明らかになった場合、サイド落ちの確認をするカードでもあります。


 他にも《アルセウスVSTAR》系統のミラーでも使用するカードであり、相手の《アルセウスVSTAR》からは1回のワザできぜつさせられることが難しく、《ギラティナVSTAR》であっても、《Vガードエネルギー》《かがやくサーナイト》によって場に残れる可能性が高く、そのタイミングに回収することで相手の計算を1ターン遅らせることができます。


 2枚目の採用も検討しましたが、《ホシガリス》《ビーダル》の特性でドローする可能性も高く、《ともだちてちょう》でも再利用できることから1枚採用としました。

 ゲーム後半に向けて、デッキを強くすることができるカードです。


 本カードによって、《ボスの指令》を擬似的に5枚まで増やすことが可能で、《サーナイトex》対面では、ずっと《ボスの指令》を使うことができます。

 ロスト対面では《チェレンのきくばり》《ナンジャモ》《ミュウVMAX》《ルギアVSTAR》デッキの対面では《ピーニャ》などを回収していきます。


 ゲームプランをイメージする事で、何を引いたら強くゲームを進めることができるのか?

 予測して回収するカードを選びましょう。


 選ぶカードは練習によって明らかになると思います。

 相手の盤面やトラッシュのカード内容によって、臨機応変に変更していきます。

 《セイボリー》との相性が抜群のカードです。


 《モミ》+《インテレオン》デッキでも使用していた組み合わせで、私が好きなコンボの1つです。


 《サーナイトex》対面では特に使いたい場面が多いです。

 《サーナイトex》デッキは他の環境と比較すると序盤のテンポが遅く、ベンチ展開の充実を優先することから、盤面を崩すために《ポケモンいれかえ》より優先して採用しました。


 個人的な所感ですが、現環境では《ポケモンいれかえ》よりも《あなぬけのヒモ》を優先します。

 今回の構築では2枚採用としました。


 《ツールジャマー》の枠とする構築もありますが、《フワンテ》《チャンピオンフェスティバル》がCL前にあまりにも流行してしまったため、多くのプレイヤーが対策を投じると考え、《サーナイトex》デッキの多くが《フワンテ》を不採用にするか《勇気のおまもり》を不採用とするケースが多いと判断しました。


 こうした考えもあり、《ツールジャマー》を入れる枠を2枚目の《ロストスイーパー》に変更し、自分が《アルセウスVSTAR》の「スターバース」を使用する際に《頂への雪道》が貼られていた場合の対策として2枚としています。


 2枚採用とすることで、相手が《勇気のおまもり》をトラッシュし、こちらのワザできぜつさせられればラッキーな使い方ができることも。


 《ロストスイーパー》は自分の手札を減らすことから、《ビーダル》の「はたらくまえば」との相性も良好です。

 さらには対面によって不要となる《アルセウスV》《ギラティナV》《イキリンコex》などをトラッシュすることなく、ロストゾーンに置くことで《やまびこホーン》のケアをできる点でも有用です。

 現環境では、多くのデッキが特性に頼っていることから、効果は抜群です。


《サーナイトex》デッキ

 《サーナイトex》「サイコエンブレイス」、《ザシアンV》「けんのほうこう」、《アヤシシV》「フロンティアロード」


《パオジアンex》デッキ

 《パオジアンex》「わななくれいき」、《ネオラントV》「ルミナスサイン」、《パルキアVSTAR》「スターポータル」、《かがやくゲッコウガ》「かくしふだ」


ロストデッキ

 《かがやくゲッコウガ》「かくしふだ」、《かがやくリザードン》「エキサイトハート」


《ミュウVMAX》デッキ

 《ゲノセクトV》「フュージョンシステム」


《ディンルーex》デッキ

 《ディンルーex》「じゅばくのだいち」、《かがやくフーディン》「ペインスプーン」


《アルセウスVSTAR》デッキ

 《アルセウスVSTAR》「スターバース」、《かがやくサーナイト》「じあいのヴェール」


《ルギアVSTAR》デッキ

 《ルギアVSTAR》「アッセンブルスター」、《ネオラントV》「ルミナスサイン」、《かがやくアマージョ》「エレガントヒール」、《アヤシシV》「フロンティアロード」


《ミライドンex》デッキ

 《ミライドンex》「タンデムユニット」、《レジエレキVMAX》「トランジスタ」、《かがやくゲッコウガ》「かくしふだ」


《ディアルガVSTAR》《カビゴン》LOデッキ

 《ロトムV》「そくせきじゅうでん」


 ざっと挙げるだけでも現環境で見かけるほとんどのデッキが「ルールをもつポケモン」の特性を頼りにしていることがわかります。


 安定性を上げるために3枚としていますが、貼っても貼り返されてしまうので4枚目の採用も検討したいほどです。

 1枚採用としました。


 基本的には《ギラティナVSTAR》に貼り、《ルギアVSTAR》の「ストームダイブ」、《ギラティナVSTAR》による「ロストインパクト」できぜつさせられないようにします。


 2枚目を採用する事で、ロスト《ギラティナVSTAR》デッキと対面したとき、「スターレクイエム」で倒された分と分散したいと考えましたが、特殊エネルギーを増やすことで《ルギアVSTAR》メタで特殊エネルギーをトラッシュするカードに巻き込まれないように1枚としました。

 ここは2枚採用にしてもよいと考えています。


 《ピーニャ》《アスナ》《イベルタル》などの流行に応じて変更したいと思います。

【最後に】

 いかがでしたでしょうか?


 今回の新潟では、観光地でも声をかけていただくことがあり、本当に嬉しかったです😊

 ポケモンカードを通じて、人と人との繋がりを実感しました。


 「壱岐島のシティリーグの記事が良かった」と話をいただいたこともあり、「新潟も良いところなので、ぜひ」との言葉通り、私自身もすっかり新潟を楽しませていただいたことから、旅行記も合わせて書かせていただきました。

 新潟の魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです😆


 日本には、多くの人が多種多様な仕事をしており、様々な場所で活躍をしています。

 普段会えない人や、人生の中で決して出会う機会を得られない人も多くいると思います。

 しかし、ポケモンカードは対面で遊ぶコンテンツだからこそ、普段会えない人同士が繋がる貴重な機会であると同時に感じました。


 一期一会という言葉がありますが、縁というのはどこで出会うかわかりません。

 だからこそ、一つ一つの出会うや人を大切にしたいと私は思っております😊

 

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このコラムのライター

イツキ先生

イツキ先生