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2023.4.21

《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》と《剛胆な考古学者、アーデン/Ardenn, Intrepid Archaeologist》 | ラッチの「統率者は最高!」

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《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》と《剛胆な考古学者、アーデン/Ardenn, Intrepid Archaeologist》 | ラッチの「統率者は最高!」
目次

最弱から最強へ。

こんにちは、ラッチです。

ついに機械兵団の進軍が発売ですね、早速バトルの準備を始めましょう!!


っとその前に、バトルといえば戦闘、戦闘といえば装備品は欠かせません。

しっかりとした装備品さえ整えれば、どんなひ弱なクリーチャーでも即戦力ですからね。


そう、例え0/1と最弱クリーチャーの彼であっても、です・・・!

―勇猛果敢―ログラクフ&アーデンの共闘

《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》

先制攻撃、威迫、トランプル。
戦闘において強力な能力を3つも持ちながら、パワーはゼロ。

《ロフガフフの息子、ログラクフ》は現代の最強統率者の一角に名を連ねながらも、その使われ方といえば

《弱者選別/Culling the Weak》《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》で生贄に捧げられたり
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》されたりするだけの存在でした。

暴虐の父親を見過ごせず反旗を翻した英雄なのに、可哀そう・・・。

しかし、このデッキにおける彼こそは、本来の能力すべてが輝くエースアタッカーなのです!!
《剛胆な考古学者、アーデン/Ardenn, Intrepid Archaeologist》

不憫な《ログラクフ》を一人前の男に育てるべく現れた男、彼こそが剛胆な考古学者こと《アーデン》その人です。
ゼンディカーに数多いる遺跡探検家の中でも特に胆力のある彼が、未熟で無鉄砲な共闘者を導くとするならば……。

彼の磨きに磨かれた網投げ術により、ビシバシと《ログラクフ》を鍛え上げて立ちふさがる敵を討ち倒していきましょう!

デッキリスト

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遊び方

今回も、デッキの動きはシンプルです。


1.《ログラクフ》を出す。

2.装備品を並べる。

3.《アーデン》を出して装備コストを踏み倒し、《ログラクフ》で相手を倒す。


簡単ですね!

では、さらに詳しく見ていきましょう。

カード解説

装備品

このデッキの要となる装備品ですが


実は「必須」と呼べるものは

・【ハンマータイム】のデッキを成立させた圧倒的な修正値を持つ《巨像の鎚/Colossus Hammer》

・第2のハンマーこと1マナでパワーを最大6上げつつドローまで付いてくる《筋力測定ハンマー/Strength-Testing Hammer》

・それらをコピーする《創意工夫の傑作/Masterwork of Ingenuity》《マイコシンスの庭/The Mycosynth Gardens》


の4枚くらいです。


もちろん、これらをサーチするカード達も揃えていきましょう。




とはいえ、ハンマーだけに頼っていると破壊されたり追放された時点で終わってしまいますので程々に。


他の装備品の選び方としては1~2マナの軽量装備品を沢山採用したり、生体武器で展開力を強めたりと好みが分かれるところでありますが、個人的に優先度の高いものを挙げていくと




少し特殊な枠である《太陽打ちの槌/Sunforger》は、装備状態で2マナを支払う事によりライブラリーから

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による新たな装備品サーチ

《急送/Dispatch》《剣を鍬に/Swords to Plowshares》による除去

《ボロスの魔除け/Boros Charm》《完璧な策略/Flawless Maneuver》による全除去回避or二段攻撃付与による一撃必殺

《栄光の好機/Chance for Glory》による最終決戦突入

など、様々なアクションを行う事が可能です。


お好みで《混沌のねじれ/Chaos Warp》《アクローマの意志/Akroma's Will》などもどうぞ。

デス&タックス

言わずともしれた、妨害クリーチャー達です。

自分が有利な時間を少しでも引き伸ばすために採用していますが、皆さんが普段遊ぶ統率者環境に合わせて取捨選択していきましょう。


他の候補としては

《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》

《封じ込める僧侶/Containment Priest》

《獅子の飾緒/Lion Sash》

《エメリアのアルコン/Archon of Emeria》

などがあります。

最終決戦

当たり前ですが、統率者戦では3人の対戦相手を倒さなければなりません。

そのライフの合計は120点、統率者ダメージで倒そうとしても63点分が必要になります。


ログラクフやアーデンによって1ターンに21点以上のダメージを叩き出すことはそんなに難しい事でもないのですが、一人を倒せたところで残りの二人に協力されると一転して厳しい状況になります。


それならば

二人まとめて倒してしまいましょう。

残り一人であれば一度対処されたとしても、追い詰めるのは容易です。

それでも、破滅はやってくる。

しかし残念ながら、アーティファクトは脆く儚いもの。


毎回《溶融/Meltdown》《汚損破/Vandalblast》を打たれたり、《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》に置物を片端から割られたりする時代こそ過ぎ去りましたが(10年前)、今では何かのついでにパリンパリンと軽快な音を立ててアーティファクトが壊されていきます。


奥ゆかしく両手にハンマーを握りしめ、愚直に獲物に向かって突き進まんとする古き者たちに希望はないのでしょうか。



・・・ありました!

《古き者のまとい身/Mantle of the Ancients》は、例え全ての装備品を破壊され尽くした後でも逆転できる可能性を秘めたカードです。

自分の墓地にある全ての装備品が場に戻り、これと一緒にクリーチャーへ付いた状態となります。

さらには付いている装備品とオーラの数だけ+1/+1修正が入るため+10/+10どころか+20/+20以上になることも珍しくありません


装備品を全て破壊して油断しきった相手を、雄叫びを上げながら押し潰してやりましょう!


この切り札をいつでもサーチしてこれる《アクスガルドの武器庫/Axgard Armory》は、絶対にタップインの土地を採用したくないこのデッキで唯一入っているタップインカードです。

むやみと使わずに残しておけると安心ですね。

終わりに

今回は統率者でハンマータイムを目指すデッキをご紹介しましたが、装備品デッキは多種多様なタイプがあります。


ついに全種類揃った剣シリーズを《極楽鳥/Birds of Paradise》に装備させて究極完全体生物を作るのも楽しそうですし、《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》から軽量装備品を連打するのも良し、生体武器を山程詰め込んでファイレクシアンなデッキを組むのもまた良いですね!!


毎セット何かしらのサポートカードが収録される事が多く、常にアップデートが楽しめるデッキタイプだと思います。


一番良い装備は整いましたか?

さあ、武器を手にバトルへと飛び込みましょう!!!

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このコラムのライター

ラッチ

ラッチ