はじめに
こんにちは! てるるです。
今回、収録された《ディンルーex》は面白い特性「じゅばくのだいち」を持っています。
特性がなくなる特性としては
・《クレッフィ》のようにバトル場にいることを条件とするもの
・《サンダース》のようにポケモンの道具が付いていることを条件とするもの
等が過去に出ていますが、 ダメカンがのっていることを条件とする特性の無効化は《ミミッキュ》以来でしょうか。
この条件が面白いのは、ダメージ計算やポケモンチェックのタイミングでも、特性が働くようになるということです。
そして、《ディンルーex》自体のワザがダメージをバラまけるというのも特性が働くタイミングを複雑にしています。
ということで、今回はクレイバーストの発売に伴い更新された《ディンルーex》のQ&Aをもとに、ルールの復習をする記事になります。
同時に効果がはたらいた時のQ&A
また、類似したルールは、E-03 ワザのダメージを受けるときにも記載があります。
厳密にいうと、こちらは場にポケモンを出したときのルールではありませんが
同じタイミングで効果が重なったときは「持ち主であるプレイヤーが選択権を持つ」ということはお分かりいただけるかと思います。
ダメージ計算処理中のQ&A
こちらのルールについては、ダメージ計算の順番が重要になってきます。
また、4. ダメージ計算の手順についても下記の通り公開されております。
ポケモンチェック中のQ&A
上級プレイヤー用ルールガイドのF ポケモンチェックに、この裁定の根拠に記載があります。
正直な話、ポケモンチェックにおける状態状態の処理の順番を意識したことはありませんでした。
そもそも特殊状態の処理の順番が関係するカードが他にあるのかも疑問です。
ただ順番自体は失念してしまっても、順番が存在するという前提と知識があれば
順番が関わってくる問題が発生したときにすぐに調べるという手段をとることができるため、覚えておきたいものです。
終わりに
実際の対戦において、こういった複雑な裁定を必要とされる場面は多くありません。
ただ、中にはお互いがルールを正しく理解していないことにより、損をしてしまう場合もあります。
特に今回の《ディンルーex》と《ネオラントV》と《大口の沼》の裁定を知らないまま、《ネオラントV》の特性「ルミナスサイン」を使う前にダメカンをのせてしまったら…
それは勝敗に直結するようなプレイミスともいえるでしょう。
ポケモンカードの大会の出場条件には、
ルールを理解していることが含まれます。
すべてを覚えるのは難しいかもしれませんが、自身が使うデッキに関係のあるQ&Aには目を通したり
大型大会の前に一度上級ルールを読むだけでも、
対戦中に問題が発生が発生するのを予防できたり、スムーズにジャッジに説明できるようになります。
また、ジャッジも人間です。
全ての事柄について、即座かつ正確に答えられないことや誤った裁定を下してしまう場合もないとは言い切れません。
そんなとき、知識があれば即座に別のジャッジに上告するという判断をくだせるでしょう。
私個人の経験でいうと、WCS2019のDAY1でコープスリバイバーを使用した《べベノム》を
《レシラム&リザードンGX》の追加効果あり「ダブルブレイズGX」でサイドを取られそうになったことがあります。
しかしながら、サイドを取ることができないことを知っていたため、相手が誤ってサイドを取ってしまうことを未然に防ぎ
またジャッジが誤った裁定を下しそうになった時には、きちんと調べてほしいと要求できました。
(その後正しい裁定が下されたので、上告には至りませんでした)
ポケモンカードで遊ぶ上で、ルールを覚えることに損はなく、得しかありません。
ぜひ堅実にルールを覚えて、細かい徳を重ねていきましょう!
※この記事はルールエキスパートや公認ジャッジを取得していない、一プレイヤーが記述しており
上級プレイヤー用ルールガイドは2023/1/20更新のVer. 3.3を引用させていただいております。
誤ったルールの記載等がありましたら、ツイッター等でご指摘いただければ幸いです。
本日の麺活コーナー
このコーナーは私が個人的に美味しいと思った麺屋を淡々と紹介するだけです。
過度な期待はしないでください。
店名:錦 iwamoto
住所:愛媛県松山市一番町2丁目7−2
松山城の近くに位置し、とても美味しい鯛ラーメンをいただける店。
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