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2022.12.29

Vol.8 イベルギア【シティリーグデッキ】

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Vol.8 イベルギア【シティリーグデッキ】
目次

はじめに

こんにちは! てるるです。

今回は2022/12/24に茨城のバトロコ水戸にて開催されたシティリーグで使用した【イベルギア】について書きたいと思います。

なお、結果は予選2-2でした。


デッキリストは前回に引き続きチムアチャの構築を使用していますので、デッキを選択した理由と反省がメインとなっています。

デッキ選択の経緯

CL京都前の前回のシティリーグと変わらず

トップに《ルギアVSTAR》が君臨し、 その下に《ミュウVMAX》とロスト系統が控える。
そう最初は認識していました。


しかし調べてみると、今回のシティリーグベスト4にこそ残っていないことが多いが
《ガラルマタドガス》+《ムゲンダイナVMAX》デッキがシェアを伸ばしており、 ベスト8という括りで見るならばロスト系統より多くいました。


世界大会を目指す上でのCSPレースを考えるのであれば、前回の結果が芳しくなかったため
目標は優勝、最低でも準優勝しなければ食らい付いていけないと考えており
そうであれば、元々使う予定だったロスト軸の《ザマゼンタ》デッキでは不安がありました。




そこで急遽、本番2日前に使うことに決めたのが《イベルタル》+《ルギアVSTAR》デッキです。


一般的な《オーロラエネルギー》を4枚入れた《ルギアVSTAR》デッキではなく
この系統を選んだ理由は《ダブルターボエネルギー》が4枚採用されたデッキだからです。


《ガラルマタドガス》と対面した際に理想なのは

《ボスの指令》《セレナ》《あなぬけのひも》《ガラルマタドガス》をベンチに下げて展開することですが
実際、特性がロックされている中でそれができる手札を揃えることはどうしても運が絡みます。


では、次に何をするべきかというと、早めに《ガラルマタドガス》を倒すことになります。


《アーケオス》が使えないのであれば、《ルギア》にエネルギー4枚分をつける必要がありますが
一般的な《ルギアVSTAR》のリストだと《ダブルターボエネルギー》は基本的に1枚、 多くても2枚程度の採用で

攻撃を始めるまでに4ターン以上かかってしまう可能性が高いです。


《タブルターボエネルギー》を最大枚数採用しているこのリストなら最速2ターン目から攻撃ができるため、通常のリストより不利は取らないと判断しました。
また、デッキコンセプトの段階で《ルギアVSTAR》デッキに対して後攻から捲れるというのも、魅力の一つでした。

デッキ紹介

4

4

4

3

1

1

1

1

1

4

4

2

2

4

2

1

2

2

1

2

4

4

2

2

2

今回は人のリストを60枚そのまま使っているため話すことが本当にありません。


実際に使ってみて使わなかったというカードはなく、欲しいカードはあれど、抜くカードに困ります。
少し特徴的なカードについて触れると

《イベルタル》

主に《ルギアVSTAR》《ミュウVMax》相手に使います。
複数回使って、相手のエネルギーリソースを消耗させます。
《大きなおまもり》

《ルギアVSTAR》につけて
《かがやくリザードン》《こだわりベルト》+「かえんばく」
《レジエレキ》《こだわりベルト》+「テラスパーク」
これらを耐えたりすることにも使いますが

このデッキ特有の使用例としては
《イベルタル》につけて、《ネオラントV》の「アクアリターン」を耐えられるようにします。
《頂への雪道》

《ツツジ》と合わせて《ジュラルドンVMAX》の突破を狙う他に、《ミュウVMAX》にも使います。

《ドラピオンV》の特性も消えてしまいますが、《アーケオス》で4エネ付けましょう。

試合の結果及び反省

《ルギアVSTAR》 ○

《ガラルマタドガス》+《ムゲンダイナVMAX》 ×

《モココ》バレット ○

《ミュウVMAX》 ×


参考までに予選1戦目は後攻を取っており、きちんと捲ることができたため、《イベルタル》の強さは良く実感できました。


では、負けた試合を振り返って反省しようと思います。

予選2戦目【ガラルマタドガス+ムゲンダイナVMAX】

先攻1ターン目に《ガラルマタドガス》《ぐんぐんシェイク》から登場。
バトル場の《ルギアV》に「かぜよみ」で手札を整えてもらいながら、後ろの《ルギアV》を育てる。


バトル場の《ルギアV》がこちらの番の終わりのポケチェックで気絶して、エネルギーを溜めた《ルギアV》を前に出すが
相手の《あなぬけのひも》で後ろの育ってない《ルギアV》がバトル場に出てしまう展開に。


この動きで攻撃するまで1ターン遅くなってしまい、サイドを4枚取り

返しに《ボスの指令》を引かれていなければ、次のターンに《ボスの指令》で勝てるところまで頑張るも、《クロバットV》からあえなく引かれてしまい敗北。


この試合の一番のターニングポイントは予期せぬ《あなぬけのひも》であり
これを想定した動きをするのであれば、ベンチには“《かがやくヒスイオオニューラ》込みの「バッドポイズン」のどく60ダメージ”を受けたとして

相手の番の終わりに気絶するサイド1枚しか取られないポケモンを用意する必要がありました。
(ベンチに追加の《ルギアV》を置かないという選択肢は相手のベンチに《ムゲンダイナVMAX》が準備できていたため除外)


ただ、その条件を満たすポケモンは《大きなおまもり》付きの《イベルタル》しかおらず、結局用意できたかというと怪しいです。

予選4戦目【ミュウVMAX】

後攻1ターン目に《博士の研究》を使うも、バトル場とベンチに《ルギアV》1体ずつしか置けない展開。
先行2ターン目に《ミュウVMAX》にバトル場の《ルギアV》が倒され、《博士の研究》《ルギアVSTAR》を引きに行くも引けず。
そのまま3ターン目にはサイド4枚取られてしまう展開に。


最終的には《ドラピオンV》に4エネ付けて《ツツジ》《頂への雪道》を引きに行ったが、引けず敗北。


2ターン目に《ルギアVSTAR》に進化できなかったのは不運ではありますが
後攻1ターン目に《イベルタル》が置けていれば話は少し変わったかもしれません。


1ターン目の《博士の研究》では、《クイックボール》《ハイパーボール》も触れていませんでしたが、《キャプチャーエネルギー》は引けていました。
しかし、《博士の研究》を使う前に別のエネルギーを付けてしまっていたため、使うことができませんでした。


そういう意味で、この後攻1ターン目の行動が1番勝敗に影響したかもしれません。

終わりに

結局、2勝2敗と残念な結果となってしまいましたが、デッキ選択は間違っていたのでしょうか。
その日の同会場でのベスト4は《ルギアVSTAR》二人、《ミュウVMAX》二人でした。


両方とも有利に戦えるデッキと認識しており、優勝を目指すという目的としては誤ってはいなかったのではないかなと思います。
ただ、今後のシティリーグで有力なデッキとなるかは難しいかもしれません。


同日の別の会場では、《ジュラルドンVMAX》《アルセウスVSTAR》+《カプ・コケコVMAX》のような

はっきりと《ルギアVSTAR》を意識したデッキも結果を残しており
《オーロラエネルギー》を採用しないことによって失ったサブアタッカーによる柔軟性は、これらのデッキに当たった際に勝敗に大きく響くかもしれません。


今年は久しぶりの開催となるWCSに参加し、有意義なものとなりました。
ただ、今シーズンという括りでみると序盤から躓いてしまっているので、CLや今後のシティリーグで巻き返せるように頑張りたいと思います。


それでは、今回も読んでくださってありがとうございました。
皆様、良いお年を。

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このコーナーは私が個人的に美味しいと思った麺屋を淡々と紹介するだけです

店名:喜多方食堂 麺や玄

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とても美味しい鮪丼が食べれるラーメン屋。

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そう願うほど、とろけるような上質なトロをいただけます。



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このコラムのライター

てるる

てるる