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2023.3.4

Vol.10 ドラゴン型ルギア【CL愛知2023使用デッキ/エクストラ】 | てるるのオレンジメール

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Vol.10 ドラゴン型ルギア【CL愛知2023使用デッキ/エクストラ】 | てるるのオレンジメール
目次

はじめに

こんにちは! てるるです。


今回は、2023年2月26日に開催されたチャンピオンズリーグ愛知(オープンリーグ)で使用したデッキを紹介したいと思います。


なお結果は4-3と、完走できませんでしたが


一緒に練習して、構築を共有したメンバーの中には完走し

《ヒスイバクフーンV》まで届いた人もいるので、悪い構築ではないと思います。
(1-2枚程度の構築差異はあります)

デッキ紹介

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デッキコード: 1kvFkd-vhXSbX-FkFfVd

デッキ選択の経緯

CLのおおよそ1週間前、練習仲間と様々なデッキをぶつけ合っていると、ドラゴン型の《ルギアVSTAR》の制圧力の高さに驚かされました。

(なおその際は《ダブル無色エネルギー》を4枚と《アヤシシV》が入り、《パワフル無色エネルギー》が入っていない構築を使用していました)


・先行2ターン目からの《ガブリアスV》の「ソニックストライク」

《ガブリアス&ギラティナGX》の追加有り「ジージーエンドGX」の捲り性能

・詰め盤面での《アーゴヨン&アクジキングGX》の追加有り「カオスオーダーGX」


高スペックなドラゴンポケモンを《ダブルドラゴンエネルギー》《アーケオス》で支えるデッキは、実際当初は《レジドラゴVSTAR》にも勝ち越しており、有力な候補ではと期待しました。


しかし、数度対戦し、《レジドラゴVSTAR》側のプレイヤーが慣れてくると勝てなくなっていきました。

対レジドラゴVSTAR

CL前のエクストラレギュレーションの環境を考えると、エクストラバトルの日の優勝報告は無視できません。
印象としては《レジドラゴVSTAR》《こくばバドレックスVMAX》が頭一つ抜けていました。


特に《レジドラゴVSTAR》に勝てないデッキは握れないという判断で、調整時間のほとんどはこの対《レジドラゴVSTAR》という目標に沿って行われました。


CLで使われた様々な《ルギアVSTAR》のデッキレシピが公開されていると思いますが
2枚の《サイレントラボ》、3枚の《フィールドブロアー》《ウルトラネクロズマ》《ザオボー》は主に《レジドラゴVSTAR》を見て採用したカードになります。


《ダブル無色エネルギー》+《アヤシシV》の型から、《パワフル無色エネルギー》を採用する形になったのもこのタイミングです。


逃げエネを用意しながら、《アヤシシV》を出すことは容易でなく

VSTARパワーを使った《ルギアVSTAR》をそのままにしておくのはもったいなかったため
《ルギアVSTAR》でVSTARやTAG TEAMのHP280ラインを倒せるように、《パワフル無色エネルギー》を採用しました。

対こくばバドレックスVMAX

自身で使うデッキとしては、あまり評価していなかったというのが正直なところとなります。


序盤の打点が低く、「めいかいのとびら」を複数回使うためのエネルギーを常に引かなければいけないという部分が主な要因です。
逆に言えば、エネルギーに触ることさえできれば、《かがやくムゲンダイナ》によって得た展開力を含め、無視はできませんでした。


さらに《ルギアVSTAR》に対しては、《N》+《シンオウ神殿》+《オーロット&ヨノワールGX》の「ナイトウォッチャー」という強い勝ち筋を持っています。


《ドラピオンV》は、対《こくばバドレックスVMAX》のために採用したカードになります。
また、《ミュウVMAX》に対しても、もちろん有効です。


《ドラピオンV》で序盤の《こくばバドレックスVMAX》を倒すと、十分なエネルギーを用意出来ず倒されにくいだけでなく

ナイトウォッチャーを耐えるため、そのまま《オーロット&ヨノワールGX》を倒せます。


《ダブル無色エネルギー》《シンオウ神殿》で無効化されても

《アーケオス》《ダブルドラゴンエネルギー》《パワフル無色エネルギー》を加速すればいいため、エネルギーで困ることはありません。

先攻か後攻か

《レジドラゴVSTAR》《こくばバドレックスVMAX》には共通点があります。
それは両者とも先攻を取るデッキであり、《ソーナンス》等の先攻1ターン目で妨害できるポケモンを採用していることです。


《ルギアVSTAR》デッキには、後攻から《ミツル》を使って《ルギアVSTAR》に進化し、《アーケオス》を立て、《ガブリアス&ギラテォナGX》のGX技等で制圧するという強い動きがあります。


しかしながら、じゃんけんに勝ち、後攻を選択した場合

相手には「自分のデッキは後攻1ターン目から《デデンネGX》《クロバットV》等の特性を使って一気に展開するデッキです」と自己紹介しているのと同義です。


そうなると、《ルギアVSTAR》を後攻特化で組む場合、相手のバトル場が《ソーナンス》であることを前提に組む必要があると考えました。


《ソーナンス》の特性を無視する方法としては、《あなぬけのヒモ》《キャンセルコロン》《サイレントラボ》等が候補になります。


《あなぬけのヒモ》には入れ替え札として、《キャンセルコロン》には《アローラペルシアンGX》対策としてなどの利点もありますが
スタジアムであるということ、アバウトに用いても妨害札として有用であるため、今回は《サイレントラボ》を選択しました。
この選択によって、《デデンネGX》《クロバットV》等で展開する動きと噛み合いが悪くなってしまいます。


また、展開用のポケモンでベンチが埋まってしまうところも弱い点でした。
《デデンネGX》《カプテテフGX》を使い、(スタートしなかった場合)《ルギアV》を出し、《アーケオス》を2体出した場合、ベンチ枠はありません。


それらのことを鑑みて、基本的に先攻を取るデッキとして調整を行いました。


結果としては、今回当たった相手は全て後攻《ミツル》を狙って来ていたため、他プレイヤーとの考え方の違いに衝撃を受けることとなりました。

試合の結果及び反省

なお、じゃんけんに勝った試合は先攻を選び、負けた試合も相手が後攻を選択しているため、全て先攻での結果になります。




1戦目 《ミュウVMAX》 ○
後攻1ターン目に《ミツル》をされるも、《ゲノセクトV》を逃すための《かるいし》等が引けなかったようで、
《ルギアVSTAR》《ゲノセクトV》を倒し、《ミュウVMAX》《ドラピオンV》で倒し、《アーゴヨン&アクジキングGX》のGX技で締めて勝利。




2戦目 《パルキアVSTAR》 ×
後攻1ターン目の《ミツル》から、《フィオネ》の「ひきよせのうず」で《ルギアV》を倒され

そのまま《ミツル》《ルギアVSTAR》の動きもできないまま、サイドを2-2-2で取られ敗北。




3戦目 ドラゴン型《ルギアVSTAR》 ○
先攻1ターン目に《サイレントラボ》を置いたところ、完全に止まったためそのまま勝利。




4戦目 《パルキアVSTAR》 ○
後攻《N》から、何も引けなかったようでそのままサイドを取り切って勝利。




5戦目 ドラゴン型《ルギアVSTAR》 ×
先攻1ターン目に《サイレントラボ》を貼るも、後攻1ターン目の《ミツル》からバトル場の《ルギアV》が倒される。
手札にドローサポートも、ボールもなく、「かぜよみ」を使ったものの、そのまま捲れることはなく敗北。




6戦目 ドラゴン型《ルギアVSTAR》 ○
後攻1ターン目に《ミツル》をされるが、「ナイトアセット」から《バトルコンプレッサー》を引けなかったようでバトル場生還。
そのまま、こちらの《ルギアVSTAR》で相手の《ルギアVSTAR》を倒し、出てくる《ルギアV》《ガブリアス V》で倒して勝利。




7戦目 ドラゴン型ルギアVSTAR》 ×
先攻1ターン目、《トレーナーズポスト》を使うも、ボールも《サイレントラボ》も触れず、《ルギアV》単騎でエンド。
後攻1ターン目《ミツル》で敗北。




結果としては、ゲーム中にサイドの取り合いでのプレイミスによる敗北というより

1ターン目のケアできない盤面を突かれ、そこから巻き返すことができなかったことによる敗北と事故による敗北になります。


なので、大きな反省としては、プレイイングの問題ではなく、環境読みの失敗(対ミラーより、対《レジドラゴVSTAR》を優先した調整)

と、それに基づくデッキ調整が失敗と言えるかもしれません。

終わりに

エクストラレギュレーションのチャンピオンズリーグに参加するのは2019年のCL愛知以来となり

皆が隠してきたデッキを紹介する展覧会のようなエクストラレギュレーションのCLは本当に楽しめました。


エクストラレギュレーションのシティリーグもなくなってしまったので

おそらく、次の公式のエクストラレギュレーションの大会はまた1年後になってしまうのが非常に寂しいですが

次、またこのお祭りに参加できる際には、良い結果が残せるよう、今回の経験も糧にしていきたいです。


それでは、今回も読んでくださってありがとうございました。


本日の麺活コーナー

このコーナーは私が個人的に美味しいと思った麺屋を淡々と紹介するだけです

過度な期待はしないでください。



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今回の遠征でいただいた、濃厚な海老を味わえる一杯。

実は、素ラーメンという具材のないスープと麺のみの一杯も提供しているとのことで

実際スープを一口飲むと、その自信も理解できる旨み。


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このコラムのライター

てるる

てるる